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【マッチレビュー】20/21EPL リーズ・ユナイテッド vs アーセナル(22/Nov/2020)ぺぺのフラストレイション

試合について

アーセナルのファースト11

SofaScoreより。

4-2-3-1

オーバ

ウィリアン、ウィロック、ぺぺ

ジャカ、セバーヨス

KT、ガブリエル、ホールディング、ベレリン

レノ

興味深いフォーメイションとセレクション。アルテタがPLで4-2-3-1を使うのは、だいぶ久しぶりのことだ。

オバメヤンのCFにNo.10にバック4など、せっかくたくさんのファンが観たかったシステムになったのに、こんな試合になってしまったのが残念でならない。

この11人が発表になったときに、Arseblogが「ウィリアンがネルソンだったらベスト」とtweetしていたが、ぼくもまったくアグリーであった。

実際にセカンドハーフからのネルソンはかなり良くて、今後PLはしばらくサカとネルソンをスタートから使ってほしいと思う。

この試合のウィリアンはここ最近のパフォーマンスと比べてそれほど悪くないと思ったが、HTの交替について「戦術的なものか?」とプレスから質問されてしまうくらいには、よくはなかったということなんだろう。あれだけの待遇でこのクラブに来たのだから、当然期待も要求も高くなければならない。

サブは、ネルソン(46 ウィリアン)、サカ(57 ウィロック)、AMN(90 サカ)。

ウィロックは交替するときに、いかにも不満げだったのが印象的。AMNは夏にチームに残ることが決まってからあまり使われず。なんだかかわいそうである。

マッチスタッツ

『BBC Sports』より。

被ショッツが「25」。。去年のワトフォード戦の31本以来の多さだそうで。

概ねアウェイチームのひどさが目立つスタッツながら、後半の40分を10人でプレイしたため、90分のマッチスタッツを真剣に見てもあまり意味はないかもしれない。

だが、シリアスな問題はアルテタがいい時間帯もあったと語っていた、11人対11人でプレイしたファーストハーフですでにひどい有様だったことだ。以下前半のいくつかのスタッツ。

  • ポゼッション 60% v 40%
  • ショッツ 13 v 5(※アーセナルは前半SoTゼロ)
  • パス 294 v 196
  • パスアキュラシィ 83% v 77%

この試合の結果にどっちがよりフラストレイションを貯めたって、そりゃリーズのほうだろう。

xGは90分で、1.96 v 0.71。前半終了時には、1.01 v 0.18だった。

つまり、11人でプレイしていたとしても、アーセナルがこの試合で勝てたかどうかは非常に疑わしいと云わざるを得ない。

むしろアウェイチームが10人になったことで守備に専念するようになり、ホームチームは不幸にも逆に勝つチャンスを減らしたんじゃなかろうか。フットボールではこういうこともしばしば起きるが、有利になったように見えて結局不利になるというのは皮肉なことである。



今回はこれにて。

いつものように「試合の論点」を書いていたのだけど、気がついたらネガティヴなことばっかりになってて気分が悪くなったので全部消してしまった(笑い)。

毎度毎度そんなん誰も読みたくないよね! ぺぺだって謝罪したんだからもういいじゃない。つぎだつぎ!

明日のELでは見違えたチームでいてほしい。

COYG

※コメントくださるかたにお願い
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7 Comments on “【マッチレビュー】20/21EPL リーズ・ユナイテッド vs アーセナル(22/Nov/2020)ぺぺのフラストレイション

  1. この出来事が後々、ペペのbreakthroughであったと言えますように…なむなむ

  2. 11人の時も意思疎通が不十分で、単なる危なっかしいボールロストに終わってるケースが多かった。
    このやり方だと一本のパスが通らないことのリスクが大きく、連携やミスの影響を強く受けると思う。

    またカットされた直後も、ウィロックのフィリップスに対するプレスが十分ではなかったと思う。
    WBを削って左ウイングの負担を増やして、その結果トップ下があのゆるさではちょっとマズイ。

    ある日目が覚めたら突然連携が良くなってた、なんてことはないだろうし。
    続けていくしかないんだろう。

    しかしオフもプレシーズンもほぼゼロ、代表では殺人日程。練習を一緒にやる時間すらない。
    「続けていく」ことがこれだけ困難なシーズンも過去にないと思う。
    その中で、ティアニーの姿勢は素晴らしかった。
    途中で試合を投げ出すバカに足を引っ張られながら、何一つ妥協せず10日で4試合半戦い切った。

