PLのお時間です。
マッチデイ23のアーセナルは、エミレーツに絶好調のシェフィールド・ユナイテッドを迎える。
アーセナルにとってはメインストライカーのオバメヤンを欠く3試合の最初の試合。またチームはパフォーマンスの90分の一貫性を模索している最中で、ホームとはいえ手強い相手に対しどのように戦うのか。注目の一戦である。
Arsenal vs Sheffield United preview
アルテタの試合前コメント
水曜に行われたプリマッチプレスカンファレンスは、すでにこのブログでも伝えている。
【試合前記者会見】19/20EPL アーセナル vs シェフィールド・ユナイテッド(18/Jan/2020)オバメヤンの不在、移籍ウィンドウ進捗、チームニュース…… | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
このあとに、いくつかボスのコメントが伝えられているので、そちらもフォロウしておこう。
ムスタフィ退団もありうるとアルテタが認める
オフィシャルサイト『IN MY OWN WORDS』シリーズの最新Epに登場して、ファンやメディアの批判にどう対処するかについて延々と語り、あまりの痛々しさに全おれを泣かせムスティ。なんというか、この自分語りシリーズはもっとポジティヴな話題であってほしかったなと。まあそれでもめげないというある意味ポジティヴなメッセイジではあるのだけど。しかしあれをAFTVがRTしてるってどうなのかね?
さてアルテタがそんなムスタフィの今月の退団を否定しなかったと『GOAL』が伝えている。プレス会見でオフィシャルサイトのトランスクリプトからもれたコメントかもしれない。
アルテタ:(ムスタフィの今月退団について)そんなことが許容できるか? 理想的なシナリオはNOだ。もしそんなことが起きれば、なにか対応をしなければならない。
チームとしては当然いまCBを失いたくはないが、事実上カップ戦要員となっている現状ではもし本人が退団を希望すれば、引き止めるのも難しいと。
オーンステインも具体的な動きは感知していないようだけれども。どうなるか。
しかしヤングガナーのみなさんからは守備の選手がなかなか出てきませんな。ファーストチームに食い込んでくるのは攻撃系の選手ばかり。一時ゼック・メドリーなんかはファーストチームに入ってきそうなきざしはあったのに。
「リースはトッププレイヤーになれる」ネルソンに太鼓判を押すアルテタ
アルテタのここまでの5試合すべてでプレイしているリース・ネルソン。そんなネルソンへの期待をボスが語っている。『The Guardian』より。※オフィシャルサイトでも同じ内容がフォロウされていた。
アルテタ:わたしは彼が16才のときにコーチしていたから知っている。当時もすぐに目を引いていたね。
彼は学びたがりで試合が大好きなボーイだが、一方で彼はここ数年は少し混乱していたと思う。彼が進むべき方向とか、いくつかの実際にやっていたことなどで。いまわたしには彼がほんとうにほしがっているものが見えるし、どんなものでもやれるポテンシャルがあると思う。彼にはガイダンスが必要で、少しばかりの忍耐もいる。
わたしは彼をプレイさせるし信頼もする。なぜなら彼がそれを望むからだし、彼ならできると思うから。
彼をローンに出すこともできるが、わたしは彼からはもう少し期待をしていた。彼は責任を取る必要もあると思う。もしこのクラブで3日ごとにプレイしたいのなら、完璧に準備をしておかなければならないし、現時点ではこういった姿勢と渇望を見ている。
(ラヒーム・スターリングとの比較)そういうのはしたくない。わたしが云えるのは、リースは何でもやれるポテンシャルがあるということだ。もしそれをやりたいのなら、学びたいのなら、トップにチャレンジしたいのなら、このクラブでトッププレイヤーになりたいのなら。
彼は若いころは、なんでもがうまく行き過ぎていった。思うに、われわれはキャリアのなかのあるステイジでは、みんな混乱したりするものなんだ。それがうまく行っていて、みんなからチヤホヤされるようになったとき、リラックスしてしまって全体像が見えにくくなる。わたしは彼はいまとても明解な絵になっていると思う。自分がやりたいこと、みんなが彼に望んでいること。そしてわたしの信頼。
(オバメヤンの不在)それはチャレンジだ。われわれは誰かひとりにたくさん得点してくれるよう頼ることはできない。しかし、この数年ではそうやってきたのが現実だった。それは変えていかないと。
アルテタのシティでの功績のひとつは、スターリングの能力を開花させたことだと云われていて、その点でアーセナルで期待されるのはまさにリース・ネルソンの成長の手助けだろう。
アルテタが来てからすべての試合でネルソンを起用しているというのは、彼のこれまでを考えると少々意外に思えるが、このコメントにもあるようにボスは彼の高い潜在能力を認めているわけで、彼の将来には大いに期待できるのではないだろうか。
「彼は混乱をしていた」と読んだときは、思わずエメリ批判かな?と思ってしまったね(笑い)。
結局あまりうまくいかなかったドイツでのローンも、成長の糧になったと笑える日が来るといいな。
ペペのコメント「アルテタはぼくを信頼している」
ニコラス・ペペのコメント。ソース不明。
ペペ:ぼくは問題ない。でもたしかにもっとやれる。実際もっとやらなきゃいけないし、シーズン後半で改善したいところだ。
ここまではぼくにとっても一番キツい期間だった。チームは難しいときにいたし、試合に勝てなかった。それでもチームとしてハードワークしてウェスト・ハムで勝つことができた。あれはチームにもファンにも重要な瞬間だった。
(アルテタについて)彼はぼくに本物の信頼を見せてくれている。そしてぼくに何ができるかを知っている。自分の試合への取り組みについては、ワンオンワンや、クロスを入れること、得点とアシストを求められている。
(トップ4フィニッシュについて)難しくなっている。でも不可能じゃない。前を見て、シェフィールド・ユナイテッドとのホームゲイムに勝つことだけに集中だ。そして、もうポインツを落とさないことだね。馬鹿げたミスもやらないことだ。
そうだそうだ。
うちのスタメン見たらメンツ的に負けるわけはないはずなんですけどね。
エジルがどんなプレイをするのか、ラカゼットが決めてくれるのか、セバは出るのかなどいろいろ見所があると思いますが、一番はやはり勝利。
みんなで勝利を祝いたいですね。
ナイスPLのお時間!
セバージョスの使いどころに関連して、
守備のときは現状のような4-2-3-1を軸にして、
攻撃の時は4-3-3のような形としてCMの1人がより前でプレイすることは相手によってはもっとしてもいいと思います。
前でプレイさせる分、奪われた後戻るまでに時間がかかるとかは出てくるでしょうが、相手によっては現状でも選択できるんじゃないかと。
セバージョスだと守備強度が懸念されるかもしれないですが、ポジショニングをしっかりしてくれたら案外やれるのではという期待(笑)
最近のエジルを見てると右サイドよりにいることが多く、左サイドにはあまり顔出さないイメージなので(守備への体力温存か?)、
左よりにも相手ブロックの狭いところでもよりクオリティを出せる、人数をかけるというのでセバージョスはいい存在だとは思うんですけどねぇ。
でもサカがLBとなりそうなことを考えると今日いきなりは難しいかな。
左サイドがサカとマルティネッリならその攻撃のコンビネーションも期待。
PA付近だとマルティネッリがサカのいいとこ引き出してくれそう。
勝ってほしいですね。