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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(22/Sep/2019)必須勝利絶対

ドイツでのELアウェイマッチから中二日。早くもPLの時間がやってきた。

EPL Week6はエミレーツに今季昇格チームのアストン・ヴィラを迎える。強敵フランクファートに期待以上の結果を出したものの、依然としてアーセナルが抱える問題は多い。ホームで18位(※暫定)チーム相手とあっては、当然3ポインツはマスト。内容も問われる。

Arsenal v Aston Villa



エメリの試合前コメント「ぺぺは適応する必要がある」

今回はELから時間がたっていないということもあってか、いつもの試合前のプレスカンファレンスは行われていないようだ。各メディアがフランクファート後のコメントを伝えている。

Sky Sportsでのインタヴュー。

エメリ:われわれはもっと競争力を持つ必要があるし、また守備でも改善していかねばなならい。

守備の選手やゴールキーパーだけの問題ではない。チームとしてなんだ。もっとコンパクトになる必要がある。

ときどきチームは自分たちが望むよりも深く守りすぎてしまう。たくさんのシュートは大して重要じゃない。危険でもなかった。しかしわれわれはああいったシチュエイションで深く守ることがとても多いがそれは望んでいない。

進歩する必要がある。チームとしてよりコンパクトにもう少し前でプレッシングを始めないといけない。相手に素早くボックスに入ってこさせないようにしないと。

昨日(フランクファート)は、うまくできた。日曜のホームでのアストン・ヴィラでは、よりよくなるためにトライすることになる。

問題はわかっていると。とにかくコンパクトにしないと。それをどうインプルーヴしていくか。

エメリはまたニコラス・ぺぺについても語っていた。

彼(ぺぺ)は適応する必要がある。彼はうまくやっているが、彼ならチームをもっと助けることができるとわかっているし、わたしも彼には適応の最後のステップを早く踏んでほしい。

彼とはみんなで取り組んでいる。トレイニングのあとも彼と個人ヴィデオを一緒に観ている。

彼はいいプレイをしているんだが、もっと改善して、チームのオーガニゼイションのなかでもほかの選手たちとともに力強くあってほしい。

そして最近のファンの批判に対しても。

(ワトフォード戦後の批判について)勝ったときも、敗けたときもわたしは平静だ。

わたしだって負けるよりは勝ちたいし、自分たちのやり方に一貫性をもって前進していきたい。どの試合もとても重要だということはみんなわかっている。ロンドン、イングランド、世界中にだってたくさんのサポーターがいる。

自分たちの責任も理解しているし、彼らにとてもいい時間を提供したい。特別な時間を提供して、わたしたちとつながってほしいと思っている。なぜならいかに勝つかだけでなく、いかにプレイするか、いかにエナジーをもたらせるか、キャパシティ、スキルをもって試合ごとに楽しむことができるかが重要だからだ。

わかっててくれたのか。よかった。。

「いかに勝つか」だけじゃ、本来はアーセナルFCのようなクラブのマネージャーは務まらないんだ。「いかにプレイするか」が重要であり、アイデンティティであり、フィロソフィであり、ファンが待ち望んでいるものでもある。まあ現状ではチームパフォーマンスはむしろ後退ぎみで、そこを問う段階にすら到達していないわけだが。

エメリ「チームのミスはわたしに責任がある」

The Guardianもフランクファート後のエメリのコメントを伝えている。

エメリ:(ソクラティスがドイツに行かなかったのはワトフォードでのミスのため?)ひとつのミステイクに過ぎず、彼だけの責任というわけではない。チーム全体のミステイクであり、それはわたしに責任がある。なぜならわたしがあのように始めようと決めたからだ。

もしかしたら、あれは(自分たちが進めてきた)GKからのビルドアップでは最悪だったかもしれない。

彼らは最初の45分では対してあまりプレスをやってこなかった。われわれがボールをもって試合をコントロールしたし、ポゼッション、ビルドアップは前半では簡単だった。セカンドハーフが変わったのは、彼らがよりプッシュして、攻撃をする必要があったからだ。

GKとCBでビルドアップすることは、われわれのアイデンティティになるものだが、ときどきはロングボールも使っていく。たとえば、フランクファートではわれわれはよりロングボールを使っていこうと決めた。ピッチでメーターを稼いでスペイスを攻略するためだ。

フランクファートはとても攻撃的で、たくさんの選手がアタッキングサードに入ってきてプレスしたりスペイスを突いてきたりした。プレスを破ることが必要だった。われわれがたくさんのロングボールを使ったのは、アタッキングサードで3 v 3の状況になっていたからだ。われわれが試合前に決めたのは、ゲイムプランに沿ってプレイしようということだ。

チームニュース

ラカゼットは左足首で10月に復帰予定。

ディノス、ベレリン、ティアニーは金曜のU-23ウォルヴズでプレイ。試合を観たひとの感想を見るに、プレイ感覚はややサビついている様子も観られたようだが、いずれにせよファーストチームへの復帰はそう遠くないだろう。

