あけましておめでとうございます。寒いすね。元気ですか。ステイホームしてますか。
昨日はお正月をゆっくり楽しんで(Cyberpunk2077があんなふうにあっさり終わってしまい虚脱感。しかもバッドエンディングだった笑)、今日からブログ復帰。2021年最初のエントリ。
少し前までの史上最悪フォームのアーセナルだったなら、今日1/2にもうブログを書き始めねばならないことにストレスもあったろうが、おかげさまでわれらは2連勝中である。今シーズン初めての3連勝がかかっているとあっては、ワクワクしないでいられない。
今年もがんばって書くつもりなので、弊ブログをよろしくお願いします。
さて今回の相手は、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン。何かとサム・アラダイスが注目の降格本命チームのひとつである。現在19位。
とはいえ、さらなるアウェイということもあるし、そもそもPLにはアーセナルが簡単に勝てるチームなどひとつもない。タフな戦いが予想される。だが、いまが勢いをキープするとき。信念を築き上げていくためにも、どうしても3ポインツがほしい。
この試合をざっくりプレヴューしていこう。
アルテタの試合前コメント「スクワッドを整理することがプライオリティ」
大晦日に行われた試合前プレスカンファレンスでのコメント。オフィシャルサイトより。
(直近のチームニュース……)
アルテタ:今日見る。何人かの選手は昨日の試合のあとチェックするためにここに来てもらった。いくつかの打撲がある。そして、Covidレギュレイションをこなしてきた選手たちもいる。彼らはウェスト・ブロムには間に合うだろうと思っていた。だが、誰が準備できているか、誰がフィットしているかは今日と明日で見る。
(ブカヨ・サカのフィットネス……)
プレイできるといいんだが。今日彼がトレイニングに参加するかどうか見ていく。彼はたくさんプレイしているからね。この試合には問題ないと思う。
(連勝で自信を得ている……)
そうした結果が必要だったことは間違いない。しかしこれをもっと続ける必要がある。この2試合でわれわれがいい結果を得られた理由はあるが、それは、それでもわれわれがもっとよく、もっと進歩していかねばならないことでもある。
自信について云えば、試合に勝っていれば完全に違うシナリオになる。全員がより自由をもって、信念をもってプレイし、プレッシャーからいくらか解放される。そういったポジティヴなことがいつもパフォーマンスに反映されるようになる。
(サム・アラダイスの下でのWBAの2試合……)
ふたつとも全然違う試合だった。最初のひとつはリヴァプールで、彼らはとても明快なプランがあり、それをとてもよく実行した。1-0にされたときですら、彼らはまったく何も変えなかった。自分たちの時間が来るとわかっていたんだろう。彼らはよくなっていき、試合に入っていった。そしてセカンドハーフはより効率がよくなり、リヴァプールにトラブルをもたらした。
サムは自分のやることについてはとても効率的だ。プレイにはとても明快なフィロソフィがあり、いつでも結果を出す。いつだって相手に困難をもたらすし、今回も違わないだろう。彼のチームはいつだってとてもオーガナイズされていて、何をやるべきか完璧に理解している。だからまたタフなテストになるはずだ。
(個人的にもプレッシャーが解放された?……)
みんながノッていると思うよ。だが正直に云えば、そこには当然たしかなプレッシャーがあった。われわれもわかっていた。しかし、そのプレシャーの多くは、自分たちがどれだけうまくやりたいかにかかっていて、そのせいでみんなを失望させていた。だからこの状況をできるだけ改善できる道を探そうとトライしていた。
このゲイムではときどき理由を説明することが難しいこともある。なぜ試合に敗けたのか。相手よりもよかったのに敗け。敗けにふさわしくない。でもそういうものだ。しかし明快だったのは、全員にかかったプレッシャーから解放されるには試合に勝たねばならなかったこと。それはできた。ただ、まだ長い道のりがある。
(ブカヨ・サカはいつも学ぶことに貪欲……)
イエス。しかしそれはどの選手にもあるべきだ。いつも学び、いつもよくなっていこうとすること。
わたしにとりもっとも大きなことは、彼がここ数ヶ月でやってきたこと。それは責任をもって決断できるパーソナリティ、ものごとがうまくいっていないときでも意志をもち行うこと。そして彼がチームが結果を得るために持つインパクト。あの年齢であれば、まったくふつうのことではない。しかしそこに彼の本性があり、進化したがっている。
チームメイツからの信頼にもそれは見られるだろう。彼らは彼に責任を持たせようとしている。それが素晴らしいのは、ひとりかふたりではないこと、もっとたくさんの選手がいるということだ。
彼はまたグレイトな事例にもなっている。若い選手がビッグチームでプレイするときに、コミットメント、パッション、勇気をもってプレイするということ。
(PLでも一時休止を求める声がある……)
