hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs リヴァプール(4/Feb/2024)さよならクロップ

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  2-1

Sky Sports (Jones Knows) 1-2

WhoScored.com  1-2

ほう。

Chris Sutton:リヴァプールはいまグレイトなシェイプに観える。チェルシー戦の彼らはとてもインプレッシヴだった。まだSalahが戻ってもいないというのに。

Trent Alexander-ArnoldとAndy Robertsonは、ふたりともベンチスタートでフルフィットネスを取り戻しているところ。その3人がいなくてさえ、レッズは連戦に必要なデプスに強みを観せている。

そこには、ほかのポジティヴな点もたくさんある。Darwin Nunezがあまりゴールできていないことも知っているが、それでもLuis DiazやDiogo Jotaがシャープで、彼らのMFも素晴らしい。

いっぽうのアーセナルは、火曜のフォレストでもあまりゴールはとれなかった。しかし、彼らにはやるべき仕事がある。とても重要な。

われわれは、今シーズンにすでにこの2チームがどれほど近いかを観てきた。先月のFAカップでは、エミレーツでガナーズがしこたまチャンスをミスしているあいだに、リヴァプールが勝っていった。

アルテタのチームにはCFがいない。だが今回、わたしは彼らがつくるいくつかの機会でフィニッシュすると思う。

わたしは、アーセナルがこの試合に絶対に勝つと確信しているわけではない。リヴァプールもゴールするだろうから。だが、よりポインツがほしいのはガナーズであり、わたしは彼らをつかまえるのに十分なことをやるとみる。

Jones Knows:どでかい試合。 A Super Sundayのあじわい。

リヴァプールの勝利は、彼らをタイトルの本命にして、アーセナルの主要な目標を終わらせるかもしれない。Kloppもそのことはわかっている。彼はそのような機会を逃すひとでもなし。リヴァプールはリヴァプールだ。

危険が大きのはアーセナルのほうだ。彼らは、いまだにシティやリヴァプールに対し証明することがある。わたしには、まるでそのふたつのチームの一騎打ちに観える。

Skyのひとはぜったいアーセナルが嫌いだよな。

試合のみどころ

今回の試合のエントリを長らく書いてきて、戦術的なことをいっさい触れていなかった。

どうでしょうな。

12月のPL、1月のFAカップ、それぞれの試合のことを思い返すと、アーセナルはけっこう積極的&ポジティヴなプレイをしそうに思える。ポゼッション自体はそこまで差がつかなくても、たくさんチャンスもつくるし、相手にはたくさんチャンスはつくらせない。

だが、そこが落とし穴という感じがある。

まずアーセナルは、つくったチャンスをコンヴァートできないのが最近のトレンドで、そのおかげでFAカップを敗けたようなものだ。あのリヴァプール戦は、いくらチャンスをつくっても、それをネットにいれなきゃ試合には勝てないことをあらためて痛感させられた試合だった。

そしてリヴァプールは、このアーセナルとの2試合、すくないショッツでもゴールを決めている。PLもFAカップもリヴァプールのSoTは3で、PLではG1、FAカップではG2だった。1/3、2/3という高いコンヴァージョン。

ちょっといまデータがないのだけど、たしか現在アーセナルはかなり少ないショッツで失点してしまうチームで、いくら支配的にプレイしようが、相手のチャンスを限定しようが、あっさり失点してしまう傾向がある。先日PLフォレストの試合を通した彼らのポゼッションは結局20%くらいしかなかったが、それでも失点した。

だから、そこには、かなり慎重になる必要がある。最後の最後でそれを止めるか止めないかが、勝負の分かれ目になりうる。アルテタは「マージンがかなり小さい」と述べたが、この2試合はまさにそんな感じだった。小さなディーテイルで試合が決まる。

それと、もちろん彼らのダイレクトプレイ。ジンチェンコがSalahにかわされたゴールを奪われたのは、いまやなんだかトラウマになっている。あれの再現はぜったいに許してはいけない。

今回はSalahはいないようだが、リヴァプールはさすが近年の強者でありデプスが厚い。試合後に彼らがいなくてよかったと思うことはあるかもしれないが、試合前にあまり楽観的にはなれない。彼らはメインメンがいなくても十分に強いから。

正確なロングパスの出処をおさえるハイプレス。それと勇気をもって上げるハイライン。彼らのダイレクトプレイへの対応は、今回もまたそこがキモになりそう。

まあ、そうはいっても、この試合のテーマは結局は守備より攻撃かもしれない。固い守備でいくら失点をおさえても、ゴールしなきゃ試合には勝てないのだから。

それに、この対戦は云うまでもなく、ゴールがたくさん生まれるエンタテインメントな試合。中立のファンはもちろん、双方のファンもそれを期待しているかもしれない。おもしろい試合が観たい。

3点失おうが、4点とって勝つ。かつてウナイ・エメリ氏はアーセナルファンの前でそう述べて、リップサーヴィスをした。彼はそういうタイプのコーチではなかったし(昨日は大量ゴールしたみたいだけど)、アルテタもそういうタイプではないが、それでもやっぱりそうなってほしい。1-0とかで敗けたら眠れなくなっちゃう。

Kloppは、マネジャーとしてエミレーツに来るのは、もうしばらくお預けだろう。ぜひ特別な日にしていってもらいたい。

 

キックオフは、日本時間で2月5日(月)1:30。今晩。

ほんとうにほんとうに勝ってほしい。震えるほど願う。

COYG!



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *