こんにちは。
昨日は、Covidワクチンの副反応?というやつがてきめんに出てしまった。全身筋肉痛&軽い頭痛で、1日中横になって青空文庫で『三国志』吉川英治を読むくらいしかできず。まったくひどいめにあった。1回めはそこまでじゃなかったから甘く見ていたね。みんなも気をつけよう!
さて、アーセナル。このブログもPL中断中に移籍まとめやいろいろ書くつもりが、もうIBが終わってしまった。今回はやけに短く感じたなあ。
2週間ぶりのPLは、リーグテーブルで最下位をアーセナルと争うノリッチをエミレーツに迎える。
アーセナルは離脱したメインメンが戻ってきたりと、ポジティヴな雰囲気はある。リーグスタートからの3連敗をリセットするにはちょうどよい試合。しかしだからこそここで結果がでないと、どんな逆風が吹くかもう想像できないほどだ。ホームでリーグ最弱の相手と戦うということは、38試合中でもっともイージーな試合とも云える。それがよけいな精神的プレッシャーにならなければよいが。
試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「自分たちの望みどおり競うための道具は揃った」
木曜に行われたアルテタのプレスコンファレンス。オフィシャルサイトより。
チームニュース
(直近のチームニュース……)
アルテタ:今晩ならその質問に答えられると思う。まだトレインしていないし、3人の選手が戻ってくるのを待っている。わたしが知っているかぎりではほとんどの選手は大丈夫だよ。
(コラシナツのフィットネス……)
今日の午後に彼を含めて選手たちの様子を見る。彼はダウツのうちのひとりではある。
(スミス・ロウはどんなあんばいで?……)
彼は病気だった。具合がよくなかった。彼はそこに滞在できなかったので、イングランドNTは彼を行かせた。彼が準備できているようには誰にも見えなかったから。この数日でどうなるか見てみよう。
ノリッチ戦について
(フルにフィットしたスクワッドがいる影響……)
わたしはみんなが準備できていることをとても楽しみにしていたし、やりたいようにシーズンを始められることも。われわれはどんないい訳だってしたくないが、あれだけのケガやCovidがあれば難しいことはわかっていた。それにめっさ厳しい試合だったのだ。ここからはリセットして、始める必要がある。みんなが元に戻って、試合に勝つことを始める。それがわれわれのやらねばならないことだ。
(ノリッチはマストウィンゲイム……)
アーセナルではいつもそうだ。プレッシャーはいつでもそこにある。リーグテーブルでもできるだけ高いところにいなければならないし、最初の勝利が必要で、がっかりスタートから、今度はファンの前でプレイする。だから、最後に自分たちが望む結果を得られるようなパフォーマンスを出せるかどうかは、すべて自分たち次第なのだ。
(ノリッチについて……)
まず、彼らがこの数年にわたりやってきたこと、マネジャーとどれだけ安定してきたか、プレイのスタイル。彼らも浮き沈みはあったが、あまりやり方を変えることはなかった。観ていて楽しいチームだ。彼らのやりたいプレイがあり、かけるリスクがあり、攻撃のしかた…… 彼らがわれわれ相手にどうプレイするのかはわからないが、わたしがこれまでに観てきたものからすると、トップサイズが相手でさえもよくやってきた。結果が出ないときがあっても。
(ここでいいパフォーマンスをすることはどれほど重要……)
わたしはそれに集中したい。なぜならそれが結果につながるから。みんな勝利について話すが、その結果を得る権利を得なければならないし、残念なことはこの数試合でわれわれは基本的なことをおろそかにしたこと。自分たちが望むような競争ができなかった。もしわれわれがそうしたことを行うならば、試合の勝利に近づいていく。それが勢いともたらすし、すべては変わる。
(IBのおかげで選手たちが戻ってくる時間を稼げた……)
イエス。われわれには彼らが戻ってくるブレイクが必要だったと思う。彼らはいろいろな理由と期間があった。土曜までには別のチームになっていると願う。
(現時点でのテーブルでのポジション……)
望むところとはほど遠い。それは間違いない。何が起きたかについては少し、あるいは状況を見る必要はあるとは思うけれど。みんなが失望したし、われわれも違いはない。ファンは失望して、クラブに関わるひともみな失望すべきだ。しかし、われわれはできるだけ早くそれを変えようと決意している。
(ホワイトとガブリエルが理想的なCBペアリング?……)
オプションズのひとつ。彼らはふたりともわたしが来てからのサインで、彼らのプロファイルとクオリティーズはわれわれがずっと求めていたものだったから。これからは彼らは関係を築いていかねばならない。バックラインのまとまりは非常に重要だ。彼らは一緒にプレイしたことはない。だが彼らはやるんだ。
