試合について

ファースト11

SofaScoreより。

4-3-3

マルティネリ、トロサール、サカ

ハヴァーツ、ライス、オーデガード

キヴィオール、サリバ、ホワイト、パーティ

ラムズデイル

サブは、エンケティア（46 トロサール）、ヴィエラ（56 ハヴァーツ）、ジンチェンコ（56 パーティ）、ジョルジーニョ（84 オーデガード）、ジェズース（90 ライス）

 

今回のスターティング11は、さすがに当てられなかった。

まず、LBのキヴィオール。トミヤスのサスペンションで彼が抜擢された。

ジンチェンコがLBでスタートするか、スタートするとしたら、RBのパーティとどういう役割になるかという点で個人的には注目していたが、まさかキヴィオールとは。そのポジションでプレイしてもおかしくなかったビッグガビは、これで3試合連続ベンチ。なんと奇妙な。

後半に登場したジンチェンコはフィットネスに問題があったようには観えないので（彼は4.5ヶ月もアウトだったのだからと、アルテタはスターティングに選ばない理由を示唆していたが）、やっぱりRBとLBの両サイド同時にインヴァートするやりかたは考えていないのかもしれない。実際、56分のジンチェンコの登場はパーティと入れ替わりだった。

それと、9でスタートしたトロサール。彼をスタートから使ってほしいというファンの声は日増しに高まっていたので、彼がここで出てきたのは納得できる。だが、今回はフォルス9としてチームとどうにも噛み合わず、アルテタのサブには珍しく、彼はハーフタイムで下げられた。

いつもサブの判断が遅いアルテタが、ハーフタイムで決断するのは、いつぶりだろう？ ハヴァーツ、パーティとヴィエラ、ジンチェンコに変える判断も彼にしては比較的早かった。それだけチームがうまくいっていないと感じたのか。それとも、ジンチェンコはスタートさせてもよかったくらいに感じていたのか。

久しぶりのジェズースは残念ながら、あの時間ではインパクトを見せることはなかった。それに短い時間だったが、あの様子だとつぎのマンUでスタートからプレイするかどうかも怪しく思えてきた。とくにエディが好調だと。

ところで、ぼくらはESRやネルソンはいつ観られるんだい？

マッチスタッツ

『BBC Sport』より。

あんな結果だったので、試合後はなんだかとてもネガティヴな気分になっているが、冷静に試合内容を考えると、アルテタが「去年より10倍よかった」というのはさすがに大げさながら、まあよかったのはたしかだろうと思う。ライスなんかは、3試合めにしてどんどんチームの中心になっていく感はあった。

もし、あの1分の失点がなければ、終盤のセットピースでの失点があっても2-1。われらにとっては、ただの、よくある、ゴールするまでやや苦しんだ試合として終わっていた可能性が高い。

Understat.comによるxGは、3.23 vs 0.85。

ホームでフラムのようなチームに0.85もチャンスをつくられるのは不本意だが、3.23のチャンスクリエイションは悪くない。たしかにこの量のチャンスがあれば、4-5点はほしかった。

Arsenal (3.01) 2-2 (0.46) Fulham

— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) August 26, 2023

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