アジア市場のなかの日本
AFCがアジア市場の重要さを語っているのに、ジャパンの「J」の字もありませんなあ。コナミはあれか。PES2020。
なにが悲しいかって、彼らにとっての「いまもこれからも成長する大注目のエイジャンマーケット」のなかに日本は入ってないんだよね。一応GDPはまだ世界で3番めだけれど、成長していくどころか凋落していくのはもはや時間の問題だ。
まあ今年はスポンサーのアレで夏にいくつかヨーロッパのクラブが来ていたけれども、今後のことを考えれば、人口、とくに若い人口がどんどん減って貧乏になっていく日本を、中国やインドや東南アジアの国々といった国に先んじて、ツアー先に選ぼうというクラブはなかなかないのかもしれない。
そういえば、日本でのアーセナルFCの活動といえば、かつてオフィシャルサイトがあった時代にはたしか日本法人もあったんだよね? いまはそのサイトもなくなってしまったし(カタカナの「カラム・チャンバース」表記が懐かしい。公式なのに笑)、法人もなくなってしまったんだろうか。
もちろん彼らの撤退が日本市場の成長と関係があるかどうかは不明だが、アジア市場が最高に成長する前にしぼみ始めているのが日本のマーケットだと考えると、とても寂しい気持ちになる。
バーガーキングとかシナボンみたいに、また日本のマーケットに再挑戦してくれたらいいのに。
日本語オフィシャルサイトを運営するなら全力で協力したいです(立候補)。
アーセナルの冬の補強について
日本のことはともかく。
ヴェンカテシャンによると、冬の補強についてはこれまで同様、消極的であるとあらためて述べている。夏のウィンドウがメインで、冬は補助的なものであるとはこれまでも彼らが何度か口にしていることだ。
たしかに、来年の夏にはウィリアム・サリバも合流するし、エンケティアも帰ってくる。それにセバーヨスも今年一年はいるのだから、現状では1月に補強が絶対に必要だというような状況にはない。ケガ人によって危機的な状況に陥っているポジションもとりあえずはない。
考えてみれば「ケガ人にいつも悩まされているアーセナル」という印象が最近は薄れていることに気づく。だいたい年末年始や11月とか1月とかがアーセナルの鬼門月間だが、それにしてもヴェンゲルさん時代に比べると、エメリ以降しばらくはあまりケガで危機的な状況にもなっていないような気が。まあベレリンの長期離脱くらいか。それもAMNがいたおかげでだいぶ和らいでいた。
現在離脱しているのはラカゼットただひとりで、しかも来月には復帰予定だというのだから、来月には奇跡の全員フィットになるかもしれない。まったくふつうのクラブになってしまったみたいだ。よいことである。
ということで、ヴィナイ・ヴェンカテシャンのインタヴューをお届けした。
以上でーす。