こんにちは。
ここ数日はずっとPCトラブルに見舞われていた。I/Oエラーだとかで、急にコンピュータが起動しなくなりましてな。たぶんアーセナルのせいだね。飲んでいた泡盛をデスクにぶちまけたりもしたし。
さんざんあーだこーだやった挙げ句、結局メインのPCはだいぶ刷新を余儀なくされましたわ。新しいSSDを買ってOSをクリンインストールしたり、ケース買って電源買って。それはそれで気持ちがいいけども。アーセナルもそんなふうにできたらなあ。。
一番こまったのがブログとゲームですよ(ほかのことで困れ)。始めたばかりの『Cyberpunk 2077』をこのタイミングで3日も触れもしないなんて。
それと、何年もずっと同じ環境でこのブログを書いてたものだから、久しぶりで使うMacbookの苦痛なこと。そしてゆうべすべて復旧していまは一件落着。クラウドはすばらしい。
ちなみにApple社の名誉のために申し添えると、うちの死んだCドライブのなかにあるデータを救ったのは、Macでした。BIOSでも認識されないPCのメディアがMacでこうもあっさり認識されるとは。この情報はググっても全然出てこなかったけど、今後PCでCドライブが認識できず困ってるお友だちがいたら、専門業者に依頼する前に、Macで試してみるよう教えてあげてね!
……と、ゆかいな日記はここまで。いまどきコンピュータのトラブルを嬉々としてブログに書くとか中年にもほどがある(爆)。
さて、バッドフォームのズンドコにいるアーセナルの今回の相手は、現在PLで5位にいるエヴァトン。メインカメラの位置がピッチに近くて迫力満点のグディソン・パークへ。アルテタにとっては、もちろんかつてプレイしたクラブとの対戦で、マネジャーとしてグディソン・パークに赴くのはこの試合が初めてとなる。
エヴァトンといえば、アーセナルにとってはPLクラブのなかでもお得意さまの印象の強いチームであるが、こんなふうに惨敗することのほうを恐れるような日が来てしまっている。
それと今回、アルテタがちょうどアーセナルで一周年ということで、同じ時期にエヴァトンのマネジャーになったカルロ・アンチェロッティとの比較についてもフォーカスされている。今回はお互いに新しいチームを1年率いたもの同士の直接の対戦で、それぞれのチームのパフォーマンスからは、より多く見えてくるものがありそうだ。
今晩のこの試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメンツ「クラブ史上もっともチャレンジングな年になっている」
試合前のプレス会見でのコメント。オフィシャルサイトより。
エヴァトン戦について
(スクワッドのなかのムード……)
アルテタ:試合に勝てていないことで失望はある。しかし同時に選手たちがわかっているのは、35分を10人でプレイすることの難しさ。(セインツとの)ドロウは受け入れなければならない結果であり、また彼らが結果を得るために見せたレジリエンスとアティチュードはポジティヴでもある。
(インフォームなエヴァトンとの対戦……)
グディソンでの試合はいつだってタフだ。わたしはそこでプレイしていたので、彼らをよく知っている。彼らはいまいいときも悪いときもあるチームだが、彼らを倒すために準備している。結果が必要だから。
(水曜のドロウはターニングポイントになりうる……)
ベターではあった。ロブがポストに当てたので、最終的には勝てた試合だった。われわれは幸運を欠いている。でもわたしはとてもそれを好むよ。なぜならチームがこういうときには、完全に落ちてしまい諦めてしまうかもしれないのだから。だがこのチームはそんなことは絶対にしなかった。完全に反対だったよ。だからわたしはチームからのリアクションを誇りに思う。
いまわれわれに必要なのは試合に勝つことだ。それがわれわれの現実だ。
(火曜のカラバオカップのクウォーターファイナルよりPLを優先する?……)
どの選手が準備できているか見てみよう。われわれは毎試合選手を失っている。明日誰がプレイできるか見て、そしてつぎの試合だ。現時点ではスクワッドとプレイできる選手は多くはいない。一試合づつ行こう。
(ひとつの試合より先のことを見ることができる?……)
いま、われわれはつぎの試合について見なければならない。リハブの最終フェイズに入っている選手も何人かいる。カラム・チェンバース、パブロ・マリ。彼らはもうELでもプレイしている。ムスタフィもそう。ガブリエル・マルティネリは、チームに加わる準備が整うまでかなり近づいている。それはグレイトなニュースだ。どうなるか見てみよう。
(エヴァトンに対してマネジャーとして戦うのはどんな気分になりそう……)
とてもおかしな気分だ。選手としてはPLで最初に経験したクラブだったし。さっき云ったように、それからたくさんのことが起きた。何年ものことはとても感謝している。
そしていまわたしはグディソンに戻れる特権がある。アーセナルを代表し、マネジャーとしてね。
チームニュース
(ガブリエルの代わりに入るセンターバック……)
明日誰が準備できているか。もちろんいまガビはレッドカードで失った。今日彼らをチェックし、だれがエヴァトンを倒すにベストか決めるよ。
(そのほかのフィットネス問題について……)
いくらかダウツがある。もちろんそれが誰かは云わないよ。だが明日にはいくらかのダウツがあるのはイエス。
