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【マッチレビュー】22/23EPL トテナム・ホットスパー vs アーセナル(15/Jan/2023)8年ぶりのNLDアウェイ勝利!

アウェイで勝っちゃいましたね。WHLならぬ、THSで。2020から使用している彼らの新ホームであるTottenham Hotspur Stadiumでは、アーセナル初勝利。

あそこでの勝利は、なんかだいぶ久しぶりだったみたいで。なんと2014年3月以来という8年ぶり。内容も、いまこれ以上望んだらちょっとぜいたくかなと思えるほど、よかった。

わし大満足。

この週末は、シティがマンチェスターダービーで敗けていたため、これでなんと2位に8ポインツクリア。アーセナルが、PLテーブルのトップをほとんど独走状態。なんてこった。出来過ぎで怖い。

宿敵にもっとも勝ちたい場所で勝ち、ファン大興奮&チームの経験値UP。これで、アーセナルはまた一歩目標に近づいた。

この試合を振り返っていいかな?(いいとも)

Arsenal beat Spurs to go eight points clear at top



アルテタの試合後コメント「特別な勝利」

試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。

アルテタ:これはベスト(な試合)のひとつだ。なぜなら、長い時間がかかったのだから。たしか、最後にここで勝ったのは2014で、今週はずっとそのことについて話していた。もちろん、ほかの試合の結果も知っていたから、今日はわれわれにとっては大きな日だった。みんなとても喜んでいる。

われわれには、たくさんの人たちをハッピーにできる役割と仕事をする特権がある。その機会があるなら、それをすごく求めねばならないし、今日チームはいかにほしがっているかを示したと思う。できれば今日は、チームのプレイとこの勝利をみんなが誇らしく思い、ハッピーになればと思う。

これはつまり、みんなということだ。彼らがこのフットボールクラブの魂であり、そこ(アウェイエンド)へ行けば、喜びを共有し、彼らの表情を観れば、それが彼らにとってどれほどのものかがわかる。肌で感じる。

われわれは、このゲイムをたくさんの情熱と感情でプレイするものたちだ。リアクションを観れば、すべてのこれまでのハードワークとすべての産みの苦しみ、楽しみが観える。

われわれは、いつもと同じように自分たちのやりたいプレイをしに来た。チームにはボールを持っていないときでさえ、かなりの勇気と決意があった。クオリティも示した。必要なインテンシティも観せた。チームは、どのアクションひとつを取ってもほんとうにそれをよくやっていた。

われわれのプレイが、自分たちの望む試合にした。こちらがリードしたあとでも、われわれのほうがこの試合に勝つのにとても力強いポジションにいた。

だが、試合がシフトすることもあるとは思っていた。それは雰囲気かもしれないし、選手のクオリティかもしれないし、エラーかもしれない。しらんけど。しかし、それは起きるもので、そこでわれわれがどうリアクトするか? フェアに云えば、守備の選手たちの素晴らしい守備でチームはそれに反応した。アーロンはふたつかみっつのビッグセイヴズをやった。あれが必要だった。

試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。

(結果について……)

アルテタ:わたしはふたつの理由でとてもハッピー。ひとつ、チームにたくさんの勇気、決意、クオリティが観られたから。今日試合に勝つために、それはほんとうにほしかった。

もうひとつは、われわれにはこの仕事という特権があること。たくさんの人たちを幸せにできるのだから、その機会があればそれをやらねばならない。勝利の喜びをファンと共有することは、素晴らしい気分であり、われわれがやってきたことすべてに意味があることになる。苦しみも取り組みに費やした時間も。

(この勝利の選手たちのリアクションは?……)

グレイト。わたしがドレッシングルームに入っていくと、ただ喜びとチームの一体感が感じられた。この勝利が彼らにどれほどの意味があるか。これは特別なことで、われわれは自分たちがここにいるのは、われわれのプレイがあり、振る舞いがあり、自分たちらしさがあり、ともに生き、団結があるからなのだ。

だから、われわれはそれを絶対に忘れてはいけいない。なぜなら、明日もまたまったく同じことをつづけていくのだから。

(最後のアーロン・ラムズデイルの事案?……)

わたしは何も観ていない。わたしが観ていたのは、フットボールの美しい試合。

(アーロンのパフォーマンス……)

アーロンはいくつかの素晴らしいセイヴをやった。最高。ここで勝つにはあれが必要だったのだから。

(マーティン・オーデガードのパフォーマンス……)

ヤバかった。とくにファーストハーフ。彼はすごかったと思う。彼は違う種類の存在感を観せいている。彼が試合へ及ぼす影響、フィーリング、動き、ピッチで伝達するものが違う。今日彼がここで行ったことは、大いに称賛できる。

(アーロンの事案のことは心配している?……)

われわれはそれに対処する。いまできることは何もない。いまあるこの喜びと満足を削ぐものはいらない。明日対応する。

(あのあとのアーロンの様子は?……)

彼は問題ない。

(この勝利は3ポインツ以上の価値がある?……)

心理的、感情的には(イエス)。これには大きな思い入れがある。このふたつのクラブのあいだには、大きな歴史があるから。この勝利は、チームにも、みんなにも深い意味がある。

(8ポインツクリアになった……)

それはグレイトなポジションであり、いまを楽しもう。そして集中をつづけよう。

(Mudrykがチェルシーへ行った件……)

われわれには素晴らしい選手たちがいる。われわれは移籍ウィンドウでスクワッドを進歩させたい。わたしがweと云うときそれは、自分、コーチングスタッフ、スタッフ、選手、ボード、オーナーシップのこと。われわれ全員がいっしょにいる。しかし、われわれが行う取引はわれわれに可能なものであり、それがクラブのために正しいと信じられるものになる。

