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ウィルフレッド・ザハはいまアーセナルが大きなリスクをかけて獲得に向かうべき選手か?

ひきつづき、ザハの件。 来シーズンCL出場を逃し補強予算が制限されているアーセナルにとって、ウィルフレッド・ザハはニコラス・ぺぺなどと同格の手の届くはずのないドリームターゲットだと信じられている(た)。 にも関わらず、実際にオファーをしたっていうのだからみんなかなり驚いたと思う。それも£40Mという相手が要求する評価額の半分で。 ミランのトレイラへのふざけたオファーがぼくらを怒らせたように、クリスタル・パレスのファンがいま怒り心頭になっていてもおかしくはないだろう。 ところで、このブログを熱心に読んでくれているひとなら、ぼくがザハのような選手の獲得には以前から大いに期待していることは知ってくれていると思う。実現可能性はともかく、実際にもしほんとにザハがくるならそれはそれでぼくはうれしい。 しかし、それでもこの夏にアーセナルがザハに向かうことについては、少なからず疑問を感じている。 議論すべきポイントがふたつあると思っている。以下にぼくの意見を述べたい。

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アーセナルがウィルフレッド・ザハの獲得に本気だった件

今朝起きたらアーセナルがザハにまじでオファーしたとかでだいぶざわついていた。 Arsenal make £40m bid for Crystal Palace winger Wilfried Zaha. Zaha wants to move to Arsenal — Kaveh Solhekol (@SkyKaveh) July 1, 2019 Sky Sportsがブレイキングしたようだが、BBCのオーンステインやほかのジャーナリストたちも軒並みこれに反応していて、どうも真実らしい。£40Mでザハにオファー。 問題は、アーセナルのオファー内容とクリスタル・パレスの要求に大きすぎる乖離があること。 CPに断られることがわかりきったオファーをアーセナルが提示したことが、逆にその狙いについて、さまざまな深読み・憶測を呼んでいる。 アーセナルとウィルフレッド・ザハを巡るあれこれについて考えてみたい。

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【VOTE】ティアニー獲得前夜に問う。売却すべきLBは、モンレアルか? コラシナツか?

スコットランドの新聞が、アーセナルの3度めのオファーを報じているようだ。もちろんセルティックのヤングLB、キーラン・ティアニーに対してである。 Sunday Post: Having had two bids rejected for Tierney, #AFC third bid of 20m plus 5m in add-ons will see them matching Celtic’s valuation for the player.https://t.co/dScSmqO7WH pic.twitter.com/Df4oBRzXC1 — Arsènic™ (@MrArsenicTM) June 30, 2019 オファー内容は£20M+5Mのアドオンボーナスということで、これでセルティックが求めていたと云われる£25Mに限りなく近づいたことになる。 アーセナルのこれまでのオファーは£15M、19Mと来ていたので、今回はわりと本気で決めるつもりがあるオファーなのではないだろうか。 これがもし受け入れられれば、アーセナルの夏の最初のサインになるかもしれない。 今年も幾度となく噂に振り回されてきたが、さすがにこれは発表が楽しみと云いたい(←何度騙されても懲りないひと)。

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【移籍市場】オーンステインが、ザハ、サリバ、ティアニー、ムスタフィを語る【2019夏】その2

Arseblogが昨日のオーンステインのトークについて、なんか漏れてたっていうエントリをアップしていたので、それもフォローしておこう。 BBC 5LIVEの実際の番組を聴いてればすぐ気づいたはずだから、おいらが聴いてなかったってバレちゃったな。まあ許してくんろ。

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【移籍市場】オーンステインが、ザハ、サリバ、ティアニー、ムスタフィを語る【2019夏】

昨日(日本時間今日早朝)、BBC Sportのデイヴィッド・オーンステインがRadio 5 Liveに出演して、最新の移籍情報についてトークしていた。 ダイジェスト。 The moment that all Arsenal fans have been waiting for…@bbcsport_david delivers an update on #AFC transfer plans. ???????? – https://t.co/LKqz8tOG90 #bbcfootball pic.twitter.com/4yXOSdiKkl — BBC 5 Live Sport (@5liveSport) June 26, 2019 さっそく、これをおなじみのArseblogが全文テキストに起こしていたので、ありがたく拝借。読みながらざっくり訳してみよう。 まったくRespectしかできない。

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Sky Sportsのセルティック番記者がキーラン・ティアニー移籍を解説

