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ガビ・マルティネリが週給£200kでアーセナルとの新契約にサインの報道

おはよう。

昨日一部で、ワールドカップでも活躍したガブリエル・マルティネリが、アーセナルからの新契約オファーを受け入れると報道されていた。

サカやサリバとともに、アーセナルがしばらく以前から若きスター選手たちと新契約を結びたがっていることは、各所で伝えられていたとおり。つい先日も、ファブリツィオ・ロマーノが、アーセナルがこれからサカの契約交渉を始めると伝えていたばかり。



昨日のニュース

「アーセナルのマルティネリが週給£200kの新契約を受け入れる」 by Daily Mail

昨日の『Daily Mail』(Sami Mokbel)によれば。このひとは、以前サカの新契約が200kpwあたりになると報じたひと。

  • 10月から交渉をつづけていたガブリエル・マルティネリが、アーセナルと新契約の合意に近づいている
  • 彼の評判はワールドカップでも高まり、バルセロナを含むヨーロッパの複数クラブから興味を持たれていたが、本人はアーセナルでたいへんに満足
  • 情報源によれば、彼の新契約ではサラリーは£200kpwに相当するもので、アーセナルでもっとも高給のひとりになりそう

なんと驚きの200kpw。※-kpwは1000 per weekの略です。perは毎、weekは週です。

「マルティネリはバルサを待たずアーセナルと新契約をむすぶ」 by SPORT

こちらはスペイン報道なのでバルサ目線。昨日の記事。

Martinelli renovará por el Arsenal y no espera al Barça

以下要約。

若きブラジル代表のスター、ガブリエル・マルティネリがアーセナルとの契約を更新することを決心した。したがって、彼はもうマーケットには出ていない。

バルサは、彼の現行契約が2024年に切れることから、問い合わせを行い、ワールドカップでも注視していたが、本人はアルテタのプロジェクトに満足しており、PLでプレイを続けたがっている。もうサイン間近だ。

マルティネリがバルサのレイダーにかかったのは数ヶ月前。彼の契約状況およびPLでの爆発が彼を魅力的な選手にしていた。バルサは彼の関係者ともつながりがあったため、彼の意向についても聞き取りを行っていた。

しかしマルティネリは数日前にもイングランドでの継続の意図を表明していた。

アーセナルとの契約は2027年までになる可能性がある。

契約は2027年まで。悪くない。

ニュースの信ぴょう性?

オーンステインやワッツなど、アーセナル系Tier1ジャーナリストはまだこのニュースに反応していないようだが、クラブとマルティネリのあいだで契約交渉は続いていると云われていたし、本人も公の場でアーセナル愛や契約更新への意欲を語っているしで、あとは時間の問題としか思えぬ状況でもあり。

こうして複数の報道が同時に起きるということは、それなりの信ぴょう性があるように思える。というか思いたい。

アーセナルで新契約が待たれるヤングスタートリオ、サカ、サリバ、マルティネリのなかで、マルティネリがその一番になるかもしれない。

21才のマルティネリがサラリー200kpwを受け取る衝撃

これはけっこう驚き。

とはいえ、Daily Mailのサミ・モクベルが伝えている「£200kpw」というのは、あくまで“in the region”なので、インセンティヴボーナスなどが含まれた金額の可能性がある。ファンが取りざたするサラリーの金額としてはもっと低い可能性もある(たとえば180kpwとか)。それでも想像していたよりずっと多いように感じる。

なぜなら、マルティネリに与える契約は、間違いなく彼の周囲にいる選手の契約交渉にも影響を及ぼすだろうから。クラブはもっと慎重になると思っていた。

マルティネリ個人の契約といっても、アーセナルにしてみれば、いまほとんど同時期に契約交渉を進めているであろうサカとサリバもある程度セットで考えざるを得ないはず。彼らのエイジェントの立場になれば、「ガビ・マルティネリ200k」がひとつの基準点にならないはずもない。

(おそらく)現時点で選手として、マルティネリよりもさらに評価の高いブカヨ・サカは、それと同等かあるいはそれを超えるサラリーになることはほとんど必至だろう。今回のワールドカップでは、マルティネリもセレソンでインパクトを出したとはいえ、サカはイングランドチームのレギュラーメンバーであり、ベストプレイヤーのひとりだった。

サカは、『L’Equipe』のWCイレヴンでも、唯一セミファイナルチーム以外から選出されている。今回のワールドカップで、あのメッシ、あのエンバッペと並んでいるというのは、最高レヴェルの評価だろう。

ここでまたシティとFodenの£225kpwみたいな契約が思い出されるが、サカの新契約がそれに匹敵する巨額契約になってもおかしくなくなってきた。

この件については、弊ブログでも11月にもろもろ書いている。

サカ、マルティネリ、サリバの契約更新に取り組むアーセナルと給与総額の課題 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

マルティネリが200kを受け取るとなると、サカとサリバと3人あわせて600kpwが現実味を帯びてきた。

これは、オバメヤン、ラカゼット、ぺぺの高給トリオと変わらぬコストどころか、彼らの年齢を考えれば、今後順調に成長すれば数年ごとに更新されていくはずで、アーセナルがスポーツ面でうまくいけばいくほど給与総額の増加傾向は避けられそうにない。

以前と違うのは、正しい選手に正しい給与だと信じられるところ。ちゃんと未来への投資だと信じられるところ。

 

おわり



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