試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 3-1
Sky Sports (Jones Knows) 2-2
WhoScored.com 2-1
今回も割れた。アーセナルの敗け予想はない。
Chris Sutton:ブライトンは木曜夜にELをプレイしていて(※マルセイユH)、それがこの遠征をタフなものにしている。もっともエミレーツへ行くことは、いずれにせよ難しいのだが。
アーセナルは、アストン・ヴィラでの敗戦はやりきれなさを感じているだろう。彼らは試合に勝つに十分なチャンスをつくったし、ブライトンは失点が多すぎる。ここでもアーセナルは同じことをするはず。そして、今回は相手を捕まえる。
Jones Knows:ブライトンのマンシティ、マンU、リヴァプール、チェルシー、ニューカッスル、トトナム、アーセナルとの直近26試合で、彼らは46ゴールを決めている。これは試合平均でほぼ2ゴール。このようなエリート相手にすごいことだ。
De Zerbiの攻撃は、直近21のPLアウェイ試合でゴールを決めている。彼らは、対戦相手を問わずリスク・リウォードスタイルのやりかたを変えない。とくに、アーセナルとの3試合では8ゴール決めているため、アーセナルはナーヴァスになるはず。
Pascal Grossのゴールに関与するアクションには注目。De Zerbiは、Kaoru Mitomaとリンクアップする彼に非常にクリエイティヴなハイブリッドロールを与えており、そのサイドからとても危険な攻撃を生み出す。
Grossは、PLの直近303分で、5つのゴール関与(A4 G1)、6つのSoT、15のチャンスクリエイション。これはとんでもなく過小評価されているフットボーラーのとんでもない数字。
試合のみどころ
今年もブライトンはやりかたを全然変えていないということで、あの極端なポゼッションスタイルは健在ということか。ポゼッションも現在リーグでトップ(62.0% ※ちなみにアーセナルは61.0で3位)。アーセナルは、相手にポゼッションを許す時間もかなりありそうななかで、それにどう対処するか。ボールがないときのふるまいがカギになりうる。
ひとつはもちろんハイプレッシングで、ジェズース、オーデガードがプレスをリードし、できるだけ多くの、できるだけ高い場所でターンオーヴァをやる。そこで勝負が決まることも大いにあるため、ここは、この試合のみどころになる。
そして、プレスのインテンシティが保てているうちにゴールを決めること。アルテタが云うところの効率。
前回の対戦でも、そこが決め手になったようなものだ。90分同じインテンシティは不可能なのだから。プレスがゆるくなれば、走って疲労する分だけもうやらないほうがマシになってしまう。それは相手の思うつぼ。
もし、先に失点し、追いかける立場でポゼッションするチームに対してプレスのインテンシティが下がっていくのは、もう最悪だ。アーセナルが彼らに敗けた試合では、毎回そのようなことが起きているように感じる。
それと、ハイプレッシングをかいくぐられたとき。そういうとき、毎度アーセナルのハーフはオープンになっている。
たとえばMitomaに1 v 1状況をつくられるような場面も少なくなさそうで、そのときにどう対処できるか。もしそうなっても、相手のやることはわかっているのだから、対策はできていなければならない。
ブライトンがアーセナルにエミレーツで3連勝をやっているこの2年、アーセナルはリーグでも強いほうのチームだっただろうし、ブライトンは最強チームでもなかった。だが、なぜかアーセナルはブライトンには敗けつづけている。それはやはりスタイルの相性が悪いということだろうし、現在のお互いのスタイルは非常にわかりやすいものだ。
であれば、アルテタは劣勢チームのマネジャーとして、そこを覆せるようななんらかの策略を施さねばならない。彼がチームプレイにどのような工夫をするのか、そこも注目をしたい。
アーセナルの何年か前の悪かった時期ならいざしらず、もう苦手チームとかそういうのは、払拭すべきとき。
キックオフは、日本時間で12月17日(日)23:00。
ポゼッションで圧倒してコントロールして支配して勝ってギャフンと云わせたいですね。
COYG!