    ひどいブラックな要求かもしれないけど、僕はあの姿勢を全選手に要求したい。
    やっと守備とトランジションの整備が終わって、アーセナルの攻撃を復活させるのはここからなんだから。
    それ以上の価値ある取り組みがこの世の中にあるだろうか?僕は知らん。

  3. 守備時4231  ラカ 
    オーバ    エジル   サカ      
        ルイス   トーマス
    ティアニー          ベジェ
        ガブ    ホール

    組み立て攻撃時343 ラカ
        オーバー    エジル
    ティアニー トーマス ベジェ   サカ
       ルイス  ガブ    ホール
    が見たい。エジルとサカの同時起用とかめっちゃ良さそう。ルイスは一列あげても良さそだし、オーバーはサカとかエジルとかラカとかいないと前線で孤立しそう。ぺぺを使わなくていい理由があるならアルテタは使いたくないんじゃないかな。

           

  4. 前半あの10番鬱陶しいなあと思っていたけど、ぺぺあの行動はいただけないです。ま、反省しれくれればいいけど。
    ペペもいろいろ上手くいってなくてフラストレーション感じているのだろうけど。ここが堪え時、僕はまだ諦めてないです。

    しかし前からのプレスが前半中盤から剥がされてズルズル最終ラインが下げられきつかったですね。ブロック組んでもジャカ、セバが最終ラインに吸収されて中盤でセカンドボール拾われて、ウィロックも効いてたとも言えず退場者なしでも苦戦したことは必至ですね。

    風当りは強いですがなんとか乗り越えてほしいです。

  5. 見返したくもないけど、リーズはゴールポストに呪われているんじゃないか、と思いました。ファイナルサードに斜めに2~3人が何度も何度も走りこむところとか、あの寄せの速さとか、チーム強度としては格上を感じました。われらに足りないのはなんなんだろう。このSOTは本当に魅力的ではない。でも木曜また応援しますけど。勿論。もっとワンタッチパスをつなげてほしいな~。COYG

  6. ペペはいわずもがなですが、個人的にはウィロックもひどかった印象。
    ボールを持っても誰と連携するわけでもなく、ゴールに向かってドリブルするわけでもなく。
    連携の問題以上に彼が何をしたいのか、他の選手に何を要求しているのかが分かんなかったなぁ。
    あれ見ると、まだまだ壁は高いなぁと実感。

    個人的にはリーズがどんどんプレスに来るとはいえ、レノがパント→オーバが競る→セカンドボール拾われて攻撃される、の無限ループをなんとかしてほしかった。。

    アウェイとはいえ、リスクを取ってプレス回避を狙った方が点取れる確率上がったと思うなぁ。

    ほぼプレシーズンなしの異常なシーズンとはいえ、そろそろ改善の兆しが見たいところ。
    なんだかんだでもうアルテタ就任から1年くらい経つからなぁ

  7. 立ち上がりはセバージョスが高めの位置を取る事もあって少し良かったのですが途中からは相変わらず低い位置。
    ジャカと共になんなら自らCBより低い位置に行くことがあってフラストレーションでしたね。
    攻撃の時にCBみたいな役割が4人いると感じるときすらある。

    あとはここずっと感じる前線の選手の高さが同じ問題。複数人が上がり過ぎる上に高さ的に被るから余計中央に穴が空く状況になってサイドの狭い範囲にしか行き場がなくなる。そうなると結局無理なクロス上げるか後ろに戻すしか選択肢がなくなるんですよね。悪い癖。個人で言うとこの試合は出てないけどエンケティアがCFとして出すとこの癖が酷いからなぁ。誰か指導して欲しい。適切な時もあるんだけど割合でいうと半分ないくらいだと思う。
    ただこういう事するのが他にも目立ったかなこの試合は。

    あとティアニーの上がりが遅い場面も目立った試合。3バックのLCBの時の感覚のままなんじゃないのか?と思わせられました。

    ウィロックは前から言ってるけどトップ下としては色々足りないからCMで頼むとスターティングメンバー見た時点で思いました。。。

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