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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs チェルシー(23/Apr/2024)さらなる勝利が必要

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  2-1

Sky Sports (Jones Knows) 2-0

WhoScored.com   3-1

ホームチームの勝ち予想が優勢。

Chris Sutton:アーセナルは、土曜のウォルヴズで快勝し、悪い週からうまくバウンスバックした。しかし、FAカップのセミファイナルでシティに敗けたものの、チェルシーもいいパフォーマンスだった。

これは、ガナーズにはとても危険な試合に感じられる。それにふたつのクラブのライヴァル関係も大きな要素になる。

チェルシーは8月のスタンフォード・ブリッジではアーセナルを倒しているべきだった。だが、終盤に2失点した。

彼らは、Mauricio Pochettinoの下で進歩している最中。しかし、いまだに彼らはその日にそうしたように、自分の足を撃ち抜いてしまうことがある。

だから、わたしはアーセナルが勝つとみる。今回もまた極めて接戦になっても。

Jones Knows:もしここでウェンブリーのチェルシーが来たら、そのときアーセナルは試合に挑むことになる。

とはいえ、わたしはこの不安定なチェルシーが、パフォーマンスレヴェルにおいて続けざまにそれをやれると信じる理由はない。とくにCole PalmerとMalo Gustoという、今年に入ってから際立つふたりがいなければ。

Simon Hooperは、今シーズンのPL21試合で97枚のカードを出しているレフリー。これは試合平均で4.62枚。

アーセナルは、エミレーツでのPL6試合で13枚のカードを受けいていて、チェルシーのトリッキーな攻撃でこれが誘われることになるかもしれない。Mykhailo Mudrykは完成品には程遠いが、シャープでクイックなドリブラーであり、PLの1181分のプレイ時間で10枚も相手にカードを出させている。

もし彼が左でスタートすれば、ベン・ホワイトは注意しなければならない。彼は直近5試合で3枚カードを受けており、すべてのコンペティションでは10枚カードをもらっている。

試合のみどころ

今回もまたアーセナルにとって、敗ければシーズンが終わるほどのインパクトという重要な試合。しかも、相手はチェルシー。当然アーセナルは、必ず勝つ必要がある。ホームだし。

アーセナルは、ウォルヴズに勝ったことで悪い流れを断ち切った。ここでもう一歩進んで、この勢いを上向きに反転させるには、チェルシーは格好の相手だと云えるだろう。勝てばかなりうれしいくらいには強い。

ただ、今回もまたアーセナルが楽に勝てるとは思えない。絶対に勝たねばならないということは、絶対にゴールしなければならないということ。

相手がアーセナル対策をやってくることも想定していなければならないだろう。あえてハイプレスでバックラインに迫らない、ミッドブロックはその最たるもの。アーセナルは毎度その攻略には苦労している。SBでの彼らもミッドブロックだった。

それと、このスレッドで指摘されていることが興味深かった。ポルト、ヴィラ、バイエルン、ウォルヴズら最近の相手は、アーセナルのハイプレスの弱点を意識して、バックからのプレイで似たような対応をやってきているという。

それでも、彼らとの試合で何度か高い位置でのターンオーヴァはやっているので、アーセナルのハイプレスがまったく無効化されているというわけではないのだろうが、極度にパターン化された動きゆえにその裏をかかれれば、オーデガードらはただでさえ疲労しているなかでよけいな走りを強いられるし、プレスを突破される機会も増える。

アルテタも毎回同じ対策に苦しめられている場合じゃない。最近の相手の対策傾向は、市井のアマチュア戦術家などより彼ら自身がいちばんわかっているはず。ボールを持っているとき、いないとき、今回いつもとは違うなんらかの工夫が観られるかどうか、注目しよう。

それにしても、対戦相手がみんな似たようなふるまいをしてくるというこの話。今年のCLのQFで、シティに勝ったレアルのアンチェロッティがアーセナルのシティ対策を参考にしたとかなんとかという話があったが、いまどきはトップチームへの戦術的な対策は瞬く間に共有されるのだなと感心する。シティやアーセナルは、あまりにも戦術がはっきりしているので、対策されやすさもあるのかもしれない。

 

つぎつぎと試合がやってきて、ファンとしてはうれしい悲鳴だった4月のこの数週間。じつは、それも今週いっぱいで終わりだったりする。この試合と週末のNLDが終わると、身体的にキツい3日ごとの試合から週1試合になり、ちょっと一息つける。だから、まだこのあとOTのマンUを残してはいるものの、今週はいろんな意味でひとつのピークと云える。心身ともにタフなこの難所を乗り越えることができるかどうか、PLタイトルの資格を試されるシーズンの重要な局面だろう。なんとしてでも、結果が必要だ。

 

キックオフは、日本時間で4月24日(水)早朝4:00。極東ファンにはこのところずっとタフなキックオフ時間。がんばろう。

今回も勝ちましょう。

COYG!



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