どうも。
アーセナルはアウェイで勝利し、これでPLは4連勝。アルテタにとっても初めてのこと。それはめでたい。
ステディアムには久しぶりに観客が入り、ロイ・ホジソンのホーム最終試合とあって、ホームチームにはとくに特別な試合だったはずだが、そんなチームに粘り強く戦い、勝てたことは非常にポジティヴ。
ただ、90分までドロウだったことを考えれば、3-1という結果はいささかできすぎであろう。相変わらず、ボールを持ったときのチャンスクリエイションには課題も感じた。
また、今回もレフェリーにいくつか不可解なジャッジメントがあり、PLの審判基準によりいっそう疑問を感じさせる試合となった。
試合をざっくりと振り返ろう。
Martinelli & Pepe score injury-time goals
アルテタの試合後コメンツ「試合前、ファンのつくる雰囲気に感動した」
試合直後のインタヴュー。ぺぺについて語っている。オフィシャルサイトより。
アルテタ:これはわたしが感じていることであり、コーチングスタッフもみんなも、彼自身も感じていることだが、今シーズンの彼は長い道のりを来たなと。
彼は試合のなかでときに安定を保てないでいた。しかしヨーロッパでの彼はヤバかったし、PLでも彼は自分がどんな選手かを示しつつある。とてもハングリーだ。
わたしが思うに、彼はかなりメンタリティを変えた。よりやる気を出している。
試合後プレスカンファレンスでのコメント。オフィシャルサイトより。
(勝利の重要性……)
アルテタ:すごく重要なときだ。なぜならファイナルデイにもあらゆるチャンスを残したかったから。来シーズンのヨーロッパに入るために。それをやるためには今日勝たねばならなかったし、いくつかほかの結果を待つ必要があった。そして試合が進んでいき、時間切れになりそうで難しそうに見えた。でも最後は道を見つけた。
(試合の変化はどうして起きた?……)
勢いが変わったのは、あのときわれわれがとてもよくやっていたことをやらなくなったとき。試合の始まりはやりたいプレイをしていたし、やりたいプランを実行していた。相手のやりたいことをさせず、コントロールしてチャンスを掴んだ。支配していた。
失点は、ボールを失ったあとに危険なエリアで不必要なファウルをしてしまったから。そして失点した。そこからボールを失いはじめ、ビルドアップでもバックで落ち着きがなくなったように見えた。そして、ロングボールズ、セカンドボールズ、ジュエルズ、50/50ボールズ、それらは彼らのほうがよかった。
変化のあとはコントロールを取り戻したと思うが、ファイナルサードではあまりクリエイトできなかったと云わねばなるまい。しかし最後にはふたつのグレイトなアクションズでなんとか勝つことができた。
(マルティネリはどれだけスターティングに近づいている?……)
とても近い。彼はもっとそれに近づくようにファイトをつづけねばならない。われわれが理解しておかねばならないのは、彼らがまだ成長フェイズにいるということと、彼らがすでに今シーズンと昨シーズンでどれだけやってきたかということ。
アンダー20のアカデミープレイヤーズ11人をプレイさせたいこともわかっているが、誰がそんなことをやっている? われわれは誰よりももっとそれをやっているし、彼らにはいずれチャンスがある。彼らはチャンスをつかんでいる。それはわれわれが与えたチャンスではないみたいだ。彼らはチャンスを勝ち取り、それを観るのは喜びだ。
(ヨーロッパがなければチームは解放される?……)
わたしが思うのは、4試合に勝ってチームとしてリアクトしたことを証明せねばならないということ。ドレッシングルームでのリアクションと苦痛はいまも痛いし、それこそが最後の試合に使うものだ。みんなや自分たちにまだ十分うまくできると示すために。われわれは諦めないし、最後の日までヨーロッパへチャレンジする。
(マルティネリのゴールになったオーデガードのパス……)
彼にはそれをやるクオリティがあり、逆サイドのランナーズとのコネクションは彼がすごく得意にしていることだ。彼は正しいとき、正しい時間を見つけている。そしてガビはボールをなんとか入れた。あれだって簡単なものではない。
(レイトゴール……)
タッチラインのわたしを観てくれたら、どれだけハッピーかわかっただろう。最後の瞬間に試合に勝てたときは、いつでもとてもうれしいものだ。それはチームがどれだけ欲していたかを示すものだし、最後のホイッスルまで信じたということ。バッチグーさ。
(ニコラス・ぺぺはPLの選手としてようやく定着した……)
この2つの理由を思えば、とても勇気づけられるしポジティヴだ。ひとつは、彼が来た長い道のり。彼が試合で生み出すことの一貫性に関して。今シーズンはPLだけではなく、ヨーロッパでやったことも。
もうひとつは、彼のシリアスなマインドセットから。彼はどのアクションも、われわれと行うどの試合後の個人的な反省も観たがっている。彼はワークを望んでいるし、ベストになりたがっている。そしてそれが起き、彼にはタレントがある。とてもいいミクスチャだと思う。
