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【マッチプレビュー】18/19UEL LAST32 アーセナル vs BATEボリソフ(21/Feb/2019)エメリの正念場

アーセナルがこのラウンドでしかもBATEボリソフ相手にELを敗退するということは、ファンはもちろん関係者一同だれも想定していない。

だがアウェイゴールルールもあることで、もし今回ホームで万が一失点しようものなら3得点が必要になり、いまのチームのいろんな意味での「強度」を考えると、そのまま流れに抗えずズルズルとプレイしてしまうことも想像できなくない。そして、その「万が一」はまさにわれわれが先週目撃したことだ。

チーム力にはかなりの差があるとはいえ安心はできない。

PLのトップ4フィニッシュが現状かなり難しいタスクであり、近頃のチームのフォームやエジルを巡る諸問題ではエメリも批判されやすい立場にいるいま、もしここでELを敗退するようなら一気に進退問題に発展してもおかしくないとぼくは思う。彼には時間も猶予もあるとはいえ、さすがにここでの失態はプロセスのなかでは想定されていないだろう。アーセナルのプロジェクトのコストを考えれば、あり得ないことだ。

ファーストレグを落としている状態で迎える今回の一戦は、アーセナルにというより、エメリにとってまさに正念場となる。

Arsenal vs BATE preview: Unai Emery wary of extra-time



エメリの試合前コメント

昨日の試合前プレスカンファレンスより。会見にはキャプテンのコシエルニも同席。心なしかエメリはちょっと疲れた顔をしているような。。

(チームからどんなことを見せてもらいたいか……)

エメリ:グッドイーブニン。明日はとても重要な試合だ。最初の試合が終わり、90分でなんとか決着を付けなければならないしそのために準備してきた。そしてホームのステディアムでサポーターたちとともに戦うこともとても重要で、この試合には彼らのサポートが必要だ。ビッグアトモスフィアがね。サポーターたちとともに、選手たちはすべてを出してプレイするだろう。

(この試合で攻撃と守備のバランスについて……)

コシエルニ:攻撃と守備ではいいバランスを見つけないといけないね。思うに、彼らはディープブロックをつくって、カウンターを狙ってくるだろう。だからぼくらはボールを失ったらトランジションに集中しなければならない。できるだけ早くボールを奪い返せるように。フリーキックやコーナーなどのチャンスも与えたくない。そうしたら、ボックス内で効率的にゴールを奪うのは自分たち次第だ。

早めに取れるか遅い時間になるかわからないけど、落ち着きと集中をもってプレイを続けていく必要がある。ファーストレグでもいくつかのチャンスはつくることができていた。いずれにせよボックス内では効率的にならないと。

(インジャリーニュースは……)

エメリ:けが人はスクワッドに戻ってきているよ。ソクラティスとアーロン・ラムジーは。今日エインズリーはシックで、明日は状態を見ることになる。しかし今日はトレイニングもできなかった。ほかの選手たちは明日に向けてフィットしている。

(ヨーロッパの試合で劣勢をひっくり返すこと……)

コシエルニ:最初の試合は難しいものになった。野心を持ってBATEに行ったし勝つことを望んでいたからね。試合中には何が起こるかなんて誰にもわからないんだ。ピッチも難しかった。

いま1-0で負けているというのが自分たちの現実で、明日の試合で自分たちが次のラウンドに行けるクオリティがあることもわかってる。選手はみんな集中している。これがファイナルまで行く道だしCLに出場するチャンスなのだから。みんなが団結していることは明日の試合ではもっとも重要なことだ。

(キックオフの時間が観客数に影響……)※現地タイムで17:55だとか。。BBC Sportsがファンの怒りの声を伝えている。。

エメリ:わからない。でもわたしたちにはサポーターが必要だしいてほしい。明日もしわれわれがビッグアトモスフィアをつくりだせるなら、それはとても重要になる。サポーターたちだってチームがベストパフォーマンスを出すところを見たいはずだ。だから、わたしはサポーターとチームの間でのいいフィードバックが必要だと思っている。

