試合について

ファースト11

SofaScoreより。

4-3-3

マルティネリ、ジェズース、サカ

ライス、ジョルジーニョ、オーデガード

ジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、ホワイト

ラヤ

サブは、トミヤス（46 ジンチェンコ）、エンケティア（66 ジェズース）、ESR（66 オーデガード）、ハヴァーツ（78 オーデガード）、トロサール（78 マルティネリ）

 

ラムズデイルは、この日赤さんが生まれるということで、ベンチにも入らず。彼には、めでたい日だった。

スターティング11については、ジョルジーニョのスタートがぼくには意外だった。てっきりパーティかと。IB前のマンシティと同じMFトリオでスタート。アルテタはあの試合にいい感触があったのかもしれない。

パーティについては、彼はこの試合でベンチにはいたが、彼に入ってほしいような試合展開にもかかわらず出番なしに終わった。彼は代表チームに帯同していたときも、念のためにアーセナルのコーチがひとり張り付いていたというし（以前にも同じことがあった）、やはりわれわれが思っているよりフィットしていなかった可能性はある。

あとは、ジェズース、サカ、ネリのフロント3が復活したのを含めて事前の予想どおり。

サブについては、シティにつづいて今回もアルテタはHTに動いた。そのあともアルテタにしてはやや早いサブに思われ、それだけこの試合が苦しかったということなんだろうと思う。変化がほしかった。

マッチスタッツ

『BBC Sport』より。

アーセナルのポゼッションは、あんなにひどかった前半が62%。ひどいボールの持たされようと感じたものだ。

なんだか今回のチェルシーは、CLファイナル（v シティ）の彼らをちょっと思い出した。名より実を取るみたいな。

ハイプレスはそこまでインテンスじゃなくて、基本はミッドブロックで相手のピッチ中央を経由したビルドアップを阻止。ボールを奪ったら毎回ショートカウンター。みたいな。ポゼッションも重視せず。

今シーズンここまでの彼らが、ポゼッションでリーグ2位というほどボールを持ちたがるチームということを考えると、この試合はアーセナル対策の戦いかたをしようとしていたのだろうか。だとしたら、かなりうまくいっていた。少なくとも前半は。

この試合のアーセナルの劣悪さを象徴するスタッツが、ショッツとSoTだろう。アーセナルの前半のショッツがなんと2。ふたつとな？？ 残りのショッツ11は後半に記録している。

それとSoT。試合合計では3ながら、この試合のアーセナル最初のSoTは、なんと76分のライスのあのショットという。72分の時点で、中継映像に「アーセナル：SoTゼロ」というグラフィックが出たのをメモしているので間違いないはず。

この試合はもう1点トロサールの決めたゴールがあるので、それ以外では、SoTがひとつしかなかったということ。エンケティアがGKの正面に蹴ったやつかな。

このあたりのデータで、ここまでひどいのも久しぶりに観た気がする。

Understat.comによるxGは、1.72 vs 1.06。

チェルシーはこのなかにペナルティが含まれていることを考えると、ホームでプレイしているくせに全然チャンスはつくれていない。

Mudrykのアレは、0.03xG。奇跡的まぐれゴール。

もっとすごいのはライスのあれ。0.01xG。こっちはまぐれじゃないグレイトゴール。最☆高！

Bend it like Declan 🤩 pic.twitter.com/2AHDOpqDS3

— Arsenal (@Arsenal) October 22, 2023

「デクランに恋して」。

Bending his shot around Enzo and away from the goalkeeper. It’s beautiful.pic.twitter.com/kQ6Xz4YWZK

— Dan Critchlow (@afcDW) October 21, 2023

なんちゅう曲がり方よ。セルティック時代のスンシュケ・ナカムーラのアレを思い出すじゃないか。

このライスのスーパーショットは、アーセナルでは06/07シーズン以来のロンゲストレンジのゴール。前回は誰だったんだろ？

Declan Rice’s goal v Chelsea came from 36.6 yards out 😯

It’s the longest range goal scored by an @Arsenal player in the Premier League on record (since 2006/07)!

📊 via @Oracle pic.twitter.com/QdPycMqTvF

— Premier League (@premierleague) October 22, 2023

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