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【マッチレビュー】22/23EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(4/Sep/2022)6連勝ならず。悔しすぎる敗け

無敗優勝がなくなった! 絶望した!

昨日の試合を振り返ろう。

(苦行をやると幸せになれると信じて)

Antony scores as Man Utd end Arsenal’s winning run



アルテタの試合後コメンツ「あるエリアと時間で規律を欠いた」

試合直後のインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。

アルテタ:われわれは、ここから学ばないと。われわれはディシプリンを欠いた。それは、ピッチの特定のエリアをワールドクラスの選手に使わせないためには必要だったもの。なぜなら、全体を観れば、われわれのパフォーマンスとプレイなら、当然結果は全然まったく違っているべきだったから。

チームが観せたパーソナリティ、試合の支配、自分たちのやりたいプレイをインポーズしたこと。それは、結果で労われねばならなかった。それが今日の失望だ。

ハーフタイムの時点では、試合を有利に進められるものだと思っていた。わたしは選手たちにこう云った。「われわれがやるべきことをやるなら、この試合には勝つ」と。そして、われわれはそれをやり始めて、支配していき、1ゴールも奪った。チャンスをたてつづけにつくった。

だが、試合のいちばんよかったときに失点した。これは自分たちのミステイク。

(PLテーブル)イェア。いまそれを観るのは辛い。みんなががっかりしているから。われわれは、この試合にかなりかけていたし、今日選手たちが観せた努力もクオリティにもとても満足している。つぎに向かっていかないと。

『Sky Sports』のインタヴューによるコメント。

試合に敗けたことには全員が失望している。とくに95分で起きたことを考えれば。われわれは、完全にコントロールし支配した時間帯もあり、チャンスもあった。しかし、われわれは試合を閉じなかった。そして、どんな時間でもオープンスペイスがあれば、相手にはやられる。

両方のボックスが大きな違いになった。彼らは3つのBCをつくり、3ゴールズ。そして、われわれは何度も繰り返すチャンスがありながら、十分なゴールができなかった。

最初の18分、われわれは苦しんだ。その後は自分たちのものだった。1-1になったあとも自分たちのものだった。ボールを失ったのはスロウインから、とてもまずい場所でだった。ああいうパスはやる必要がないし、ひとつのパスからやられてしまった。

試合後のプレス会見。AFCオフィシャルサイトより。

(結果について……)

アルテタ:われわれが試合に勝たなかったことに、かなり失望している。勝てる試合だったのだから。われわれが勝たなかったのは、あるアクションに対し、ある時間でディシプリンを欠いたから。そこからは、相手ゴールの前でプレイするようになった。

(マルティネリのゴールを取り消したVARの決断について……)

わたしはそこは観ていなかったが、わたしに云えるのはあれはソフトなファウルだったということ。だから、ソフトファウルの(判断の)一貫性だ。先週はサカがミングスから受けたソフトファウルはペナルティにならず。ヴィラでは、ラムズデイルへのソフトファウルがあってもゴールになった。だから、これは一貫性の問題。われわれができることはなにもない。一貫しているには、もう遅すぎるから。

(失点したゴールについて、われわれはどれもナイーヴだった?……)

ディシプリンを欠いた。ブルーノのアクションからの最初の失点では、バックラインで3 v 3になっていた。自分たちの原則に従わず、失点した。あそこでは2 v 1だった。

その後は完全に自分たちの時間になり、チャンスもつくり、試合を支配し、自分たちのやりたいプレイをインポーズした。わたしはハーフタイムに選手たちに「この試合は取れる」と伝えた。

そこからチームはさらに勇敢になり、試合にも勝つはずだった。1-1になり、2-1か3-1にしているべきだった。そして、われわれがもっともいい時間帯に、危険なエリアでボールを渡してしまい、さらに、そこからはもうふたたびできなくなってしまった。

われわれはゴールに苦しんだ。そしてそれは大いなる教訓だ。ここで勝ちたいなら、すべてを正しく行わねばならない。とくにそれがやれていないなら。相手のゴールに対するチャンスの量を観れば、われわれはもっとゴールをしている必要があった。

(今回のユナイテッドのチームについてなにか違いを感じた?……)

