今週ミドウィークにはヨーロッパの試合があり、一回休みのアーセナルはなんだかちょっとひさしぶりな気分。
さて今回はPLレスター(A)。
前回のヴィラにつづいてPLアウェイの連戦になる。アーセナルにとってヴィラはじつに4試合ぶりだった勝利であり、当然この試合も勝つ道に戻ってそれをキープするために非常に重要な試合になる。
今日の試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「サカの扱いについては毎週リポートしている」
昨日行われたアルテタの試合前プレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(直近のチームニュース?……)
アルテタ:変わったことはあまりない。?マークはトーマス。彼はしっかりトレインできていないが、大丈夫そうには観える。今日の様子を観てみよう。
(パーティの復帰が大きなブーストに……)
イェア。彼はチームにとってとても重要な選手。この数試合はプレイできなかった。彼が起用できることを願う。
(ジェズースの回復具合について……)
彼はとてもよく回復している。フィールドに出てもっともっとやれるようになっているし、(悪い)反応はない。とてもポジティヴだ。われわれは、彼にはできるだけ早く戻ってもらいたいが、ドクターや専門家の意見を尊重せねばならない。彼はいま境界線をとてもプッシュしている。
(ブカヨ・サカが新契約にサインしたという噂……)
それについてのお知らせはない。
(チームの進歩においてサカが新契約にサインする意味……)
われわれはチームのベストプレイヤーズをキープしたい。成長している選手たちを。われわれは長期のプロジェクトをここで築きたいし、もちろんそのためにはベストな選手たちがクラブにコミットしている必要がある。
(サリーバの新契約については?……)
ニュースはない。
(サカはレフェリーに十分保護されている?……)
どのレフェリーも、できるだけ試合と選手を守ろうとしているはず。いまブカヨには注目が集まっていて、われわれもチームとしてそれを気にしておく必要がある。われわれがみんなで立てている計画、相手がなにをやってくるかの理解を。だが間違いなく、レフェリーにはその責任があり、彼らは彼らの仕事をせねばならない。
(タイトルレイスは一騎打ちになっている?……)
わたしはもっと多くのチームが関与していると思っている。毎日がレイスだ。今日のそれは、よりよいトレインをしている選手がいること、レスター相手によいプレイをすることだ。彼らを倒すには、われわれもとてもよくなければならない。とくにここ数週間の彼らのプレイなら。
(レスターのマンUでのファーストハーフのパフォーマンス?……)
あの試合では、彼らは2-0か3-0になっているべきだった。あれがデ・ヘアでなければ、まったく違う試合になっていたはず。最近のトトナム戦も…… わたしは彼らをとても称賛したくなった。彼らはいまとてもよいので、われわれもうまくやらなければならなくなる。
(ヴィラでの勝ち方でトレイニンググラウンドでのムードが変わった?……)
もっとよくなった。もっともっとポジティヴになった。より自信がついたし、トレイニンググラウンドの空気もよくなった。
あの不利な状況で、チームがリビルドできるキャパシティを示したという事実。2-1で負けていて、前の試合から72時間もなく、みんなから精神的に疲れていると思われていた。クオリティ、信念、試合にカムバックしたこと、チームにはビッグブーストになった。
(このチームは、あなたすら知らなかったキャラクターを示すようになっている?……)
あの試合の前にわたしが云ったのは、わたしがシティの試合のときよりももっと選手たちを信頼するようになったということ。それには理由がある。なぜなら、わたしが観たのは、彼らがいかにトレインするか、いかにリアクトするか、どれほどお互いをケアしているか、どれだけ渇望しているかだったから。
(土曜にはチームの成熟を観せる……)
わたしは彼らの反応をとても称賛していた。だが、いっぽうでは、ファーストハーフについてはわれわれはもっとうまくやるべきだった。とくに自分たちのプレイ、試合のコントロールからすれば2-1で負けているべき試合ではなかったから。
われわれはすぐにそうした教訓から学ばねばならない。レスターに勝つには、もっと安定したパフォーマンスが必要になる。
(チームの自信レヴェルのためにやること?……)
いろいろな状況で試合に勝てること。いろいろな状況があっても絶対にあきらめない。とくに、まだたくさんの試合が残っていたり、たくさんの時間が残っているときは。だからいまは、そうしたことがあって、われわれは個人レヴェルを上げて、試合のなかで正しいことをやれば、試合に勝つにふさわしい。
(ジョルジーニョがこれほど早くチームに馴染むと予想した?……)
わたしはそう思っていたよ。なぜなら、彼には経験があるのだし、チームに必要なクオリティも持っていた。彼はリーグのことも熟知している。ほとんどのことは彼には新しいことではないし、驚くようなこともない。彼はとてもよくやっている。
