勝ったぜ。PL7連勝ヤッフー!
しかも、4-1というこの試合のまえのシティと同じスコアライン。いかにも、お互いに一歩も譲らないトップ同士の競り合いという感じがあってよいですね。
そしてこの試合は、アーセナルは大量ゴールで勝ったというだけでなく、ジェズースの久しぶりのゴールをはじめ、さまざまなポジティヴポインツがあった。残り9試合、今後につながる勝利とパフォーマンスだった。
昨日の試合を振り返ろう。
Jesus scores twice as leaders Arsenal beat Leeds
アルテタの試合後コメント「(ジェズース)彼はすばらしかった」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。
アルテタ:(ジェズースのゴールズ)ドレッシングルームでの選手たちのリアクションを観れば、みんなが彼のために喜んでいた。彼は、みんながおぼえいてる彼の以前のレヴェルに戻るために、この4-5ヶ月間とてもハードにワークしてきた。だが、それは云うほどかんたんなことではない。彼にはスタッフからもかなりサポートがあった。
今日われわれは、彼にスタートのチャンスを与え、そして彼は素晴らしかった。
われわれは、いろいろな選手からのゴールが必要であり、いろいろな種類のゴールが必要。今日のわれわれは両ボックスで素晴らしかったと思うし、わたしの意見としては、そこが試合で違いをつくった。
(コルニーで病気が蔓延していた)ブカヨも昨日は具合がよくなくて、トレインできなかった。彼は今日はちょっとよくなっていたが、われわれはレオをプレイさせることに決めた。なぜならチームには、パフォームできる選手たちがいるし、彼らを信頼している。彼らを試合の終盤に使うこともできる。チームがどのように反応したか観られるのはとてもいいことだ。
今週はトリッキーな週だった。代表選手がいくらか問題を抱えて戻ってきていて、われわれは今朝までラインアップを決められなかった。だが、チームは素晴らしくよくリアクトした。
観客もまたチームをよく応援してくれた。あれを観るのはただ喜びだ。さらなるグッドパフォーマンス。さらなる勝利。つぎだ。
試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(マンシティの結果のあとで、重要な勝利……)
アルテタ:われわれがコントロールできるのは、自分たちができることだけ。そのことについて最近もよく話をしている。IBのあと、マネジするにはトリッキーな状況がかなりあった。何人かの選手には?マークがついていて、チームがそれにどう反応するか。
わたしは、彼らは素晴らしかったと思うよ。彼らはとてもよくやっていた。全員が関与したがっていて、試合にも納得できるかたちで勝った。それはいいことであり、それだけがわれわれがコントロールできることだ。
(ガブリエル・ジェズースの貢献……)
わたしも非常にうれしい。チームも全員が彼に拍手していた。彼はこの4-5ヶ月間ずっとハードワークしてきた。今日彼はスタートするにふさわしかったし、そのチャンスをつかんだ。大いに説得力があり、ふたつの重要なゴールも取った。
(HTには選手たちへのどんなメッセージ?……)
まず最初に、われわれはもっとうまくやらなければならなかった。もちろん、相手のセットアップもあった。彼らはわれわれの攻撃MFたちにマンマーキングを行ってきて、4人のとても素早い選手たちを使ってプレイしていた。
われわれがボールを失い始めたエリアは、ああいう守備をしたいチームにはやってはいけないところだった。
そのあとわれわれはかなり改善して、シェイプと選手数人のポジションを変更し、スペイスを利用できるようになった。ファイナルサードのボックスに近いところで人数をかけて、より流動的な攻撃ができていた。われわれは脅威に観えた。
(試合前のベン・ホワイトのケガ……)
彼もここ数日問題があった。だが、彼はビッグファイターであり、ここにいたがった。もちろん、あのポジションではトミーがケガをしているため足りていないなか、彼はゴールもした。あれはよかった。彼はまたとてもよかった。
(レアンドロ・トロサールがあんなにもいいプレイをするなんて夢にも思わなかった?……)
わたしだってとんでもない夢をみるよ!(会場笑い) いや、まじめな話、われわれは彼のクオリティも、彼がなにをチームにもたらせるかもわかっていた。彼には非常に満足している。彼は右、左、AM、9、フォルス9としてもプレイできる。
彼は、チームにとても貢献していて、なにかを起こそうとたくさんの責任を担おうとしている。あの姿勢が大好きだね。
(ベン・ホワイトの攻撃のラン……)
マネジャーとして、彼がボールをネットに入れるのはグレイト。しかし、もし彼がそれをせず、そのあとカウンターでオープンスペイスを与えてしまうなら、わたしはあまりうれしくない。だが、彼のそうしたランをするときのタイミングは非常によく、脅威になっている。
セットピースですら、彼はかなり危険になれるし、相手の注意をひきつけられる。わたしも彼には非常に満足している。
(フロントラインの流動性……)
