やあ。カラバオカップことEFLリーグカップだよ。
今回はラウンドスリーで、アーセナルはホームにリーグワン(※英3部)のAFCウィンブルドンを迎える。ウィンブルドン(ロンドン)といえば、テニスで有名。フットボールはどうなのか。
アーセナルはこの試合に勝つと、いちおう3連勝。
PLであまりプレイできていない選手や若きタレントたちのためにも、大きなロテイションをやりそうな試合ではあるが、週末のNLDのためにもいい感じで勝っておきたい。
この試合をざっくりプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「自分がプレイするにふさわしいと示すチャンス」
オフィシャルサイトだとインタヴュー扱いの記事になっているが、アーセナル系ジャーナリストたちが試合前プレス会見としてこれらのコメンツをリポートしていた。『football.london』より。
(チームのリーダーシップについて……)
アルテタ:われわれはいまグループのなかでリーダーシップを築いているところだと思う。とても若いグループであり、U-23の選手がたくさんいる。
マーティンはナショナルチームのキャプテンであり、サンビはアンデルレクトのキャプテンだった。マーティンにはタレントでそれをやれるキャパシティがある。ほかの選手ならいやだろう場面でもボールを受けていく。それだけでなく彼の姿勢。リズム。彼のプレスのやり方。
(オーデガードは守備負担をいとわない……)
彼はそれを最初に行う選手であり、そこはわたしはオーバにもとても感心しているが、彼のリズムとハイプレッシングは素晴らしい。
そこには本物のコミットメントと目的がある。そこへ行ってボールを奪い取る、あるいはプレッシャーをかけるから。でもこれは観ていてわかるはずだ。彼が率先してそれをやっているのか、あるいは云われたからやっているのか。
そこには大きな意味があった。そのような場所を行くならば、難しいときを過ごすならば、結果を求めたいものだ。わたしが思うに、そういった基本に戻らねばならないし、全員ひとりひとりにそれをやらせなければならない。それでひとりでもそうなれば、それはすごいことだ。チームとしての勢いをつけ、自分たちを違うレベルに連れていく。それが非常に重要なのだと思う。
(フロントからの守備……)
まったくだ。全体のユニットがコンパクトにならねばならない。いつでもそう。ボールが動いているときにそれをやる唯一の方法は、全員が動くこと。誰かが動き始めれば、距離は開いていきユニットが崩れ始める。それではダメだ。いまチームではたくさんのコーチングがある。若い選手たちはコミュニケイトや対話を始めたところで、それが守備フェイズでたくさんのことをやりやすくしてくれる。
(築きつつあるチームとファンとの絆……)
(ラムズデイルが試合後にファンの少年にシャツを渡したところがソーシャルメディアで話題に。ラムズデイルはチームやファンと絆を築きつつある?)それは感じた。つながりを築きつつあることは感じている。彼らは自分たちがやってきたことを理解しているし、選手たちはあんなふうに感謝をファンに伝える必要がある。
それは一体感しかもたらさない。よりつながり、より関係を持ち、近づいていき、それが間違いなくチームを強くする。
(ウィンブルドン戦のチケットが45k以上売れている件……)
それを聞いてとてもうれしくなった。選手たちはみんなまたエミレーツでプレイすることを楽しみにしているから。いまはその試合に勝つことだけがプライオリティであり、そこからスパーズのこと、それがどれだけ特別な試合になるのかを考えることができる。
(今シーズンのウィンブルドンの多いゴール……)
自分たちがゴールを取れることを期待しているよ。でもウィンブルドンはかなりハイスコアで、オープンな試合になるというのも本当だろう(※ウィンブルドンはリーグワンで8試合15得点はリーグ2位)。彼らはとてもダイレクトでフィジカルだが、同時にいろいろな状況でも大きなゴール脅威がある。タフな相手だ。
(試合へのアプローチ……)
集中する必要がある。最高のスタンダーズを要求し、これまでどおりかそれ以上に準備していく。
選手にわからせなければいけないのは、誰かがプレイしたがっている、チャンスをうかがっているのであれば、トレイニングで正しいことをやることであり、振る舞いを良くすることだ。そして、これは自分がプレイするにふさわしいとチームに示す機会になる。チームセレクションを難しくできるのだ。
この試合もほかの試合もそうだが、それは全員にとり自分がチームにふさわしいと示す機会なんだ。
(ロテイションはする?……)
できるかぎりの最強チームで臨めることを願う。それはつまり選手たちがとてもいいパフォームをするということであり、とても力強いパフォーマンスをもたらすということ。それがやりたいことだ。
(選手にプレイ時間を与えること……)
当然。間違いなく選手たちは称賛されねばならない。誰が準備できているか観てみよう。どれだけリカヴァして、どういうやり方でのアプローチがこの試合にベストか。
以上。