ひっきりなしに試合がやってきてブログが忙しいことこの上ない昨今、長文読まされるほうも大変と思いますがいかがお過ごしですか。
こうしてファン活動をハードワークしていても(最近は「推し活」というらしいですね)、最近のアーセナルはなかなか結果も出ないので報われる気がしない。信者としての苦行がつづいている。信仰心を試されている。おお神よ。信仰というのは、得てしてそういうものかもしれない。
さてCLが終わりPL。アーセナルのMD11の対戦相手は、チェルシー。@SB。
われわれのタフなシーズン序盤が終わったと思ったら、それがいつまでも続いている気分である。というか、今シーズンもマンUみたいに苦しむとばかり思っていたチェルシーはいつの間にこんなに上にいるのか。現在アーセナルよりひとつうえの4位。まあ、彼らの直近のフォームもそれほど褒められたものではないので、それよりもさらにアーセナルが悪いということなんだけども(ため息)。
やっぱりタイトル争いのプレッシャーがあるのかねえ。
われらもさすがにそろそろ勝たないと。
アルテタの試合前コメント「われわれより勝ちたがっているものはいない」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。 AFC公式サイトより。
(ライスは使える?……)
アルテタ:それについては曖昧にこたえるしかできない。彼が週末にフィットするかどうか、まだはっきりしていないから。
(彼はつま先を骨折した?……)
それもドクターに訊いてほしい。わたしが云えるのは、彼はまだトレインできていないということと、使えるか使えないかはっきりしていないということ。
(オーデガードはスタートできる?……)
スクワッドの全員がフィットするだろうし、試合でスタートできる。したがって、彼がさらなるステップを踏むに正しいタイミングか、あるいは早すぎるのかの決断になる。
(ハヴァーツとメリーノは?……)
明日まで彼らの様子をみる必要がある。カイは、ひどい裂傷を負ってプレイをつづけられなかった。ミケルは、あの前日は気分がよくなかったのでHTに下げることにした。
(最近の結果で、選手たちを発奮させなければならなかった?……)
勝てなければ、ムードとエナジーに影響する。しかし、ポジティヴなことはこの部屋の中でも外でも、わたしより勝ちたがっているものはいないこと。そしてドレッシングルームにいるものたちも同じ。
今日われわれはそれについてチームとMTGを行って、それをすぐに感じた。わたしは、自分たちがチームとしていかに優秀かという大きな信念も感じた。自分たちがミランでやったことを二度見返してみても、あのチームにあんなことをやったチームはほかにない。
しかし、それを勝利につなげなければいけない。なぜなら、結局はそれだけで判断がされるからだ。いかに相手を上回っていたか、よかったかではない。ゴールを決めたか、決めなかったか。
われわれには問題がある。そしてその問題は相手よりもっと多くのゴールを決めることで解決されなければならない。それだけだ。
(昨シーズンの似たような時期の経験を利用する?……)
結果はとても似ているかもしれないが、状況が全然違う。なぜボーンマスで完全な試合を失ったかを忘れているし、あるいはリヴァプールで勝てなかったとき何が起きていたか、われわれが受けてきた状況の量。
それはもういいとして、前回やったように一週間ドゥバイに行くようなことはできないが、2日間ならドゥバイに行ける。それが前にも後ろにも行ける解決策ならね。
いまチームは、昨シーズンのその時期の10倍はよいことをやっているし、そこはポジティヴな点だ。しかし、そういうことをはっきりさせ試合に勝つには、とくに特定の質問に答える必要はある。
(相手を考えるとこの試合は絶対に勝つ必要がある試合?……)
われわれは、この数週間であるポインツを失っているからとくに。その差はどんどん小さくなっていて、もう差がなくなっているという意味ではないが、将来はより完璧なものが要求されるようになるだろう。間違いなくわれわれは勝ちたいので、勝つための準備をしなければならない。頭のなかにあるのはそれだけ。
(チェルシーの進歩をどう思う?……)
Enzo(Maresca)のやっていることは、とても素晴らしい。だが、それは彼らが何年もやってきたことだ。Mauricio [Pocchetino]が最後の半年でやったことは、やばかった。彼らのスクワッド、クオリティ、選手の量を観てほしい。
Enzoのタッチがあり、彼のやりたいことがはっきりわかる。わたしは、彼が初日からずっと非常に勇敢で自分のやりかたに一貫性があると思っている。わたしは彼の考えかたがわかるし、彼を知る多くのひとを知っている。だから、彼があそこで大いに進歩していることはとてもうれしい。
(チェルシーにGDで負けている件と、シーズン終盤にそこが重要になりうる?……)
すべてが重要で、最終日にGDが重要になるかどうかはわからない。だが、そこは間違いなく念頭にはある。
(Cole Palmerの脅威にどう対処する?……)
その質問は、ここ一年くらいのリーグのすべてのマネジャーにすべき。彼はいまも試合のなかで正しくインパクトを出している。もちろん、われわれに計画はあり、それはColeだけにではない。しかし、彼らのすべてのクオリティと脅威を最小化し、弱みを利用する。ほかのチームと同じ。
(日曜に勝てなければタイトル争いは終了?……)
そこは考えていない。
(チームは今週リセットが必要だった?……)
われわれにリセットは必要ない。われわれに必要なのは、ひとつの具体的側面だ。それを95から100にする。それがなにかは云わない。
(PLで一貫性を保つことはなぜ難しい?……)