(一緒にプレイすることでまとまりをつくっていく……)
それしかない。ともにたくさんトレインし、ともにたくさんプレイする。
(パーティとロコンガが理想的なMFパートナーシップ?……)
誰が準備できているか、使うフォーメイションによる。ホールディングMFがふたりか、あるいはひとりのとき、いくつかのオプションズがあるし、マーティンが来て、エミールもそのポケッツでプレイできる。場合による。
夏の補強とクラブの戦略
(今回買った若い選手たちはすぐにチームを助けられる?……)
イエス。われわれはプロジェクトについて、また移籍ウィンドウにおいてわれわれがこの数ヶ月で行った決断について説明をしようとしてきた。この2年で行った変更はほとんど30人にもなる。
エドゥもわたしのように説明をしてきた。われわれはみんなで、このプロジェクトをつくり築こうとしている。オーナーが率いて、われわれもそれを信じている。それをつくっていかねばならない。なぜなら、それはわれわれがクラブの未来のためにベストだと信じるたったひとつのベストなオプションだから。
われわれはみんな責任を負っている。みんなが決断に関与し、それをワークさせねばならないから。フットボールにおける難しさは、中長期のプロジェクトでもただちに結果も残させねばならないところ。そしてわれわれもそれは歓迎しなければならない。なぜなら、フットボールではほかに道はないから。結果は得なければならなくなるし、その準備もできている。
(アーロン・ラムズデイル……)
彼はとてもよくやっている。彼はトレイニングしている。彼は大いなる競争者であり、トレイニングセッションでもとてもプッシュする。リクルートメントプロセスを通して彼がそういう人物だということはすでに知っていたけれど。いまわれわれにはとても違うふたりのGKがいる。ふたつの異なるエイジプロファイルズがあり、ふたつの異なるクオリティーズがある。どちらもとてもよい。それこそわれわれが望んでいたもの。
(スクワッドにしている変更……)
あなたが云うように、変更している数からもまったく違うスクワッドになっている。見たこともないようなものだとわかるはず。これからは、われわれの望むとおりに、競うことができるような道具は揃った。そしてこのプロジェクトで築きたいものを築いていき、これからはそれをワークさせていかねばならない。ともに滑空し、関係、ケミストリ、相互理解を築いていかねばならない。適応しなければならないし、それをすごく早くやらねばならない。
(リース・ネルソンのような選手が経験を得るために海外へ出ていった……)
それこそ彼に望んだことだった。彼にとても合うクラブだと思うし、マネジャーも彼をたいへんに評価していて、彼の望むモデルに彼は合う。プレイする時間も得るだろう。彼には難しい年だった。彼にはすごいクオリティがあり、それを見せる必要がある。彼はいまそれを証明する正しいときだ。彼のベストを願う。
(ほんとうのアーセナルとは? クラブの一貫性にどれほど確信をしている?……)
一貫性を持つということは、安定性を持つということ。もちろん、正しく安定させる必要がある。 試合のなかでつづけて関係を築き、理解を築き、勢いを得て勝つこと。それがすぐにできることを願っている。
(アーセナルはテーブルを上げていく必要があり、これからはもういい訳はできない……)
100%。われわれはどんないい訳もしたくない。これまでの週で起きたことは説明しようとしてきた。ほしいだけ理由はある。だが、だれかがそれを見たくないのなら、それは彼ら次第だ。われわれは説明をしようとしてきた。思うにそれはとてもクリアで、もしかしたらかつてないほどだった、クラブやわれわれがなにをやろうとしているか説明しようとしてきた。
これからは可能なかぎりベストにそれをやることだしやろうとすること。みんなが理解をしているあいだは。しかしこのクラブではただひとつのことしか受け入れられないことを理解している。それはベストになること。
でもレヴェルを上げるためにわれわれは競争がほしい。だからアーロンをリクルートしたのだ。ベルントがファンタスティックなGKだということはわかっている。
(ヘクター・ベレリンをローンに出すことはいかにキツかったか……)
彼は長いあいだここにいて、このクラブの10年で彼はとても重要なパートだった。彼は特別な選手というだけでなく、すばらしい人物であり、彼がいなくなるのは残念だ。ヘクターのような選手を探すのは簡単ではない。
彼はこのクラブで育ってきて、誰からも愛されていた。彼には悲しみとともにさよならを云わねばならない。だが同時に彼の立場も理解せねばならない。彼は新しいチャレンジが必要だった。長い話し合いのすえ、われわれは彼を行かせることにした。それが彼にとっても正しいことだったと思うから。
