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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs チェルシー(23/Apr/2024)さらなる勝利が必要

CHEについて

PLで31試合を消化し、47ポインツの9位。いまPLは34試合まで消化しているチームもあるので、だいぶ試合を残している。31試合しか消化していないのは、彼らだけ。仮にここに2勝分のポインツを加えると、ニューカッスルをかわして6位まで上がる。

ボスはMauricio Pochettino。ペップがミケルの師匠なら、ポッチェはミケルの兄貴(※会見では「父」と云ってた)。彼は、アーセナルとのアウェイ試合は苦手なようで、これまでマネジャーとしてアーセナルとのPL7試合で勝ちなし(D4 L3)。

しかし、正直、このチームはよくわからないな。

彼らはシーズンを通してほとんど低迷しているように見えるが、あれだけ金をかけたスクワッドやマネジャーを抱えて、なにがいったいどうなっているのか。たまに試合のハイライトを観ても、そんなに悪くないプレイをしているようでいて、試合にはあまり勝っていない。

ただ、アルテタも認めていたように彼らのフォームが徐々に改善されているのは事実で、2月にホームでウォルヴズに敗けて以降は、PLで8試合敗けなし。そこまでコンスタントに敗けつづけてきたチームが、突然敗けなくなっている。ゴールも多い。まあ、そのうちの半分はドロウなのだが、それでも。

ここまでのxPTSでは5位だったりするので、パフォーマンスが結果に結びついていないとも云える。

ゴールに関しては、ここまでの彼らのPLでのG61はリーグ7位。xGだと5位になる。(アーセナルのゴールはここまで77でリーグベスト。xGは3位)。

得点源は、彼らのPLでのトップスコアラーがCole PalmerでG20。これは立派。つぎが、Nicolas JacksonでG10。ちなみに、アーセナルでG10以上決めている選手はサカしかいないのでそこまで悪くはないが、チェルシーのような金満チームのメインストライカーとしてはかなり物足りないだろう。そのつぎがRaheem SterlingのG6。

Nicolas Jacksonはけっこう彼らの問題のような気もする。ぼくもたまにハイライトなどで彼のプレイを観ることがあるが、なんだかアーセナル時代のダニー・ウェルベックを思い出してしまう。先日のFAカップの試合でも“wasteful”などと批判されているということで、ぼくの印象もあながち間違っていないようである。

フォーム

PLの直近6試合は、DWDWDW。アウェイに限ると、WLWDDD。

2月4日にホームでウォルヴズに敗けて以降は、PL8試合で敗けなし。W4 D4。

この間、特筆すべきはゴールの多さ。この期間に限定すると彼らのゴール23は、リーグ2位(トップはアーセナルの24)の量。この期間のアーセナルに匹敵するというのは、けっこうすごいのかも。前回のPLエヴァトン(H)では6ゴールしている。

トップチームとの対戦では、今年のタイトル候補の3チーム、リヴァプール(H)、シティ(H&A)、アーセナル(H)でドロウ。あのシティにはホームでもアウェイでも敗けていない。シティといえば、土曜のウェンブリーでのFAカップSFでは、彼らに1-0で敗けたものの、勝負が決まったのは84分。ギリギリだった。

ToT(A)、ニューカッスル(H)、マンU(H)では勝っている。

チームニュース

Cole Palmerが、illnessによりダウト/アウト。月曜の会見でポッチェが明かしたところによれば、「彼は火曜によくなっても、試合でプレイできるコンディションじゃないかもしれない」。

Malo Gusto and Ben Chilwellがダウト。

Christopher Nkunku, Robert Sanchez and Lesley Ugochukwu、Levi Colwill, Reece James, Wesley Fofana and Romeo Laviaがアウト。

キープレイヤーズ

もちろんCole Palmer(21)。いまPLの5試合で10ゴールとブレイク中で、PLでここまでG20 A9という生産性。元シティ。サカやFodenのクオリティがある。

彼がこの試合でプレイしないなら、アーセナルにはかなり助かる。ちょうどいいタイミングで風邪?をひいてくれた。

Conor Gallagherも注意すべき選手だろう。クリエイター。

それと、Malo GustoというRBも世間的には注目選手のようだ。すでにフランスNTでもプレイしている20才。ただし、彼もこの試合はアウト。

あとは、アーセナル的にはMudrykとCaicedo。チェルシーは、アーセナルからこのふたりを横取りするために€200mくらいかけているわけだが、そのコストに見合うものが得られているとは云い難い。

とくにMudrykは、いまもレギュラーに定着することもできておらず。アーセナルに移籍できなくて震えて泣いていたことも暴露されたりと、彼はCHEサポにちゃんと愛されているんだろうか。いま観たらMVも€35mになっていた。なんだか気の毒になる。

Head to head

PL直近6試合では、アーセナルはチェルシーにW3 D2 L1。

前回の対戦

8月のSBでドロウ。アーセナルは悪いパフォーマンスながら、2-0から追いついた。ライスがベッカムばりのスーパーゴールぶっこんだ試合。

【マッチレビュー】23/24 EPL チェルシー vs アーセナル(21/Oct/2023)勝てないなら敗けないこと | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

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