(マルティネリについてと、彼がファーストチームに戻ったらもたらせるものについて……)
ガビは熱意のかたまりだ。エナジー、信念、カリスマ、そしてゴールズ。そしてそれが彼だ。彼がトレイニンググラウンドにただいるのと、トレイニングセッションにいるのとでは、エナジーが違う。なぜなら彼は時速100マイルで行くからだよ。
彼にはパッションがあって、彼のプレイのやり方があって、脅威になれる。彼はわれわれがずっと失っている選手だね。なぜならチームに特別なものをもたらせる。彼のアティチュードは伝染する。彼が戻ったらビッグブーストになるはずだ。
ディシプリン問題
(いま取られているレッドカーズにどう対応する……)
先日も云ったように、わたしが来てから7枚のレッドカーズがあったと思う。ふたつはディシプリナリーなもので、あとは違うアクションでのもの。最後のガブリエルのものは、彼はは22才でPLに適応しているところであり、忘れてならないのは、それらはとても違う行為だったということ。だがいま、われわれはそれを取られている余裕はない。PLのレヴェルはめっさ高いし、試合で勝ち敗けのマージンはかなり小さいから。
エヴァトンにいたころ
(エヴァトンでのおもいで……)
マグニフィセント。わたしはインクレディブルな7年を過ごした。彼らにはまじでよくしてもらったよ。われわれはチームとしてもとても成功していたし、いまだにたくさんの愛情と尊敬がある。友人もたくさんいる。彼らのファミリーの一員としてとても楽しんだしね。
(未来にコーチになったものとしてエヴァトンでの成長はどれくらい重要だった?……)
わたしがそこで得たものはたくさんある。わたしがいたすべての期間はデイヴィッド・モイーズがいて、コーチングスタッフ全員が、わたしにとって新しいやり方であるプレイを教えてくれた。わたしは違う指導を受けてきたから。
わたしは適応しなきゃならなかった。たくさん学んで、それはチャレンジだった。それを迎え入れ、適応し、そしてクラブのみんなとほんとうに楽しんだ。彼らとはとても強い関係を築いた。もちろんファンとも。
アーセナルでの一年
(この役職での最初の1年について……)
クラブの歴史のなかでも、もっともチャレンジングな年のひとつだったんじゃないかと思う。すごくいろいろな意味で。たくさんのことで進歩したし、すごく働いてたくさんのポジティヴも組み込んだと思う。
それにわれわれはクラブでストラクチャルな変化も乗り越えてきた。それは、当然クラブを大きく揺るがせた。この年のハイライツは、われわれがともに勝ち取ったトロフィーズにあるだろうし、一番の失望は、この難しいときを乗り越えるのに、ファンがここにいないことだ。
思うに、とてもとてもポジティヴな年にできたはずだと思うんだ。しかしPLでの最近のフォームは、われわれがこの1年という年にやってきたことをつまらないものにしてしまっている。しかしそれは受け入れる必要がある。最近のPLのフォームは、このクラブにとって十分じゃない。
(この仕事は思っていたより大変だった……)
わかっていたよ。理解していた。平時であっても、乗り越えねばならないことがあるときにクラブにくれば、この仕事がどれだけ難しいか。そしてなによりも、パンデミックがこの産業全体に影響を及ぼしている最中だ。この職業はただでさえ大変で、それをふつうのこととして行おうとするなら、よりチャレンジングになる。だがこれがいまの状況だ。
同時に、わたしが云いたいのは、わたしは自分のやっていることを愛しているということ。このクラブをレペゼンできることがすごく幸運で特権だということ。いま状況やコンテキストがあり、それに面と向かわねばならない。ほかの選択はないのだから。
(自分がプレイしたチームのコーチから得ているものがある……)
それはわたしの立場になってもらわなければわからないだろうが、もちろんフットボールのキャリアのなかではそういったときや経験はある。試合についての考え方ではなく、人間としてどうか、あることに対する反応、そしてわたしにそういったマネジャーがいたことはほんとうにラッキーだった。たくさん学んだし、それがわたしという選手、人間を築いたんだと思う。そしてもちろん、わたしが今日あるような、マネジャーとしての考えを築いた。
(マンシティに行く前、エヴァトンでのコーチングのオファーについてはどう考えていたか……)
そういう話もあったが、わたしは自分のルートを決めた。
PLで新しいルール
(新年からPLに衝突サブが試験導入される件……)
PLが自分たちができることをやろうとオープンになることを検討しているという、グレイトな進歩だと思う。なにかもっとよくできることがあればと。どうやってとか、いつとか多くの疑問はあるが、少なくともテストはできる。
だがわたしはそれはとてもポジティヴなことだと思う。もうそういったことが起きているのだし、みんなが気づいているという事実がある。そしてわれわれの行動がとてもポジティヴに働いた。
(5サブズに反対したクラブへの理解はある?……)
現時点ではノー。なぜならいまもっとも重要なことは選手たちのウェルフェアだと思うし、彼らを守るベストなやり方、彼らを守るオプションを持つということは、サブスティチューションを増やすということだから。