AMNの説得
(AMNとの会話……)
選手との私的な会話も、われわれが信じるチームでの彼らの役割についても、いつもオープンで議論されるが、問題に対してどう解決したかはプライヴェイトリーにされる。わたしは彼が残ったことにはハッピーだ。それがわれわれの意向だし、彼もスクワッドの一員なのだから。
(最近のエインズリーの反応……)
われわれが内部で説明し、われわれの思うところをテーブルに置いた会話のあとの反応。われわれが数ヶ月前に彼をWBAに送ったときと違う決断をしなければならかったこと。彼は機会を歓迎した。彼にはユニークなクオリティでチャンスがあるとわかっている。彼には多くのポジションズでプレイできるヴァーサティリティがあり、彼はフットボールでは見つけることが非常に珍しいことで、ベストになる必要がある。
トミヤスの獲得
(トミヤスはノリッチでデビューする準備はできている?……)
ワークパーミットが先だ。クラブはあと数時間でそれを得られるようがんばっている(※訳注:現地木曜夜には取得できた模様)。彼はすぐに戻ってくる。おそらく今日はわたしは彼と初めて会うことになる。そして彼とトレインし、彼の様子を見る。彼はずっとプレイしていたから、完全にフィットしているだろう。だからイェア、われわれは感心しているよ。だから彼とサインしたんだけどね。
(トミヤスとの契約……)
まず、彼はバック4のどこでもプレイできるキャパシティがあり、またバック4でもバック3でもプレイしてきた。彼はチームにヴァーサティリティをもたらしてくれる。 また彼はライトバックでも違うクオリティーズをもたらしてくれる。長いあいだ彼のことをフォロウしてきて、彼のクオリティーズはこのスクワッドにはないものだ。
ジャカのCovid感染
(ジャカのCovid-19感染……)
彼はいまは大丈夫だ。まだ国にいて、土曜まではいなきゃならなかったはず。彼はここに来れるようになればすぐにわれわれに合流する。
(グラニト・ジャカとヴァクシネイションズ……)
われわれはすべての(接種すべき)理由を説明しようとしている。なぜそれを行うことが正しいことなのか。それがどれだけ役に立つか、まずはクラブに、そしてチームメイツと周囲の環境に。それをしなければさらされる。だが繰り返すが、それはほんとうに個人的なことだ。もちろん、もし彼らがそうしないならば、ある点では彼らは制限させられる。なぜならわれわれも自分たちをさらされたくないのだから。結局は個人の問題であり、義務でもない。それは尊重しなければならない。
バロガン
(フロ・バロガンは?……)
彼はブレントフォードでデビューして、そのあとチェルシーでもプレイした。この数ヶ月で彼はビッグステップを踏んだ。プリシーズンもずっとチームとともにいたし、彼はすでにこの数ヶ月でかなり多くを学んでいる。
(レギュラーでプレイする準備はまだできていない?……)
彼もまたスクワッドのなかでポジションを争わねばならないひとり。そこで準備できているかどうかを認めさせる必要がある。
ウィルシャー
(ジャック・ウィルシャーについて。アーセナルでトレイニングするチャンスはある?……)
彼はわたしが知っている人物であり、ドレッシングルームをともにした人物だ。彼はクラブのなかでみんなにとても愛されている。われわれのドアはいつでも開いている。
以上。
今回は、アルテタ発言としては、このプレスコンファレンスと別にオフィシャルサイトのインタヴューもある。ざっと観たところ特別めずらしいことは云っていないようなので割愛しよう。
最後のジャックについての質問は、このブログでは取り上げていなかったけど、ちょっと前に『The Athletic』で彼のインタヴューがあって。彼はいま所属クラブなしで、アーセナルから離れたことを後悔しているとか、学校で子どもがバカにされてるとか、涙なしには読めない内容だったんすよねこれが。あれは切なかった。彼にはハッピーになってもらいたいがなあ。
※以下コメンツ、追記
アルテタ「トーマスはミドフィールドのボスにならねばならない」
いつものように、時間差でどんどん新しいコメンツがメディアで取り上げられる。アルテタがこの試合で復帰するトマス・パーティについて語っている。『Evening Standard』より。
アルテタ:彼はこの1年くらいは欠場していた。ほとんど半年は使えなかった。それは長い。移籍ウィンドウのだいぶ遅くに来たということもある。
彼はリーダーズのひとりにならねばならない選手だ。ミドフィールドのボスになり、若い選手たちを率いていく責任を担うシニア選手であるべきだ。われわれはそのような大きな時間を失っていた。