わたしはユナイテッドを評価するためにここにいるのではない。わたしが観たのは、とても違うアーセナルのチーム。ワールドクラスの選手たちを相手に、ここへ来て、自分たちがやりたいプレイをした。そして、残念ながらふさわしい結果を得られなかった。

(まだまだ学ぶことがある?……)

トップチームを相手に、リーグのトップにチャレンジするなら、一貫している必要がある。ここへやってきて、やりたいようにプレイをする。だが、それと勝つことはまた違う話だ。だが、今日のわれわれのプレイに対して、今シーズンどれだけのチームがそれをやれるのか、わたしは観てみたい。

(どうやってチームが自信を失わないようにさせる?……)

そうはならない。なぜなら、パフォーマンスはあったから。そして今日自分たちに欠いたものもわかっている。試合に敗けたディーテイルがあり、同じ結果でもまったく違うパフォーマンスのこともあるから、そこから何を得たいかだ。自分たちのレヴェルについて問うなら、わたしはそこにレヴェルの問題があるとは思わない。

(選手がケガをしているときに一貫性を保つのはどれほど難しい?……)

それで苦労はするだろうし、どんないい訳をするつもりもない。なぜなら、選手たちはいるのだし、わたしにとって彼らがベストプレイヤーズだ。われわれはトライし、彼らに自信と信念を与える。そしていまいる選手たちと自分たちのプレイをする。それだけだ。なにも変わることはない。

以上

 

マーティン・オーデガードの試合後コメント「あれは絶対ファウルじゃない」

AFCオフィシャルサイトより。

オーデガード:全員がスーパーがっかり。ぼくらはいつでも勝つためにプレイしている。ここでも結果がほしかった。全員が、この試合で得るものがあるべきだったと感じてると思う。ぼくらがなにか得るにふさわしい試合だったし、みんながっかりだ。ムードは落ちてるよ。でも、そういうものだ。

1点めと2点めでは、まだぼくらに勢いがあった。ふたつのイージーなゴールズをさせてしまった。くやしかったし、むかついた。でも、たしかにぼくらも得ているべきだった。

(まだテーブルのトップにいる)そのとおり。だからぼくらはつぎを観ていく必要がある。まだリーグのトップだ。1試合づつやっていくだけだ。この試合でもいい時間がたくさんあったしね。だから、そうしたことを観る必要があるし、悪いところからは学ぶ。つぎの試合だ。

(アウェイファン)彼らは今シーズンずっとブリリアント。それは何度も云っているとおり。OTでまたサポートしてくれたことには、みんなとても感謝している。今日のサポートもすごかった。だから、今日はありがとう。つぎは彼らに3ポインツを渡したい。

キャプテンは、VARでファウル認定された彼のソフトファウルについてもコメントしている。『Sky Sports』より。

ぼくに云わせれば、あれは絶対ファウルじゃない。レフェリーはそれを観ていたし、実際プレイオンになっている。

あれはソフトチャレンジであり、VARがそれを観るなら、クリアで明白(clear and obvious)でなければならない。そんなことはもうずっと云われている。

カメラでは、いつもちょっとだけ悪く観えたりする。でも、ぼくにとっては、あれは絶対ファウルじゃない。だからすごくフラストレイティング。

ぼくはほとんど彼に触れていなかった。だいたい、みんなそれこそがPLだって云ってるじゃないか。フィジカルなのがいいと。どうやって彼がそこで考えをあらためたのか、ぼくには理解できない。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

8 Comments on “【マッチレビュー】22/23EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(4/Sep/2022)6連勝ならず。悔しすぎる敗け

  1. 負けると、その日一日は頭の中から試合が消えないですね。
    買った試合のときは、スッキリ次の仕事や遊びに行けるのだけれど。
    その上、ゲームを翻ってブログを書くなど、私にはとてもとても。
    感謝です。

  2. いつもいつでもこのブログに救われてます。
    ありがとうございます。
    あのサカのゴールが決まったとき、その後の攻撃を見たとき、あぁ、この試合は勝つんだ、と思って見てました。なんか、ここ何年も感じたことがないような、確信的な強さを見たとゆう感覚。
    それがこの結果。確かに相手は抜かりなかったのかもしれませんが、あれがビッグクラブのフットボールなのかと、ユナイテッドとはこんなゲームで満足できるのかと、かなりがっかりしました。
    あとマクトミネイ。あいつ、完全に裏投げしてたのに、なんでレッドじゃないのでしょう。あれダメでしょ。
    試合を決めたのは経験値の差だったのですかね。
    アーセナルはアーセナルらしくこのスタイルで戦い続けてほしい。この敗戦が、きっとこのボーイズたちをもっと成長させてくれるはず。
    さぁ、そろそろワオワオ契約しましょうかね。
    COYG