このリーグでもヨーロッパでも総じて、3日ごとにプレイするこのレヴェルではみんなが一貫性に苦しんでいる。勝つために熱は上がるしレヴェルも上がる。勝利に求められるのは完璧さ。だからとてもタフ。だが、それがタスク。
(PLクラブの格差は小さくなっている?……)
そう思う。
(クラブはケガに対処するには大きなスクワッドが必要?……)
実際のルールとして? それはとても難しいと思う。3日ごとにプレイしていれば、それが必要になるのは間違いないが。
(スクワッドは何人がいい?……)
人数ではなく、スクワッドのクオリティだ。そこがカギになる。人数だけでなく、あらゆる種類の選手から人数を持つことができれば。だが、問題はクオリティだ。
(マーティンが攻撃を改善させられる?……)
われわれはそこを要求されているが、それはあまり現実的ではない。それはチームについてであり、どの選手も攻撃で自分たちがやるべきことに責任を持つこと。そして、それをもっとうまく、一貫性をもってやる。
だが、間違いなくマーティンのような選手がいれば助けになる。彼はもうこのチームで3-4年も重要性を示してきた。
(マーティンはノルウェイのスクワッドに加わる?……)
彼の様子や明日のトレイニングを観てみよう。彼は起用できる。フィットしている。彼がプレイするなら、それは彼が復帰後にどう感じているか。そして、三者のあいだで決断する。
(マーティンはプレイできなかったときもスクワッドを助けていた?……)
彼はつねに周辺にいた。チームともつねに行動的だった。彼は自分の役割と責任をわかっている。彼はベストを尽くそうとしていたが、もちろんスクワッドやチームのなかに入っていなかった。だから、外側からチームとたくさんの機会を持とうとした。それは違うものだ。
しかし、わたしがそれについて思うに、とくに彼のやる気について語るとき、そこに問題はまったくない。
(彼が戻ればチームはクリックすると考えるのは単純すぎる?……)
われわれは、彼が助けになることを望んでいる。彼はずっとチームにとり素晴らしかったし、インパクトもあった。ひとつのフェイズだけでなく、べつの攻撃フェイズとリンクするフェイズにおいても。とくに、誰かから誰かへと伝える自分たちのやりかたにおいて。
彼はしばらく離れていたということもある。だから、彼がすぐにチームにインパクトを出せるよう祈ろう。
(今シーズン、100ポインツに到達するチームがあると思う? スタンダードが変わった?……)
とても難しくなっているとは思う。相手がどういうプレイをするかわからないし、なにかをやれるようなチームがあったとしても、みんなが苦しむし、たとえ勝っていてもそう。そこなんだ。ときどきは差があり、試合のなかで相手のほうがいいと感じることもできる。いまはよくないとか。
わたしは、ほかのチームよりもはるかに強いというチームは観たことがない。しかし、結局のところ事実は勝ちつづけねばならないし、試合に勝つための権利を獲るための道を見つけなければならない。
(最近の挑戦ではスクワッドのなかにある一体感が重要……)
それがこのチームの喜びだ。朝みんなに会ってこう思う「あのあと彼らはどんなふうに感じているだろうか、なにについて話そうか?」。そして、彼らがそこで注意深く耳を傾けている。
彼らはハングリーで、なにをやるにせよ彼らはもっとやりたがる。そこは信じられないほどだ。その渇望、一体感。それが彼らとともにワークすることの喜びだ。
(アウェイについてきてくれるサポーターと彼らのインパクト……)
ファンはすごい。彼らのチームに対する支援や応援のやりかた。残念ながらこの2試合では彼らに勝利をもたらせられなかったので、ロンドンダービーはそれをやるいい場所だ。
(アウェイ記録とその原因……)
ほかのこともある。対戦した相手のレヴェルも。なぜなら、われわれが今シーズンプレイしたアウェイ試合は、まだ誰もプレイしていないようなものだから。それに、そうした試合の半分を10人でプレイしているチームは、このリーグでは誰もいない。
(マーティンが復帰したらどういうシステムになる?……)
われわれは、今シーズンたくさんのことに適応せねばならなかった。なぜなら、たくさんのケガ人がいたし、たくさんの状況があった。とくにバックラインとミドフィールド。だから、そこはこのチームが学んでいることでもあるし、適応していることでもある。
多くのときで、それはとてもうまくいっていた。そして、ほかのとき、ときどきは欠いていたことがある。それは違うものだが、チームには間違いなくそれをやるキャパシティがある。
(昨シーズンに比べて10コの点でうまくやっていることについて……)
ポルトやバイエルンとの試合とインテルとのアウェイ試合は、まったく比較できない。しかし、試合の10か20の側面で、試合後のレビューもすべてすれば、そこはとてもはっきりしている。
つまり、最終的に結果を得なければならないということ。結果には失望したし、まったく違うものにすべきだった。しかし、それもフットボールの美しさだ。それをやっていたとして、試合に勝てなければ非常に悔しい。それには、いくつかの側面がある。
(ワニエリとジンチェンコが入ってチームのダイナミックを変えた件……)
(ニューカッスルとインテルの)ふたつの試合のなかで、ちょっとした違いがあったと思う。
ひとつは、ニューカッスルではわれわれはコントロールを失ったことがあり、そのふたりの選手がある側面では理想的だったこと。しかし、それで勢いを得ることはけしてなかった。
インテルではちょっと違って、ちょっとよかった。われわれには、どうやったら試合を変えられるかの理解が必要だと思う。
会見の後半。
サマリー
- Favourite moments as manager: One was a difficult moment in December, then Emile smith Rowe came in and changed things.