今週ミッドウィークのカラバオカップ(ノッティンガム・フォレスト)で、チャンスがあるかもしれない。

予想ファースト11

当ブログの予想スターティング。

4-4-2ダイヤモンド(4-3-1-2)

オバメヤン、ぺぺ

エジル

セバーヨス、ジャカ、ゲンドゥージ

コラシナツ、ルイス、ソクラティス、AMN

レノ

これは悩んだ。

今シーズンこのフォーメイションが活きた試合はまだひとつもないが、エメリは442ダイヤモンドがワークしないのはシステムの問題ではなく、運用のほうに問題があったと考えていそうな気がしている。調整をすればちゃんと使えると。

攻撃の観点では、エジルとセバーヨスがスターティング11に復帰すると思われるが(復帰してほしい)、そうなったときにサカを使うかどうかがポイントになりそうだ。

今回もドイツで大活躍したサカの起用を推す声も多いが、アストン・ヴィラといえど、サカを入れたフロント3+エジルは攻撃に積極的すぎる。エメリはそういうことはやらなさそうである。しかもPLはELなどのカップ戦とは違う。サカとESRをスタートで使うような冒険はしないだろう。

それと、ELでオバメヤンを90分使ったことが一部で批判もあったようだが、だからといってこの試合で彼を起用しないなんてことはほぼありえないだろう。彼自身も以前に「一週間に3試合はデフォ」と語っていたように本人的には問題ない。

ドイツへのトラヴェリング・スクワッドに含まれながらフランクファートではベンチにも入らなかったホールディング。彼については、おそらくもうプレイする準備はできているのだろうが、この試合でいきなりスタートから出てくるとは思えない。ベレリンやティアニー、ディノスと同じく、このあとミッドウィークにはノッティンガム・フォレストという復帰テストにふさわしい試合があるのだから。

今回の予想も無難なものになった。でもまた裏切られるのだろうか。サカやホールディングが出てきたらそれはそれでおもしろい。

しつこいようだが、個人的には4-2-3-1のダブルピヴォでセバーヨスを入れたのを見たいんだけどなあ。カソルラの夢よふたたび。

アストン・ヴィラについて

今季PLではW1 D1 L3。テーブルでは暫定の18位。いまのところ5試合で得点が4(ワースト2位)と得点力に問題を抱えているチームだ。

しかし直近3試合でクリンシートがふたつあり(アーセナルは5試合でひとつのみ)、この試合の守備ではパーク・ザ・バスをやる可能性も高いようだ。アーセナルが最近では珍しくボールをもって相手ハーフに押し込むような展開になるのかもしれない。

ヴィラの注目選手

彼らのキープレイヤーはやはりジャック・グリーリッシュか。これまでビッグクラブと幾度もリンクされながらもまだヴィラにいる。そろそろイングランドNTに呼ばれるという噂もあるくらいなので、優秀なMFなのだろう。左MFでスタートと見られる。

それと、以前にアーセナルともリンクされていたCBのタイロン・ミングス。彼はこの夏にボーンマスからヴィラに大金(£20M)で移籍してきた選手で、ミングスが20Mならチェンバースは25M以上ないと絶対おかしい!とアーセナル界隈でも騒がれていた選手だ。この試合でも仕事は多いだろう。注目しよう。

ヴィラのチームニュース

Matt Targett、Trezeguetがチームに復帰。

Jonathan Kodjia、James Chesterがアウトということ。

ディーン・スミスのコメント「敗けないチームはない。ノリッチ v シティでそれを見た」

ヴィラのボスコメント。

スミス:どんなチームだって敗れる。シティと戦ったノリッチの結果でも見たことだ。

一対一での戦いならば、どんな相手だってそう信じなきゃならないが、エミレーツでの試合がどれだけタフかはわかっている。

われわれは自分たちの選手たちの能力に大いなる信頼がある。トトナムとのアウェイでもそれは見せた。

デインジャーメン

アーセナル公式サイトより。

マイコー・コックス:センターフォワードのウェズリー・モラエスは注意深く見ていなければならない。彼は大きく、フィジカルなNo.9で、チャンネルに走り込むいいランもある。ヴィラはつねにクロスを好むチームだが、彼はそういったプレイでも活きる選手だ。

アーセナルが狙うべきターゲットエリア

マイコー・コックス:ヴィラのディフェンスは今シーズンここまではセキュアに見える。しかし、ジャック・グリーリッシュとジョン・マッギンが攻撃でプッシュしてくるときは、ミッドフィールドのうしろにスペイスを見つけることができるかもしれない。

