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EPLトップ6クラブ補強はどれくらい成功しているか比較(17/18-18/19シーズン)

まだまだつづくインターナショナルブレイク。あたためていたネタをひとつ。

先月Redditのr/Gunnersにこのようなサブが立っていた。

Top-6 Incoming Transfer Success Comparison (since summer 2017/18)
https://www.reddit.com/r/Gunners/comments/as63in/top6_incoming_transfer_success_comparison_since/

プレミアリーグのトップ6クラブの新規加入選手(17/18夏から)たちが、加入後から現在までに、どれだけフォームや移籍金(市場価格)を上げたかを比較するという企画。これがなかなか興味深い。

17/18シーズンといえば、アーセナルにとってはスヴェン・ミズリンタットがスカウト部長に収まっていたシーズンであり、2018年2月に退社するまで、彼の在籍期間中の獲得はすべて彼の主導で行われたものと云われている。

そのことも合わせて考えるとなお興味深い。

今回はこちらのサブを紹介しよう。OPにRespect.



プレミアリーグ・トップ6クラブの補強成功度くらべ(17/18-18/19)

<表の読み方>

左列から、選手名・獲得時の価格・WhoScored.comレイティング・現在の市場価格・選手価値の変動率(%)。

価格はTMより。単位はミリオン€。

WhoScored.comレイティングは過去2シーズンの平均フォームでPL試合のみ。色については元サブで言及がないが、獲得時と現在のフォームで上がっていれば緑、ママなら黄色、下がっていれば赤だと思われる。小数点第二以下までママということはないと思うのでプラマイの幅はありそうだ。

では、現在のリーグテーブル順に。アーセナルは最後にしよう。

マンシティ

わりと真っ赤である。ほとんどの選手が獲得時から価値を下げている。そのなかでベルナルド・シルバが30%、エデルソンが50%と爆上がり。市場価値の変動率では意外にも彼らの補強は効果的でなかった。

もっとも、彼らの場合は獲得時の金額が高すぎるともいえる。フルバックふたりで100M超えとか気が狂っている。

それと、リストの下半分ほどは名前も聴いたことがない選手たちで、おそらく将来を見据えてヤングプロスペクトを積極的に獲得していったのだと思われるが、市場価値の全面下げを見ると試合に出る機会が極端に限られているのだと想像できる。

リヴァプール

シティと正反対に見えるのがリヴァプール。

ほとんどの選手が獲得時からヴァリューを上げている。期待どおりの活躍ができていないファビーニョはいいとして、現在この世界のトップオブトップDFのひとりと評されるVVDがやや下げなのが気になるが、彼もまた獲得時の価格がDFにしては非常に効果だったからだろうか。

サラーの「257%」は、42Mユーロという獲得時の高額な移籍金を考慮するとなおすごい。これほどのヒットはなかなかないだろう。

ToT

よい獲得と悪い獲得とふつうの獲得がある。

この期間に獲得したなかでレギュラーはダヴィンソン・サンチェスだけだと考えると、彼らの補強もあまり成功しているとは云えないかもしれない。

彼らは移籍ウィンドウ2回連続で獲得選手ゼロみたいな超消極戦略を取ったりしているので、逆にいえば、少ない獲得でその分、ほかのクラブより失敗の影響が大きいはず。ざまあである。

マンU

まっかっか。ダメダメである。これはひどい。。

われわれ的に一番の注目はもちろんアレクシス・サンチェス。実際彼はミキタリアンとのスワップディールで移籍金そのものは発生していないはずだが、この図表だと獲得時が70Mでカウントされているので、ヴァリューの下げ幅は35%と相当なものになっている。でもそんなことはどうでもよろしい。

問題は、彼には£500kpwと云われる法外なサラリーの契約があることで、それによりマンUはすでにモチベーションを失っているというサンチェスを手放すことすらできず完全に不良債権になってしまったこと。

ほんとにこれだけは云わせてもらいたい。

ざまあwwwwwwww m9(^Д^)プギャー

チェルシー

こいつらもみんな真っ赤。(※ルディガーは色ミスってる)

ここに連なる名前を見ると、残念選手の名前がいくつもある。モラタ、バカヨコにドリンクウォーター。彼らのような選手にどれだけの金を注ぎ込んでいるか(150M?これは笑える)。アブラモビッチもおこである。

いまアーセナルとリンクされているリールのSDルイス・カンポスはチェルシーも狙っているという噂があるが、ここ数年の補強の失敗を見れば、彼らがテコ入れを検討してもおかしくはない。

アーセナル

うーん。緑がまぶしいネ☆

ガナーズのこの2シーズンは、リヴァプールと同レベルの補強成功度と云えそうだ。おれたちが大好きな選手の価値が上がっているのを見るのはうれしいものだ。

オバメヤンやラカゼットのような超高額選手ですら、われらが獲得してからさらに市場価値が上がっている。

このなかで唯一価値を下げているのがミキタリアンだが、彼の年齢や獲得時の評価額の高さからすれば、それもやむを得ないところだろうか。

以前にこのブログで、アーセナルの凋落は移籍市場の立ち回りの下手さが影響していたというエントリを書いたことがあるが、この2シーズンでそれは劇的に改善したと云えるかもしれない。

この顔ぶれのなかで、ファンが納得いってないのはおそらくリヒトシュタイナーただひとりだけだが、35才の彼を取った理由はあきらかにベレリンのバックアップであり、彼が多少期待どおりのパフォーマンスを見せてくれなかったからといってクラブが大きなダメージを被るわけではない。

そして冒頭にも書いたように、この2シーズンはスヴェン・ミズリンタットがAFCの選手リクルートをリードしていたことには注目したい。現在のこの状況について彼の貢献を無視することはできそうにない。

さすがにここまでてきめんに効果があらわれるといくらグールーでも出来過ぎの感もあるが、いずれにせよこれで彼の慧眼がまた証明されてしまったようなものだ。もちろんクラブのリスクを賭けた決断だって称賛されるべきだが。

選手価値はそのままクラブの資産価値でもある。スポーツ面のみならずクラブの経営面でも、やはり適切なリクルート活動がいかに重要であるかあらためて感じる。

アーセナルにはぜひ今後も効率的な補強をお願いしたい。

なお、このマーケットプライスと選手レイティングというふたつのメトリックスを使った評価については、元サブの投稿者も完璧とは程遠いと自ら認めている。

TMの評価額も大して当てにならないし、フースコレイティングだってムスタフィがいつもアーセナルのトッププレイヤーだったりしている程度のものだ。

ディテールでああだこうだ云うよりは、大雑把な傾向がつかめる目安的なものと受け取るべきかもしれない。



2 Comments on “EPLトップ6クラブ補強はどれくらい成功しているか比較(17/18-18/19シーズン)

  1. おつかれ様です
    素晴らしいデータでしたね
    僕はレノ贔屓なんで(笑)なんで0%やねんって思ってしまったんですけど
    これからも更新よろしくお願いします

  2. しかし肝心のミスリンタート様が退団されてしまったので、今後はどうなるかわからないですよね・・・(泣
    いろんな意味で夏の移籍市場は期待ですね。

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