週末、ついに16/17シーズンのEPL(English Premier League)が開幕した。オープニングゲームから数日のあいだ気を失っていたので、ちまたの喧騒について詳しくはわからないが、フットボールの季節がやってきたことに興奮しているファンも多いに違いない。 今季からプレミアリーグのロゴが変わったことも、事前にニュースになっていたから知っていた人も多いのではないだろうか。試合中のスコア表示や画面切り替えのトランジション効果が新しくなっていて新鮮に感じた。今季からはスポンサー企業の名前(バークレイズ)が入らないごくシンプルな名称とライオンをかたどっただけのロゴマークになった。
アレックス・イウォビ「イヴァン・カンポみたいな髪型にしたかった」
イヴァン・カンポって久しぶりに名前を聞いた。 マドリーにいたときもカンポ(ワラ)みたいな感じだったけど、プレミアリーグ(ボルトン)に移籍したあとも、てかまだいたのかよカンポ(ワラ)みたいな感じで愛されていたよね。風貌と名前の響きの楽しさもあいまってフットボール界に独特のポジションを築いていたと思う。 そんなカンポに憧れていたという奇特なヤングガナーを発見。それが、このたびオリンピック・ナイジェリア代表を華麗に辞退した超新星アレックス・イウォビだ。 www.fourfourtwo.com あごに手をやるポーズもしぶい。フットボーラーでこういうポートレートもあまり見ない。
ティエリ・アンリ氏、三度目のアーセナル退団。愛ゆえの暴言をまとめる
www.bbc.com 何度退団すりゃ気が済むのか。 ボスは言いたい放題のアンリにおかんむりだ。TVのパンディットとアーセナルのコーチどっちを取るのか迫られた挙句、結局TVのお仕事を取ってU18コーチをファイヤード。お給金0ポンド(※0円)のコーチ稼業と年間400万ポンド(※5-6億円くらい)といわれるTV解説業を比べられるはずもない。 とはいえ、アンリはいまコーチライセンスを取得するために勉強中の身であるので、そのためにはほかのクラブに行かざるを得ない。生きる伝説である。引く手はあまただろう。シティに行きそう。同じロンドンでチェルシーもふつうにありえそうで怖い。 ところで彼はSKYのパンディットであったが、EUROではBBCのパンディットとしてリオ・ファーディナンドらとともにTV出演していた。結構柔軟な契約なんだなと感心した。 こんな記事も来ていた。いつものメトロ。 metro.co.uk こんなこと言ってっからボスの逆鱗に触れたんじゃねえのかという、アンリの暴言をまとめた記事。 以下、抄訳。アンリ氏のこころの声を忖度して少し追加した。ジルーについての暴言も追加。超訳あしからず。
新星ジョン・トラルは16/17シーズンはグラナダにローンか
15/16シーズン、バーミンガムでブレイクしたバルセロナ産で現在はアーセナル所属のヤング・タレントでありヘクター・ベレリンのマブダチ、Jon Tral(ジョントラル)が16/17シーズンまたしてもローンに出される模様だ。 バーミンガムでの大活躍でアーセナルのファーストチームにようやく上がってくるかと噂されていたトラル。Kike Marinというジャーナリストのツイートによると、トラルは今度はリーガ・エスパニョーラのグラナダCFにローンされるようだ。 Jon Toral, gran promesa del #Arsenal jugará cedido en el #GranadaCF (on loan from Arsenal) https://t.co/HzP5701Ryn — Kike Marin** (@Kike_Marin_) 2016年7月4日 本人もおそらくアーセナルに戻るつもりで、プレシーズンを楽しみにしていたであろうことを考えるとさすがに寂しい気持ちになってしまう。
Welcome to Arsenal Takuma Asano 浅野拓磨アーセナル移籍発表報道まとめ
www.arsenal.com 英プレミアリーグの名門Arsenalがサンフレッチェ広島の浅野拓磨を獲得を発表。 以下英国を中心にした主要メディアの反応。
フットボーラーの名前の日本独自表記
またプレミアリーグを愛すおれがお送りするフットボール駄話であるが、毎度気になって夜も安らかに眠れないのは、現地読みでも英語読みでもない選手名表記である。 いまもっとも気になっているのはJ-SPORTSのコラムで使われる「バルディ」。 たとえば、英語読みと現地読みで微妙に発音が違うということはままある。先日話題になったスイス人のグラニト・ジャカも、本人が「ぼくはジャカだよ」と言っている映像でファイナルアンサーだったわけだが、確かに英語コメンタリでシャカと濁さずに発音しているのは聞いたことがある。
ホセ・モウリーニョはエミレーツで勝ったことがないって知っていた?
ESPNのArsenal系記事で「モウリーニョはエミレーツスタジアムでまだ勝っていない」というコメントを見つけて、おやっと思いざっと調べてみたら本当っぽかったのでちょっと驚いた。知らない人も結構いるんじゃないだろうか。ぼかあ恥ずかしながら知らなかった。
【EURO2016】イングランド VS ロシアでのおもしろい言い間違い
日本時間の昨夜おそくに行われた、欧州選手権いわゆる「EURO2016」の注目カード「イングランド vs ロシア」を見た。プレミアリーグのファンである自分は、イングランドに肩入れをして見たがトテナム・ホットスパーの選手が11人中5人いるということで、素直に応援していいものかどうか微妙なところではあった。 www.bbc.com
ジェイミー・ヴァーディ氏、ガナーに?
