試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、ハヴァーツ、サカ
ライス、ジョルジーニョ、オーデガード
キヴィオール、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、トロサール(64 マルティネリ)、エンケティア(76 ハヴァーツ)、ネルソン(76 サカ)、ESR(76 オーデガード)、エルネニー(89 ジョルジーニョ)
あの精神的にもタフだった水曜から中二日、ポルトガル遠征まであって、前回の11人からひとりしか変えず。トロサールOUTでジョルジーニョIN。
ベンチにはしばらくぶりにジェズースも入ったが、「彼にはリスクをかけられない」ということで出番なし。パーティとジンチェンコはまだだった。
今シーズンでももっと以前の試行錯誤なチームなら、このブログで予想したように、フィットネスのために彼らの変更に加えてエンケティアINのネリOUTみたいなこともありえたと思うのだが、行ったのは最小限の変更だけ。なにしろいまはこのレギュラーチームが万全。
いっぽうで、エディ・ネルソン・ESRというベンチのほうのレギュラーチームをいっせいに入れたのが76分。そのとき、すでに試合は4-0で実質的に終わっていた。逆に、アルテタはそうでもないと安心して彼らをピッチに出せない。
だが今回、この件でアルテタにあまり文句も云えないと思ったのは、失点シーン。
83分ニューカッスルのクロスを上げた選手のランについて行かなかったのは、ネルソンだった。あれはあきらかにギルティ。あとでビッグガビに叱られてもおかしくないやつ。もうああいう試合だったから多くのファンは気にもしていないだろうが、当然アルテタは観ていただろう。
4-1のスコアラインだろうが、試合が終わる瞬間まで守備の指示で声を枯らすような彼のチームで、ああいうメンタリティは致命的になりうる。彼もばつが悪かったのか、その後には相手選手のランに着いていこうとする姿が観られた。だが、一瞬の気の緩みが命取り。レギュラーとサブの意識の高さの違いを観た気がした。
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
この試合はとにかく前半だろう。アーセナルのあまりにもインテンスなプレッシャーで、アウェイチームは窒息しそうなほどだった。アーセナルが前半ファイナルサードでボールを奪った回数が11。彼らの前半ショッツがゼロ。もちろんxGも0.00。
※追記:この試合、アーセナルがファイナルサードで彼らからボールを奪った回数は14で、今シーズンのアーセナルで最多。前半の11は、今シーズンのPLでも最多ということ。それと、ニューカッスルの前半ショッツゼロは2014以来10年ぶり
いっぽうのアーセナルは前半、ショッツ11、SoTが4、BCが2。われらにとっては、もはやペナルティみたいになりつつあるコーナーが6。2-0で終わってホッとしたのは、ニューカッスルの皆さんだった。
ただし、HTをはさんだ後半は前半の勢いがつづかなかったのは、アタッキングモメンタムを観ても歴然。あれをつづけるのは、フィットネス的にもとうてい無理な相談だった。
後半のポゼッションは45% vs 55%と、アウェイチームが勝っているほど。それでも、われらは相手にまともなチャンスはつくらせなかった。この試合の彼らのコーナーはゼロである。
試合全体を通して、彼らのショッツは3(SoT2)で、それぞれそのうちのひとつはあのウィロックのゴール。
最近のアーセナルは、ゴールを多く決めるだけでなく、ほんとうに相手に何もやらせなくなっている。ポルトといい、今回といい、これまでどおりあまりにも少ないチャンスで失点しているという事実はあるけれど。相手のゴール可能性を最小にしているのはたしか。
Understat.comによるxGは、2.59 v 0.22。アーセナルの支配的パフォーマンス。
18分、コーナーからのビッグガビのアレは、OGになっている。それも入れると今回もセットピースからG2。これはコーチにボーナス出さないわけにはいかない。
最後のウィロックで、なんなら5-0の気分だね!
リヴァプールは主力のケガで、アンフィールドとは言え3/10のシティ戦は危ないと思います。
アーセナルとシティのマッチレースの確率が高くなってきました。
3/30の決戦に向け、現在の好調を維持して欲しいです。
では、来週までしっかりケアしてくださいね。
サリバがラマダンに入る時期にエディハド戦なのがやや気がかりです。