Arsenal, Transfer

アーセナル2021冬の移籍ウィンドウまとめ。エドゥの豪腕でスクワッドを大整理。チームミケルはつぎのステイジへ

先日2/1をもって英国の移籍市場がクローズしている。遅ればせながら、ここでアーセナルの冬ウィンドウをざっとまとめておこう。 今回のハイライトは云うまでもなく、いろんな意味でアーセナルFCの運営における悩みのタネになっていた、多数の窓際シニア選手たちを放出できたこと。 なかでも、クラブからはほぼ戦力外の扱いを受けているにも関わらず「最後まで契約をまっとうする」と主張してきた、エジルやムスタフィといった高給選手たちをクラブの希望どおり退団させたことで、案件をマネジしていたテクニカルダイレクター、エドゥの豪腕ぷりが称賛されている。半年前なら誰もそんなことができるとは信じていなかった。 エドゥはスーパーエイジェント、キア・ジューラブシアンのクライアントということで、ウィリアン獲得への不満もくすぶっている昨今、アーセナルのファンには懐疑的な目で見られていたフシもあるが、今回の彼の仕事ぶりについて不満に感じるものはいないだろう。近年まれに見る納得感のある移籍ウィンドウとなった。 では獲得した選手から。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(2/Feb/2021)ノースロンドン is レッド?

ハーフタイムに入るまでどうしてもトイレが我慢できなくて、んでハーフタイムも時計みながら後半が始まるまでなんか別のことしてて「やべちょっと遅れちゃったわもう始まってるかも」って、いそいそとTVの前に戻ったひとが「ブー!!!」って飲み物を盛大に吹き出してる姿が目に浮かぶよね。 あの流れで逆転されて、しかもひとり減ってるという。その短い時間でいったい何が起きたのかと。なんなら前半のアーセナルはシーズンベスト級なパフォーマンスで、気分はウキウキだったのだし。試合展開の落差がすさまじかった。 しかし今回ばかりは、ほんとに珍しいものを観たという気がする。こんなことあるんだねえ。 Wolves beat nine-man Arsenal at Molineux

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(2/Feb/2021)新しいアーセナル

日本時間の今朝終わった冬の移籍市場。さすがにあれだけの数の案件が短時間に同時進行となると、かなり慌ただしかったに違いない。関係各位はいまごろぐったりしているはず。お疲れさまである。 あとで詳しくまとめるつもりだが、デッドラインデイの駆け込みもあり、このウィンドウはアーセナルにとってはかなり理想に近い取引ができたと総括できるだろう。 アルテタが望むクリエイティヴMFを獲得し、チームのお荷物になっていたシニア選手たちを根こそぎ退団させたのだから、近年まれに見る大成功と云ってよいはず。その結果、サラリーを大幅に節約&ドレッシングルームのエゴを排除したことに。これで「ミケルのチーム」の構築には、さらなる前進となった。エドゥは期待以上の仕事をした。すごいぜ。 ……と、そのようなドラマが舞台裏ではありつつも、試合がもう迫っている。ウォルヴズ(A)はもう今日である。 ウォルヴズといえば、前回彼らのエイスに大怪我をさせてしまったわれら。彼らのファンからはさぞかし憎まれているんだろうなあ。。 この試合をプレヴューしよう。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(30/Jan/2021)失望と安堵

プレヴューエントリで主要メディアの試合結果予想も紹介したように、この試合はじつはアーセナル有利と見る向きも少なくなかった。タイトルを争っているマンUに対し、アーセナルはドロウでは不十分だという声もあったほどだ。だが、残念ながら結果はそのドロウ。アーセナルは、ホームで最高の結果を得ることはできなかった。 しかし試合全体を振り返ってみても、フェアになれば、この結果により悔やしがっているのはアウェイチームのほうだろう。アーセナルにも勝つチャンスはあったが、マンUのほうにも十分勝つチャンスがあった。 試合をざっと振り返ろう。 Man Utd held by Arsenal in Emirates stalemate

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(30/Jan/2021)ダブルをかませ

※1/30追記アリ(アルテタコメント、チームニュース、試合結果予想) それぞれ2位と9位ということでテーブルのうえでの距離は小さくないが、じつは直近6試合のフォーム(※すべてのコンペティション)は、W4 D1 L1とまったく互角というアーセナルとマンU。 現時点では、若干の浮き沈みがあるものの、リーグのなかでどちらもインフォームなチームと云えるだろう。 とはいえ、ミドウィークのアーセナルは6ポインターでアウェイのセインツに競り勝ち勝負強さを見せたのに対し、マンUは圧倒的最下位のシェフUにホームで敗け。 今回は、なかなかおもしろいタイミングで対戦することになった。 この試合をプレヴューしてまいろう。

