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【マッチレビュー】23/24 UCL アーセナル vs FCポルト(12/Mar/2024)苦しみながらもラスト8へ

試合について

ファースト11

SofaScoreより。

4-3-3

トロサール、ハヴァーツ、サカ

ライス、ジョルジーニョ、オーデガード

キヴィオール、ガブリエル、サリバ、ホワイト

ラヤ

サブは、ジェズース(83 ジョルジーニョ)、ジンチェンコ(106 キヴィオール)、エンケティア(106トロサール)

 

スターティング11は、ほぼ予想どおりながら、LBはキヴィオールを維持した。この11人は3日前のPLブレントフォードと同じセレクション。

パーティもトミヤスもベンチに入り、ケガ人は戻っているという事実はたしかにあるものの、フィットネスはそれぞれ。長いブランクの期間もあった。アルテタが83分まで動かなかった(動けなかった)ということに、この試合がいかに難しかったかが察せられる。この苦しい試合で、計120分でサブをふたつも残した。

延長戦に入ったときには、もうほとんどチームにもう一度発奮するエナジーは残っていないような様子でも(オーデガードはそれでもボールを追いかけて走っていたのでびっくり)、中途半端に誰かを入れて固定レギュラーチームのバランスを崩すほうが怖かったのかもしれない。

延長戦に入る前、ライスは足をつったのか足を伸ばしていたが、ペナルティ戦が想定される展開で彼のようなビッグプレイヤーを外すわけにもいかず。ハヴァーツ、サカ、オーデガードらもおそらく同じ理由だろう。あの時間帯は、ペナルティ戦のことを考えずにいるのは無理だった。

マッチスタッツ

『BBC Sport』より。

パフォーマンス面からすると、この試合のアーセナルはまったく褒められたものではなかった。ホームで支配的プレイを期待されていたにも関わらず、基本スタッツも拮抗している。

ポゼッションは、ホームチームがややよいというくらいで、実際の見た目で50/50くらいに感じたほどには、アウェイチームにもボールを持たれたし、ショッツもSoTも云うほどの差はない。

全体的にほとんど互角に近い勝負であり、ポルトのボスが云うように、彼らが自分たちは敗けにふさわしくないと思っていてもおかしくない。

チャンス量などは、たしかにアーセナルが勝っているものの、誰もが認めるような完全なる勝利というには遠かった。

The xG PhilosophyによるxG。120分では、1.02 v 0.51。

攻撃脅威のチャートを観るに(Opta)、120分を通して5分おきくらいに交互に攻撃を繰り出していたことがわかる。最近の試合のような、アーセナルが一方的に支配するみたいな時間帯は、ほぼなかった。

アーセナルのプッシュがいちばん長いのは、55分くらいからの10分ほどか。ちょうどそれが終わる66分にオーデガードの幻ゴールがある。あのゴールが認められて、そこで2-0になっていれば、そこまで苦しくはなかったのかも。

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