まったくだ。われわれは全員が自分たち自身の健康、周囲で何が起きているかを心配している。しかし同時に、われわれが従っている手続き、トレイニンググラウンドや試合で行っていることのすべて、外でやるスポートだという事実。それはリスクをかなり最小化している。
もしわれわれがテストを始めてからの記録を見てくれれば、ものすごくポジティヴであり、思うに、それはできる限り継続していくべきだと思う。もちろん誰もリスクにさらすことなどできないが、われわれはこのシステムがワークしていることを示していると思う。先週かそれくらいに何かが起きたとして、さらに制限が増えて、以前のように効果的であるためにテストも増やす。それもワークすると思うし、それは続けていけると思う。
(セアド・コラシナツ……)※この会見後にローン移籍が発表された
まだなにも云えることはない。いくつかのことに取り組んではいるが、もちろんウィンドウでたくさんのニュースも出てくるだろう。本当のこともあればそうじゃないこともある。何か云うべきときが来れば、アナウンスするよ。
(セアドがシャルケに復帰するというリポーツの信憑性……)
数人の選手に関しては話をしているところだ。ローンの道も探している。なぜならいまのスクワッドの数はとても大きいから。繰り返すが、まだ何も確認はできていない。
(フットボールを続けることがメンタルヘルスにとっていいことだと思う……)
社会におけるフットボールの重要性はすごく大きいと思う。この難しいときに、フットボールの試合が持つ意味をひとに訊いたり尋ねたりしてみれば、それはとてもとても重要だと思う。そしてわれわれがやろうとせねばならないのは、安全にそれをおこなうことだ。いまずっとやっているように。そこにはたくさんのポジティヴなことがあると思う。
(この2試合での勝利で別人になった……)
わたしは同じ人間だよ! もちろんよりハッピーになったしより安心しているが、この業界での結果はすべてを変えてしまうものだし、試合に勝てば認識もたいそう変わる。われわれは全員がそのことを理解している。わたしはよりハッピーになったよ。
(降格バトルの話はもう終わったことだと思う?……)
これまで試合に敗けて、低いポジションにいた。最後はそういうことになる。それは受け入れなければならない。わたしにとり最悪なのは、現実から目を背けて逃げ出そうとすることだ。わたしが気にしていたのは、試合の敗け方であり、なぜ相手に敗けたのかということ。それが怖いという感覚をもたらす。「Wow、相手は何もやっていないのに、でも敗けてしまう」。
だがわれわれはその傾向を自ら破り、よりポジティヴになれている。しかし繰り返すように、やることはたくさんある。
(2021年に若い選手たちが名乗りを上げることの重要性……)
われわれはアカデミーから選手を連れてくる歴史があるクラブだと理解しているし、それがわれわれのDNAでもある。それを続けていきたいし、わたしが来て最初の日からやってきたことだと思う。
しかし彼らには正しいプロセスが必要で、周囲には正しい選手が必要だ。そして彼らの成長のタイミングを尊重せねばならない。準備ができていない選手を急がせることほど悪いことはない。もし彼らが準備できていて、反応するなら、それを続けよう。彼らを温存する必要はない。なぜなら彼らのエナジーも、パッションも、何をやりたがっているかもわかっているから。
彼らは走れるし、スプリントもできるし、やりたいことは何でもやれる。だが、(経験ある選手も)必要としている。11人のキッズはありえない。正しいミクスチャのチームがあれば、そうしたキッズもよりシニア選手になり始める。ちょっとした経験を得始めて、いい成長フェイズに入る。それをやろう。注意深くしなければならないがね。
(何があれば成功したシーズンと云える……)
あまり多くを持ったことはない。わたしにとり、重要なことはつぎの試合であり、どうやるかであり、そこで結果を得られるかであり、どうやって結果を得られるかということだ。自分たちのパフォーマンスはどうだったか、どれだけ進化しているか。そして結果が得られないとき、進歩せねばならないところを見てどう反応するかを見る。なぜならそれが真の評価になるからだ。スクワッド、スタッフ、選手。そしてクラブとして。
われわれはこの数ヶ月にたくさんことを乗り越えてきた。変化ができるようなとてもポジティブなこともあったし、予想できないこともあった。結果についてはずっと失望させてきた。
わたしにとっては、とくにこの世界では、シーズン終了時に何が起きるか計画することは、それが良かろうが悪かろうが、それについてなにか云うことは不可能だ。わたしはこのクラブの目標をわかっている。それはどのコンペティションでも勝つことであり、それ以下のことはない。しかし同時に、自分たちがいまいる状況も理解しなければならないし、尊重せねばならない。しかしできるだけ早くそれを変えていこうというメンタリティを持つことが重要だ。
(なにか昨シーズンと今シーズンの類似性が見られる……)
