『Cyberpunk 2077』ですっかり忙しく。さすがにおもしろいわあ。
さてアーセナル。
PLの11試合を終えて15位(13ポインツ)と、ふつうならマネジャーの解任に現実味が出てくる状況ながら、不思議と落ち着いているのがなんだかおかしい。おかしいがそれが現実だ。考えてみれば世の中おかしいことだらけである。心配ない。
今回の相手は現在18位(6ポインツ)と降格圏にいるバーンリー。エミレーツに迎える。
それにしてもPLは今週またビッグチームスが軒並みポインツを落とすなど、相変わらず小さなマージンで競い合う混戦の状況だが、ボトムハーフを見ると降格候補のチームにはその傾向はあまりないようだ。1-2ポインツのなかにひしめいているトップハーフに比べ、数ポインツずつの差が開いているところが多い。最下位のシェフUにいたっては11試合で1ポイント。去年のPLにおいて台風の目みたいだった彼らが。わからないものだ。
アーセナルですら本気で降格を争うまでにはまだ余裕がある。
残念ながら、われわれはもう1勝くらいしたところで順位がジャンプアップするようなところにはいないが、それでもここから流れを変えてゆかねばならない。一歩づつだ。
この試合をざっくりプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメンツ「早く結果を出すことが必要」
試合前のプレス会見でのコメント。オフィシャルサイトより。
(最新のティームニュースは……)
アルテタ:マルティネリが久しぶりに45分間プレイした(U-21のAFCウィンブルドン)。彼はよかったし、試合をやり通していい感触があったようだ。トレインしている。
ダヴィは今日と明日でチェックしなければならない。トーマスは何試合かアウト。以前にケガしたのと同じエリアでまた違和感がある。どれくらいで完治するか見ていく。
(バーンリーで勝つ重要性……)
それはわれわれにとり決定的である。われわれはずっとこのコンペティションで不安定、カラバオカップではとてもいい、ELではとてもいい。しかしPLにおいては残念ながら望む結果が出ていない。それにはたいそう不満であり、早く結果を出すことがいかに重要かもわかっている。すぐにそれが必要だ。
(PLでフォームが落ちている理由……)
たくさんの試合があり、とくにホームでプレイした試合については、小さなディーテイルが大きな違いになっている。しかし結局はゴールを十分に取れいていないということで、それがなければ試合に勝つことはできない。単純な理屈である。
(いまやエディ・エンケティアがトップスコアラーに……)
われわれが(1月に)エディをローンに出さずクラブに残そうと決めたのは、彼にコンスタントにゴールするハンガーと能力を見たからだ。彼はファーストチームに入ってからずっとそれをやっているし、とてもいいパフォーミングをしている。昨夜(ELダンドーク)の彼はいつも脅威になっていた。ほかの選手たちと同様、日曜にスタートするチャンスがある。
(バーンリーとの対戦記録は自信になる……)
自信というのは、チームがパフォームしなきゃならないということだし、試合に勝つためのマインドセットを持つことだ。われわれは結果を出さねばならない緊急性を理解しており、わたしの意見ではスタッツはあまり関係ない。
(バーンリーがアーセナルに問題を起こすとすればなにか……)
彼らはとてもオーガナイズされたチームだ。つねに脅威になる。なぜなら彼らはマジでダイレクトで、でもとてもいい試合をやる。ボックスのなかやセットピース、キーエリアで彼らは最初の、つぎの、そのまたつぎのフェイズでやりくりしてくる。
彼らは負かすのが難しいよ。もう長い間同じマネジャーで取り組んできているし、お互いを知り尽くしている。規律があり、いいスピリットとキャラクターがある。いつでもファイトする準備ができていて、相手に困難をもたらせる。
(ここ数試合であまり見られなかった選手に望みたいこと……)
もちろんクリエイティヴィティは、ボックスやファイナルサードのいろいろなポジションでクリエイトできるチャンスとリンクするものだ。われわれは間違いなくそこを進歩させるためにいろいろな面で取り組んでいる。
どこでプレイするかは選手のプロファイルにも依るし、何をもたらせるか。どうプレイするかに依る。相手のエリアを露出できるようトライするよ。
以上。
スタッツよりも結果が重要。だからクロス大作戦なの? NLDの44本は今シーズンのPLで最多だったそうで。