Arsenal, News, Player, Transfer

アーセナルがマーティン・オーデガードのローン獲得を発表

先ほど、ついに発表された。 Martin Odegaard joins Arsenal on loan もうすでにリーク情報でこの案件はかなり報じられてしまっていたので、ニュースとしては新鮮味には欠けるが、それでもあの神童がまじで来たと思うと感慨深いものがある。 まずは公式情報をざっくりとフォロウアップしておこう。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL サウサンプトン vs アーセナル(26/Jan/2021)借りを返す

目には目を。。プレッシングゲイムにはプレッシングゲイムで対応したアーセナル。 中二日での同じ場所・相手との難しい試合だったが、これでしっかりと借りを返した。 先日のFAカップ敗退で無敗(すべてのコンペティション)は途切れてしまったが、PLではボクシングデイから6試合無敗(W5 D1 L0)とそれを継続している。苦しくても結果を維持できたことが大きい。ビッグウィンだった。 試合を振り返ろう。 Southampton 1-3 Arsenal: Gunners up to eighth as Premier League run continues

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL サウサンプトン vs アーセナル(26/Jan/2021)PLのセカンドハーフがスタート

中二日でまたサウサンプトン。 アーセナルは最近こういうフィクスチャが多いような。リヴァプールとかシティとかニューカッスルとか。同じ相手と短期間につづけて対戦するのは、興行としてはどうなんだろうか。 さてアーセナルにとっては、これがシーズン20試合目ということで、ここがシーズン後半戦の開始ということになる。 Covid禍のなかでの踏んだり蹴ったりのファーストハーフ、そして今シーズンのセカンドハーフはどうなるか。 ESRを大抜擢して華麗なる変身をとげた年末からの「No.10リヴァイヴァル」が吉兆になるとよいのだけど、ここ数試合を見る限りでは、いまだ解決すべき課題は多い。 自分たちのやりたいプレイをするために、さらなる探求がつづく。 ということで、明日の早朝のこの試合をざっくりプレヴューしてゆこう。

Arsenal, Arteta, FA Cup, Match, Transfer

【マッチレビュー】20/21 FAカップ サウサンプトン vs アーセナル(23/Jan/2021)ロテイションがあだに

このチームはロテイションすると一貫性を保てない。今回もまたそのことを証明してしまった。 今年のFAカップはラウンド4で敗退である。競争力のあるPLクラブが相手とはいえ、チャンピオンがこんなところで敗けるとは、がっかりすぎる。 この試合の前後には、エジルの退団発表、マーティン・オーデガードの獲得決定報道、新GKマット・ライアンのローン獲得などなど、移籍ニュースに事欠かず、この試合を振り返るにはすっかりタイミングを逸しているが(いつものことか)それでも一応ざっくりと振り返っておこう。 Saints knock holders Arsenal out of cup

Arsenal, Arteta, FA Cup, Match

【マッチプレビュー】20/21 FAカップ サウサンプトン vs アーセナル(23/Jan/2021)求められる一貫性

FAカップはラウンド4。アーセナルの対戦相手はつい先日に決まったサウサンプトン。その後のPLで戦うという2連戦である。※この前のエントリでは、PLとFAカップの順番を間違えていた失礼失礼。 このラウンドではまだたくさん下位ディヴィジョンのクラブが残っているのに、ここでPLサイドと当たるとはツイていない。だが、今年もわれらがタイトルを取るのだから問題ない。 一方オープン中の移籍ウィンドウでは、パパ・ソクラティスとの契約解消が発表され、ファーストプライオリティだったスクワッド整理はまずまず順調な様子。 One of the most enjoyable times in my career ended today. It has been an honour to wear the Arsenal shirt and I want to thank all the coaches, team-mates, staff and fans around the world for the love and respect they have given me. pic.twitter.com/F5p3VEXX2i — Sokratis Papastathopoulos (@SokratisPapa5) January 20, …