(レスターについて?……)
彼らはこの数週間は、非常に安定している。シーズンを通して、ブレンダン(ロジャース)がいろいろな試合のやりかたを、いろいろな時間帯にやっているのは事実であり、彼らにはそれに適応できるキャパシティがある。いろいろなフォーメイション、いろいろなアプローチ。われわれは、そのどれにも備えている。なぜなら、それは可能であるし、彼らが明日何をやるか観てみよう。
(将来に向けて若い選手たちを育てていく……)
それがわれわれが行わねばならないことだ。ベストな選手、ベストな人材をキープするのがわれわれの責任。クラブとともに同じ目標と目的を持ち、しばらくの期間いっしょにいることで、安定がもたらされる。彼らが進化をつづけることで、もっといいクラブになっていく。
(若い選手たちの成長プロセスについて……)
そこは発展途上のチームの一部だ。スクワッドを築き、クラブを自分たちが望む場所へ連れていく。既存のリソースを最大化すること。われわれには巨大なリソースがすでにある。たくさんのタレントたちがいて、そのタレントをキープし、進歩させ、もっとよくさせていかねばならない。
(レスター戦はどれほど大きい?……)
われわれは明日そこへ行き、とてもいいプレイをせねばならない。もっともっと競わねばならない。難しいだろう試合にも勝たねばならない。
(勝利のあとで今週はプレッシャーがいくらか和らいだ?……)
もしかしたら選手たちには。だがマネジャーにとっては、つねに精神的に戦術的に準備をすること。その試合で何が起きそうか理解に務め、すべての解決策を持つこと。集中しているのは、試合に勝つ権利を得ることだけ。それにいかに最高の準備ができるか。
当然、チームの心理的部分が影響を受けることもあるし、ときにそれはムードでもあり、ときにフィジカルコンディションでもある。戦術バトルやゲイムプランでもある。要するに、このリーグでは毎週がチャレンジだということ。
(モハメド・エルネニーの契約について……)
完全にふさわしいものだ。彼がクラブにいることは純粋に喜びであるし、クラブがやったことは完璧にすばらしいと思っている。われわれがクラブにいる人たちを高く評価しているというのは、ただことばでそう云うだけではない。われわれは、困難なときにもみんなと団結するのだ。
モーは、数週間前にとてもシリアスなケガによってとても困難なときを過ごしていた。そして、クラブは彼がチームに与えるものについてコミットした。彼がこのクラブに与えてきたものについて。
わたしは、これはクラブにいるみんなにとってもとても力強いメッセージだと思う。このチャレンジングなときに、ベストな人たち、ベストな選手たちをキープすること。
(ブカヨの勇気について……)
10才、12才か13才のころはどうだったか彼に訊いたら、かなり違う答えがあると思う。ウィンガーや才能ある選手たちは蹴られ、ファウルされながら、試合に勝つことを要求される。それが彼のタスクであり、チームのなかの役割なのだ。
(ブカヨがケガをしてしまうのではないかと心配がある?……)
そうならなければよいが。われわれはそのためにトレインせねばならないし、彼もボールが来たときのことを学ばねばならない。ボールをどう扱わねばならないか。どう身体を使い、いつジャンプするか。そのためにトレインできることはたくさんある。だが、相手がなにをやってくるかは理解がとても難しい。
(ブカヨはターゲットになることに慣れねばならない?……)
もちろん彼は多くの注意を引き付けている。ガビ・マルティネリのようでもあるし、ガブリエル・ジェズースのようでもある。あるいはエディやマーティン。クリエイティヴな選手を、相手が止めたがるのはふつうのことだ。彼らはボールをなかに入れてくるのを制限したいし、スペイスを使わせたくない。われわれが行わねばならないのは、それと完璧に逆のことだ。
(あなたの契約を延長することはどれほどのブーストになる?……)
わからない。もちろん、われわれは選手たちの契約を延長する意図はあるし、それができればクラブにとってはグレイトなニュースではある。
(グラニト・ジャカの契約延長についての議論は?……)
まだない。
(ヴィラでのサカの扱いについて、オフィシャルになにかリポートを行った?……)
われわれは、毎試合のあとリポートをしている。パフォーマンスに満足しているか、あるいはなにか問題がないかを表明している。われわれはすべてをリポートせねばならない。それは毎試合で行う。われわれがしたいどんなコメンツもそこに入れる。
(そこにサカの扱いについても含めた?……)
いいえ。それは毎週にトピックになっていることだから。
(サカ自身にはターゲットになっていると思わせないようにしている……)
われわれは、相手がなにをしてくるかはコントロールできない。あるいはレフェリーの判断は一瞬のうちに行われる。そこはわれわれにはどうしようもないことだ。だから、われわれは自分たちにコントロールできることをしなければならない。彼をもっといい選手、もっと効率的な選手にすることを助けること。それだけ。
以上