  3. 83分冒頭あたり、マグワイアがエンケティアをホールドした場面がありました。進行妨害とホールドでファウルでは!と夜中に声を上げました

    あまり取り上げられてないので共有したくて投稿しました。
    あれもソフトファウル?

  4. アーセナル贔屓で観ているからか、毎年判定に泣かされると思ってしまいます。
    フラットに観てる方からして、ここ2試合の判定はどうなのでしょう。
    ミングスの羽交い締め、ラムズデールが身動き取れない程のホールド(あんな真正面に飛んできたCKあんなことされてなきゃ誰でも弾けるでしょ)、そして今回の非常にソフトなウーデゴーのタックル。
    本人も言ってます。
    この激しさがPLの醍醐味なんじゃないのかよ!?と。
    その後ゴールになったからって遡って
    これはファールですねぇ、って。
    なんじゃそれ。

    でも今シーズンはチェルシーもハマーズもマグパイズも判定に泣かされてますので、いつかうちにも有利な判定が来ると信じて。
    はぁ、愚痴ばっかりで申し訳ありません。
    でも同じモヤモヤ、憤りを抱えてる人は多い筈。

  5. 失点の場面でジンチェンコはしょうがないというか、あの場面なら外捨てて中絞るかなあ~と。
    確かに被カウンターの場面などで守備で潰しきれないのはフラストレーションですが、相変わらずのビルドアップでの貢献がヤバすぎて。ビタ止めのトラップ、少ないタッチでシンプルにはたく。。う~ん技術高すぎますな。
    失点場面も含めて正直サンビの守備でのあやふやさが気になりました。ジャカも得意な方ではないので、、エリクセン、ブルーノを捕まえきれてなかった。。以前までなら前プレの迫力で誤魔化せていたとこもあったんですが、少し前線の面子もお疲れ気味に見えましたし。。
    (ジェズス以外)

    正直な感想としてはETHがアルテタ上回った感あります。
    2点目とか戦術パターンとしてロングカウンター1発。年配のエゴお地蔵さん入れてどうするのか?思ったらラッシュフォードがダイアゴナルでトップスピードのって、、ナイスデコイだったし。。
    アルテタの2トップは準備不足感が半端なかったし。。正直みんな疲労感見えてたし。。。

    まあ強がるこというと、リサンドロマルティネス買わなくてホント良かった!全然いい選手に思えない。
    マグワイア、交代でてきてファールして、エンケティアを掴んで(いやあれファールでしょ)、あの人サッカーの選手か?アメフトかなんか競技間違えてるわ。こりゃベンジャミン、カタール行きそうですね。

    と悔しさを吐き出して、EL楽しみに待ちます! 
    ESRが心配ですが、ターンオオーバー組の活躍期待大です!富安も勿論!

  6. 本国でも多くの人が指摘していますが、サンビの非保持時の位置取りの怪しさと被カウンター時のインテンシティの低さは、6番としては相当足りないところだと(ずっと)思っています。
    後ろから引き出すときに前を向く気がなく、相手のプレスを最終ラインに連れてきてしまう点やバイタルの空け方含めて、彼は6番の選手じゃないと思います(アルテタも流石に分かっているはずだとは思いますが、代わりがいない…BWもあの場所でターンできるかは怪しい?)。

  7. 振り返り有難うございました・・・ラシュフォードのデビュー戦でやられたこと、思い出していました。相手のいいところを引き出してしまいましたね。消さなきゃいけないのに。やっぱりパーティとモーならブルーノにもっと張り付いていたのか、とか、色々考えましたが、ともかく流れて言えば、キャプテンのVAR判定、これにつきますね。あれは審判がスタジアムの雰囲気にのまれた、としか思えない。エリクセンめ・・・。さあまた連勝街道つくりましょう。COYG

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