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(18/Jan/2021)自信を回復中

極端にフォームを落としているニューカッスル相手に、まったくクリエイトできない前半。 ハーフタイムには、この試合がパレス戦のような残念な結果に終わることすら覚悟したプアパフォーマンスだったが、後半早々にキャプテンがカウンターから得点すると、チームはみるみる自信を回復し、その後は見違えたようなパフォーマンスに。ある種のケチャどばである。 終わってみれば、ホームで3-0快勝と最高の結果を得ることができた。これでPLでも10位に浮上、テーブルでトップハーフに入るのは2ヶ月ぶりということ。また5試合連続のクリンシート(※全コンペティション)もポジティヴ。この緑がまぶしいクリスマス以降のわれらのフォームを見ていただきたい。 FAカップを含む直近の6試合で、得点13&失点1。PLポインツもポッシボー15ポインツで13ポインツ。この間に落としたのはたった2ポインツだけ。これの前の6試合では1勝しかしていなかったのだから、やはりクリスマスがわれらのターニングポイントになったと見るべきかもしれない。 そして、今回は前回のドロウを引きずらずに、ここですぐにウィニングストリークに戻ることができたのが非常に大きい。 この試合を振り返ろう。 Arsenal 3-0 Newcastle: Pierre-Emerick Aubameyang scores twice to return to form

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(18/Jan/2021)勝たなきゃいけません

MD19。これがほんとのシーズン前半の最後の試合。 ひきつづきCovidな状況に翻弄されたフットボール世界で、アーセナルにとっては記録的なバッドフォームなどいろいろなできごとのあったシーズン前半ながら、現時点ではなかなかにいいフォームを取り戻していると云えよう。 もちろん、まだこのチームは自信を回復している最中で、ここ数試合を見る限りでは、一貫性あるパフォーマンスを取り戻したと安心するにはまだ早そうだ。つい3日前には、そこまでの連勝を非常に残念なかたちでストップしたばかりでもある。 今回はFAカップでも戦いなんとか倒したニューカッスルをふたたびエミレーツに迎える。彼らとてこの短期間に2度同じ相手にやられたくはないはず。この試合に対する相手のアプローチを想像すれば、今回もまたアーセナルの課題であるクリエイティヴィティが問われる展開になることは大いにありうる。アーセナル的な意味で、非常にタフな試合になるに違いない。 この試合をプレヴューしてまいろう。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(14/Jan/2021)連勝の終わり

アーセナルがホームでパレスに得点できなかったのは、史上初だったらしい。しかもパレスはPLの失点数もワースト2位という相手だった(※3チームあり)。 そのような相手に対し最後まで攻め手を欠き、いかにも消化不良な内容。 非常にいいパフォーマンス、非常に悪いパフォーマンスというものがあるとすれば、そのどちらでもない中途半端な感じ。 このチームはクリスマス以降は一見好調そうに見えているものの、ひとつ状況が変わってしまうだけで、途端にメッキが剥がれてしまうような不安定さがある。そんなことをあらためて感じさせる試合であった。 ここで敗けなかったことはポジティヴだが、連勝が終わってしまったことが悲しい。 昨日には、もうつぎのニューカッスル(月曜)のプレスカンファレンスが行われていて、いまさらこの試合を振り返るのは苦痛な作業だが、記録のためにざっくりと。 Stubborn Palace end Arsenal’s winning run

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(14/Jan/2021)ふたりのガビ&パーティの復帰

FAカップをはさんだので、PLは約2週間ぶり。アーセナルの18試合めはホームにクリスタル・パレスを迎える。 なんとつぎの試合でシーズン前半を折り返すのか。早い。 ガブリエル(ガビ)とガブリエル(ガビ)の復帰、それについにトーマス・パーティが試合に戻ってくるということで、スクワッドにとってはちょっとした節目となりそうな試合。 もちろんここで勝てば5連勝(PLは4連勝)。必勝祈願。 ざっとプレヴューしてゆこう。

Arsenal, Behind The Scene, News, Transfer

信頼度No.1ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノがアーセナルの2021冬移籍ウィンドウ進捗を語る

こんにちは。ロブホの契約延長が発表され、マルティネリのケガも軽症が判明。昨日はよき日だった。。 さて、去年夏の移籍ウィンドウでも同様のプログラムが注目を集めていたが、今回もAFTVがジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノをゲストに動画をアップ。アーセナルの冬の移籍市場での動きについてコメントしていた。 現時点でのアーセナル2021冬の移籍ウィンドウの進捗状況ということで、彼の発言をフォロウアップしよう。