(来シーズンにどのヨーロピアンコンペティションでプレイするかは問題?……)
もし自分で決めていいのなら、ELを選びたいが。できるだけ高くフィニッシュし、ヨーロッパに入りたい。
(セルハースト・パークで最後の試合だったロイ・ホジソンに勝っちゃった……)
イェア。でもそれとこれとは関係ない。クラウドがステイディアムに戻ってきたことはグレイトなタイミングだったと思う。彼のことを思えば。とてもエモウショナルでナイスだったし、彼は完全にそれに値する。勝っちゃったことは謝りたいが、今夜のこととは関係なく、彼がキャリアでやってきたことはすごい。
(ブライトン戦でチームをサポートするファンズの重要性……)
今日観たとおりさ。試合前、ドレッシングルームにいるときも感動した。彼らがうたい、アトモスフィアをつくっているのが聞こえて。それこそがわれわれが育ってきたものであり、選手としても、あれよりいいものはない。
彼らが来てくれてチームをサポートする。われわれはあらためてファンとの力強い絆を築いていかねばならない。なぜなら彼らが一緒にいてくれれば、チームの助けになる。とてもよいときを過ごせるはずだと思っている。
(チームのキャラクターについて……)
イエス。だが状況に対処しなければならない。もし誰かが、11月か12月に、われわれが最後の試合でまだヨーロッパに行ける可能性があると云ったなら、クレイジーだと云われてしまっただろう。しかし、それをなしとげた。
自分たちのことや、この数ヶ月で稼いだポインツからすれば、このポジションは自分たちで稼いだものだと思う。ここからはファイナルデイにもたらすことを考えるときだ。自分たち次第ではないのが残念だが。
あらゆることがもうちょい早く変更できていれば。悔やまれる。
ガビ・マルティネリのコメント「ぼくが必要なら、準備できてる」
救世主。持ってる。91分に3ポインツを奪った1得点。試合後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。
🗣 It’s time to hear from our matchwinner…
Keep up the hard work, @g_martinelli01 👏
— Arsenal (@Arsenal) May 19, 2021
(いいチームパフォーマンス……)
マルティネリ:そうだね。そう思う。ぼくらはいいプレイをした。少し難しかったのは、彼らがとてもいいチームだったから。ぼくらもとてもいいプレイをしたので勝利にふさわしいと思う。
(これからも力強く試合に勝つ……)
イェア。まだ試合はある。ボスもそう云っていたし、プランは変えない。それをやった。
(得点はどんな気分……)
すごくアメイズィング。ぼくはいつでも出ていく準備ができているし、得点もできたからとてもうれしい。
(ファンズの前でまたプレイできること……)
とてもいい気分だ。エミレーツでファンズの前でプレイするのが楽しみ。
(日曜には最後の試合……)
今シーズンをいいフィニッシュにしないと。準備してブライトンを倒す。ファンズにいいパフォーマンスを見せるよ。
違うカメラの前で話した一節。
Martinelli: “I’m always ready. When Mikel needs me, I’ll be there.”
— Chris Wheatley (@ChrisWheatley_) May 19, 2021
「ぼくはいつでも準備できてる。ミケルが必要なとき、ぼくはそこにいる」。これインタヴューの動画をみると繰り返していた。きっと大事なことなんだな。
♪アイルビーゼー。若き日のマイケル・ジャクソンのこども声が聞こえてくる。
お疲れ様です。
勝ったのはもちろん嬉しいのですが、自分にも低パフォーマンスに見えました。
ほんと速攻を放棄した遅攻は凄いハンディキャップですよねぇ、ロストによるカウンターを防ぐためとはいえ。そのくせハイプレスに弱いところも含めてなんとかして欲しいもんです。
セドリックの起用法も心配です。ホントのところはわかりませんが、この懲罰的にも見える一部の選手の扱い方は長い目でみたらデメリットの方がでかい気がするんですが。
後ろ向きなコメントばかりですみません。。期待の裏返しだと思ってください。
最後に、ヴィラへのお礼でマルティネスの名前を忘れてますよ!笑
いまToTヴィラのハイライトを視聴。なるほどエミは大活躍な感じだった!スバラスィ
いつも楽しく拝見しています。
ベンテケの、三沢ばりのエルボーでイエロー???
あれをVAR使ってもレッド出ないから、みんな軽い頭突き等で、刺されたみたいに転げまわるんですよ・・・
倒れないエルネニーの馬鹿正直さにも呆れましたが。(笑)
エミはホントに凄かったですね。
レノが来季退団してたら、エミの放出は上層部の責任問題になるとこでしたよ。