- How can one positive change things: Winning is the best formula for everything. To create momentum, it helps for everything.
- Chance for Arsenal to become superior?: What I said I haven’t seen a team be superior over one team. Margins are smaller.
- Open title race?: Anybody can lose two or three. Let’s be prepared when the bomb comes in.
- Still in the race?: Everyone is in it.
- Gabriel and Saliba: They give you the best possible chances to win. The whole team defensively has been exceptional.
- Raheem Sterling: somebody got it wrong, it was me. Picking a different profile for that moment. Big part to play?: Yes
- Arsenal in crisis?: I don’t like to attach specific moments. Anything that isn’t winning will create other stuff.
- Lack of goals a concern: Yes it is.
- Need to sign a striker: I don’t analyse it like that.
- Fresher Chelsea?: We’re used to playing 2/3 games a week.
- Managing workload: We have better resources, players that are used to it. Now we have many more.
- Anything you can do to change atmosphere: We don’t know where that clicked. Instead of Dubai it would’ve been a week at home. If they go to Vegas and lose I’m sacked.
- Low block: Newcastle especially, the scoreline had a massive impact. They normally don’t do that but we need solution, which is goals.
この後半部分の最初のやりとり。これまでのチェルシーとの試合のなかでいちばん印象に残っているのは、ESRを抜擢したあの試合だとアルテタは述べている。たしかにあのとき、彼をNo.10に大抜擢することで困難な状況を乗り越えた。たしかに、いまの状況と似た部分もなくはない。そう考えると、あのときのESRはいまなら誰なのか? 若くて? クリエイティヴで? センスオブワンダーな10? Say?
いや、毎回ワニエリワニエリ書いてるからちょっと自重しようと思って。まあ書くんだけど。
それと、去年のドゥバイでのミッドシーズンキャンプも効果てきめんだったので、それに関するやりとりもちょっと話題に。
(いまの雰囲気を変えるためにできることは?……)
そうだね。どこでクリックするかはわからないから。もしドゥバイに行くのではなく、一週間休んで一週間ラスヴェガスで夜を楽しんで、戻ってから2連敗したら、わたしは解任されているよ!
もしラスヴェガスへ行き、遊んでから3連勝したら、きっといま、あとで大活躍するから選手たちをラスヴェガスに送れと云われているだろう。しらんけど。
われわれは、なにか違うことをやるつもりだ。以来、わたしは少しでもムードやエナジー、信念のためになることをやろうとしている。選手たちがベストヴァージョンの彼らになれるように。それが、毎日やっていることだ。
なにをやっているのか気になる。
ベンジャミン・ホワイト「トミヤスはヤバい」
家でもフットボールは観ない漢、ベニー・ブランコことベン・ホワイト。試合前コメントじゃないが、このタイミングでAFC公式サイトが彼のロングインタビューをやっていた。彼がトミヤス(とオーデガード)について話しているのが、ちょっと話題だったのでそこだけ。
ホワイト:フットボールのなかで育ってきて、周囲には尊敬できる模範のようなシニア選手たちがいる。
これから始めようというとき、たくさんのいろいろな選手から学んでいこうとするものだけど、ぼくはいまでもそれをやっている。
ぼくらのスクワッドのなかにも、尊敬する選手が何人かいる。たとえばトミヤス。彼はヤバいことをやっている! 彼が準備のために行うエクササイズとか、ぼくがこれまでフットボールで観てきたものとはかなり違う。
それとマーティン・オーデガードのトレイニングもいいお手本だ。彼はつねにマッサージをしてもらってたり、水風呂に入ってたりとか、そういうこと。彼の準備とプロフェッショナリズムはすごい。
そうかそうか。