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アーセナルがボローニャのRBタケヒロ・トミヤスへ?

こんにちは。

いまから10日ほど前に、カルチョ情報Tier1のジャーナリスト、ジャンルカ・ディ・マルツィオが「トッナムがボローニャのDFタケヒロ・トミヤスを狙っている」と伝えていて、それ以降、オーンステインやロマーノもこの件をフォロウして、あの冨安がPLに来るのかあ、へえすごいねなんて思っていたら、なんと今度はアーセナルも彼に興味を持っているという報道が。

昨日、Sky Sports Italyがそれを伝えたというニュースを見たときは冗談だと思った。ディ・マルツィオってSky Sportsでもお仕事しているのだよね。

めっさイタリア語なまりな英語(笑い)。ジャカはチャカって云うのか。

トッナムのファンからしてみれば、完全な横槍のようなかたち。



タケヒロ・トミヤスへのトッナムのオファー

昨日のロマーノ。トッナムはアドオンを含む€18Mでボローニャにオファー。ボローニャは検討中だが、プライスタグは€20-25Mという。そして本人はトッナム移籍を希望。

TMによると彼のMVは現在€20Mということなので、妥当な金額でやりとりがされているように見える。

これが決まるともしかして、ToTとしては戸田氏以来の日本人かな?

アーセナルのオファー?

いまのところ、オファーについて具体的なことは何も報じられていないようだ。ディ・マルツィオが伝えているのは、彼をベレリンのリプレイスメントとして、つまりライトバックとして狙っているということだけ。

トッナムとの交渉が進んでいるようなので、彼の獲得に本気ならアーセナルも急がねばならないはずだが、いまのところそのような動きがあるのかどうかわからない。

アーセナルがこのような出遅れの横槍で、選手を獲得することができるのか。というか本気なのかどうか。

アーセナルはトミヤスが必要なのか問題

おそらくは、このブログを読んでくれるような日本人のコアなフットボールファンの皆さまは、ぼくよりも彼についてずっと詳しいので、ぼくは全然わからないのだが、彼はアーセナルに必要なのだろうか。

TMで調べたところ、イタリアでの2シーズンでは、RBが40試合、CBが18試合(LBが2試合)と、もはやライトバック枠で見られているようだが、ぼくは日本代表くらいでしか彼のプレイを観たことがないので、「ライトバックでもプレイできるセンターバック」のように思っていた。いまはむしろ「センターバックでもプレイできるライトバック」なんだろうか。

Welcome to ToT…

まあいずれにせよ、そのキャラクターとかなり似たタイプとして、アーセナルにはすでにカラム・チェインバースがいる。

ヘクター・ベレリンの夏の退団が濃厚で、来シーズンのRBをどうするか問題についてはいろいろな議論があるが、アルテタはどうもチェンバースがRBのファーストチョイスでもいいと思っているのではないかという憶測もある。それくらいには、ほかのエリアと比べて本気ターゲットの名前が伝えられていない。

トミヤスは、チェンバースよりもいい選手なのかどうか、チームとしてやりたいプレイに合っているのかが問題だ。

トミヤスとチェンバースのスタッツを比べてみようと思ったが、サンプルが少なそうなのでやめた。

トミヤスの2シーズンのキャラクタ フースコより

空中戦が強いのはかなりいい。

アルテタはより守備的なRBを求めているのか

このトミヤスの噂で思ったのは、アルテタが左サイドでのKTのような<アタッキングフルバック>を、右サイドで求めていないということ。

個人的には、昨シーズンの後半にアルテタがチェンバースを重用したことは、限られたオプションのなかであれば納得できなくはないと思ったものだ。しかし、来シーズンもRBが彼でいいとなると話は別である。

ぼくは、アーセナルが攻撃を改善したいのであれば、KTを右にもコピペして使えれば最高と思っているくらいなので、フルバックは両サイドともに攻撃的であってほしかったが(もちろんふたり同時に最前線で使うというわけではなく左右のバランスは取る)、アルテタはLBがKTで攻撃的なぶん、RBにはInverted FB(FBのCM化)をやらせて守備のバランスを取ろうとしているのかもしれない。RBがチェンバースで問題ないというのはそういう意図を感じる。