彼には勝利のカルチャーがある。すでに多くの試合で勝ってきたし、そういうたぐいの選手がいるということが極めて重要だ。彼にはチームのなかでとても大きな役割がある。
パーティのケガについては、先日もredditですこし話題になっていた。
これが彼のインジャリヒストリであるが、アトレチコの5年間でケガで離脱したのはなんと計29日間。2回だけ。
かたや、アーセナルに来てからはいろいろな場所をやって、日数はもう計算するのがめんどくさいほど。ケガをさせられる不運もあったり、これがアーセナルの呪いなのか。
マーティン・オーデガードのインタヴュー「この数年のあいだにいくつものトロフィを取りたい」
Sky Sports via『Evening Standard』
MØ:ぼくが思うにクラブはテーブルを上がっていけるし、リーグのトップに行けるよ。ヨーロピアンフットボールのためにファイトするし、トロフィーズのためにファイトする。
今シーズンにはヨーロピアンフットボールに戻りたい。それがぼくらに重要だ。選手にもクラブにもファンにも。願わくば、この数年のあいだには、いくつもトロフィーズ、CL、リーグを勝ちたいね。
このクラブにはトップにいることが必要だ。ヨーロピアンフットボールでプレイすることが必要だ。それはみんな同意してくれると思う。大げさなことを云っているつもりはなくて、このクラブではそうあるべきなんだということ。それがスタンダードなんだ。
ダニエル・ファルケの試合前コメント「アーセナルにはいいシーズンになると思う」
追記ついでにせっかくなので、アーセナルについていろいろ語っているノリッチボスのコメントも。『Norfolk Live』より。
ファルケ:(アーセナルを)判断するには早すぎる。ほかのクラブだけじゃなく、われわれもそうだ。
このレヴェルでのどの試合もポインツを勝ち取る機会であり、われわれだってマンシティでポインツを勝ち取ろうと貪欲だった。われわれはコンペティティヴになりたいし、エミレーツでスタートを切りたい。
われわれはとてもリスペクトフルだ。アーセナルにはまだ信じられないくらいたくさんのクオリティある選手たちがいて、彼らは最初の試合ではキープレイヤーズがいないことに苦しんだ。
アプフロントには、ラカゼット、サカ、オバメヤン、スミス・ロウ、ぺぺにオーデガードまでいる。信じられないよ。
ブレントフォードとの初戦では、オーデガードもラカゼットもオバメヤンもいなかったし、サカはホリデイから戻ってきたばかりだった。
もちろんこのリーグでキープレイヤーズがいなければ苦しむことになる。だが、いまは彼らは全員が戻って準備できている。
わたしはアーセナルはいいシーズンを過ごすことになると思う。この試合もわれわれは本命ではないだろう。しかし、これはわれわれにとってもスタートをするチャンスだし、ポインツを奪うチャンスだ。
以上。
なんというか、ありがとう。
この記事のタイトルに「6ポインター」とあって、笑ってしまった。たしかにな。。
明日は負けは勿論引き分けすらあってはならない試合。
簡単な試合なんてないとは言いつつ、流石にこれで勝てないのはトップ4フィニッシュ狙うクラブとしては論外。
次に繋がる勝ち方を期待してる!
更新ありがとうございます!
ここは爆勝です!
8-0で!!
ここは結果と内容が必須
最低でも勝利と改善傾向やチームとして勝ちにいくスタイルを示してもらわないと。
最下位相手の泥試合は、言い訳無用ですね。
とはいえど、必勝を祈って全力で応援します!
追記ありがとうございます。
アルテタは優秀な監督であることを示さなければいけませんね。
結果はもとより、彼のやりたいフットボールをこのエミレーツで示さなければならない。
そして、あたしのようなアルテタボールに愛想が尽きかけのグーナーたちの手のひらをくるーっとさせなければならない。間違いなく。流れは1試合で180度かわることもあるのだから。
ナイスゲームすぎて眠れなくなることを希望します。
COYG
このリーグにはナメてかかれる相手なんていないし、アーセナルも今のメンバーではまだ何も証明してない。一から良いプレーを積み上げていく必要があると思う。
誰もが多少とも疑いを抱いてる今は、一からどころかマイナスのスタートだと思う。何もかも、ネガティブに取ろうと思えば取れる。選手自身でさえ。でもこれについては、ウーデゴーアの意見に完全に賛成。このチームはいるべき場所に戻る。当然!
これは「残りの人生の最初の日」ならぬ、残り35試合の最初の試合だ。
オーデガードのコメ、別にふつうのコト言ってるだけかも知れないけど最近ここまで目標具体的に言う人あまりいなくて久しぶりな感じ。
こんなんで胸が熱くなるなんて病んでるわw