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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(14/Apr/2024)二兎を追うもの

Hi. 元気ですか。

バイエルンとのCLのタフな試合が終わり、今度はPLに戻ってアストン・ヴィラ。3チームが僅差でタイトルを争うなかで、こちらも当然敗けられぬ戦いであり。とくに今回は、ホームとはいえ今シーズンはすでに一度敗けている相手とあり、まったく油断できず。

今回は、今シーズン敗けなしの勢いを維持し、つぎのドイツでのCL試合を見据えつつ、ある程度スクワッドを調整しながら、それでいて絶対に勝つ必要がある。まさにトリッキー。

しかし、これぞ、トップチームでいることの醍醐味といえよう。アーセナルでは、しばらく味わえなかったもの。噛み締めているよ。



アルテタの試合前コメント「この2週間どの試合もわれわれの将来を決める」

昨日行われた記者会見。AFC公式サイトより。

(トレイニングを回避したガブリエルはフィットする?……)

アルテタ:試合までにはもう一日あるので、全員起用できるかどうかは明日みる。

(バイエルンのあとほかのケガ人は?……)

何人かいるが、もう一日で問題なくなればよい。

(バイエルンの試合で得たものについて……)

リアクション。だがバイエルンは終わった。いまはアストン・ヴィラ。アストン・ヴィラだけに集中している。

(サカは火曜の夜から落ち着いた?……)

イエス。今朝の彼は問題ないように見えた。48時間考える時間もあったし、済んだことだ。

(アストン・ヴィラについてもっとも感心するところは?……)

ウナイが来てから彼らがやってきたこと。彼がクラブに来てから、パフォーマンスと一貫性の面ではとても大きなインパクトがあった。彼らがやっていることは信じられないものだ。彼らもまだヨーロピアンコンペティションにいるし、昨夜プレイしたばかり。彼らのやっていることはすごい。

(3つのタイトル候補のうち最後にプレイする難しさがある?……)

結果を知ることになるが、われわれには自分たちの試合に勝つ義務があるし、それしかコントロールはできない。それはもう何度か起きていることであり、今後数週間のうちにもまた起きること。だから、われわれは自分たちにできることに集中することだ。

とてもよいチームを倒すために、なにをやらねばならないかを確認していく。

(来シーズンから半自動オフサイドが導入される件……)

たしか全会一致だったはずで、それが意味するのは、それがもっとよくなり、もっと早くなり、もっと効率的になるということ。だから、うまくいくことを願っている。とてもポジティヴなものになってほしい。

(ジュリアン・ティンバーはフィットしそう?……)

彼にはまだいくつか踏むべきステップがある。試合でプレイする必要がある。少なくともU-21の試合、それと非公開試合も。

彼はトレイニングではすべてをやっていて、あとはマッチフィットネスを得るのと、トレイニングとは違うフルマッチでほかの選手たちと競うこと。

(彼が戻ったらチームに何をもたらす……)

多くのことを期待する。われわれがトレイニングで見ている、あるいはフィットしていたときに見られたすべて。彼はチームに大きなインパクトをもたらすと思うよ。

(いまのチームの勢いにどれほど満足している?……)

とてもよいものだ。つづけていきたい。いまシーズンでもっとも美しい部分が来ている。とても忙しいスケジュール。とても強い相手とのとてもタフな試合があり、相手を倒すためにわれわれもとてもよくいなければならない。

(リーグテーブルのトップが18回も変わっている件……)

それは知らなかった! あと6週間ずっとそこにいたいね。18は美しい数字だ。わたしは8がとても好きなんだ。自分のナンバーでもあったしね。18までつづけよう!

(選手たちはプレッシャーにどう対処している?……)

それはやる気だと思う。彼らはもうそれと付き合っていることもあり、自分たちがいまやっていることや、チームのパフォーマンス、試合に勝つことに超ワクワクしている。もっと望んでいる。

われわれは、タスクをわかっている。目の前にあるチャレンジも。それを勝つにはどれだけ強くならねばならないかも。トライしていくつもりだ。

(ヴィラはキープレイヤーを失っている……)

われわれは、つねに自分たちの有利を活かそうとしている。彼らがなにをしてくるかはわからないし、こちらでコントロールできることはない。

それでも彼らは昨夜は勝ったし、とても強いチームだ。だから、われわれは危険もわかっている。自分たちの強さもわかっている。勝つためにやるべきことをやる。

(CLとPLでのVARの違いについて……)

違いはある。オフィシャルが違うし、適応する必要がある。コンペティションにも、プレイでちょっとした違いがある。適応する。

(バイエルンの結果から選手たちは何を得た?……)

