ブレントフォードについて
現在PLで11位。10位のチェルシーと同ポインツ(16)。
21/22シーズンにPLに初昇格&初戦でアーセナルに2-0勝利、ベン・ホワイトのアーセナルデビューで、ラヤとToneyのロングボール戦術には随分苦しまされた。ラヤは首にその日付のタトゥーまで入れてしまったという。あの日のことはまだ思い出せる。
多くの昇格チームがPLに定着できずに短期間で去っていくなかで、彼らはあれ以来3シーズンPLに残っているので、けっこうすごい。
今シーズンの彼らは、内容もまずまずなようで、PL12試合を消化したここまでのxGはリーグ6位、アーセナル(7位)より多い。Understat.comのxPTSは7位で、5位のアーセナルとそこまで大きな差はない。
テーブルでの差ほどには、両チームのクオリティ差はないようだ。
フォーム
8月末から6試合勝ちなしの期間があるが、PL直近6試合ではW3 D1 L2。
トップチームとの対戦ではToT(H 2-2)ドロウ。マンU(A 2-1)、チェルシー(H 0-2)、リヴァプール(A 3-0)には敗けている。
PLホームではシーズンスタートから4試合勝ちなしのあと2連勝中(バーンリー、WHU)。
チームニュース
Aaron Hickey、Rico Henry、Kevin Schade、Josh Dasilva、Mikkel Damsgaardがアウト。
Ivan Toneyがアウト(1月までの長期バン)。
Keane Lewis-Potterがダウト。
Head to head
リーグカップ2試合を含む直近6試合で、ブレントフォードはアーセナルにW1 D1 L4。
もっとも最近の試合は、9月のリーグカップでアーセナルに0-2敗け。
【マッチレビュー】23/24 カラバオカップR3 ブレントフォード vs アーセナル(27/Sep/2023)ESRの復帰 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
ブレントフォードの戦術について by エイドリアン・クラーク
AC:サリバとガブリエルは、PLではさほど頻繁にふたりのストライカーと対峙することはないが、ブレントフォードがフロント2で来ることはありえそうだ。
トーマス・フランクはいつもは3-5-2で、Bryan MbeumoとYoane Wissaをアップトップに使う。彼らはIvan Toneyの不在でも力強い存在であり、とくに6ゴールのMbeumoの動きやフィニッシングは素晴らしい。
われわれのDFたちは、できるだけ彼の弱い右足を使わせるようにしなければならない。Mbeumoより左足でゴールを決めている選手はHaalandとSalahのふたりしかいない。
スタイルとしては、ブレントフォードはフィジカルで空中で強い。彼らより多くヘッダーでショッツしているチームはないし、セットピースからのxGはリーグベスト。ボックスにクオリティあるボールを入れさせないことがとても重要。
アルテタのゲイムプランは、彼らのバックのペイスをテストすることかもしれない。インターチェンジする動きと、クレヴァーなコンビネイションプレイ。それで、5人ののっぽDFをテストする。
われわれが避けなければいけないのは、ホームチームの強みがあるのに希望的クロスを放り込むこと。
DFのEthan Pinnockは、今シーズンのPLで空中戦最多勝利で、頭でのクリアランスはCBパートナーのNathan Collinsが1位、Pinnockが3位。
ブレントフォードは、ボールがないときもとてもよくオーガナイズされているため、彼らをブレイクダウンするには忍耐が要求されるかもしれない。またわれわれは、アウェイでの際立った守備記録を維持するためには、相手のロングパスとクロスに対処する必要がある。