われわれには、いまやちょっとしたスペイスと自由とインタラクションがあれば、チームに貢献できる選手たちがいる。相手も、そのようなロテイションに対してより注意深くなり、気になる。それが、相手の守備に少しの困難をもたらすのだ。
彼らもそれが好きだし、気持ちよくやれる、自由にやれる。恩恵を受けている。
(選手がつねにステップアップするカルチャーを築いている……)
まず選手たちは信頼を感じなければならない。われわれは彼らを信じている。彼らは自信を感じなければならない。そして、チャンスを得たときには正しく準備をしなければならない。ロブがやっているように。彼が実際にパフォームしているように。
彼らの自分たち自身へのチャンレジとお互いのサポートは際立っている。だから、わたしはそのことには驚いていない。数ヶ月あまりチームでプレイしていなかったロブをこのレヴェルに入れるのは、かんたんではない。だが、彼は今日もまたとてもとてもよくやっていた。
わたしが、それをうれしいのは、全員が必要だから。この数ヶ月で残念ながらケガ人が出ているし、長期のケガもある。チームはなんとか勝ちつづける、パフォームしつづける道を見つけねばならない。それが観られるのはグレイトなこと。
(マンシティの試合はどれほど観ていた?……)
われわれはバスのなかで、出たり入ったりもあったので、短い時間だけ。ここに到着したときには、それを消して、自分たちの試合に集中した。
(チームのなかに病気が蔓延している?……)
何人かの代表選手とここに残った選手にあった問題。それはこの試合のコンテキストの一部だった。われわれは、それを正しく使った。選手たちは、ステップアップに非常に前向きで、どんな状況でもプレイする。グレイト。
(違う雰囲気がつくられている……)
われわれは全員いっしょに歌っていた。鳥肌ものだ。観客は、エナジーと信念、愛情を選手たちに伝えてくれる。無条件のサポートである。
今日はまたさらなる事例となった。われわれが失点したときの観客のリアクションは、チームを励ますことであり、それはどんなステディアムでも珍しいものだろう。際立つ反応だった。
これからもチームとともにあってほしい。われわれはとても興奮しているし、向かっていきたい。つぎの試合にはすべてのエナジーをそこへ集中させる。
(どう心配を遮断するか……)
いまの時間をただ楽しむこと。試合はあと9つあり、月曜のトレイニングセッションは、チームとしてもっとよくしてくれるはず。毎日そうした旅路を過ごしていけば、試合の日には、チームは準備ができていて、とても楽しみになる。
そこには息切れではなく、酸素がある。そしてわれわれは、エナジーと信念がほしい。つぎのターゲットへ向かっていく。
(試合を楽しんでいる?……)
楽しんでいるよ。以前よりももっと。
(この勝利はカップファイナルの勝利みたい?……)
いいえ。また別の試合というだけ。またつぎのトレイニングセッションのようであり、またつぎの試合へ向かっていく。ファイナルをプレイするのは5月。今日はファイナルじゃないよ!
(グラニトをゴールが取れる場所で使うこと……)
イエス。とくにここ(頭を指して)。なぜなら、もしゴールができると思うならゴールするし、そうなればつぎの試合でもゴールすると信じられる。あれは、グレイトなフィニッシュだった。グレイトなランでタイミング。とてもうれしい。
ミドフィールダーたちもゴールでチームに貢献する必要がある。
以上。ついこないだ、アルテタは「残り10試合はファイナル」って云ってたばかりなんだが……。肩透かし。
ミケルの「ワイルドな夢」
さて今回の会見では、トロサールについて訊かれたときのミケルの“I have very wild dreams.”という回答がやけに盛り上がっていた。会場も(一同笑い)になっている。
Reporter: Did you expect Trossard to be as good as this in your wildest dreams? ✨
Arteta: I have very wild dreams… 😂
🔗 https://t.co/osCaom24BJ pic.twitter.com/BNApL5n7zG
— Hayters TV (@HaytersTV) April 1, 2023
“in your wildest dreams”というのは慣用句で、「思いもしなかった」とか想像を超えたみたいな意味だそうだが、このミケルの「わたしもとてもワイルドな夢をみるよ」という回答は、もろもろの反応を観るに、文字通り「とてもワイルドな夢」と受け取られているみたいだ。XXXなやつかな?
Arteta asked if he expected Trossard to be as good as this in his wildest dreams.
“I have very wild dreams.”
— Charles Watts (@charles_watts) April 1, 2023
チャールズ・ワッツのtwはRTが2k超え。
ミケル発言は、これまでもさまざまなものがミーム化しているが、これもそうなりそうである。
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6年前のr/Gunners。くっそウケるなこれ。。