それとクリエイティヴィティについて進歩させるために取り組んでいるというところも、毎回似たような発言をしているように思えるが、攻撃について正直それまでと何が、どこが違うのかよくわからない。そりゃ細かい調整はやっているんだろうけど、多くのファンにとっては大して代わり映えしないということも考慮すべきではないかと思える。
戦術の一貫性と変更あるいは調整。選手を変更するならば彼ら(おもにシニア選手)のエゴとどう向き合うか。アルテタはフットボールマネジャーとして、初めて大きな難問に直面していると云わざるを得ませんな。経験値を貯めていただきたいものだ。
エジルの1月復帰についてアルテタ「決めるまでには時間がある」
オフィシャルサイトのトランスクリプトから漏れたということは、クラブ的にあまり都合のよくないコメント? 『Mirror』より。
アルテタ:(エジルについて)彼はいまスクワッドに入っていないし、いまいる選手たちについて集中している。だが、1月に何が起きるにせよ、何かを決めるまでにはまだ時間がある。
まあいまの状況ならやはり彼をチームに戻さざるを得ないのではないかという気はする。そもそもアルテタはエジルのプレイが嫌いじゃないのだし。
1月にMLSクラブが大金を(※彼に)用意して獲得するという噂もあるが、どうだろう。本気のオファーがあればクラブは退団を促すだろうし、本人がそれでも残る気なら半年使う。そんな感じだろうか。このままシーズン後半もトレイニンググラウンドで「#NeverGiveUp」とか「#YaGunnersYa」とか云いながら過ごすなんてさすがに想像できない。
ちなみにこのエジルへの質問は、最近またヴェンゲル氏がエジルの状況について語っていて、それも念頭にある質問になっているようだ。
エジルについてアーセン・ヴェンゲル「彼は扱いにくくない」
『ESPN』のインタヴューにて。
ヴェンゲル:彼(エジル)は扱いにくいなんてことはない。彼はクリエイティヴな選手として特別なクオリティをもった漢で、楽しむことが必要な選手なんだ。彼らのような選手にはサポートが必要で、ベストを出せるような環境を与えること。彼はアーティストであり、そうしたものたちは少しだけセンシティヴだ。
フットボールのチームは2通りの見方がある。全員が同じことをする。同じインテンシティでの取り組み、同じ守備のワーク。そうでなければそこには妥協があるという。
もしチームに守備ワークをあまりやれないクリエイティヴな選手がいたとする。しかしそういう欠落があってもそれを補えるチームを築くこともできる。それが考えねばならないことだ。
元ボスは断然エジル肯定派。ぐだぐだ云ってねえで、さっさとマケレレを用意しろということですね?
たしかにクラシック10がいて守備が少し脆弱になったからといって、その分攻撃のリターンがあるなら試合には勝てる。
プレッシングに消極的ないまのアーセナルなら、エジルがそこで特別に大きなマイナスになりそうにも思えないがどうだろう。
こんないまだからエジル待望論が出てくるのはしょうがありませんな。おれはむしろ彼を観たい。彼のプレイをレギュラーで観るのは実質的にはこれが最後だし。
勝つ
勝つしかない。
とにかくキャプテンにボールを預けてほしい。
パスが出ないと始まらない。シュートを打てるようなラストパスを。
セインツやエバートンですら勝てないかもしれないと思わざるを得ない。
ここでのターンアラウンドは絶対。
スカッと勝っていい一週間を始めたい。
COYG
今回は勝つでしょう。
そろそろ闇の終わりが来ないと。
そんな気配です。
今さらエジルを起用したところで、外循環のU字ボール回しの中盤空洞化状態じゃあ、孤立して消えるだけでは?もう誰を起用しろとか人を入れ替えるとかそういう問題では無いでしょ。素人監督ではなく組織的なソリューションを導き出せるマネージャーが必要よ。でなければ手遅れで落ちるよ本当に。
完全な2CBを続けるなら、DMFの1人をエルネニーに変えたほうが良いような気がする。
ジャカとセバーヨスを並列で使って、どっちも微妙に下がった位置でプレーするくらいなら、アンカーとハーフを分業にしたほうが。
アンカーにエルネニーのような選手がいれば、2CBはもっと余裕を持ってボールを保持できると思う。
そこがジャカだとターンする動きができず、CBの選択肢が少なくなってしまう。
CBが前に出てラカあたりにクサビを放り込むためも、CBをフリーにできるアンカーが必要だと思う。
特にガビのパススピードを見てると、ガビから厳しい(狭い)コースに角度をつけてクサビを撃ち込めてない現状はすごく勿体なく感じる。
今回なんならMFにESR、ANM、エルネニーの3人とか見てみたいくらいですね。か、ESR、ANM、ウィロックとか。若手入れすぎるのも危険かもですが。
勝ってほしいですね。
ANMはAMNの間違いです。失礼しました。