まだ試合を観てないひとも多いだろうか。どうもいまだにArsenal Playerにはフルマッチはおろかハイライトすらアップされていないようである。なんてこった。
日本ではDAZNでCL/ELが観られなくなったこともあるし、なにか中継するための条件などに変化があったのかもしれない。
もし今シーズンはこのままELがライヴで観られないとなれば、とても残念なことだ。
そういえばAmzonプライムがCL/ELの放映権を取るとか取らないとかって噂はマジですかね。イタリアでは来シーズンからAmzonプライムでCLが観られるとか?
さて、グーナー諸兄姉におかれては、なんとかして試合を観ていただくとして。どうだろうこの試合は。おもしろかったですか。
世間ではパーティ(とガブリエル)のパフォーマンスに湧いているが、それで覆い隠すことができない課題がまたしても露呈した試合だった気がしている。
More to come from Partey – Arteta
アルテタの試合後コメント「パーティはまだまだこれから」
試合後のコメント。オフィシャルサイトより。
(われわれの勝利はラッキーだった?……)
アルテタ:やはり難しい試合だったし、いくつかの決断で少し難しくしてしまっていた。そして失点し、あれはわたしのせいだ。なぜならわたしがああいったことを要求しているのだから。しかしわたしはあのリアクションはまじで好きだよ。セカンドハーフには攻撃すべきスペイスをよりよく理解し、より意図のあるプレイになった。またバックで連携ミスからチャンスをつくられてしまったがね。でも概ね、ふたつのいいゴールがあり、ふたつめはファンタスティックだったし、勝利から始められてとてもうれしいよ。
(プレッシャーのなかでバックからのプレイにはまだ不安……)
イエス。そしてそれも試合の一部だ。われわれに必要なことは、どこでそれができるか、いつボールをスタンドに蹴り出すべきか、それがわれわれがやろうとしていることの大部分を占める。しかし外から見るのと内側から見るのとでは難しさが違う。彼(レノ)はあれをやる勇気があり、とても上手にやってきた。重要な試合ではそこから得点すらしてきた。だからわれわれは正しいバランスを見つけなければならない。わたしはやるべきときにそれをやるよう、これからも奨励していくつもりだ。
(最初のゴールのようなエラーはああいったプレイのリスク……)
イエス。まったくもって。だが彼らはあの手のボールの理解がもっともっと深まっている。あのエリアでプレイしなければならないし、それはプレッシャーが来るところで、相手が来てもなんとかできるディスタンスだとわかっている。すべてが問題ないと思っても、直後には決断をくださねばならないし、正しいタッチをせねばならないし、正しいパスも。相手はそれを待っていて、だからわれわれはワークを続けなければならない。わたしが望むあのやり方でプレイしたいのなら、ビルドアッププレイにおいてやり続ける必要がある。
(トーマス・パーティはミッドフィールドでめちゃよかった……)
イエス。Tbf、彼はソリッドでまじ余裕があるように見えた。思うにセカンドハーフに少しオープンになったとき、彼がミドフィールドを掌握した。そしてよりチャンスを得るようになり、特定のエリアを攻撃できるようになった。今夜の彼はファンタスティックだったと思うし、彼からはまだまだ得られるものがあるだろう。
(トーマスへの期待をしすぎないようにしなくちゃならない……)
もちろん。しかし彼も周囲にチームメイツが必要だ。彼だけではない。われわれは彼に支払われた金額は知っているし、彼の選手としてのプロファイルも知っている。毎試合で注目を集めることも。しかしこれはチームとしてのストラクチャであり、フロウであり、ユニティと団結だ。それはわれわれがチームに必要なもので、彼もまたそのひとつのピースなんだ。ビッグピースであることを願う。
(メスト・エジルが試合中にtweetsを連発……)
グレイト! それこそわたしがスクワッドにいない選手も含めた全選手に望んでいることさ。思ってもみなかったが、いいことを聞いた。
(メストのことばかり訊かれてフラストレイティング……)
ノー。それもこの状況なら仕方ない。このポジションにビッグプレイヤーがいれば、みんなが知りたがるのは当然だ。質問もするさ。だからわたしはそれを当然のことと受け取るし、正直にぶっちゃけて答えようとしている。内部のことで話せることは開示しようとしている。
エジルのtweetsは、アレは素直にCOYGとして受け取っていいのかね。