たくさんのものを得たと思う。とくにかなり支配的になることで、感情的に試合をマネジすることについて。リードしてから15分で逆転された。そうした試合に感情的に対処せねばならないのは、とてもタフなことだ。

わたしが思うに、チームはあの状況を素晴らしくマネジした。

まだハーフタイムだ。ミュニックにすべてがある。

(選手はフィールド上での感情を学ぶ必要がある?……)

それが、毎日取り組まねばならないものだと思う。そこにいるときにはたくさんの側面があり、自分たちのシステムのなかではすでに付き合いのあるものだし、チームとして彼らに対処できなければならない。

(エメリはミドウィークにマネジャーとして1000試合達成……)

信じがたいものであり、彼はそれを多くの異なる国でやってきた。たくさんの異なるコンテクストのなかで、素晴らしく成功してきた。

もちろん、彼はわたしの故郷からもとても近いところの出身で、彼には大いにリスペクトがある。

日曜のあとには、彼の健闘を祈りたい。いずれにせよ、彼のやっていることはとても素晴らしい。

(この2週間がアーセナルのシーズンを決める?……)

まったくもってそのとおり。なぜなら、われわれはすべてのコンペティションにいることも可能である。CLのセミファイナルへ行き、PLでトップにいること。あるいはそうじゃないか。

どの試合も自分たちの将来を決定づけるものになるだろう。

(1試合のことだけ考えるのは無理?……)

できる唯一のことは、その日にひとつの試合を見ることだけ。それができる唯一のこと。なぜなら、それが自分たちの集中を維持する唯一のことだし、その日にやらねばならないタスクを決めることだから。自分がコントロールできるのは、それしかない。

(PLを20年ぶりに勝つアーセナルのマネジャーに自分がなることを考える?……)

正直、そういうふうには考えない。わたしが考えるのは、つぎの相手を倒すためにやるべきこと。試合に勝っていまいるポジションを維持すること。まだまだやるべきことがたくさんある。

(それをやる難しさ……)

それがわれわれの仕事だ。ルートンの試合が終わって15分後には、ステディアムのオフィスでブライトンの試合を観ていた。時間がないからだよ。つぎの試合に向けて、準備はしなければならない。

(チームの守備がCLかPLを勝たせてくれる?……)

それはとても大きなプラットフォーム。試合に勝つリアルなチャンスをもたらす。そこは間違いない。われわれには一貫性があり、失点したときとしないときの違いも観える。これを継続してゆこう。

(選手をリラックスさせポジティヴにさせておく……)

彼らは、いつも異なるエリアや専門分野からの多くのサポートを受けている。われわれは、それを全員でやっている。チームと個人のムードについての理解もあり、それを正しいゾーンで毎日整えようとしている。

だから、彼らがパフォームせねばならないとき、われわれは彼らにそれを行うベストチャンスを与えている。

(そこに特別な秘訣はある?……)

彼らが特別かどうかはわからないが、技術はある。それをやるやり方があるし、うまくいくだろうと信じられるやり方、チームにインパクトをもたらすやり方がある。それが、われわれがやらねばならないことだ。

(ヴィラ・パークでのあなたのタッチラインバンについて……)

あれは経験だった。その価値はあったよ。イエローカードを受けて、ルールに従ったおかげで、わたしは上にいなければならず。それをやり、経験した。好きではなかったから、もう起こらないでほしいが。

(あれ以来あなたのふるまいは変わった?……)

わたしがこういうことを考えるようになった可能性はある。わたしがあそこにいればコントロールできたのか? それは違うものだ。

ここまではよくなっているが、シーズンのなかで、バンされた経験のあるすべてのマネジャーたちを見れば、シーズンのあるときに大部分のマネジャーがそこにいたのは偶然じゃない。

(いまはタッチラインにいるのが以前より楽になった?……)

適応しているのかもしれない。ルールはとてもアグレッシヴなものだった。われわれがイエローカードを受けるときには、いつも話すことだ。

いまは、ちょっとスムースになって、お互いから予想できるどちらのやりかたでも、より理解が深まった。

(自分の感情のコントロールがうまくなった?……)

そこは進歩があると思う。よくなったのか、悪くなったのかは知らないが。そこを判断するのはわたしじゃない。

結局は、わたしがどれほどクラブとチームを助けたいかだ。選手個人にできるだけ多くの試合でパフォームさせたい。それがつねに最終目的だ。

(ジェズースについてと、彼のプレイタイムを調整する必要があるかどうか……)

エリートスポーツで痛みなしにプレイするのは、とても難しい。とくにわれわれのいまのレヴェルなら。どの選手に訊いてみても、痛みはあると云うだろう。彼らはそれに対処せねばならない。

