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【マッチプレビュー】23/24 EPL バーンリー vs アーセナル(17/Feb/2024)5連勝を目指す

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  1-2

Sky Sports (Jones Knows) 0-2

WhoScored.com  0-3

妥当。

Chris Sutton:わたしはこの試合に行く。みんなが考えるようにアーセナルが楽に勝つとは思っていない。

おかしなことを云うと思われるかもしれないが、わたしはリヴァプールに敗けたときのバーンリーにはとても感心した。彼らはいいスタートをして、よくオーガナイズされており、チャンスもつくったし、ビッグチャンスさえあった。ただ、それを決められなかったのだ。

結局、ああいう競った試合でいくつかの個人エラーから彼らは代償を払うことになった。彼らはPLに残りたいのなら、ああいうことはもうできない。

それに、わたしがアンフィールドでのコメンタリでも述べたことだが、クラレッツは勝てる試合を落としていい立場にはいない。彼らはシーズンを通して3勝しているが、降格圏を脱出するなら少なくともあと3勝は必要になる。だから、彼らは毎試合を「マストウィン」な試合としてアプローチする必要がある。それにはこの試合も含まれる。

いっぽうテーブルのもう一方のはじっこにいるアーセナルにとっても、この重要性がわかっている。ガナーズは、先週末にウェスト・ハムを一蹴し、さらにここで集中をつづける必要がある。なぜなら、彼らのタイトルの望みはとても小さなエラーのマージンしかないから。リヴァプールも同じだ。

アルテタのチームは、リヴァプールとウェスト・ハムを倒したばかり。したがって、この試合は現在の連戦のなかではもっとも楽な試合かもしれない。しかし、ノッティンガム・フォレストやクリスタル・パレスを含む4連勝があったとしても、それでもバーンリーは危険なフィクスチャだ。彼らは命がかかっている。

アーセナルが勝つとは思う。昨シーズン、ガナーズはいいスタートをして後に崩壊した。今シーズン、フェアに云えば、彼らの前半のパフォーマンスは息を呑むとか、爽快でもなかったが、今回は彼らの番かもしれない。もしそれが可能なら、これはいいやりかたかもしれない。

Jones Knows:バーンリーは、アーセナルのセットピースマシーンを止めようとして足が震えてしまうだろう。Vincent Kompanyの選手たちは、そういった状況では不器用だ。彼らは、セットピースから12失点、リーグワーストの11.16xGを喫している。

いっぽうで、アーセナルはセットピースからリーグベストの16ゴール。そこには、ホームでバーンリーに勝ったときのコーナーからの2点が含まれている。

デッドボールでは、デクラン・ライスがアーセナルの強みにおけるキーパートを担うようになっている。ライスは、最初のPL20試合ではたった3回しかコーナーを蹴っていないが、それ以来彼は4試合で12回も担当し、アシストが3つ。そのうちのふたつはウェスト・ハムだった。

彼の左からのインスウィングの配球は、たいていぴったりだ。今シーズン、バーンリーのGK James Traffordはハイボールのような戦術にさらされている。したがってわたしは、ライスが前回対戦でゴールしたサリバ、ブルドージングするガブリエルにボールを供給するチャンスがあると思う。彼は今シーズンのPLで4つのゴールを決めている。

アーセナルのセットピース

試合のみどころ

セットピース最強のアーセナルと、セットピース(ほぼ)最弱のバーンリー。

以前なら、フィジカリーに貧弱なアーセナルとガチムチのバーンリーという構図というほうがわかりやすく、この立場は逆でもおかしくなかったように思える。それが、いまやアーセナルが誰よりガチムチになってしまい、フィジカリティを武器に相手をいじめる立場に。なんという時代の流れ。

ということで、この試合はひきつづき、コーナーやフリーキックなどアーセナルのセットプレイはみどころになる。これだけうまくいくと、もうそれは毎回みどころである。

WHUでも思ったのは、アーセナルがこれだけセットピースで注目されていてるのだからルーティーンも事前に研究されているはずで、WHUがあんなふうにイージーに失点を許すのは不思議な感じもした。だが、ニコ・ヨヴァーはわかっていても対処できないことをやろうとしているということなのかもしれない。一歩先を行く漢。

そして、今回はどんな工夫をしてくるのか。それをみつける楽しみがある。

それと、今週はサカやオーデガードのフォームについての話題が多かったので、彼らのひきつづきの活躍は注目。

サカはクリスチャーノよりも優秀で、直近のフォームランキングでもトップ。バークリーすげえな。これはナショナルチームに復帰もするわ。

そして、先日はヨーロッパでもトップクラスのクリエイターというスタットも話題だったキャプテン。

アーセナルの選手で、PLでのminutes-per-chanceで彼より優秀なのはエジルとファブレガスだけという。早くもこの伝説的なクリエイターふたりと並び称されるとは。なんというファンタスティック。

こんなファインフォームのふたりながら、ちょっと興味深いことがある。それは、意外にもこのふたりは云うほどコンバインしていないという事実。WHUでのふたりが絡んだアシスト&ゴールは、PLで44試合ぶりだったということ。ほんとかな?

チームのトップクリエイターとトップフィニッシャー、しかも同じサイドでプレイしながら、こんなにアウトプットが少なかったとは驚いた。

だから、この試合ではふたりのコンボにも注目しよう。ケチャップのフタは開いているはず。

 

キックオフは、日本時間で2月18日(日)の0:00。今晩。

またたくさんゴールが見たい。もちろん勝ちましょう。

COYG!



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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