(UEFAにこの問題を解決してもらいたい……)

サポーターにはステディアムにいてほしい。試合を通してチームを助けてほしいんだ。サポーターの声援ををよく聴く必要があるし、選手たちはホームでベストパフォーマンスを出さなければならない。

(メスト・エジルに関するヴェンゲルのコメントについて……)※先日ニュースになっていた「(エジルが)コンフォートゾーンにいるのかも」というコメントのこと。

カギはエジルの手のなかにあると云っていい。彼は今週とてもよくワークしていて、わたしは彼との会話のなかで彼に一貫性を求めた。トレイニングができること。トレイニングするときはクオリティと一貫性をもってすること。それがチームをベストパフォーマンスで助けてくれることになる。

今週は選手全員にとっていいものだった。いまわれわれはシーズンのなかでもとても重要な時期にいる。彼もわれわれが望むようにトレイニングをしていた。

わたしは彼がプレイしたがっていることを知っている。しかしわれわれは一貫性をもってトレイニングできること、それとケガや病気をせずに試合に出場できることが必要だ。そんなふうになるなら、わたしたちはチームのなかでベストなメストを見ることができるだろう。

(チームはCL出場のチャンスを逃しつつあるのか……)

コシエルニ:いやいや。ELは大きなコンペティションだよ。ELだってヨーロッパのカップなんだ。でもCLも毎年出ていたのだからつぎのシーズンはもちろんCLに出たい。ELだって今シーズンはビッグチームがいくつもいるトップレヴェルのトーナメントだ。チェルシー、ナポリ、ヴァレンシアとか。

去年よりももっとビッグコンペティションになっていると思うし、毎年厳しくなっている。去年はアトレティコ・マドリッドが勝った。ぼくらにとってはCLに出場する大きなチャンスだ。そして明日のような試合を目前にして、なんとかファイナルまで行きそして来シーズンのCLに出場したい。

(クリンシートをなかなかキープできない……)

BATE戦ではこちらがポゼッションを持つということはわかっていた。しかしより効率的である必要がある。もしこちらが最初に得点するようなら試合はまったく違ったものになる。彼らはフリーキックかコーナーを待つだけになり、そしてフットボールにおいてはデュエルに負けたり失点することもある。ピッチにいる全員が守備の仕事をしっかりやることが重要だ。ストライカーが高い位置からプレスすることところから始めたい。それがディフェンスの選手にボールを奪い返しやすくさせる。それはチームとしてのジョブで、より継続性をもってハードワークする必要がある。

(ノックアウトゲイムでプレッシャーはあるか……)

いや。思うにぼくがアーセナルでプレイしてきたどの試合も異なるものだ。ビッグチーム相手にもプレイしたし、それは難しかったよ。ときにはバルサやバイエンのようなCLウィナーだったりするのだから。だからいつも違うんだ。

いまぼくらがこれから一緒に成し遂げられることにポジティヴな気分でいる。一番重要なことは勝つことだ。自分たちでどういうプレイをしたいのかはわかっているが、もっとも重要なことは結果だ。難しいことだが、ぼくらはプロフェッショナルで、ファイナルまで進みたい。いま悪いポジションにいるので明日はかなりうまくプレイしなければならないことはわかっている。でもぼくらは90分うまくプレイするし、つぎのラウンドに進むよ。

(つぎのラウンドに進む自信……)

エメリ:先週は悪い結果だったが、チームは計画に沿ってワークしているし、明日は得点チャンスも進歩させる必要がある。悪い結果だとしても自分たちのプレイを続けていかねばならないんだ。

明日は90分でなんとかよい結果を出さなければならない。いま1-0で負けているからとても一貫性のあるプレイをしなければならない。相手のボックスに入っていき、効率的に得点する。試合をうまくやりくりして大きな結果を出さないと。ただ、われわれには経験があると思うし、どの選手も相手が組織されたチームだということを理解している。