イエスのようなものでもある。変更のオプションがなくとも、ベンチに追加でふたり持てれば、ちょっとした恩恵はある。われわれだけがそれをやるのなら意味はあまりないが、もちろんわれわれだけではない。
われわれはプッシュしているし、自分たちの意見を主張している。怪我についてはPLでも起きているというたくさんのスタッツもある。だがそれでもリアクションはない。
(ベンチにふたり追加できることが違いになると思う?……)
それはポジティヴなことだとは思う。なぜなら全員に試合に参加してほしい。選手たちがトレイニングに向かったり、自宅に帰ったりするという、われわれにはとても特別な事情もある。
だからもし彼らが試合に参加できれば、スクワッドの一員になれ、ともに遠征し、彼らもいまわれわれがやろうとしていることの一員だと感じることができる。彼らを家にいさせ、戦力としてカウントされていない、信じられていないと感じさせるよりはよほどいい。だからわたしの意見では、その追加はとてもポジティヴだ。
去就問題
(ものごとを正すための時間は与えられるんでしょうか?……)
最初から云っているように、わたしはオーナーたち、ボード、テクニカル・ダイレクター、クラブの全員からほんとうにサポートされていると感じている。結局は、それはフィーリングなんだ。わたしはスタッフと、コーチングスタッフと、選手たちといること。それが最重要だ。それは彼らとのケミストリについてであり、彼らのなかにある理解なんだ。
彼らは付いてきてくれているか? やろうとしていることを信じてくれているか? わたしはいつもありがとうを云わねばならない。なぜならわたしたちがやろうとしていることについて、なんの反対もないから。まったくない。
この業界は結果が必要だ。大きな変化のあと、安定を見つけることが必要だ。それをやるために、時間が必要。われわれはみんなそれを理解している。少なくともわたしとこの新しいプロジェクトを始めようと決めた人たちは。そこには即効薬はないし、時間がかかることになる。ものごとが大きく変われば、しばらくかかるものだ。
AMNにチャンスを与えるべき問題
(エインズリーとニコがいるとき、ライトフランクはより強くなると感じる?……)
まあそこにはたくさんの議論はある。守備のフェイズややり方、失点したときのエリア、どういう失点の仕方だったか。だから、どちらのサイドがどちらかより弱いのだと云うのは、わたしはフェアだとは思わない。
攻撃ではいくらかのコネクションがあり、いくらかの関係があり、いくつかのエリアでは少しばかり効率的になる。だが、現実はわれわれはたくさんの選手を、サスペンションやケガなどいろいろな理由で変えねばならない。ふたつのサイドでまとまりとバランスを見つけなければならないし、それはとても難しいんだ。
PLのどのクラブと比べても、ある程度のインバランスは見つけられることだろう。どちらかのサイドで片方よりも、より危険になれるエリアがあったり、あるいは裏に走り込めるとか、ボールがそこからたくさん来るとか。それはふつうのことだ。
(エインズリーは自分の場所をキープするに十分だったか、あるいはヘクターがすぐ戻るのか……)
エインズリーはいい試合をやったと思うよ。彼らはとてもよく進歩している。思うに、彼は今年、大きな大きな進歩があったし、1年前の彼に比べたらよりよい場所にいる。彼に必要なことはいまやっていることを続けることだ。
以上。
AMNについての質問をしているプレスはナイスだね。なんだか最近の彼は非常に頼もしい感じで、RBでもCMでももう誰かの代役ではなく、スターターを争ってもいいんじゃないかと感じているファンも多かろうと思う。この試合でもまたベンチに戻ってがっかりみたいにならなければいいのに。
“コンカッション・サブ”
さて、ボスコメントのなかでひとつだけ補足はPLの新ルールの件。
おととい発表された「衝突サブズ(concussion substitutes)」。もちろん一番新しい案件はルイスとヒメネスのアレで、あのショッキングな事故がこの決定に強く影響を与えているだろうことは想像に難くない。
Premier League approves concussion subs
これで何が変わるかと云うと、
- 選手の衝突(頭部のケガ)があったときに、もし3人分のサブを使ってしまったあとでも選手交代ができる(最大ふたりまで。ただし公平のためにそのときは相手チームも同時に交代できる)
- ベンチに入れる選手の数が7人から9人に増える
ということ。2021年1月から。
ただ「5人サブ」については、PLクラブによる3度めの投票でも退けられた模様。今回アルテタはそのことについても訊かれている。
衝突サブは東京オリンピック2020でも導入されるそうだ。え、やるの?
執筆お疲れ様です!
とりあえずビルドアップで変化が見られればと思いながら観戦します! COYG!!
ウィリアン使いますかね。なんか、彼からはブラジル人特有のフットボールを楽しむ感じや特別なテクニックが全く感じられなくて、ほんとなんでとったのか不思議ですね。
苦痛でしかない気持ち、みんな一緒なんですね。
でも観るしかないとゆうとこも。
ぼこぼこにされるのは観たくないっすね。
ほんとブリティッシュコアに切り替えてマルティネリに託すのもぜんぜんありですね。どうせいい試合しないのなら。