試合について

ファースト11

SofaScoreより。

4-3-3

マルティネリ、ジェズース、サカ

ハヴァーツ、ライス、オーデガード

ジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、トミヤス

ラヤ

サブは、ホワイト（46 トミヤス）、キヴィオール（46 ジンチェンコ）、ネルソン（66 サカ）、ジョルジーニョ（75 ライス）、エンケティア（82 ジェズース）

 

ぼくは、試合前会見にも同席していたトロサールがプレイするものとてっきり。彼はベンチに入っていたが、最後まで出番はなかった。ヴィエラの離脱があったので、だいじなMFでもプレイできる選手として温存したのかもしれない。

それとRBはトミヤスがスタート。彼はあのまま後半もプレイをつづけていたら、MOTMでもおかしくないほど印象的なパフォーマンスだった。アシストもふたつ決めた。

今回は前半で大差がついて早々に試合を殺してしまっていたこともあり、サブはフィットネスやゲイムタイムなど、スクワッド管理も考慮できるほど余裕のあるものだった。

ベンチには、事前の予想どおりイーサン・ワニエリと、マイルス・ルイ・スケリーのふたりのアカデミーキッズが入った。こういう試合だったから、彼らにもいくらか時間が与えられてもよかったかもしれないが、そこにはプレイタイムがほしいファーストチーマーもいたため、それは難しかったか。

強いていえば、ライス（DM）のサブは、ジョルジーニョじゃなくてワニエリを選んでほしかったという気はしないでもない。

マッチスタッツ

『BBC Sport』より。

ポゼッションはほとんど50/50。前半だけでもLensの53%。彼らはそうとうがんばった。

ただ、あのような試合展開で、後半のアーセナルはもうインテンシティも集中力もだいぶ下がってしまったため、90分のスタッツを比較してもあまり意味はないかもしれない。

それにしても、Lensはアウェイでもかなり勇敢で、最初からハイプレスもやるし、ビルドアップも自信まんまんで上手。1ポイントで満足するような戦いかたではなかった。さすがリーグ・アンの強いほうのチームという感じであった。

だが、そのおかげでアーセナルにはいつもと違って相手ハーフにプレイするスペイスがあり、6つものゴールが生まれてしまった。

結局、いまのアーセナルのようなクオリティのチームに、中途半端に打ち合いを望むとこういう結果になってしまうという、未来の対戦相手への教訓になってしまったところもあり。今後ますますアーセナル相手にロウブロックをやるチームが増えていくとすれば、皮肉なことである。

Opta AnalystによるxGは、2.59 v 0.39。

アーセナルは8つのSoTで6ゴールという効率のよさもあるし、2.59のxGで6ゴールという効率のよさもあり。ジョルジのペンを含まなければxGは、もっともっと低い。

素晴らしい。

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