でもそれだと、昨シーズンに起きたように、また攻撃が左サイドに偏って相手にとって予測しやすい攻め方にならないか心配だ。

攻撃で予測可能にならないために理想的なのは、左と右と中央、どこからボールや選手が侵入していくるかわからないことだと思うのだが、アルテタのようにかなりはっきりとしたシステムでプレイしようとすると、どういう攻撃になるのかだいたい予想ができてしまうという。

アーセナルの補強がなかなか進まない

それにしても、アーセナルの補強があまり進んでいるように見えない。毎年似たようなことを感じているわけだが。

昨日マテオ・ゲンドゥージの移籍が決まったということで、ようやくひとつの案件が片付いたところながら、まだまだたくさんの解決しなければならない案件が残っている。

昨日このtweetがぼくのTLを埋め尽くしていておかしかったなあ。なんか流行りそうなテンプレである。

ちなみにゲンドゥージはOMにローン1M&買取義務11Mで、計€12Mで移籍ということ。買取義務なので、もう戻ってこない。フランスU21のキャプテンをこんな金額で手放してよかったんですかねえ。ほかに買い手がなきゃしょうがないが、もし彼がアーセナルの選手じゃなきゃ、われらが真っ先に獲得に向かっていたという気がしてならない。

獲得のほうで、そろそろ決まっていきそうなのは、LBヌーノ・タヴァレス、CMサンビ・ロコンガにCBベン・ホワイト。

ほかにも補強が必須のエリアがいくつもある。

にも関わらず、あまり獲得の話が進んでいるように見えないのは、やはり選手の売却がはかどっていないからのようだ。そりゃそうか。

たとえば、ジェイムス・マディソンを買うには、おそらく最低でも£60M~ほどにはなるだろうが、現時点でゲンドゥージでやっと€12Mかせいだだけ。ジャカ、トレイラ、ベレリン、エンケティアといった選手の売却が決まれば、マディソンのような大型案件もかなりの部分をまかなえるはずだが、そうならなければ手が出せない。彼らが万が一クラブに残るような可能性があれば、具体的な交渉もできないわけだ。

いらない選手(売却したい選手)が多すぎるのだよね。

バルサとかユーヴェとか、この移籍ウィンドウはビッグクラブが軒並み苦しんでいて(マンUやPSGは苦しんでない?)、売却優先というのはアーセナルだけの方針ではないのだが、それにしても、アーセナルはここ数年はずっと売却優先であることを考えると、正しい選手を取るリクルートメントや、正しい時期に契約交渉をする選手マネジメントの重要さを思い知らされる。

ひきつづき、どうなるか見てみよう。

 

おわる



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9 Comments on “アーセナルがボローニャのRBタケヒロ・トミヤスへ?

  1. トミヤスはチェバースの上位互換という感じです。なんでもできる。でもこの動きはトッテナムの移籍金を釣り上げようとしているだけのような。そんなことよりはやくアワールをとってほしい

  2. ゲンドゥージについては、40Mのときからすると下落がひどいですが、フラットに見るとそこまでの評価なのでは?

    もし40Mの価値があると見ているチームがあるなら他のチームが手を挙げてるはずですよね。特に昨シーズン対戦してたブンデスのチームは。

    スペックは高くても素行に問題あって扱いづらいバロテッリみたいになってしまいましたねぇ。

    ベンゲルなら操縦できたんでしょうか?