違う。なぜならわたしはもうほぼ1年ここにいるし、何が起きているか、何がワークしているか、何を変えなきゃいけなくて、どうできるか。わたしにはよりより理解がある。だがチャレンジはそう変わらない。わたしはどう対処すべきかよりよく知るようになったと思う。
(新年の抱負……)
わたしにとっては、正直に云うと、わたしの周囲の人たちが健康で安全であること。それが望みうるすべてだ。わたしは自分のやっていることを特権だ感じるし、喜んで取り組んでいる。だからわたしからはもう多くは望めないよ。
(リース・ネルソンの不在……)
彼は軽い痛みがあって、ずっと100%のフィーリングではなかった。筋肉の問題で、トレイニングも出たり入ったりだった。100%でなかったのは残念なことだ。なぜなら彼はパフォーマンスレヴェルが上がっているように思っていたし、とてもいい試合をやり始めたところだった。勢いを築きはじめて、そしてこの小さなケガで少しセットバックした。でも今週はよくなっていると思う。
彼に起きていたことをしっかり確認できていなかったのはわたしのミステイクだった。彼がいなかった理由は100%じゃなかったからだよ。
(1月の移籍ウィンドウではスクワッドを削る必要がある……)
そうだね。われわれには大きなスクワッドがある。それはわかっていたし、夏にはたくさんのやりたかったこともあった。いろいろな理由でそれができなかった。
何人かの選手はローンで出ていくことになり、いまはそれがプライオリティだ。いまの人数を維持していくことはできない。それをやっていき、そうして必要なポジションで正しい機会があるか見ていくことになる。クラブと一緒にそれについて取り組んでいる。
(パーマネントディールよりローンディールのほうがありそう?……)
それについては注意深くいる必要がある。だが、もちろん財政的に、それはわれわれだけではなくPLのどのクラブも打撃を受けている。これは昨年からも変わらないことだろうし、財政を見つついろいろなやり方でチームを進歩させてくれるものを加えなければならない。市場のなかでどういうチャンスがあるかに依って、選手をローンで取るのか買うのか決めていく。
以上。
冬の移籍ウィンドウがオープン
1月になり冬の移籍ウィンドウが始まったということで、それに関連した質問も多い。
アーセナル的には早くもコラシナツの退団が発表されたところだ。シャルケへローン。古巣へ復帰である。エジルのボディガードはどうするんだよ。。
Sead Kolasinac to join Schalke on loan
彼はシャルケですぐにキャプテンとしてプレイするという話もあり、かなり期待されているようである。本人もプレイすることを優先した決断だったという。したがって、アーセナルが高給&レギュラーでもない彼をここで放出できたことはWin-winでもある。もっともアーセナルは彼のサラリーをある程度負担するそうだが。。いずれにせよ、冬のタスクをひとつ早々に終えたのはポジティヴだ。
それと、アルテタは先日この2試合の勝利が移籍ウィンドウのプランには何も影響を与えないということを述べていたが、補強よりもスクワッド整理を優先するといった、以前のウィンドウとまったく同じようなことを云い始めたのは、それが許される状況が生まれているからだろうと思われる。仮にチェルシーとBHAで連敗していた状況で、「補強は後回し」なんて話をしたらファンは発狂していたに違いない。
アーセナルの移籍関連については、来週に冬ウィンドウ序盤のまとめエントリを書くつもりなので、また読みに来てください。
リース・ネルソンの状況がやっと明かされる
彼は100%フィットしていなかったということ。
これは不思議なのは、なぜにチームニュースでもずっと彼のことがスルーされていたのかということ。
チームにずっと加わっていなかったにも関わらず、彼のフィットネスが触れられなかったことについて、別に隠された理由があるとかそういうことを疑っているわけではないが、彼はチームにとり重要な選手だと見なされていないという気がしてモヤモヤするのである。
今回アルテタは彼のことをちゃんと確認できていなかったのはミステイクだとも云っている。アルテタのようなマネジャーがどうしてそういうことをやるのか。彼だってこのビッグウェイヴに乗らねばならないヤングスターズのひとりではないか。
ネルソン、ウィロック、エンケティアらはプレイタイムのために今月ローンで出ていくという説もあるが、それとこれとは関係ない。もっと彼や彼らを大切にしてほしい。
コンパクトにやる事一つを取っても、けっこう不安要素は多いと思う。
例えばCBは未熟か鈍足かの2択。
ライン間で受けられる10番はESRしかいない。
ラカと同レベルのポストワークを中2日でずっと提供できるか?分からない。
ひとまずあるメンバーでは上手くやれる事は分かったが、チーム全体のスタンダードが上がってるかどうかは分からない。
そしてまた、一度スタメンから落ちたベテランが列の後ろに並び直してチームをプッシュしてくれるか?それも分からない。
ESRやマルティネリがケガしたらやれなくなってしまうサッカーなら、あまり意味がないと思う。
2番手以下の選手が常に上をプッシュしてるような、競争的なチームであってほしい。