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【マッチプレビュー】19/20UEL R32 2ndレグ アーセナル vs オリンピアコス(27/Feb/2020)失点が命取り

ラカゼットのコメント「オーバには残ってほしい」

プレス会見に同席したラカゼットに質問集中。不調から脱しつつあると信じていいのか。おれたちのストライカー。

(ニューカッスルでのゴールとセレブレイションについて……)

ラカゼット:ニューカッスルでのゴールをとても楽しんだ。ぼくは長い間得点していなかったのだから。それにもちろんチームメイツがぼくと喜んでくれたことは、ぼくらがいまグループとして持っているメンタリティを示していた。このグループにはポジティヴしかない。

(あなたの契約のなかにCL出場に関する退団条項があるという報道について……)

それについては知らなかった。ぼくにはクラブと契約があるのだし、退団するとか意味がわからない。クラブのみんなもぼくにハッピーだと思う。

オバメヤンについて

(PEAをキープする重要性……)

ほんとうに重要だ。彼はベストのひとり、あるいはもしかしたらアーセナルにとっては今シーズンのベストプレイヤーだ。もちろん彼には残ってほしい。

(オバメヤンの真価についての評価……)

思うに、みんなオーバについて、彼が試合のなかでやっていることについてもっと話すべき。彼はゴールスコアラー以上の存在で、守備もするし、エディやぼくといったストライカーのためにスペイスをつくろうとしたり、チームのためにそうとうワークしている。

だからもしぼくらがトロフィを取りはじめたら、彼がチームのためにやっていることについて、みんながもっと話すことになるはず。

不調からのカムバックについて

(ゴール日照りのとき誰が助けてくれる?……)

コーチ。チームメイツも。もちろんぼくはストライカーだが、得点のためだけにここにいるわけじゃない。守備のときやビルドアップのときチームを助けなければならない。

ぼくにとって得点できないのは、ベストなことではない。しかし彼らがぼくを助けてくれる。

(得点していなかったときはプレッシャーを感じた?……)

プレッシャーはある。しかしとにかく自分なんだ。だってぼくは得点したいしチームを助けたいのだから。自分(の移籍金)のプレッシャーではない。

(ゴールがないあいだ人々に低評価を受けたこと……)

誰でも話すことができる。いつだって何かを云うひとたちはいるし、だからぼくはそのことについては考えない。もしマネージャー、コーチ、チームメイツがぼくにハッピーなら、それが一番重要なことなんだ。

(今シーズンは過去もっとも難しいもの?……)

そうだろうが、いまチームはメンタリーにもたくさん進歩した。そしていまぼくらは大きな自信を持つことができている。なぜならぼくはそれを乗り越えたし、もっとよくなれるとわかっているから。

(ニコラ・ペペも期待に応えようとずっと難しい状況があった……)

それは違う。彼はただこのリーグに来たからだよ。彼は得点でチームを助けたかったのはそうだけど、彼もリーグとチームに適応する時間が必要なことはわかっていた。いまはピッチでより楽な気持ちだろうし、いいことだと思う。

サカについて

(クラブの若い選手たちについて……)

クラブにとっても、チームにとってもナイスだし、いいね。それはアカデミーにたくさんのクオリティがあるということでもある。もちろん若いのだから、成長しなきゃいけないが。

(ブカヨ・サカをどう評価する?……)

彼はほんとうにいい。彼はリーグのベストヤングプレイヤーかもしれない。彼もいくつかのことでは進歩の必要があるが、彼のクオリティは明らかだし、それに謙虚だ。

彼の最大の長所は、関わろうとするところ。彼はワークしたがっているし、批判も受け入れる。成長したがっているからだよ。

(彼をリーグのベストヤングプレイヤー足らしめているもの?……)

単純なこと。彼のクオリティ。彼にはいい左足がある。彼が謙虚なこと。それによって成長しやすくなる。

サカ絶賛。

ほんのちょっと前のアーセナル界隈はマルティネリの話題一色だったのに、いまはサカ一色。ガビーにはこの試合で爆発してもらいたいね。

記者の質問にあるという契約内容の件については、ちょうど昨日話題になっていたものだ。各種報道によれば、ラカゼットの契約にはクラブがCL出場を逃したときに退団できるという内容が含まれていたという。ラカゼットはそれについて「知らなかった」とすっとぼけているが、それ自体を否定していないので実際にはあるのかもしれない。

ただ、どうもラカゼットの最近の様子だとアーセナルを退団したいと思っているようには見えない。先日もインスタでサカに「Please sign(サインしろや)」とコメントしていたし、今回もオーバには「残ってほしい」と語っている。これはどちらも彼の帰属だとか立場を示唆しているようではないか。夏に去るつもりの選手のことばではない。

ラカゼットのゴール欠乏には一時はほんとうに心配になったものだが、彼が復調し、チームが復調し、すべてがポジティヴに回っていけば、いまのチームの誰一人欠けてほしくないという気にもなるというものだ。

ちなみにオバメヤンの去就については、これもまた昨日「選手とクラブの契約更新交渉はポジティヴであとはCL出場が決まるかどうか“stand-by”状態」というニュースがだいぶ話題になっていて、これについて本人が反応していたのがおもしろかった。AFTVのTweetへの反応。

オバメヤン:なぜ彼らは知りもしないことを話しているんだい?

こりゃ一本取られた。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

5 Comments on “【マッチプレビュー】19/20UEL R32 2ndレグ アーセナル vs オリンピアコス(27/Feb/2020)失点が命取り

  1. ヨーロッパへの3つのルートの残りはFAカップでしょうな。ELだけど軽視してないよっていう話でしょうね。

    復調傾向にあるといえ、PLは他力本願なので、ELをこのラウンドで落とすわけにはいかないですもんね。がんばってほしい。COYG

    1. > ヨーロッパへの3つのルートの残りはFAカップでしょうな。

      そうらしいっす。。ヨーロッパ=CLという思考回路ではそこに思い至りませんで。

  2. エバートン戦後のコメントから考えるとギリシャからの移動もあって完全に回復できてなかったみたいですし、そこから移動の無い中三日でどこまで回復できるんでしょうか
    サカ、セバージョスは特に故障しないか心配だなぁ。マルティネスが居るのでオーバもベンチででいいんじゃないかって気もしますけど
    出来るだけベストメンバーがいいのは間違いないですけど怪我だけはして欲しくないですね。COYG

  3. ケガなく勝ち抜け、他の強豪がコケてくれるのが最高のシナリオですね。特にユナイテッド。
    ラカゼットはリヨン時代は王様で20ゴールとかぶっ込んでたのがゴール欠乏症とか、同じチームにプレミア得点王がいるとか、9番を背負うストライカーとしては悔しくないはずないのに、その献身的姿勢には本当に頭が下がります。

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