  3. 富安はホワイトより守備的(?)なというかホワイトのセリエA版なイメージです。
    ボールプログレッションとかはホワイトより劣るけど守備面ではより信頼おけそうなイメージ。
    ホワイトが不透明(高騰化)してるなら2ndオプションとしてナイスな選択な気がするけどどうかな。

    右サイドはチャンバース>ホワイト>タバレス>ソアレス ですると思ってた。
    まあそもそもなんでソアレス長期契約したんか?って話がでてくるんですが(笑)

  4. 彼の能力的な部分を申し上げると、スピードを含めた走力があり、一列前の右サイドのオルソリーニという選手があまり守備をしないので対人能力のところはかなり磨かれたかなと思いますし、後述するように可変システムでプレーしていたこともあり戦術理解力も高いと思われます。ビルドアップやフィードに関してはそれなりにこなすという感じで、まだまだのびしろがありそうです。
    冨安が所属するボローニャは守備時4バック、攻撃時3バックの可変システムを用いており、彼は4の右SB、3の右CBでプレーをすることが多かったです。なので、ToTよりも前に噂されていたアタランタやヌーノ就任で3バックシステムの採用が予想されるToTの方が彼の移籍先として適しているような気がします。昨シーズン後半から我々アーセナルは基本としては4231でプレーしていましたし、変化があったとしてもせいぜい433に変更するくらいでしょう。
    ただ、ベンホワイトのCMやサイドバックとしてもプレーできるというヴァーサティリティをアルテタが評価しているという報道や冨安に興味という報道から考えると、アルテタは彼らを右サイドバックに起用した守備時4バック、攻撃時3バックのティアニーを押し上げる左肩上がりの可変システムを考えてたりするのかな?と勝手に妄想してます。ジャカが横に落ちて2CBとビルドアップをしていたところをボールの扱える新DFを加えることで補い、中盤の選手をより前に絡ませることで得点力の向上を目指すみたいな形で。もしアルテタがそのように考えているとすれば、純粋な右サイドバックの具体的な獲得の話が出てこないのも頷けるかなと。考えすぎでしょうかね。

  5. ゲンドゥージは推進力もあるし、キックの精度もあって素質のある選手だったと思う。しかしジャカと同レベルで判断が遅くて、しかもパスが雑。

    特に受け手の事情を一切考えないパスを出すのが不満だった。そこはジャカのパスと決定的に違ったと思う。
    そこさえ改善すれば。。と僕は思ってたんだけど、ゲンドゥージは自分よりも受け手にクレームをつけるのが常だった。

    でもそういう事も、時間が解決するかもしれない。さんざんリーグアンで苦労して、結局はチームプレーヤーになるかも。その時は半べそで後悔して、この子を祝福しよう。仕方ない。

  6. パスは受け手メインで考えるばかりが能じゃないよね。
    通るタイミングで出すのが崩れないものを崩すときに必要なので。
    確実に通るパスばかりでは守備側の想定内の展開にもなる。
    ここぞというときに戦えるメンタルもないとプレミアでは下位に取りこぼすし
    監督に従順な選手ばかりでなく「強い」選手がいないと上位浮上は夢のまた夢。

    時代遅れのベンゲル再来みたいに優等生揃えて弱くなってちゃ世話ないよ。

    1. だからゲンドゥージはCFに点で合わせるパスが得意だったんでしょうな。
      それに対して後方でのパスは「失わず、かつ通す」必要があるので、受け手に合わせたパスが要求されると思います。特にゲンドゥージはDMFですから。

      1. 基本的には敵に奪われないことが1番重要で、しかし攻撃では得点機会の演出の方が優先される場合もあり、この方が才能を要求されます。
        パスが合わないのは必ずしも出し手の責任とは限りません。

        ゲンドゥージのパス成功率は初年度はチーム1〜2を争うハイレベルでしたから、戦術やメンバー同士の相性もあるでしょう。
        エメリチルドレンでしたからチームで孤立したんじゃないですかね。
        エメリの方が明らかに有能な監督だし

  7. 冨安は両足使えて高さもスピードもあるのでめちゃくちゃ良いCBだけど、ベンホワイト、ルイスみたいな攻撃に貢献するタイプじゃなくてより対人にしっかり強い(キック精度が悪いわけではないけど)タイプ。プレミアでは別にやれると思うけどアーセナル、スパーズより下のクラブの方が良い気がする。SBで起用されてるのは経験不足とか言葉の問題、チームの戦術とか色々な理由があるらしいけどCBの方が大成しそう。

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