わしゃ時間差で試合を観終わったあとに、ちまたの試合の印象をチェックしようとtwitterを見て思わず笑ってしまった。彼があんなふうに自分が出ていない試合について発信するのも初めてだろうし、今度はなんのPRだよと思ってしまった。PLでもやるんだろうか。
Nearly 300k votes 🔥 Thanks to everyone for taking part. The winner is @Thomaspartey22 with 57% votes 🇬🇭👍🏼 Congrats & well done 💪🏼 #YaGunnersYa #M1Ö #UEL
— Mesut Özil (@MesutOzil1088) October 23, 2020
MOTMを呼びかけるtweetに300kのvotesがあったってんだから、どえらいこった。むしろアーセナルのPRチームで働いてもらったらよさそう。Arsenal Playerでは毎回試合のライヴオーディオをやっているけど、そこに出演するとか。
ダヴィド・ルイスのコメント「ハードワークが報われた」
さすが経験豊富なCBという、いいディフェンスもあった。ぐちゃぐちゃしたときもあった。オフィシャルサイトより。
(勝利について……)
DL:ハードワークだったけどふつうのこと。ヨーロッパでプレイしているのだからグレイトなチームにグレイトな選手がいる。彼らは最初すごくよくて、だからうれしかったのは、ぼくらがセカンドハーフにもっとよくなったことさ。自分たちのフィロソフィでプレイするチャンスがあったし、結局ハードワークが報われて試合に勝てた。
(バック4とバック3を比べると……)
試合中にそれは変えたんだ。ずっとバック4だったわけじゃない。4でも試合中に3にしようとした。守り方や試合のプランに依るんだ。一番重要なことはベストウェイでやろうとすること。セカンドハーフにはそれができたと思うよ。
(ガブリエルといっしょ……)
彼はグレイトな選手だ。グレイトな友人でもある。思うに彼はもうクオリティ、パーソナリティを見せてると思う。だからチームのためにベストを尽くしている。
(勝利が今後の試合のプレッシャーを軽減する……)
そうは思わない。同じメンタリティで続けなきゃダメさ。ホームだろうがアウェイだろうが毎試合が難しい。今夜彼らにはクオリティがあったしグレイトな選手もいた。だからぼくらは毎試合で準備しないと。
(ファンがステディアムに戻ってきた……)
グレイトなフィーリングだ。敵だったとしても。グレイトだよ。フットボールについて思いを馳せれば、ぼくらの仕事というのはファンのためにプレイすることだ。みんなのために。みんなハッピーにするために。だからまたこんな気分が味わえるのはグレイトさ。
グレイトさ。
つづいて試合について。
ここまでシュートが撃てないとなるとコーチングの問題ですかね
とにかくチャレンジが少なすぎますし、オーバサイドもそんなに効果的とは思えません
時間が解決するかなと思いましたが、アルテタの引き出しの問題かもしれませんな
中央でしか強さを発揮できないルイスをどうカバーするか?だと思う。
FBがカバーしてるとFBの位置が下がり、仮にDMF(IH)がライン間でボールを受けても手詰まりになってしまう。
せっかくリスクを冒してライン間でボールを受けても、それでは意味がないと思う。
この試合はエルネニーを流動的にルイスの横に下がらせて疑似3バックにしてたと思う。
エルネニーは自分が下がってFBを前に出すのは得意なので、まあ特徴に合った起用ではあると思った。
理想としてはパーティの相方がもっと前で積極的にライン間でボールを受けて、FBの位置も高いことなんだろうけども。
個人的には、パーティ・ガブリエル・ルイスの連携を改善しながら少しずつ攻撃的に移行するのがいいと思う。
最初から全部やろうとするとルイスの周辺がエライ事になりかねず、3バックでの成功体験が吹き飛んでしまうから。
今のアーセナルの三角形はたくさん作るけど攻撃が停滞してシュート数やチャンスが少ない感じ、ファンハールのサッカーに激似なんですよねー。共通点があって配置を大事にしすぎて3人目や4人目の動きがなく、あと単純に前線の枚数が足りない。人が足りないんでボール失ったら奪い返せず撤退守備。1本のシュートまで時間がかかるっていう仕組みですね。
ただ逆転シーンみても前線に人多くして攻める事は出来ると思うんで今はリスク管理とポジショニングの徹底という段階踏んでるんだろうなと思いました。
試合見れてないですけど、エンケティアそんなにひどかったですか。残念。
今のフォルス9についてはある意味苦肉の策というか足りない部分を補う為のもの、しかも部分的でしかない気がします。
この試合見てないから的外れかもしれないですけど。