www.bbc.com 朝起きたらBBCがBREAKING。ArsenalがJamie Vardyの契約解除金£20mをレスター・シティにお支払いしようとしているとか。 ジェイミー・バーディといえば、ちまたでは岡崎慎司の相棒という以外では、ダイバーとかレイシストとかエヴァンゲリオン初号機に似ているだとかで認識されており、人間についての評価は実際まちまちなのであるが、PL連続ゴール記録とか奇跡の優勝の立役者とか、純粋に点取り屋としてみたときの実績は、去年1シーズンに限れば一流選手と呼ぶに申し分ないものである。果たして彼は来季も活躍できるのだろうか。
バーミンガムでアウォード総なめの「ジョン・トラル」て誰やねん
Jon Toral (Arsenal公式より) Jon Toral(ジョン・トラル)が話題だ。イングランド2部リーグ、バーミンガムで今季の「選手が選ぶプレイヤー・オブ・ザ・シーズン」「サポが選ぶプレイヤー・オブ・ザ・シーズン」「ゴール・オブ・ザ・シーズン」の三冠を達成したアーセナルからのローニーだ。 以下、みんな大好きゴシップ満載、おれたちの「Metro」から超訳。
15-16英国プレミアリーグの仁義なきノーロンダービーとチャンピオンズ争い
先日レスター・シティの優勝が決まったイングランドのプレミアリーグ。優勝が決まってしまい、もはやサッカーファンの興味が尽きかけたゴールデン・ウィーク最終日、2位のスパーズが破れ、3・4位の直接対決でシティがアーセナルと引き分けという上位陣の思いもよらぬ足踏みで、少なくとも2位から5位までのチームのサポーターは、最終節までまったく目が離せない展開となった。 Arsenal 2-2 Man City (Away) | Jack Wilshere Was Outstanding!
アーセナルのフィジカルトレーナーが「ブレイキング・バッド」に出てる!?問題
しつこく似てるシリーズ。 コリン・ルウィン(Colin Lewin)とデイビッド・コスタビル(David Costabile) 誰やねんという感じでしょうが。前者はArsenalのフィジオ(フィジカルトレーナー)で、後者は米ドラマ「Breaking Bad」のかわいそうな化学者ゲール役の男。さあキミはどっちがどっちかわかるかな?
ジェイミー・ヴァーディはエヴァ初号機に似すぎ問題
バーディとエヴァ 前から似てるなあと思ってた。ぐぐってみたけど意外に誰も気づいてないみたいで逆に驚いた。 この鋭角なフェイスライン。だんだんどっちがどっちかわからなくなる。 あまり写真がみつからないのだけど、後ろ姿のバーディはいかり肩と猫背具合がまじで初号機。 マンノーネ(サンダランド)と石頭(11人いる!) サンダランド守護神ヴィト・マンノーネと萩尾望都の名作マンガ「11人いる!」の登場人物「石頭」。11人いる!ってのも今思えばサッカーっぽい。
僕的フットボーラー似て蝶
デンベレとベンテケ 名前が似てる。と思っていた。名前も容姿もあらためて見ても別に似てなかった。以下、興味のなさと勘違いは比例する。 デ・ブルイネとシュールレ 存在感が似すぎていまいか。CLお疲れ。かたや殊勲のヒーロー、かたや大逆転負け。ここは似てなかった。デ・ブルイネって赤鬼って感じ。シュールレって誰かに似てるんだよな。牛乳瓶の底みたいなメガネかけて。思い出せん。 ミルナーとバリー 存在感が似すぎている。片方を見たときにいつも「あれもう一方のあいつ名前なんだっけ」と思う。 フェルナンジーニョとフェルナンド スターティングにふたり並んではじめて同一人物じゃなかったと気付く。並べて見てもわからない。日本人の名前でいうと、一郎と一朗太みたいなもんだろうか。 クアドラードとキンテーロ すでになんでそう思ったのか自分でもよくわからない。こうしてみるとクアドラードのほうがキンテーロっぽい。クアドラードは金田喜稔さんにも似て蝶。 シャドリとチャドゥリ 同一人物だと思ってた。 以上写真は金田さん以外はすべてWikipediaより。
意外に知らない「チャンス・クリエイト」「キー・パス」とはなにか。Optaによるスタッツ定義
15/16シーズン終了前だが、BBCでは各パンディットによるPFAプレイヤー・オブ・ザ・シーズンの候補展望記事が出ていた。 PFA Player of the Year: BBC pundits pick Premier League’s best player ほとんどの識者があげているとおり、あとの数試合(6試合)でエジルが30アシストに到達するなどの大きな動きがなければ、今シーズンは岡崎慎司率いる(笑)レスター・シティのリヤド・マレズでほぼ決定だろう。 この手の記事では、マレズやパイエ、エジルといった二列目(非ストライカー系アタッカー)のスタッツを紹介するときに、「アシスト+ゴール」あるいは「チャンス・クリエイト(Chance Created)」というデータが使われることが多い。 現時点でゴール+アシストの1位がマレズ(27)2位がヴァーディ(25)とレスターの二人が独占。1位独走も納得のデータ。 そしてアシストはもちろんチャンス・クリエイトで2位を引き離して断トツの1位はメスト・エジル(120)。2位のエリクセンとのポイント差は20以上。現在3位アーセナルのストライカー陣の不甲斐なさを改めて感じる。 ところで、ゴールは言わずもがなアシストもわかりやすいので「アシスト+ゴール」は明快だが、「チャンス・クリエイト」(Chance Created)がどのプレーをどういった基準で使っているかよくわからなかったので調べてみた。ほかにも興味深いワードがあったのでついでに。 以下、サッカーデータを供給しているOpta社ブログ「Optaのイベント定義」より。