これは、このチームのベストパフォーマンスのひとつと云ってよい試合だったのでは。とくに前半。
あの水曜のポルトガルでのダ・ズ~ンからの中二日で、あのウルトラハイエナジーなスタート。あれはすごかった。やべえほどの決意が見えました。
ひとつの試合で4点もぶっ込んでなお、「もっと取れたよな……」などと思えてしまう攻撃の爆発ぶり。そして守備の盤石ぶり。
なんてこった。アーセナルが強すぎる!
この試合を振り返ろう。すっかり興奮も冷めたところで。
Arsenal thrash Newcastle to underline title credentials
アルテタの試合後コメント「勇気が報われた」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。
アルテタ:(ファンについて)彼らはすごかった。ほんとうにありがとう。それがとても違いになった。スタートからのコレオグラフィ、色、インテンシティ、エナジー。みんながこのチームを変えてくれた。
チームがあんなに発奮してプレイしたのは偶然ではない。ありがとう。
(前回のSJPでのフラストレイション)ニューカッスル戦の準備をしていた日から、試合を通して見せたあの決意、アグレッション、クオリティ。相手はトップチーム、トッププレイヤー、トップコーチがいる。だから、観ていてすごくうれしかった。
わたしには、自分たちの望むものが見えた。われわれは、CLのビッグゲイムに慣れる必要があるし、今日はその2日後だった。なにか疑いがあるのなら、それを実行できるし、これからは一貫性をもってそれをやっていく。
スタッツが示しているものは、多くの素晴らしい仕事だ。すべてのスタッフが選手を助けるためにやったこと、そして選手たちも集中していた。今日は物語だ。結果があり、いいものも、悪いものも、学び、つぎに進む。もっとよくなっていく努力をする。
われわれが決めているゴールの量もとてもうれしい。つくっているチャンスもそうだし、さまざまな選手が、いろいろなやりかたでそれをやっている。
TNT Sportsのインタビュー via The Guardian
すべてがよかった。あのはじめかた。アグレッション、ポジティヴィティ…… チャンスをつくり、チームは止まりたくなかった。ステディアムの雰囲気も激ヤバだった。わたしはとても満足。
とてもいいチーム相手に2-0では十分はないとはわかっていた。だから、仕事を終わらせなければならなかった。そしてそれをやったのだ。
ジョルジーニョはとてもよかった。これは彼のための試合だと思っていたんだ。素晴らしい選手。
わたしはすべてのゴールが好きだ。ひとつはあんまりかっこよくはなかったからYouTubeには乗らないだろうが、どれも効果的だった。いろいろなやりかたでゴールしたことが、とてもポジティヴなのだ。
試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(SJPでの前回対戦からの反応……)
アルテタ:チームはグレイトパフォーマンスをやったと思う。試合の準備はたった1日半しかなかった。選手たちの功績だ。
すべてにおける彼らの実行のやりかた。インテンシティ、コミットメント、決意、アグレッション、すべてにおける進歩、われわれはボールを持ってそれをやっていた。あのチーム相手に大いに勇気をもちプレイしたし、それが報われた。われわれがこの試合に勝利にまったくふさわしいと思う。
(またセットピースからゴールが生まれていてニコラス・ヨヴァーにはボーナスがある?……)
そこはオーナー次第だね! われわれがいろいろなやりかたでゴールを決めているという事実、いろいろな選手からでもある。これはとても満足できることだ。
今日のわれわれはもっとゴールしていたかもしれないし、これを継続していかねばならない。まだもっとよくなれる部分を進歩させつづけなければならないし、もちろんもっとよくなれる余地はある。また、選手も戻って来るし、いまやっていることもある。それがとても重要なのだ。
(ビッグマッチでのジョルジーニョの役割について……)
彼はトッププレイヤー。とくに相手が特定のふるまいや特定のセットアップをするとき。
わたしの試合の想像では、彼はビッグインパクトを出すだろうと思ったが、こうも思った。このレヴェルでそれをやるには、彼には安定したプレイ時間はない。だから、これは彼の功績だよ。今日の彼は素晴らしかった。今日もだ。
