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【マッチレビュー】23/24 EPL バーンリー vs アーセナル(17/Feb/2024)トップフォームで新記録

ウィンターブレイク以降の劇的フォーム改善。トレイニングキャンプがカギに?

The stats behind Arsenal’s prolific start to 2024

今年はPLでもウィンターブレイクがあって、アーセナルの年末年始にもちょっとしたお休み期間があったのは、まだ記憶に新しい。

だが、いまこんな有頂天なので、われらのウィンターブレイク前がどのような状態だったか、忘れているひとがいるかもしれない。わしが思い出させてしんぜよう。

赤線がドゥバイキャンプ。その前のアーセナルはW1 D2 L4。すべてのコンペティション7試合でたった1勝しかできず。キャンプの直前は3連敗している。PLに限定するとW1 D1 L3。

この年末の苦しんでいた期間は、チャンスはつくっているのにとにかくゴールができず、あらためてストライカー待望論が加熱した。相手のディープブロックを崩すのにたいそう苦労した。ケガ人もいた。それとゴールをセットピースに頼りすぎという課題もあった。ハヴァーツがスケイプゴートになったりもした。

この間、強敵BHAには勝っているし、アンフィールドのリヴァプールでも互角に戦うなど、すべてダメダメだったわけではないものの、PLフラム(A)など明らかにチームとしてのフォームの落ち込みを感じさせる試合もあった。チームと同調するように、低フォームに苦しむ個人もいた。

それが、キャンプ後。

打って変わって5連勝。しつこいようだが21 v 2。スランプのズンドコから、タイトル争いへ再び参戦するなんて、まるで生まれ変わったみたいである。

これは、やはりウィンターブレイク効果、あるいはドゥバイでのミッドシーズントレイニングキャンプ効果なのか。

以前アルテタは「ウィンターブレイクはミニプリシーズン」と述べたことがある。彼は、毎シーズンのようにプリシーズンの重要性について語っており、そこで行うチームの準備がシーズンにとっていかに重要になるか、認識していた。

今回のドゥバイキャンプについては、(バッドフォームを)リセットする機会という話もしていたが、結果的にそれ以上の効果になっているようだ。

すでに上に書いたように、このすべて勝った5試合のなかにも進歩がある。今回のバーンリーはそれを感じさせる内容だった。

シーズン後半にフォームを落とし、惜しくもタイトルを逃した去年。その反省から学んでいるとは、今年のアルテタが再三口にしていること。PLタイトルを争ううえで、チームがいかに勢いを保ち、一貫性を維持していくかは、今後の最大のテーマになる。

今年のこのウィンターブレイクでリセット&リチャージした実績も大きな学習材料になるはず。シーズンの残り13試合、それをチームマネジメントにおおいに役立ててもらいたい。

セットピースの攻防

今回、注目して観ていたらけっこうおもしろかった。

とくに、コーナーキックでホワイト対策をやろうとしていたバーンリーの守備。

前回のWHUを観ていたら、あんなふうに簡単にGKをスクリーンさせてはさすがにまずいわけで、それをさせまいとGKの周辺でホワイトが執拗なマン2マンマークをされていた。

まあ、べつにああいう風景は一般的にもよくみる光景ではあるのだけど、あれはWHU後だったから、とくにそう思えてなんだかおかしかった。これからフルマッチ観るというひとがいたら、チェックしてみてね。

残念ながら、今回はフリーキックからもコーナーキックからもゴールはなかったが、今後もゴール前の攻防はチェックしていこう。

それと、スローイン。今回はハヴァーツのゴールは、キヴィオールのスローがアシスト。

今シーズンのアーセナルでスローがアシストになるのは3回め?だそうで(※ソース失念)、やっぱりそれも狙っているのだろう。

 

この試合については以上

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