やあ、どうも。
いや今回はひどかったなあ。これが今シーズンのアーセナルのワーストパフォーマンスと評価しているひとも多いみたいだ。今シーズン2敗め。ぼくもさすがに、こんな内容の試合になるとはおもわなんだ。
これでアーセナルは、ELのグループAトップを確定できず、それは来週のグループ最終戦まで待つことになった。ひとまず、それはいいとして。
より深刻な問題に思えるのは、アーセナルはここしばらくずっと低調がつづいていて、その流れからのこの内容と結果になっているということ。先週末のPLセインツ(A)がドロウ、今回EL PSV(A)が敗けで2戦連続で勝ちがないのは、今シーズン初めて。
PLリヴァプール(H)での勝利以降、EL Bodo(A)からは今回を含めた5試合は、なんならずっとフォームが落ちている。先週ホームで圧倒したPSV戦でさえ、1ゴールしかできなかった。これはちょっと憂うべき事態に観える。
憂う事態といえば、イタリアでパブロ・マリーが刃物による殺傷事件に巻き込まれるという衝撃のニュースも。命に別条はないようだが、これもびっくり。
試合を振り返ろう。
Arsenal must reset after PSV defeat, says Arteta
アルテタの試合後コメント「リセットする必要がある」
試合直後のインタヴュー。AFCオフィシャルサイトより。
アルテタ:とても失望している。たくさんの試合に勝ってきたロングランの終わりだ。今日は9月以降で初めての敗けで、われわれはリセットする必要がある。PSVにはおめでとうだ。今日は彼らのほうがいいチームだった。われわれは自分たちのレヴェルには程遠く、ヨーロッパでそれをやれば、勝つのはとても難しい。
われわれはまったくコントロールを取らなかった。持ちたいエリアでボールを持たなかった。あまりにたくさんボールを渡してしまい、それがたくさんのトランジションになった。それが相手の望むものだった。たくさんのことで相手が上回り、先週とは違っていた。
ヨーロッパですべての試合に勝つのはとても難しい。われわれはいいポジションにはいる。今夜は失望したが、自分たちを哀れんでいる暇はない。反応しないと。日曜はとても重要な試合だ。そしてそのあとにZurichのことを観ていく。
われわれは今日もっとうまくやるべきだった。相手がやろうとしていることはわかっていたし、こちらもある部分では実行していた。競ってもいた。だがそれは十分ではなかった。
試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプト。
(チームのプレイに失望した……)
アルテタ:イェア、ロングランが終わった。今日はその長い期間での最初の敗戦。リセットするときだ。何が起きたか分析するときだ。PSVにはおめでとうを云いたい。彼らのほうがいいチームだったし、試合の勝ちにふさわしかった。それは疑いない。今日のわれわれは自分たちのレヴェルになかった。とく、競い合うところでは。
(いくつかのジュエルでは少し「オフ」気味だったのはなぜ?……)
相手がそれを上回った。先週はすべてこちらが上回り、今日はとても違っていた。それが起きれば、トップチームに勝つのはとても難しい。ほかの側面は別として、今日のわれわれは極めてプアだった。
(こういうパフォーマンスになると思っていた?……)
わからない。われわれにもすばらしい時間もあったし、苦しむ時間もあった。間違いないのは、われわれは95分間必要なレヴェルを維持する一貫性がなかったということ。そこはつぎのチャレンジになる。このチームのつぎなる目標だ。
今日は、最初からとても違う試合だったと思う。こちらがコントロールした時間があったとしても、脅威になれていたとは感じなかったし、プレイのアグレッションは感じなかった。
これは憂うことだ。セカンドハーフで、何かが悪くなった。ただ落ちてしまい、リアクトする望みも見つけなかった。何かが試合から失われてしまった。
(個人パフォーマンスについての心配?……)
適応して、選手のベストを引き出すのはわたしの責任だ。選手たちはずっと非常によくやっている。彼らのパフォーミングレヴェルは、おそらく誰も予想しなかったものだろう。だから、それはわれわれ自身のものだし、彼らのベストを引き出すのはわたしの責任。それだけだ。
(今夜の結果は、Zurich戦のチームセレクションに影響を与える?……)
その試合で一休みしようなんて思ってもいなかった。なぜならヨーロッパで勝つのがいかに難しいか知っているから。ほかのグループを観て、どうなっているのか観なければいけない。われわれは、4試合に勝ってとてもいいポジションにいるし、ホームでZurichに対し仕事を完了せねばならない。その準備をするよ。
(マット・ターナーの不在……)
昨日のトレイニングで、鼠径部に違和感があった。今朝トライはしていたのだが、あまりよくなかった。だからアーロンがプレイせざるを得なかった。
(ターナーのケガはどれほど深刻?……)
わからない。彼を観てみないと。シリアスなケガには観えなかったが。
(Xavi Simonsについて……)
わたしは、相手選手のことを話すためにここにいるのではない。
(パブロ・マリーが巻き込まれた事件について……)
わたしもさっき知ったばかり。エドゥが関係者に連絡を取っている。彼はいま病院にいて、大丈夫そうだ。わたしもこれから状況について情報を集めるよ。何が起きたのか。彼にも連絡するし、問題ないといいのだが。
(英国クラブがダッチクラブから学べること……)