あの結果で相手は大きなモチヴェイションを持っている。われわれはベストパフォーマンスを出す必要があるし、サポーターにはその後押しを頼みたい。

わたしの自信は、自分たちのやりたいプレイが90分できるなら、ホームでのやり方が出せるなら、わたしは自信があるし選手たち全員を信頼している。

(CLに出場するためにはELとPLどちらにチャンスがあるか……)

ELは近年とても進歩していて、いまでは勝つことが非常に難しくなっている。去年はアトレティコ・マドリッドが勝ってその前はマンチェスター・ユナイテッドだ。3年前はわれわれはセヴィーリャでリヴァプールと戦った。翌年のCLに出場できるのでいまではどのチームも優勝を狙っている。小さなチームでも驚くようなプレイを見せるチャンスがある。彼らにはNTなどでのたくさんの経験ある選手たちがいて、競争力のあるところを見せてくる。

いまわれわれは、ベストパフォーマンスを出すこと、相手をリスペクトしていることを見せるためにとてもとても集中している。この試合だけのことを考えている。いまのところはコンペティション全体のことは考えていない。明日勝って、自分たちのやり方を続けていくだけだ。

エジルについてエメリ「彼次第だ」

先週末は試合がなくて、アーセナル界隈はエジルの件でだいぶ議論が白熱していた。

どうも最近のファン世論(の一部)は、このエジル問題を「エジル vs エメリ」の対立構図で捉えようとしているフシがあるようで。健全なものの見方ではないと思うけどね。

そのようなこともあって、この会見でエメリがエジルについてどのようなコメントをするかは注目されていたが、エメリはエジルについて一貫性を求めるとコメントしていた。裏を返せば、エジルは一貫性や継続性、安定性がないと云っていることになる。

たしかにケガや病気での離脱も多いし、トレイニンググラウンドでのインテンシティや態度のこともあるかもしれない。

エメリはとにかく選手たちに細かい指示を出したいコーチなので、トレイニングという名の教習を欠席されると困るのだろう。学校みてえだな。

一方でエジルの将来はエジル自身の手のなかにあるともコメント。

「(今後どうなるかは)彼次第だ」ってことはエメリはやっぱり現在の状況はエジル自身が招いているものだと云いたいんだろうか。

 

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インスタ、FB、ツイッターと数千万フォロワーにここぞとばかりにアーセナル愛をアピールして、アンチエメリを量産するエジルアカウント。エジルのソーシャルメディアチームこわいよお。

チームニュース

公式TeamNewsより。

ラカゼットはファーストレグのレッドカードでサスペンション。ラカゼットの不在ということはPEAのワントップでそれが吉と出ればいいが……

ラムジーがフルトレイニングに戻っている。

ベレリン、ホールディン、ウェルベックは引き続きアウト。

公式チームニュースには記載がないが、あとはソクラティスがフィットしていて、AMNがシックでダウト。RBをどうするのか問題。

予想ファースト11

当ブログの予想スターティング。

4-2-3-1

オバメヤン

イウォビ、ラムジー、ミキタリアン

ゲンドゥージ、ジャカ

コラシナツ、コシエルニ、ソクラティス、リヒトシュタイナー

チェフ

PEAのワントップは久しぶり?

バック4(2CB)を予想。ファーストレグでは後ろに人数あまらせていたのが不可解だった。今回は追う立場で積極的にプレイする必要があるのだから、少なくとも先行するまでは2CBで行くべき。