ガビーには、あのつねに乗り越えたがるタフネスとキャラクターがある。彼は、ケガ二関してはこれまでも困難を乗り越えてきたし、彼はあらためて準備はできている。

(落ち着きエナジーを伝達しようとしている……)

意識的かどうかはわからないが。皆さんはわたしを知っている。わたしがどう感じるか、それを隠すのは非常に難しい。

それがわたしの感じるところであり、選手たちに与えたいベストサポートでありマインドセットであり、そうしたときを楽しむ感情状態であり、それに向かっていく。われわれが10ヶ月もハードに取り組んできたものを得るための、信念と決意のリアルな感覚を持つことだ。

(シーズンが緊張感ある時間になっている……)

間違いなくそうで、選手たちは超集中し超覚悟している。チームがとてもうまくやっているとき、それに触らないことだ。彼らにやらせる。

彼らはグループとしてかなり成長したし、彼らには自分たちでいてもらいたい。

(ハヴァーツについてと、彼にNo.9として活躍するよう説得の必要があったか?……)

ノー。彼との最初の会話で、わたしは彼に自分の考えを伝えたし、彼のプレイをどう観ているかを伝えた。チームへのインパクトも。彼は、それに完全に賛成していた。彼はポジションを変えることもとても楽にやる。

彼はわれわれとやってきて、かつてはチェルシーでやり、ナショナルチームでやってきて、それに適応するキャパシティがある。もし彼の調子がよいなら、あとは彼の周囲に誰がいるかになる。そして、ポジションよりも彼に何を求めるかだ。

(彼はそこでより快適にプレイできる?……)

わからない。試合に依ると思う。相手のふるまいに依るし、その日の彼の役割にも。だが、彼が9としてより快適だとは云わないでおこう。

わたしが思うに、彼は9でもすごいが、8としても似たようなことができる。

会見のつづき。

サマリー。

  • Gabriel handball v Bayern? i didn’t notice until afterwards and the referee applied law correctly
    told not to do again just in case
  • Zinchenko importance? Still important player for us in any game
  • Strong bench = unhappy players? not unhappy as they are happy to come on and make an impact
  • Jesus impact anger? Decisions professional not personal and that is how players have to react
  • Jesus not started every game in 7 years but he can do it now if needed – depending how much he gets kicked
  • Liverpool? i have enough to look after in my garden. Difficult to win in every competition
  • Jesus knee will not impact his career long term
  • Lessons from Bayern and cope with occasion? more miles in car gives players more experience
  • First goal v Bayern a concern and damage confidence? Conceding goals does affect but it’s how we react – and they were exceptional – any other team collapses.
  • Football matches are a story

ガブリエルのハンボーは試合が終わるまで気づきもしなかったと。まあ、あそこでずっと試合を観てていてさすがにそんなわけないとは思うが、試合中あれに抗議したのはあの場にいた6万人以上のなかで数人だけ。スルーされてもやむなし。

さて、来シーズンからのPLへの半自動化オフサイド導入の件が話題になっている。これは、木曜日の株主総会で決定したとすでにPL公式からも発表されていた。

以前からその噂はあったし、実際にFIFAやUEFA(CLだけ?)の試合ではすでに導入されて実績もある。審判が正確になるのなら、いいんじゃないだろうか。スタジアムとTVでも映像ですぐリプレイが提供されるという。それは楽しみ。

それと、前回アルテタがタッチラインバンでベンチに入れなかったのがアストン・ヴィラ戦だったということで、その後のタッチラインでのふるまいについていくつか質問が出ている。

これについては、やはりあきらかにアルテタは以前より自重するようになっていると感じる。アクションが小さくなった(笑)。もっとも、今後もっと大きな興奮する瞬間がやってきたら、彼もどうなるかわからないが、無駄に注目を集める必要もないのでそれはそれでよいと思う。これもまた、アルテタが成長していることの一例かもしれぬ。

あとは、ジェズース。

セットバックもありケガは地味に長引いている。彼が「痛みを感じずに最後にプレイした日を思い出せない」と述べたことで、彼のヒザの調子に注目が集まっていたところだった。

アルテタは、キャリアに影響するようなケガではないとコメントしているものの、じつは本人がブラジルメディアに対して手術の可能性を示唆しているという。夏にはCopa Américaがあるそうで、もしヒザの手術を決断するなら、それもあきらめざるを得ない。

トップアスリートなら、ある程度ケガを抱えながらプレイするのはふつうのことだというが、手術を検討するほどの状態なら、残りシーズンに影響が出ないかちょっと心配だ。アーセナルの新シーズンにも影響があるかも?

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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