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【マッチプレビュー】19/20EPL ボーンマス vs アーセナル(26/Dec/2019)シーズン前半最後とアルテタのデビュー

クリスマスが終わりBoxing dayの本日。ウィークデイフィクスチャながらPLもランチタイムからスタートということで、イングランドもまさにホリデイ気分である。

さてPLも早くも「マッチデイ19」、つまりここでシーズンのファーストハーフが終了する。そしてアーセナルにとってはミケル・アルテタの新体制で臨む初めての試合となる。

アーセナルがクリスマスをボトムハーフで迎えるのはじつに1983年以来(36年ぶり)。問題山積で前途多難は間違いないが、この試合が転換点となることを大いに期待したい。

Bournemouth vs Arsenal preview

ボーンマス(A)をプレヴューしよう。



ボスの試合前コメント

今回はいち早く月曜にプリマッチのプレス会見が行われていた。詳しくは先日のエントリで。

【試合前記者会見】19/20EPL ボーンマス vs アーセナル(26/Dec/2019)「正しいマインドセットが必要」 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

終始リラックスした調子ながらも、「正しいマインドセットなきものは試合に出さない」と厳しさも見せた。

アーセナルのヘッドコーチになってからのいつくかのインタヴューやプレス対応について、ジャーナリストなどから“Excellent”あるいは“Very impressive”という評価をいくつも見かけた。

ヘッドコーチたるものトークでも相手を魅了しなければならぬ。そういう意味でも新しい船出に大変に期待が持てるわれらのボスである。

ジャカへのコメントが話題「わたしが彼をどれだけ好きか伝えた」

さて昨日の『The Guardian』が伝えていた、アルテタのジャカに対するコメントが話題になっていた。

どうもアルテタもこれまでのマネージャーたちと同様、グラニト・ジャカをとても高く評価しているようだ。

アルテタ:(3年前)わたしがシティへ行ってコーチを始めるときに、ちょうどそのポジションの選手を探していたんだ。わたしのリストには彼も載っていたよ。わたしがどれだけ彼を好んでいたかということさ。アーセナルが彼とサインしたときはうれしかったよ。だって彼は恐ろしいほどの選手になると思っていたから。

彼はいいこともやってきたけど、いまはとても困難な状況にハマっている。思うに、たまっていたものが日に日に増していって爆発したんだね。しかしわたしはこの関係が少しづつ戻ってきていることに感動しているよ。ファンだって彼にはとてもとてもポジティヴだと思う。もちろん完全に変えるのは難しい。しかし彼との方向性は正しいと思っているよ。

わたしは彼にどれだけ好きか、何を期待しているかを伝えた。どれだけチームに重要か、わたしは彼を助けるためにここにいるのだし、みんながついてるってことも感じてほしい。わたしだけでなくクラブ全体だ。もしわれわれが人を正しい道に導けるなら、ファンもついてくるし、それはチームのためになると思う。そこが問題だよ。

「好き」。告白かな?

ジャカ問題は複雑なのでここではツッコまないが、たとえ歴任のマネージャーが全員彼を高く評価していたとしても、個人的にはジャカを重用するのは反対。

それがぼくが彼がアーセナルに来てからすべての試合を観て感じている感想である。彼は「罠」なんですよ。

ていうか、これまで伝えられていたことを総合するなら、ジャカはほとんどヘルタに片足突っ込んでるみたいだったけど、慰留される可能性はあるんだろうか。

むしろ、いずれにしろ放出するアルテタの価値を上げるために仕組んだコメントじゃないかといぶかしんでみたり。んなわけないか。

あ・そうそう、エヴァートンのあとグディソン・パークのそとで「AFTV」のクルーが一部ファンから吊し上げられるという事案が起きていることは、賢明なグーナー諸兄姉はすでに知っていると思うけど、あの件以来、ジャカが意外にすんなりチームにカムバックしていることと合わせて考えるとなお興味深く思える。ジャカ批判の急先鋒だったのもAFTVだったわけで。

レノのコメント「トップ4フィニッシュできる」

3日前になるが、シーズン後半に向けてベルント・レノのコメントを『GOAL』が伝えている。

‘Arsenal can finish in the top four’ – Leno calls on Gunners to believe in Champions League qualification | Goal.com

レノ:(トップ4の可能性)もちろんある。だってまだたくさんの試合があるのだから。

これからのトップ6のすべてに当たる。彼らに勝つチャンスはたくさんあるんだ。ぼくらはまだ信じているよ。それはぼくら次第だ。

メンタリティを見せなければ。いいフットボールをプレイして、そうすればチャンスがある。

戦術とかクオリティとか、過去のこととか、そういうことではないんだ。ただひとつの道はハードにワークすることだと思う。それでぼくらは強いメンタリティを得られるし、そうすれば目標に到達できると信じられる。

リーダーぽくなってきた。よきことかな。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

16 Comments on “【マッチプレビュー】19/20EPL ボーンマス vs アーセナル(26/Dec/2019)シーズン前半最後とアルテタのデビュー

  1. ジャカってほんと人気ありますよね。あたしのような素人には悪いようにしか見えないんですけど。エバートンのとき円陣組んでみんなで前向くぞってゆう試合だったのに、いつだってバックパスだし。
    そうゆうのも含めてアルテタならうまく使ってくれるかもしれませんね。
    おっしゃるとおり、ただちによくなるなんてことは期待しちゃいけないですけど、いつになく試合か楽しみなのは間違いないっす。
    しかし19試合目なのにボーンマスとは今季2回目なのはなぜなんでしょうね。チェルシーとはいまだなしだし。素朴な疑問ッス。
    COYG

  2. ジャカを罠とまで言いますか…
    僕はこれまでアーセナルを見た蓄積と、自分の平凡なサッカー人生や見聞きしたことからくるサッカー観からすると、ジャカは良い選手と思ってます。
    僕の見立てなんて何の価値もありませんが、実際の現場で重用されてる以上は、そこを信じてもいいのではないでしょうか。なにせ4人の監督に渡ってですから。
    まぁこう言われながらも、アルテタでの試合はまだ0なので、今後いくらでも評価は変わり得るものですけど。良い方にも悪い方にも

  3. エジルとジャカをどう使うかに注目してる。僕はジャカは特殊ではあるけど有能な選手だと思ってる。ただエジルと同じで使い場所が非常に狭いのを、アルテタはどう考えるんだろう?