エメリはコメントでもボックス内での効率について触れているように、ファーストレグの反省のひとつはボックスでの脅威にあったのは間違いない。

ラムジーをNo.10ポジションにおいてボールを失ったらとにかくプレス、ポゼッション時にはフリーに動いて神出鬼没。この試合にはふさわしいNo.10ではないか。

エジルはスタートもありえなくはないと思う。その場合、ミキタリアンのポジションに入りそうだ。

もしエジルがNo.10でスタートしたら驚くべきことだが、ファンはみんな喜ぶだろうね。

AMNがダウトのRBは、個人的には攻守のスピードを考えてジェンキンソンを推したいが、リヒトシュタイナーが出るだろう。

仮にラムジーを半年レンタルした選手だと思うと……

ラムジーは6月いっぱいでアーセナルを退団するということは、いまは延長のない半年ローン契約みたいなものではないかと思い始めた。

しかも夏からは(諸説あって真偽は定かではないが)週給400kポンドという目玉の飛び出るサラリーを稼ぐという世界でも超一流の選手だ。そんな選手がなんと手元にいる。これは儲けものじゃないか!

エメリのシステムとの相性もあるが、選手単体のクオリティで考えたら、バルサで戦力外のスアレスとユーヴェが最高水準の給与を用意してでも欲しがったラムジー、どっちがチームに貢献するかなんて考えるまでもない。

ラムジーは退団が決まっていてもサンチェスみたいにモラルが低下している様子もないわけだし、いま彼を使い倒さない手はないのである。

前回対戦について

先週のだけど、知りたい?
【マッチレビュー】18/19UEL LAST32 BATEボリソフ vs アーセナル(14/Feb/2019)近年まれに見る最低試合だとか

いま気づいたけど、おれこのエントリをアップしてから一個もブログ書いてなかったわ(笑)。なんでもないふうに装いながらじつは結構ショックだったのかな?

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)  N/A

SKY Sports (Charlie Nicholas)  5-0

WhoScored.com 2-1

SKYの予想にはちと笑みが漏れた。笑える。そしてフースコの2-1は衝撃のスコア。だってこれアウェイゴールをぶっこまれてアーセナルの敗退を予想しているってことでしょ?! なんか恨みでもあるのか!

チャーリー・ニコラス(Sky Sports):BATEはホームでもひどかったからアーセナルは3か4点は取るべきだった。だからわたしはアーセナルはホームでイージーに彼らを倒すと思うよ。ここで何かややこしいことになるとはまるで思えない。

今季アーセナルにとってELがプライオリティだとは思わない。まだPLでトップ4が狙える位置にいるからね。ウナイ・エメリはELエキスパートと評価されているが、このラウンドは突破するとして、つぎのドローで状況を評価したい。わたしは現状ではアーセナルのプライオリティにおいてELはPLトップ4フィニッシュのあとにくると思う。

ですって。

試合のみどころ

とりあえず得点がマスト。さらに失点はつまりアウェイゴールなので、最低でも3点取って初めてガードを下げることができるという状況だ(※2-1で勝ってもアウェイゴールで敗退)。これはなかなかキツい条件である。

この試合は絶対に勝たなければならない試合だ。来季CL出場をかけて戦う大事な試合で、去年10-2のアグリゲイトスコアで勝った相手に負けるなど許されるわけがない。

プレッシャーがかなりキツいはずだけど、エメリにとってはなぜ自分がアーセナルのマネージャーに選ばれたのかを証明するいい機会でもある(ピンチはチャンス論)。

悪いときこそ真価が試される。

ここで大きなプレッシャーをはねのけてチームがバウンスバックすれば、逆に今後のフォームにも好影響があることは間違いない。

アーセナルのレヴェルのクラブなら、そのためにこの試練を使うべきなんだ。なんならファーストレグはチームを試すためにわざと負けたんですよ? って顔してさ。

ふつうにやりゃ10000回戦って9999回勝つ相手なんだから。

キックオフは日本時間で明日2/22深夜(2:55)。でもがんばってライヴで観るとしよう。

まじ勝ちましょうよ。COYG



2 Comments on “【マッチプレビュー】18/19UEL LAST32 アーセナル vs BATEボリソフ(21/Feb/2019)エメリの正念場

  1. 勝ってほしい。とにかく。
    そしてそろそろスアレスを連れてきた意味を示してほしい。

  2. やっぱりチームエジルのSNSでの一連の動きはエメリへの批判なんですかね…

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