(ジョルジーニョもほかの選手もいま絶頂にいる……)
彼は間違いなくそれ(ワールドクラス)だが、今日のチームは個人でも際立っていたと思う。あのプレイでこのチームはさらに基準を上げた。
ニューカッスルはトップサイドであり、とてもよくコーチされている、今日われわれがやったようなことはやるのはとても難しい。彼らをあのようなポジションに強いて、あんなふうに苦しめる。だから、選手たちを褒めないと。
(ヨーロッパでの試合後のPLでは21試合敗けなし……)
スタットをどうも。それは知らなかった。それが示しているのは、われわれがいかに欲しているかということだ。選手たちの回復に全力で努めてくれたスタッフたちの功績でもある。
わたしは、ポルトにいたときから、チームはこの試合に準備ができていると感じていた。もっとうまくやれることがあったはずだと、彼らはもう翌日には試合をしたがっていた。そのリアクションを観ることができたのはグレイトなこと。ステディアムのサポートを観ることができたことも。これからもやっていこう。
(多くのゴールを決められるようになったのは何がクリックしたので?……)
このチームは、フォームであり、いいときを過ごしており、選手たち個人もパフォーミングしている。いまフロウしていることに秘密はない。いろいろなやりかたでゴールを決めていて、われわれはもっとほしい。
われわれはひとつ決めたら、つぎを決めたくなり、3つ、4つと決めたくなる。わたしはチームのそのメンタリティが大好きだ。
(試合を終わらせるメンタリティでの違い……)
われわれはそれをやらねばならない。なぜならわれわれは去年たくさんの試合を勝ち、今年はもっとふさわしいとき、もっと生み出している。わたしは、今日はもっとやれたと思っている。だが、われわれはもっと自分たち自身に要求していく必要がある。
(現在のフォームを維持するカギは?……)
毎日ベストのやりかたでトレインしていて、自分たちの世話をし、まずは自分たちはそれができるのだと信じること。そういうことかもしれない。
つねに進歩できるし、つねにもっとよくなれる。そして選手が戻り、チーム内ではより競争が増える。より代替があり、試合にインパクトを出せる選手が増える。とくに、自分たちならそれができると信じる選手たちが。
(成熟さにおいて水曜と今夜を比較して……)
こういう結果なら、そういうことも云われるだろう。
もしマルティネリがボールをブカヨに通して、ブカヨがゴールしたら何が起きる? これがフットボールだ。ボールを失ってしまい、彼がそれをコーナーで決める。そうなれば、われわれはもっとうまく試合をマネジしなければならない。
そうじゃなかった。われわれは、今日やったように大いに勇気をもって守った。なぜなら、われわれはポルトでも素晴らしくよかったからだ。しかし、そこではわれわれは今日ボールを持っていたときにやったように、勇気が十分ではなかった。だから、そこは失望していたところだ。
(今日のエミレーツステディアムの雰囲気……)
非常にインプレッシヴ。アティチュードとエナジーを変えてくれたみんなには、たいへんに感謝する。クラブもお礼を云いたい。なぜなら、ホームであのアトモスフィアを生み出す助けをしてくれたから。それがチームにとても大きなインパクトになった。ありがとう。
(雰囲気づくりにおけるあなたの役割は?……)
われわれは世界のベストクラブになりたい。そして世界のベストクラブになるために、われわれにはベストステディアムとベストアトモスフィアがなければならない。そこは間違いない。
(ポルト戦のリアクションについて……)
キャラクター、パーソナリティ、そしてチームがより多くを求めているという事実。
スポーツでは、ものごとが起きるのは理由がある。そこに学ばねばならない。3日間、自分を憐れんでいたら、どうなる?
これは学習だ。われわれはそれをやり、結果で泣いてる場合じゃない。われわれは、なぜそれが起きたのか理解する必要があり、もっとよくなっていく。そして、それがエナジーになり、選手についてくる。彼らはそれをやったのだ。
以上
最後のウィロックで、なんなら5-0の気分だね!
リヴァプールは主力のケガで、アンフィールドとは言え3/10のシティ戦は危ないと思います。
アーセナルとシティのマッチレースの確率が高くなってきました。
3/30の決戦に向け、現在の好調を維持して欲しいです。
では、来週までしっかりケアしてくださいね。
サリバがラマダンに入る時期にエディハド戦なのがやや気がかりです。