マッチファクツ

  • アーセナルはアストン・ヴィラとのすべてのコンペティションにおける直近6試合すべてに勝っている。そのうち5試合はクリンシート(計18得点で0失点)
  • アーセナルはPLのホーム20試合で敗けはひとつ(W15 D4 L1)
  • アストン・ヴィラは、アーセナルとのアウェイマッチで3勝している。マンU、チェルシーの4勝につぐ
  • アーセナルがアストン・ヴィラにペナルティを与えると、PLの歴史において4試合連続でペナルティを与えた4番目のチームに

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction) 2-0

SKY Sports (Charlie Nicholas)   4-2

WhoScored.com 2-1

ホームで格下相手にさすがに敗け予想はないが、クリンシート予想がBBC Sportsのみ。

マーク・ロウレンソン(BBC Sports):先週の日曜は、ワトフォード戦で守備が崩壊するという「セイム・オールド・アーセナル」を見せた。

ガナーズはいまだにバックに弱みがあるが、わたしが今シーズンここまで見てきたものから考えるに、アストン・ヴィラにはアドヴァンテイジを取れるほどの攻撃力はない。

チャーリー・ニコラス(Sky Sports):アーセナルはどこからつっこめばいいかな? 彼らはニコラス・ぺぺからもっと得なければならない。マッチフィットはもうあるはずだ。ぺぺは彼のトリックとペイスを使ってオバメヤンを助けなければならない。

そしてウナイ・エメリはリース・ネルソンとジョー・ウィロックを我慢強く使わなきゃダメだ。ディフェンスはどう評価できる? わたしはダヴィド・ルイスのパートナーが誰がいいのかわからない。ひとりかふたりのMFでバック4を守るかどうかなんてことは問題じゃなくて、わたしはグラニト・ジャカを外すときだと思う。

ホームでのアーセナルはたくさんのゴールがある。ダニ・セバーヨスもメスト・エジルもプレイしなければいけない。彼らは先週よく動いていた。マテオ・ゲンドゥージは好きだが、まだ若くナイーヴで、ボールにとらわれている。守備は彼らが解決しなきゃいけないし、もし彼らが十分じゃないなら、彼らは使わないでおくべきだ。ルーカス・トレイラをミッドフィールドの前に置こう。

アストン・ヴィラは守備で脆弱だ。しかしジョン・マッギンとジャック・グリーリッシュ、それにアップフロントのウェズリーでカウンターができる。そうなってもゴールに結びつくとは思えないが。



試合のみどころ

この試合はアーセナルにとって、もっともポイントが期待できるホームゲイムだ。しかも相手がアストン・ヴィラとあっては、結果にはなんのいい訳もできない。3ポインツがマストであるだけでなく、ファンを満足させるにはより多くの得点が必要だ。

ほかのいくつかのプレヴュー記事を見るに、この試合はアーセナルが押し込んでヴィラが引いてカウンターを狙う展開になるというのがもっぱらの下馬評である。

そうなればアーセナルの課題はまず、引いた相手を崩すこと。

ここしばらくはチームとしてやりたかったポゼッションフットボールができておらず、久しくそういった展開の試合は見ていないが、アーセナルのクリエイティヴィティ不足は相変わらず課題だ。深くまで侵入したフルバックのカットバックからクロスというワンパターンだけじゃない、中央エリアでのアイディアが見たいものだ。その点ではエジル、セバーヨスに期待したいし、もちろんぺぺにはドリブル突破やトリッキーなプレイを見せてもらいたい。大きな絵で見れば、ぺぺが結果を出してMOTMになるような試合が理想的だ。

一方、守備ではこのブログでもしつこく指摘しているように、中盤のスペイスを管理せねばならない。とくにヴィラの側からすれば、深く守って、いざボールを奪ったらジャカの両脇のスペイスはまず狙うところになる。アーセナルがこの試合でもそこを晒し続けるならば、相手トランジションでは苦労することになるだろう。それではこれまでと同じだ。

アーセナルはPLではスタートの2勝以降、直近3試合で勝ちがない(リヴァプール、ToT、ワトフォード)。もちろんいい内容は望みたいが、チームが自信を回復させていくためにもここは結果を出したい。

まずはトップ4に入ることから。GDにもよるが、この試合で勝てばトップ4に入る可能性がある。アーセナルは現在暫定で10位だ。

キックオフは日本時間明日9/23(月)0:30。

特大サイズの快勝をお願いしたい。COYG

2 Comments on “【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(22/Sep/2019)必須勝利絶対

  1. 引用されているMichael Coxのコメント通り、McGinnとGrealishの後ろのスペースは空きがちで、特にGrealishは守備意識も低いですからね。攻撃の起点もGrealishなので、この人と対面する右のCMFが試合の鍵を握りそうですね

  2. 中盤のポジショニングが中途半端になるので、ダイヤモンド型は正直見たくない。
    3バックでも、若手を使って4-2-3-1でも、シンプルな2ボランチにする方法はいくらでもあると思う。

    前節あそこまでガタガタだった中盤が、一週間でタスクをこなせるようになるとは思えない。
    エメリがワトフォード戦をどう考えてるかがわかるスタメンになるだろう。

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