わたしはいつだって彼らの大ファンだよ。フットボールの歴史を観なければいけない。選手、チーム、ある世代のプレイ。Johan Cruyffは、わたしのアイドルのひとりであり、わたしもゲイムへの考え方にもかなり影響を受けている。
以上
パブロ・マリーがイタリアのスーパーマーケットで刺される
ひとりが死亡……。アルテタも試合後に知ったばかりということは、もしかして試合中に起きた事件なんだろうか(※現地18:30ごろとのこと)。
One dead and Arsenal player hurt in Italy stabbing
『BBC』が伝えている。
イタリアのミラノ近郊のスーパーマーケットで発生した刺傷事件で、1人が死亡、少なくとも5人が負傷(一部は重傷)したと、警察が発表しました。
地元メディアは、アッサーゴで男が人々を襲い始め、30歳のスーパーのレジ係が死亡したと報じている。負傷者の中には、アーセナルからレンタル移籍中のサッカー選手、パブロ・マリも含まれていた。
46歳の容疑者が拘束された。警察はテロの動機は否定している。
報道によると、犯人は精神衛生上の問題を抱えており、スーパーの棚から武器を手にしたという。男は現地時間18時30分(日本時間16時30分)ごろ、地元のショッピングセンター内のカルフールで無差別に人を刺し始めた。ショッピングセンター内では悲鳴が聞こえ、恐怖におののいた訪問者がパニックになって逃げ出そうとしたと伝えられています。犯人は数人の客に拘束され、現場に到着した警察に引き渡されたと報じられています。
29歳のスペイン人ディフェンダー、マリは背中に刺し傷を負ったが、命に別条はない。代理人のアルトゥーロ・カナレスはBBCに、マリは意識があり、重要な臓器に異常はなかったと語った。
モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは『スカイ・イタリー』に対し、襲撃されたときマリは妻と幼い息子と買い物に来ていた、と語った。「彼は息子を台車に乗せ、妻をその横に置いていた。彼は何も気がつかなかった。そして背中に何か痛みを感じたが、それは犯人のナイフだった」とガッリアーニ氏は語った。「残念なことに、彼は犯人が誰かの喉を刺すのも見てしまった。彼はすべてを目撃しており、深く心を痛めている。幹部は、弁護人は「背中にかなり深い傷」を負っているとしながらも、命に別状はなく、「すぐに回復するだろう」と述べた。
※DeepLで翻訳しました
偶然こんな事件に巻き込まれるとは、なんという不運。そして、彼は犯人が被害者を殺すところを目撃してしまったという。これはトラウマ。
『Sky Sports』は、彼は金曜に手術を受けると報じている。しばらくプレイできないかもしれない。
マリーといえば、ちょうど昨日アルテタを絶賛するインタヴューが話題になっていたばかりだった。
Pablo Marí: “Este Monza de Berlusconi y Galliani no tiene techo”
亡くなってしまった被害者の冥福を祈りつつ、彼の無事と早い復帰を祈りたい。
既視感を覚えるような、ここ5、6年見てきたような、相手に押されると押し返せないアーセナルでがっかりもしましたけど、その見覚えのある様にどこか安心しました。このチームはまだまだ発展途上で、これからもっと強くなることができるとポジティブに捉えたいです!
あまりにも完敗でした。
なのでそれだけが敗因でもないし、チームとしての戦術なのでPSVを批判する気は全くないけど、
ピッチ状態にやられたのでしょうかね? PSVの選手までもが滑りまくっていましたが。
それでも何とかできないところがアーセナル。他の方も言われるように『 既 視 感 』
決めれないところがエンティケアとマルティネッリ。やっぱりジェズス頼りになってしまう。
CLってまだまだ遠いですね。でも、こんなことは慣れてますよ。
まず、ノッティンガム・フォレストにしっかり勝って、再スタートしましょう!
COYG!
ここまで上手くいきすぎてたくらいで、まあこういう時期も来るよね、と。
ただ、ロコンガスタメンなら他の主力休ませてあげてほしい。
何で普段以上に周りの負担が重くなるのに、こんなチョイスになったのか…。
これは次節も翌週のELもほぼフルメンで行くんだろうなあ。強いていえば、ELで主力休ませるならボランチではなくWGの2人だと思ってます。
何にせよ、とにかく今日はパブロマリが無事でよかった…。
まさかヨーロッパリーグで消化試合がないとは
攻撃の停滞の発生は、両WGの縦切り防止とインサイドハーフに自由を与えないようにしているのがここ3試合の相手チームで共通していることかと。右はサカにパスが出たら二人付けてマーティンを切りながらRBに戻させる。左はマルティネッリに縦突破させず、上がってくるジャカに人をつけて、ボール奪取。ティアニーが出てるのでティアニー大外でジャカを下がり目、マルティネッリをハーフスペースに位置取らせた方が有機的に見えますが、アルテタはティアニーにもプレーメーカーSBをやらせてる。
シーズン当初はジャカを上げることで攻撃に意外性をもたらしていましたが、段々と戦術の解析が進んで馬脚が現れてきた印象です。
リセットと言っているのでアルテタがどう修正するのか、期待です。
ラム爺さんに同意ですね…少し分析されて対策されてる気がします。
上位に入れるティームは限られるので、アルテタに期待しておきます♪
懐かしさもある試合ですが、やはり勝ちたいのでしっかりと応援していきます。