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最後のマッチデイ・プログラム、ヴェンゲル監督のコメントを翻訳した

最後のマッチデイプログラムいいなあほしいなあ、Tシャツいいなあとか思っていたら、redditにボスコメント(そういうコーナーがあるそうで)のページをアップしてくれた人がいて。読むついでに雑に訳したので、おひとつどうぞ。もちろん©Arsenalなのでひとつよろしく。

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プレミアリーグ17/18シーズン、最終盤の楽しみ方

ボスの送別会の件はまたあとにして。 いや、ぼくたちはもう関係ないんだけど、どうもPLのトップ4争いが俄然面白くなってきたっていう。うまくいくとわれわれにも大変メシウマな状況が生まれかねないという。 アーセナルのファンは残り2試合もまったり来季を予想したり、ボスの最後を見届けたりと、ストロングゼロでも飲みながら生暖かいテンションでシーズンの最終盤を過ごすしかなかったのが、予想外な楽しみが増えてしまった。 ちなみにここはアーセナルブログなので、胃がキリキリ痛むような状況にいる当事者のファンの人たちには神経を逆なでする内容かもだからこの先は読まないように。

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【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs バーンリー (6/5/2018) 快勝で「さよならアーセン」

今季限りで退団が発表されているアーセン・ヴェンゲル監督のホーム最終ゲームは、アーセナルらしい「スタイル」のあるパフォーマンスで、3ポイント差で迫るバーンリー相手に5得点&クリンシートとこれ以上ない快勝で終えた。これでアーセナルの6位はほぼ確定し、不本意ながら来シーズンもヨーロッパリーグを戦うことが決まっている。 ELというプレッシャーから解放されたからか、選手たちは終始肩の力の抜けた様子を見せ、バーンリーの選手たちはまるでアーセナルのトレーニンググラウンドに迷い込んでしまったような錯覚をおぼえたかもしれない。 Arsenal 5-0 Burnley: Gunners stroll as Arsene Wenger bids farewell to the Emirates そして、もちろん試合後にはボスのお別れセレモニーが催された。スタジアムを埋め尽くしたサポーターは万雷の拍手でボスのこれまでの功績に尊敬の念と謝意を伝え、伝説的なマネージャーとの別れを惜しんだ。(※セレモニー関連は別エントリでまとめます)

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【マッチプレビュー】17/18EPL アーセナル vs バーンリー (6/5/2018) 最後のエミレーツ

EPL17/18シーズンのホーム最終戦は6位アーセナルに3ポイント差で迫る7位バーンリー。ボスにとってもアーセナルを率いて最後のエミレーツでの試合となったが、すでに有終の美を飾る最大のチャンスを逸したばかりであり、多くのファンにとってバーンリーに勝とうが負けようがもはやどうでもいい試合だ。ヴェンゲル監督の最後を見届けるスタジアムのサポーターたちの複雑な面持ちが想像できるようじゃないか。 22年。いいときもあった。悪いときもあった。まさに悲喜こもごも。 さて、このブログはアーセナルブログでありながら、見過ごせないビッグニュースが。ほぼすべてのフットボールメディアでトップニュースになっている。 Sir Alex Ferguson: Former Manchester United boss has emergency surgery アレックス・ファーガソン(76)が脳出血で緊急手術を行ったらしい。これは驚いた。つい先週には笑顔でヴェンゲル監督と談笑していたというのに。手術は成功し、現在は様子を診ている状況とのこと。もしこの人に何かあれば、ヴェンゲルのセレモニーにも影響があるに違いない。敵将ながら無事を祈りたい。

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ローラン・コシエルニのキャリアの終わり

ELアトレチコ・マドリッド、セカンドレグでのあの負傷退場はショッキングだった。 誰とも接触することなくひとりでピッチにくずおれると、苦悶の表情を浮かべ手は激しく芝生を叩く。試合中にも関わらず、敵も味方も関係なくコシエルニの周りに心配そうに選手たちが集まったのは、ことの深刻さを物語っていた。

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最近のアーセナルニュース(2018.5.4)トルコ人CB、Çağlar Söyüncüの獲得が決まりか

さあ、EL敗退のことはなかったことにしてさっさと忘れよう。それっきゃない。

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【マッチレビュー】17/18UEL LAST4 2ndレグ アトレチコ・マドリッド vs アーセナル (3/5/2018) ヴェンゲルアーセナルはELセミファイナルで敗退

まあこんなものですよ。そもそもアウェイでまったく勝てていないのに、ここだけなんとかやれるなんて期待していたほうがどうかしてた。 ファーストレグに引き続いて全世界のアーセナルファンをストレスのどん底に落とし込んでくれたおれたちのガナーズ。攻めても攻めても得点できずカウンターであっさり失点という、いつもと変わり映えのないガナーズに安心したファンも多かろうて。 試合後の脱力したぼくのあたまんなかではこれが鳴っていた。まあアーセナルの負け試合ではよく流れてくるんだけど。「諦念」という気分にぴったり。ここで一曲お聞きいただきましょう。97年リリース、もう20年前の曲ですね、レディオヘッドで「カーマ・ポリス」。 This is what you get… 人生を捧げたという22年の集大成。あなたが得たものがこれですよと。 きっと勝ち抜けることだけを信じていただろうヴェンゲル監督も浮かばれない。 が、そのチームをつくったのもヴェンゲルさんなんだ。アーセン・ヴェンゲルのほか誰のせいでもない。その事実が、ただただ悲しい。

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【マッチプレビュー】17/18UEL LAST4 2ndレグ アトレチコ・マドリッド vs アーセナル (3/5/2018)

