試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
エンケティア、ラカゼット、ぺぺ
サカ、パーティ、エルネニー
コラシナツ、ガブリエル、ルイス、セドリック
レノ
ELのグラフィックでは、ぺぺが右MF・ラカ&NKの2ストライカーの4-4-2だった。
いずれにせよまた予想はハズレ。
うーん、アーセナルのスクワッドはやっぱりアンバランスだよなあ。エンケティアはサイドでもプレイできるけど、やっぱり彼はフィニッシャータイプだろう。オバメヤンもそう。タップインするのに、ゴール前にいないでどうするっていう。
ラカゼット、オバメヤン、エンケティア、3人ともCF。そして誰ひとりとしてふつうのCFでプレイしていないという。
ラカゼットは相手にだいぶ抑えられていたのか、あるいは本人のフォームが落ちているのか(両方だと思う)、今回もまたあまり活躍する部分がなかったが、彼の役割(MFに落ちてホールドアッププレイ)だったらジルーのほうがよっぽどうまくできる。そう思うたびラカゼットには申し訳ない気分になる。
ラカゼットはフィルミーノ役をちゃんとやれているのかよくわからんし、そもそもフォルス9はそんなにこだわるほど素晴らしいアイディアなのか。あまりうまくいっているように見えないので、最近はだんだんよくわからなくなってきている。
サブは、オバメヤン(61 NK)、ベレリン(61 セドリック)、KT(84 サカ)、ウィロック(84 ラカゼット)、ネルソン(90 ぺぺ)。
そういえばプレヴューで触れるのを忘れたが、ELは5人サブで、ベンチに12人まで入れる。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
ポゼッションは7割近い。だがその他の基本スタッツはほぼ互角。
アーセナルはこの試合パスは相手の倍近い(297 v 620)。誰かが云っていたが、620本ものパスを回しまくってSoTがわずか「4」。これで問題なしだとは云えないですわな。
会見でプレスにもツッコまれているが、相手のプアなフィニッシュに助けられたというだけで、もしルイスのヘッダーが決まっていなければ、正直敗けていてもおかしくないくらいの試合展開だった。
xGは、1.31 v 1.22。負けとるがな。あのレヴェルの相手にアウェイとはいえ、チャンスの量で負けているという現実は重い。
Rapid Wien 1 (1.31) – Arsenal 2 (1.22) pic.twitter.com/iYBM1cs2cT
— Scott “I say soccer sometimes” Willis (@oh_that_crab) October 22, 2020
ここまでシュートが撃てないとなるとコーチングの問題ですかね
とにかくチャレンジが少なすぎますし、オーバサイドもそんなに効果的とは思えません
時間が解決するかなと思いましたが、アルテタの引き出しの問題かもしれませんな
中央でしか強さを発揮できないルイスをどうカバーするか?だと思う。
FBがカバーしてるとFBの位置が下がり、仮にDMF(IH)がライン間でボールを受けても手詰まりになってしまう。
せっかくリスクを冒してライン間でボールを受けても、それでは意味がないと思う。
この試合はエルネニーを流動的にルイスの横に下がらせて疑似3バックにしてたと思う。
エルネニーは自分が下がってFBを前に出すのは得意なので、まあ特徴に合った起用ではあると思った。
理想としてはパーティの相方がもっと前で積極的にライン間でボールを受けて、FBの位置も高いことなんだろうけども。
個人的には、パーティ・ガブリエル・ルイスの連携を改善しながら少しずつ攻撃的に移行するのがいいと思う。
最初から全部やろうとするとルイスの周辺がエライ事になりかねず、3バックでの成功体験が吹き飛んでしまうから。
今のアーセナルの三角形はたくさん作るけど攻撃が停滞してシュート数やチャンスが少ない感じ、ファンハールのサッカーに激似なんですよねー。共通点があって配置を大事にしすぎて3人目や4人目の動きがなく、あと単純に前線の枚数が足りない。人が足りないんでボール失ったら奪い返せず撤退守備。1本のシュートまで時間がかかるっていう仕組みですね。
ただ逆転シーンみても前線に人多くして攻める事は出来ると思うんで今はリスク管理とポジショニングの徹底という段階踏んでるんだろうなと思いました。
試合見れてないですけど、エンケティアそんなにひどかったですか。残念。
今のフォルス9についてはある意味苦肉の策というか足りない部分を補う為のもの、しかも部分的でしかない気がします。
この試合見てないから的外れかもしれないですけど。