追記:マーティン・オーデガードの試合前コメント「いまほしいのは勢い」
マッチデイプログラムのキャプテンノーツ。AFC公式サイトより。
MØ:先週のベルナベウはとても特別だった。ファーストレグのあと、ぼくらはスペインでも勝つことができそうな気がしていた。先週は試合前、ドレッシングルームを出るときにはそういう考えが頭のなかにあったんだ。
そして、ぼくらはやる気まんまんで、彼らをもう一度倒す準備が完全にできていた。
でも、アウェイのレアル・マドリッドへ行き、そこであまつさえ勝ちたいというのなら、それをしっかり信じる必要がある。その歴史、彼らがそこでやってきたたくさんのとんでもない試合という点では特別なステディアムだ。とくにCLで。
だから、あとは集中することだった。自分たちのことをやり、あらためて試合に勝つことを確認する。
ぼくがとてもうれしかったのは、ぼくらにベルナベウでも自分たちのゲイムをプレイする勇気があったこと。たくさんのチームがあそこへ行き、なにもせずに終わる。後半はとくに、ぼくらはもっとボールを持つことで、スペイスを開けることができた。
ブカヨが最初のゴールを決めた。あれは彼についてのすべてを物語っている。前半にはペナルティをセイヴされたあとだから。彼のパーソナリティ。ミスすることはあるし、ぼくは彼にはただつづけろと云ったんだ。
彼を見ると、すぐに彼は集中を取り戻していた。彼ならきっとバウンスバックすると思っていたら、実際やっちゃったよ! あれが彼のキャラクターだ。そして結局は彼がぼくらが勝つことを助けた。
ぼくは彼のがあれをやりとげたことがとても誇らしい。彼がいかに完璧に落ち着いていたか。
つぎのゴールは、とても特別だったね。レアル・マドリッドはゴールのためにプッシュするのはあきらかだったから、ぼくらにカウンターのチャンスがあるとわかっていたし、スペイスがあるはずだった。それにしてもガビがあんなスプリントをやるとは!
ビッグゲイムの最後に、あんなパワーとスピードを残してたなんて、マジやばい。ミケルのパスも超やばかった。
そのあと、ぼくらにはイプスウィッチ・タウンとのまたまったく違うチャレンジがあった。どちらの試合でも、ぼくらは同じ集中が必要だった。ぼくらはピッチでお互いをよく観ていた。あれが、ぼくらのやりたかったプレイ。おもに相手ハーフでプレイすること。
ぼくらは最初のホイッスルからたくさんクリエイトしたし、あれこそがぼくらの望むものだ。そしてもっと試合を楽しむことになった。ぼくもたくさんプレイに関われてよかった。最初のゴールは記録ではぼくのアシストでもある!
今夜のクリスタル・パレスでも同じレヴェルと集中をキープしよう。いまぼくらがほしいのは勢い。どの試合でも自分たちの仕事をすること。そして、それでどこまで行けるか。
残りシーズン、どの試合も大きい。今日勝って、来週のセミファイナルに向けていいフィーリングをもっていこう。
追記:ヤコブ・キヴィオールの試合前コメント「いろいろなポジションでプレイするのが自分の強み」
ビッグガビの離脱で急遽CBへ。毎試合で印象的なパフォーマンスでファンの好感度も急上昇のキヴィオールのインタビュー。AFC公式サイトより。
キヴィオール:ぼくはピッチ上ではみんなと気分よくやれてる。ぼくらにはいい関係もあるし、お互いによく話すしね。相手が誰だろうと準備はできている。ピッチの外でも、とても仲良くしているよ。だからピッチ上でもみんなといい連携があるのだと思う。誰といっしょでも。
コーチは、ピッチ上のことだけでなく、選手たちと話そうとしている。生活のこととか。彼がたくさんぼくらのことを気にかけてくれるから、うまくやれる。
彼にはすごく助けてもらっている。ぼくはいつでも準備ができているから。ベンチに座っているときでも、コーチから助けてもらっていると感じる。とくにいまは、チームがぼくを必要としていて、ぼくもチームを助ける準備は100%できている。
いろいろなポジションでプレイできることは、ぼくの最大の強みだ。LBでいくつかの試合をプレイしたし、RBでもやった。どこでプレイしようとも気分よくやれるよ。どこでもプレイするし、自分のベストを尽くす。
LBでプレイしたあと、いまは中央でプレイするようになっている。でも右サイドのほうだ。ぼくはそのどのポジションでも100%を出すことができると感じている。自分にはいいことだと思う。
いま気分がいいのは、これがチームの大きな歴史だから。(レアルの)試合のあと、ぼくらはとても自信が芽生えた。CLセミファイナルでもこういうプレイをつづけていきたいと思う。
ぼくらが自信を感じられるのは、自分たちのいる場所があるから。ドレッシングルームのなかでも選手たちには自信があるし、ピッチでなにをやりたいかもはっきりしている。
リヴァプールがあと1試合でリーグを勝てることも知っているが、ぼくらはリーグをできるだけ高い位置でフィニッシュするだけ。そして、CLセミファイナルに集中する。リヴァプールはシーズン全体でとてもいいプレイをしていたし、残念ながらぼくらは勝つべきだったいくつかの試合で失点してしまった。それがリヴァプールが優勝に近づいている理由だろう。
PLが世界で最強リーグのひとつだということは、ぼくらもわかっている。レヴェルはとても高い。もしぼくらがPLタイトルを3シーズン戦っているというのなら、つまりぼくらがとても高いレヴェルにあるということ。リーグタイトルにもとても近づいている。
これは、来シーズンも勝利のためにファイトするよいモチベーションになる。
なんだか最近コンスタントにプレイできていることが、彼のメンタリティにだいぶいい影響を与えているような。来シーズンのことまで言及するなんて、いったいどういう……