(トトナムホトスパーステディアムでの去年と今日の試合の違いは?……)

たぶん変わったことは、選手が変えた。われわれが11人でプレイしたというのも、違う(※昨シーズンはロブホ退場)。フットボールではそこはかなり重要だから。あの日は難しかったし、レッスンになった。あれで、クラブはよりいっそう連帯するようになったので、あれは今日の喜びのために必要だったのかもしれない。

(試合中あなたは頭を指さしていた……)

このような試合で感情をコントロールすることは、極めて重要だ。今週われわれが議論していたことでもある。彼らは若いが、こうした経験をつんでもっともっと信じ始めている。ここに来て勝つ以上の経験はない。自分たちのプレイでだ。

(選手たちにプレイさせるようにノイズをシャットアウトする……)

われわれにできる唯一のことは、いいプレイをしようとすること。そして自分たちがうまくやれるよう集中すること。チームには、あいまいなところは観られなかったが、まだ進歩の余地はかなりある。そのことは知っているし、わかっているから、これからも同じように取り組みをつづけていく。

(このリーグで勝つには90ポインツ以上が必要……)

100%イエス。あまり計算をやりすぎたくはないが。ここからは、つぎのマン・ユナイテッドとの試合にどう準備をしていくか。さらなる3ポインツを取るために、勝つにふさわしいいいプレイをするために。キミはいまポインツについてわたしに尋ねたが、それはこの4-5シーズンズで実際に起きたこと。なので、ほとんど完璧を求められることになる。

以上

ローラもミケルにぞっこん。

マーティン・オーデガードの試合後コメント「ファンにふさわしい勝利」

G1。スーパーゴールのキャプテン。リーグのベストMF。試合後のコメント。AFCオフィシャルサイトより。

オーデガード:とてもうれしい。パフォーマンスがとても誇らしい。とくにファーストハーフ。ぼくらはブリリアントなフットボールをプレイしたと思う。すべてを支配し、今日はプレイするのが楽しかった。チームにもよかったし、ファンにもよかった。楽しんでほしい!

ぼくらはボールを持ったとき落ち着きを観せていた。みんながやりたいプレイがあり、ダービーのアウェイであれができたことがかなり励みになった。

去年ここで起きたことについてはぼくらも話していた。あのときだってぼくらはいいプレイもしていたと思う。でも、キーモウメンツでシャープさを欠いた。規律を欠いたところもあり、今日は違う面を観せたかった。それがぼくらがやったこと。

NLDでまたゴールできるなんてグレイト。それがファンにどれだけ意味あるものかは知っているし、試合のなかでいい時間で決定的なものになった。だから、ぼくもすっごくハッピー!

今シーズン、ぼくも何度か云っているように、シーズンを通してサポーターたちがずっとアメイズィング。ホームでもアウェイでも、彼らはいつでもそこにいてサポートしてくれる。愛情を示してくれる。彼らにこそ、この勝利がふさわしい。

このひとはやっぱりワールドカップに行かなかったのが、いまのファインフォームにつながっているんだろうか。

ホームサポーターとの事案について語るアーロン・ラムズデイル「スパーズのファンに背中をキックされた」

ビッグゲイムでありがちなことではあるけど、フルタイムでいざこざ。しかも今回はファンが乱入して選手に暴行を加えようとするという、まさに事件。ちょっと後味は悪かった。『Sky Sports』による、MOTMのGK試合後コメント。※ちょっと意訳

ラムズデイル:セカンドハーフはスパーズのファンがずっとものを投げてきていて、いくつか投げ返したりもした。楽しんでたひともいたよ(well greeted)。

そのあと、ひとりのファンが飛びかかってきて、ぼくの背中に蹴りを入れた。それが起きたこと。ひどいよ。だって、結局はただフットボールの試合をしていただけなのに。

両チームの選手たちがぼくを引き離そうとしていた。実際には、あまり劇的なことは起きなかったことには感謝しないと。でも、みんなのところに戻ったら楽しむつもりだ。

マネジャーは、NLDでクリンシートをキープできた試合は多くないと云っていた。だからアガった。

試合後には、スパーズのコンテもエリック・ダイヤーもこの愚かな行為を非難していて、いずれにせよこの人物には罰が下るだろう。

この件でArseblogがブレイキングしていた。「アーロン・ラムズデイルが背中を使って、スパーズファンの足を襲い、FAに告発される」。ウケる。

なんという鉄壁。

アントニオ・コンテの試合後コメント「アーセナルはシティのように難しい相手になった」

『Sky Sports』より。

コンテ:2点を失ったあと、カムバックするのは難しかった。2点めではみんなが殺されたかもしれなかったが、セカンドハーフにはかなりの努力があった。

思うに、ゴールキーパーが素晴らしいセイヴをやった。アーセナルはいまや難しい相手になった。マンシティのように。どちらもタイトル候補になるだろうし、どちらかがPLを勝つ。

われわれは強いチームと対戦した。だが、わたしはコミットメントには失望していない。彼らはカムバックへの渇望は観せた。だがGKがとてもよく失点しない。

彼らもこの雰囲気のなかで、われわれと戦うのは簡単ではなかったはず。彼らはグレイトなバランスを観せたし、正しいときにヒットした。そのあとセカンドハーフでは、彼らもかなり苦しんだがレジリエンスがあった。

こういうことができるチームは、つまりタイトル争いに準備ができているということだ。

素直に敗北を認めている。それだけ、自分のチームとのクオリティ差を感じたんでしょうな。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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