ついに来た。今シーズンも何度もここが大一番といってきた試合があるが、これがほんとにほんとの最後の大一番である。これで負ければアーセナルの17/18シーズンは大失敗に終わるし、勝って決勝に進めば(そしてそこで優勝できれば)ひとまず及第点。まあリーグやその他カップ戦の成績をみればELのタイトルを取ったからといって「成功」として総括はできないだろう。ビッグクラブなのだから。 ファーストレグをホームで戦いディフェンダーのミスから1-1と痛恨のアウェイゴールを奪われたガナーズ。このほとんど難攻不落といわれるアトレチコのホームスタジアムWanda Metropolitanoで、守りきれば勝ち抜けという状況で堅守速攻を武器とするアトレチコ相手に、なんとしても得点しなければならないというトリッキーなタスクを背負う。 ちなみにこの試合はボスにとってアーセナルを率いてヨーロッパを戦う250試合めになるそうだ。これで負ければそこで終了。251試合めに進めるかどうか。 奇跡を起こせ。

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最近のアーセナルニュース(2018.5.2)なお続く後任監督探し、カソルラがシーズン中に復帰か

明日(日本時間あさって早朝)、アーセナルにとっては運命の日となるUELアトレチコ戦セカンドレグを控え、溜まっていたアーセナルニュースをまとめてお届け。 ボスの去就、新監督など相変わらず話題には事欠かないアーセナルである。

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【マッチレビュー】17/18EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル (29/4/2018) 負けてもなおポジティブ。ガナーズの未来を垣間見た

試合前には一時代の終焉を感じさせるセレモニーがあった。 試合前、ダグアウトから姿を見せたヴェンゲルに気付いたオールド・トラフォードのファンがスタンディングオベーションで温かく迎える。さざなみのように拍手の輪が拡がるなか、ヴェンゲルはモウリーニョと握手をするとそのまま誘うように手をひかれ、ファーガソンの待つもとへ。サー・アレックスじきじきにヴェンゲルに記念品が贈られるという一幕。サプライズ演出だったようだが、ヴェンゲル監督のおだやかな笑顔が印象的だった。 贈られた記念品(シルバーのカップ?)に刻まれていたのはこんな文句だったようだ。 アーセン・ヴェンゲルへ贈る サー・アレックス・ファーガソンCBEとジョゼモウリーニョが、マンチェスター・ユナイテッドFCを代表し、1996から2018、アーセナルFCを率いた貢献と偉業を讃えて このセレモニーのせいか、ちょっとしたフレンドリーマッチのような落ち着いた雰囲気で始まったこの試合。全体的にお互いに攻め合う観ていて楽しいものとなった。結果は同点で迎えた終盤、クロス攻撃に活路を見出したマンUに最後の最後91分にアフロヘアに勝ち越しのヘッダーをぶちこまれるという、これもまたじつにヴェンゲル・アーセナルらしい幕切れとなった。 これでアーセナルは今年に入ってからアウェイで6連敗&0ポイントという不名誉なクラブ記録をまた塗り替えた。 Man Utd 2-1 Arsenal: Marouane Fellaini scores injury-time winner to secure top-four finish 結果に驚きはないが、もしかしたら一番落胆しているのはファンでもヴェンゲルや何人かのシニア選手たちでもなく、この日に大挙して出場した若い選手たちかもしれない。それほど彼らのパフォーマンスは素晴らしく、0ポイントで終えるにふさわしくなかった。

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【マッチプレビュー】17/18EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル (29/4/2018) 最後のオールド・トラフォード

不幸にもUELセミファイナルというビッグマッチに挟まれたこの試合。アーセン・ヴェンゲルがアーセナルのボスとしてオールド・トラフォードを訪れる最後の試合となる。ほたるの光。流れてるね。 もちろん来週のアトレチコ戦セカンドレグに向けてポジティブな結果がほしいが、「本番」に向けて選手が怪我・疲労などをしてしまっては元も子もない。ちょうど昨シーズンにエミレーツを訪れたマンUが、あからさまにPLよりELを優先した状況にそっくりだ(アーセナルの勝ち)。 ヴェンゲル監督にとっては、ガナーズを率いた最後のオールド・トラフォードということで感傷もあるだろうが、現実的になれば大きなローテーションがありそうだ。

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【マッチレビュー】17/18UEL LAST4 1stレグ アーセナル vs アトレチコ・マドリッド (26/4/2018) 今シーズンの守備を象徴する犯罪的なやらかし

「ほとんど犯罪」 80分10人で戦うアトレチコを相手に攻めあぐねたまではいいとしよう。彼らはディフェンスなら世界一のクラブだ。それでも鉄壁守備から1点は取った。しかし、あのコシエルニとムスタフィは本当に許しがたい。よりにもよってキャプテンである。あまりの展開に思わず目を疑った。 これでセカンドレグでは彼らは失点さえしなければ勝ち抜けという状況が出来てしまった。11試合失点していないというホームでだ。 相手を敵陣に押し込み続けた状態で、残り10分注意深くいればいいだけというゆるいタスク。たったそれだけのことを怠ったことで、アーセナルは自らミッションをインポッシブルにしてしまった。これを犯罪的といわずしてなんといおう。紛うことなきギルティである。 Arsenal v Atletico Madrid: Arsene Wenger sees semi-final as a ‘Champions League’ night ちなみにこのぼくのテンションを事情を知らない人が見たら「あ・負けたんだ」と思うだろう。残念、引き分けである。しかしこれはほとんど負けに等しい引き分けだ。