    アルテタはハイプレスについて言及してたけれど、4-2-3-1はただでさえ第2プレッシャーラインが薄い(低い)のに、しかもその先頭がエジルだ。これでハイプレスを機能させるには、魔法の杖でもないとムリとしか思えない。しかし4-3-3にして第2プレッシャーラインを厚く(高く)すると、今度はジャカの使い場所がないと思う。(今、脳裏にエメリの面が。。。w)

    僕はどっちかをベンチに下げないとプレスがかからないと思うのだけど、アルテタには何か策があるんだろうか?僕の小さな常識をアルテタがぶっ壊してくれることを密かに期待してる。COYG!

  4. グアルディオラも先日のレスター戦では4-2-3-1で挑み、攻撃時には3-2-4-1のような形にし、守備時に4-4-2へとシフトしていたので、フォーメンションもそうですが、アルテタがどのように可変式で(特にビルドアップ時)選手を配置するのかが楽しみです。
    いきなりそんなことを求めるのは酷ですが。。。

    1. 僕も長期的に気になるのはそこなんですよ。ジャカもエジルも得意な役割が狭すぎて、試合中にプレスの位置を変えられるとは思えんのです。シティは普通に試合中に起点の位置とか変えてきますからね。将来あそこから3ポイント取る気なら、長期的にはこの2人には限界があるかなと。(ちなみに僕はジャカのファンです)

      ただ、今我々が争ってるのはあくまでも4位なんで、そこまでだったらエジルとジャカ(同時に使えないにしても)で行けるか?とか思うんですわ。(注;100%純粋な妄想です)

      1. 特にエジルは輝ける場面がピンポイントすぎますね(その輝きは一級品ですがw)
        ハイプレスを行うために、僕はアルテタにカバーシャドウを徹底的に教え込んで欲しいです。
        18-19アッレグリのユベントスはディバラとロナウドを抱えているにもかかわらず統一されたカバーシャドウによるプレッシングが印象的でした。まあ、1人で2人分走るマンジュキッチやマテュイディがいましたがw
        しかし、その際のCHの一角にピャニッチがいたことを考えるとジャカがいてもハイプレスは可能と思いますがどうでしょうかね。
        エジルもカバーシャドウさえ身につければ(もしかしたらモウ・マドリー時代に身についてる?)今まで以上に重要な存在になると思います。如何せん、シティは33?歳のダビド・シルバが労力を惜しみなく走ってますからね。
        *素人の意見ですので参考程度にお願いしますw

        1. なるほどカバーシャドウって言うんですね(今ググりました)。僕は今まで「うまいことパスコース切りながら寄せる」って呼んでましたわw。切れてないもんなあ、パスコース。

  5. 個人的には、今までのジャカは、他の同ポジションの選手が持つ特徴と比較すると、チームに必要な特徴を兼ね備えている、といったところで、相対的な評価としてはチームに必要ですが、絶対的な評価としては高くないといった感想です。

    正直ジャカのいるチームではこれが限界とまで思ってますが、ファンとしめ決してジャカの復権?を願わないわけでもありません。アルテタのもと、同ポジションでのアーセナル流ボールの捌き方を身につけ、不動の地位を築くという未来も少しは期待してます。

    まぁ、アルテタ監督になり全てここから、ということで、注目ですね!

  6. ジャカ好きの僕として、彼のこといっつも要らないって言ってるから意地悪だと思ってる笑

  7. 個人的にはジャカは特に守備でポジショニングというかいるべき場所にいなくて、それをカバーするために周りの選手に2人分の仕事をさせてるイメージですね。
    そしてそのカバーした周りの選手のところがどうしてもスペース出来たりしてさらに他の周りも少しずつズレていく、スキを作る…まぁジャカ始まりじゃないこともあるけど…
    あと、必要な場所の近くに一応いるだけ的なこともあって守備してるように見せかけるようなことも…
    いるべき場所にいない上に守備範囲が狭いし。

    キックについては良いものもってるし、たまにチームを救うようなプレーするんで使ってしまってるのか?と思ってしまう。
    攻撃面だけを見れば同ポジションの他の選手と一長一短な印象ですね。

    守備のところだけでも改善してくれたら嬉しい。アルテタさん頼みます(笑)

  8. 引き分けましたが素晴らしい試合でした。
    というかアーセナルでまさかオートマチックな可変フォーメーションと偽サイドバックが見れるとは夢にも思わなかった。
    たった1試合ですが確信しました。アルテタは超有能監督。

  9. AMNが中に寄せてプレーしたり、3バックの左に一生懸命戻ろうとしているジャカをみて嬉しくなりまりました。何より、ちゃんとボールが回せられて、ラインも挙げられて、アウェイなのにポゼッションをきちんと取ろうとしている姿に感動。失点は仕方ない、あと2点はもぎとる試合でした。SOTもっとあげようぜ。でも、兆しは、きちんと見えた気がします。さあ、ここからだ!

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