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【マッチレビュー】22/23EPL アーセナル vs リーズ・ユナイテッド(1/Apr/2023)ジェズース is back!

試合の論点

アーセナル vs リーズのトーキングポインツ。

ジェズースがゴールで帰ってきた。替えの効かないメインマン

これはすぐ消えるかも。ジェイズース。

ガビー・ジェズースが、No.9でスタート。そしてゴール2。

ジェズースのゴールは去年の10月ぶり、クラブとブラジルNTを含め17試合ぶりだったのだとか。そりゃあ感慨深い。

まずひとつめは自分で勝ち取ったペナルティから。アレもうまかったな。ボックス内であんなに深く切り替えされては、相手もたまらない。

ペナルティ判定については、ソフトな接触だとかなんだとか云うのがいるが、あんなのやったほうが悪いんである。相手の選手だって抗議もせず、ただバツの悪い顔してた。やっちまったって顔である。

チームのペナルティテイカーであるサカがいないなか、あのペナルティがオーデガードからジェズースに譲られた?とき、じつはちょっと心配だった。そう思ったひともけっこういるのでは。だって、それだけの期間、彼がゴールから離れていたとあってはプレッシャーもかなりあっただろうから。万が一それを外せば、ダメッジは小さくない。

だが、それをしっかり決める。

リーズのGKメリエも一瞬のフェイクに引っかからない忍耐強さを観せたものの、結局テイカーが一枚上手だった。ほぼど真ん中にズドン。

そして、それだけで終わらなかったのが、今回のジェズース復活の素晴らしいところなんだよなあ。

54分、トロサールのナイスアシストから、ジェズース。オープンプレイからも決めて、完全復活を印象づけた。あれは、彼らしいゴールだった。大きな1-2パスで、トロサールのうまさが光った一連のプレイでもある。

彼のゴールでこの試合に勝てたことも重要だが、いまこの時期にメインマンがチームに復帰してくれたことがなにより重要に思える。

タイトルをかけたシーズン残り10試合という、超重要な場面で主役がふたたび登場。スターである。

試合後、とあるジャーナリストがエディ・エンケティアとジェズースを試合平均のタッチで比較していて、それを観て思ったのは、あれは選手のプレイスタイルもあるが、それよりもチーム内での存在感とか信頼感なんじゃないかということ。ジェズースのパスの要求と、エディのそれでは強さが違うというか。やっぱり存在感が全然違う。

ジェズースの不在時はエディもかなりよくやっていたが、やっぱり現時点で彼はまだジェズースの代役でしかなく、主役本人のチームでの重要性とか存在感とは比較できないのだよね。

というわけで、かなり心強い選手がいまチームに戻ってきてくれた。

サカが休んだ!

クララが立った!

トロサールの右は…… フロントのベストセレクション

今回ジェズースが9に入ったため、トロサールがベンチかと思いきや、サカがベンチで、トロサールのRWスタートとなった。

サカは、2021年12月以降ずっとPLでスタートしていたというので、多少フィットネスに問題があったにせよ、彼をすこし休ませる決断ができたのは、アルテタのトロサールへの信頼感も感じさせた。

そして、トロサールの右はどうだったかというと。どうだった?

まあお世辞にも最高とは云えなかっただろう。前半の記録では、フロント3のなかではRWのトロサールだけあきらかにタッチが少なく(ネリ34、ガビー36、トロ24)、観ていてもあまり積極的にチームプレイに関与しているようには観えなかった。右でボールを持って、サカっぽい1 v 1のRWしぐさをやったのは、ほんの数回という程度だったと思う。

60分にジェズースが下がったあと9にポジションを移してからは、自由な動きが増えて、目に見えて彼のパフォーマンスが改善された印象があるので、やっぱり右ですぐにワークするのは難しかったなと。

アルテタが、もう一年以上RWをサカで固定してきたということは、周囲の連携も含めて、RWのポジションはかなりサカに最適化されてしまっているのかもしれない。

最近の試合では、ベンジャミンとサカのリンクアップも際立ってよかったし、そうした連携を違う選手でワークさせるにはそれなりに時間も必要だろう。

サカになにかあったときのためにRWのオプションはあってほしいので、トロサールをしばらくそこで試していくか、あるいはべつのオプションを試すか。うまいこと解決策を見つけてほしい。

ジェズースが100%に近づいていること、トロサールの一貫したハイクオリティ、マルティネリ(今回は守備のハードワークも非常によかった。個人的前半のベスト選手。あのロングショットも惜しかったなあ)、そしてサカは云わずもがな。

今後もフロントのベストセレクションについて、ミケルは頭を悩ませることになりそうである。

ふつうに考えると、ネリ・ガビー・サカのトリオが現時点でのベストチョイスだろうが、トロサールをベンチに置いておくのはもったいなさすぎる。あの生産性ったらないのだから。

アルテタは、つぎはどのようなセレクションをやるだろうか。

ベンジャミンがまたゴール

ウケる。

ジャカがまたゴール

ジャカはキャリアの絶頂期がいま来ている。なんというタイミングなのか。

アーセナルがまたまたゴール

いま、気づけばどえらいゴール量だった。量産体制。

アーセナルは、2月にホームでシティに敗けて以降PLで7連勝で、この間のゴールが23。試合平均で3.28。バケモンか。

いまアーセナルは総ゴールがちょうど70なので、残り9試合で3.28ゴールすると、29.5。あとちょっとで100ゴール達成する。よし、目指そう。

この試合については以上。

 

……と、これを忘れてた。

さすがにこれはひどいんじゃない? ある意味で衝撃映像。善良な一般市民がとつぜん通り魔に暴行されるという。

No.11ということは、Jack Harrison。おぼえておこう。

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