エヴァトンについて
PLで現在15ptsの15位。降格圏まで5ポインツ。
エントリ冒頭にも書いたように、彼らはいま絶不調状態。どうしてこうなったのか。
ちなみに、彼らのここまでのGDは-7。5位のアーセナルが-3なので4つしか違わない。アーセナルとエヴァトンは、ゴールは17で同じで、差がついているのは失点だがそれも24と20。でもポインツでは8も差がついている。
xGテーブルでも、両者にほとんど差はない。
アーセナルとエヴァトンで、xGがそれぞれ8位と9位。xGAが16位と11位(アーセナルは16位?!)。xPTSでは10位と11位。(※すべてUnderstat.comより)
チャンスクリエイションの観点からも内容はほとんど変わらないのに、結果が全然違うという。著しい効率の悪さ。
フォーム
PLはここまで、WDWWLWDLLLDLLL。
彼らのフォームはちょっとマンUのフォームと似たところがあって、序盤の好スタート(W4 D1 L1)のあと、突如勝てなくなるという。
PL直近8試合では勝ちがない(W0 D2 L6)。ポッシブル24pts中、取れたのはドロウふたつでたった2pts。これではクラブのなかでざわついてしまうのは仕方がない。ちなみにその2ポインツは、マンU(A)とToT(H)という「ビッグ6の落ちぶれたほう」なのが、われら的には気がかりな点ではある。
グディソン・パークでは、W3のあと、4試合勝ちなし(D1 L3)。
チームニュース
フースコによると。
André Gomes、Dominic Calvert-Lewin、Tom Davies、Salomón Rondón、Gylfi Sigurdssonがアウト。
Yerry Minaがダウト。
最近アーセナルとのリンクが話題になっているDCLは、どうやらアウトの模様。残念。
このひとPLも最初の3試合以降はずっとアウトで(足指の骨折)、エヴァトンの低フォームとけっこう関連があるのかも。
Head to Head
PL直近6試合で、エヴァトンのW3 D1 L2。彼らのほうが優勢。
とくに直近2試合はホーム・アウェイでアーセナルに勝っているため、今回勝つと3連勝になる。
キープレイヤーズ
DCLがいないので、ひとり挙げるならCMのAbdoulaye Doucouré。個人的にアーセナルが取ればよかったのにと思う選手のひとり。
ラファ・ベニーテス「アルテタは時間を与えられて成功を始めた」
エヴァトンのボスがアルテタについて語っていた。『Mail Plus』より。
ベニテス:(アルテタについて)彼はうまくやっていると思う。新しいマネジャーの新しいクラブにおける事例になるかもしれない。去年の始めから、今シーズンの始めからもプレッシャーにさらされてきた。
いまちょっとづつ彼も自分のやりたいやり方で仕事を継続できるようになっていて、チームもよくなっている。彼らはまた金も使うようになって、何人かいい選手との契約もあって、うまくやっている。
彼は時間が必要だった新マネジャーの例だろう。みんながそれについて話しているよ。「彼には時間が与えられる必要があった」と。そしていま彼はそのおかげで称賛を集めだしている。
いっぽうのベニテスは、忍耐強くないクラブのおかげで、もう時間がないかもしれないという。
ただアルテタとベニテスでは、コーチキャリアも違いすぎるので、こうして比較するのはちとアンフェアなところもある。
アルテタが時間を与えられているのに自分は……と、彼のようなヴェテランが云ってもあまり説得力がない。
そして、これを貼らないとおれの気がすまない。
AMN見たいなあと。
彼の良いとこは、上手くいくかはともかく、前にボールを運ぼうとする意識が常に感じられるから、ビルドアップに貢献してくれるところだと思ってます。
リバプール、マンU戦見た後だと尚更。