(スコットランド方面の担当というだけでセルティックの番記者じゃなかったらごめん。。) さて、セルティックのレフトバック、キーラン・ティアニー獲得の噂について、ここ数日のアーセナル界隈はますます盛り上がりを見せている。 ぼくは彼のことをよく知らなかったが、最近の騒ぎを見ていていろいろなことがわかってきた。 スコティッシュリーグのクオリティはお世辞にもとても高いとは云えないものの、一説にはティアニーはヨーロッパでも屈指のLBだという評価もあるようだ。しかもまだ22才とかなり若い。素晴らしい。 これを書いている時点でまだ決定的なことは起きていないが、多くの報道を信じるならば、すでにアーセナルはセルティックに正式なオファーを提示、この最初のオファーはを断られ、さらなる好条件で再度チャレンジするといったフェイズにある模様である。 BBC Sportのオーンステインがこの取り引きについて「楽観的」と指摘していたくらいで、現時点では獲得の障害となるような強力なライヴァルもおらず、見通しは暗くないように思われる。 そんななかSky Sportsが、ティアニーの移籍についてざっくりとした(笑い)記事をアップしていた。 Why do Arsenal want Kieran Tierney? How would Celtic replace him? 今回はこれをざっくり紹介しよう。

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カラスコとフレイザー、ウインガーの獲得交渉が進まないアーセナル。その他ウインガー候補の状況

アーセナルのこの夏のターゲットと云われるふたりのウインガー、ヤニク・カラスコとライアン・フレイザー。 両者ともそこまで苛烈な獲得競争があるわけでもなく、アーセナルにとっては比較的話が進みやすい案件かとおもわれたが、その後もなかなか交渉が進展しているという報せは聞こえてこない。 もちろんアーセナルは予算が限られているため、条件交渉で相手の希望に歩み寄れないという理由も大きいだろうが、それ以前にこのふたりにはそれぞれ所属クラブの事情があるようだ。 後述するようにアーセナルはふたりを獲得できなかったときに備えて、別のウインガーのターゲットを揃えておく必要があるのかもしれない。

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ACミランがルーカス・トレイラを熱烈にほしがっている件

まあアーセナルのファンにとってはいろんな意味で片腹痛いわけですが……。 Il Milan si muove per Torreira: prima offerta all’Arsenal – Sportmediaset 『Sport Mediaset』というサイト(イタリア語)によれば、現在コパ・アメリカを戦うルーカス・トレイラについて、昨日ACミランが最初のオファーを持ってアーセナルとの交渉を始めたということ。 一説によればアーセナルはトレイラに最低€50Mのプライスタグをつけたというが、よりによって去年獲得したばかりのニュースターをいま手放すわけないじゃないか。チームのなかでも一番可能性が低いわ。もしかして◯◯なの?? なーんて思っていたらどうもこの件のビハインド・ザ・シーンはそこまでシンプルでもないようで。

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残り契約2年。オバメヤンの去就がアーセナルの補強を決める

5月16日にEPLの移籍ウィンドウが開いてからすでに一ヶ月以上がたつが、契約満了で退団する選手たちの発表を除いては、いまだに誰の獲得も放出もアナウンスされていないアーセナル。 ウィンドウが閉まるまで(※今年のデッドラインデイは8/8)、まだ一ヶ月以上はあるものの、トップ4およびELタイトルを逃したアーセナルでは補強が熱望されているためか、ファンベイスからもだいぶイライラしている様子が伺える。 この補強のスロースタートぶりについては、一部では、その原因は選手の売却/放出が進んでいないからではないかという指摘がある。なるほど、Net(※選手売却益含まず)で£40~45Mと云われる補強予算では、アーセナルが必要としている選手の多くを買うことはできない。先立つものがないという理由はたしかにあるかもしれない。 また当然ながら、選手の登録は人数が限られるため、新しい選手を迎え入れるためにはその場所を空けなければならない。売却/放出の停滞が、補強の進捗を妨げているという説は大いにありそうだ。

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【Welcome】ブラジリアンワンダーキッドこと、ガブリエル・マルティネリって誰?【to Arsenal】

各所でブレイキングしているとおり、本日6/18をもって18才になったガブリエル・マルティネリの獲得をアーセナルが正式に発表するのはすでに秒読みのようである。今日とか明日とか云われている。ほんとかな? さて、彼はブラジルのItuanoという「ブラジリアン・セリエD」クラブから来るということで、彼のプレイはおろか存在すら知らなかったひとがほとんどだろうと思う。 このブログでも何度か書いたし、すでにいろいろなところで彼のプロファイルについては紹介されているが、アーセナル移籍前夜ということであらためて彼について情報をまとめておきたい。 ガブリエル・マルティネリって誰だよエントリである。

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ユングベリがファーストチームのアシスタントコーチ就任。アーセナルは戦略的人事で“トランジションチーム”へ

昨日、AFCの人事異動が公表された。 Developing our young players: key appointments 数日前から噂されていた、フレディ・ユングベリのファーストチームでのエメリのアシスタントコーチ就任および、スティーヴ・ボールドのU-23コーチ就任。噂どおりの役職交替となった。 この交替や異動について、アーセナルはアカデミー選手をファーストチームに昇格させる道筋をつくるためだと説明している。 公式サイトでのクラブの発表をざっくりと訳してみよう。