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【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(30/Jan/2021)ダブルをかませ

※1/30追記アリ(アルテタコメント、チームニュース、試合結果予想)

それぞれ2位と9位ということでテーブルのうえでの距離は小さくないが、じつは直近6試合のフォーム(※すべてのコンペティション)は、W4 D1 L1とまったく互角というアーセナルとマンU。

現時点では、若干の浮き沈みがあるものの、リーグのなかでどちらもインフォームなチームと云えるだろう。

とはいえ、ミドウィークのアーセナルは6ポインターでアウェイのセインツに競り勝ち勝負強さを見せたのに対し、マンUは圧倒的最下位のシェフUにホームで敗け。

今回は、なかなかおもしろいタイミングで対戦することになった。

この試合をプレヴューしてまいろう。



アルテタの試合前コメント「ユナイテッドを倒すにはこちらもベストである必要がある」

昨日(木曜)行われたボスの試合前プレスカンファレンス。オフィシャルサイトより。要約ヴァージョンにて失礼。

(直近のティームニュース?)わからぬ。昨日はお休みだった。今日チェックする。セバイヨスとマリは数日内にトレイニングを開始する。もちろんマルティン・オーデガードも加わる。キーランは様子をチェックする。

(週末にオバメヤンは復帰する?)わからない。昨日話した。いまは状況はよくなっているっぽいが、どうなるか見ないと。

(選手たちがオバメヤンに勝利を捧げた件)あれこそわたしがいつもお互いにやってほしいと望んでいること。誰かが困っていれば理解し、守り、愛情を与え、すぐそばにいる。なぜかってそれが必要だから。

(クリスマス前と比べドレッシングルームのアトモスフィア?)結果がよくなったから。試合に勝つか敗けるかでドレッシングルームのエナジーも違う。一般的には大きな差はないものだが。わたしにはプラス。難しいときをチームとして乗り越えてなんとか維持している。

(マンチェスター・ユナイテッド?)とても難しい相手。彼らはいまトップフォーム。彼らを倒すにはこちらもベストでいる必要がある。

(トップ4まで5ポインツ)勢いを保っている。まだ進歩しなければならないこともたくさんあると謙虚でもいる。追いつかねばならないチームは多い。試合づつだ。

(オーディガード?)彼はわれわれがしばらく追っていた選手。われわれが必要としている、そして欠いていた特別なクオリティーズを持っている。しかし彼には少し時間が必要。マドリッドではたくさんはプレイしていなかった。だがワクワクしてるように見える。さらなるビッグタレントだ。

(土曜にスタートする可能性?)まだ決めるのは少し早い。トレイニングの様子を見る。心配ない。

(マット・ライアン?)彼はすぐ馴染んだ。彼と話して感銘を受けた。とても集中していてわれわれのやりたいこともよく理解している。とてもプロフェッショナルな漢。アレックスとベルントにチャレンジするために来た。そのメンタリティと渇望はどの選手にも求めるもの。

(ティム・ケイヒルにライアンのことは訊いた?)当然彼とは話した。いつだって選手やコーチからの評判は聞きたい。ティムからもほかのひとからも非常にポジティヴなフィードバックがあった。

(オーデガードは高い期待に応えられる?)誰かがメッシと比べられるなんて云えない。マルティンはマルティン。彼はこの数シーズン正しく成長し進歩したと思う。わたしの故郷ソシエダでプレイしていたからとてもよく観ていた。よく知っている。感心したものだ。タレントだ。正しい環境と時間が必要。でも彼はここで成功するクオリティーズを持っている。

(オーデガードのもたらすインパクト?)彼はポケッツでプレイするスペシャリスト。No.8か10でプレイする。両サイドでもプレイできる。タイトなスペイスでボールを持てるとてもクリエイティヴな選手。チャンスもつくれるしゴールもできる。ボールを持っていないときのワークレイトも進歩している。われわれのファイナルサードで新たなオプション。チームによって違うプレイをするときもオプションズを与えてくれる。

(トレイラがモナコへローン?)ルーカスと話している。エドゥがそれをやっている。彼は望んだほどはプレイできていないが。フェアになればチームがうまくやっているのだから理解はできる。チームは変えたくないだろう。われわれはルーカスをサポートする。彼の将来にとって正しい決断をするよう助ける。どうなるか見てみよう。

(アトレチコとのローンをぶった切る?)わからない。現時点では彼はアトレチコに残る。そう信じているが2-3日で状況が変わりうる。

(ほかに退団する選手がいる?)マーケットはまだ数日あるから何かが起きる可能性はある。緊張感をもって注視している。

(スミス・ロウとパーティのフィットネス?)知らん。今日見る。彼らはそれぞれ違和感があった。その後どうなっているか。試合まではあと数日あるので復帰具合を見る。

(マンUがシェフUに敗けたことにどれだけ驚いた?)驚きはない。このリーグではどんなチームも敗けるから。どちゃくそ難しいリーグが当然になっている。シェフUはとてもオーガナイズされている。彼らは多くの試合で1点差で敗けている。敗けにふさわしくない。

(マルティン・オーデガードをどう説得?)ただクラブとして彼にはクリアな絵を見せたかった。何をやろうとしているか。彼に何を求めるか。情熱を興奮を伝えようとした。プロジェクトを見せ、そのプロジェクトにどうフィットするか。彼にキャリアの新しいチャプターを始めるのにここが正しい場所だと説得した。

(サウサンプトンでのパフォーマンスが青写真になる?)サウサンプトンではわれわれのチームから観たかったたくさんのことが観られた。進歩すべきこともまだたくさんあるが。わたしにすでに3つの移籍ウィンドウがあり、いまだ到達していないというが、わたしが来てからの特にこのやり方では1年程度。だが望む方向に進んでいる。わたしはもっとよくならねばならないことについてはかなり認識している。

(自分のチームになるにはさらなる移籍ウィンドウが必要?)場合による。毎度の移籍ウィンドウは違うから。その質問に答えるには不確定なことがありすぎる。

(サカとスミス・ロウの燃え尽きをどう防ぐ?)彼らが何を必要としているかよーく観察している。何をやっているか、その期間に踏んでいるステップス。 フィジカルだけじゃなくメンタルサイドも。プレッシャーや期待がある。みんなキャラクターが違うのでよくマネジせねば。

(マルティンには長期ヴィジョンもある?)ふたつのことがある。ひとつは彼がどうここに適応しチームにどれだけインパクトを残せるか。ふたつめはRMが彼をどう思っているか。 彼はRMの所有であり、選手がどう云うかも大きい。

(スクワッドのメンタリティにどれだけ感心?)チームとしてのレジリエンスにとても感心している。難しいときを過ごしてきた。それはとても重要だと思う。ものごとがうまくいっていないとき、ひとを見て、選手を見て、キャラクター、クラブの価値を見る。うまくいっているときは簡単。とてもいいテストだったと思う。どうコミュニケイトしどうプレッシャーに対処するか。素晴らしかったと云わざるを得ない。

(ホームではマンUに2年敗けていない)毎試合が完全に違う。彼らはどんなチームでも倒せる。ベストを出さねばならない。火曜よりもよくないと。そういう準備をする。

(オーバはユナイテッドにいい記録。どれだけ戻ってほしい?)彼はキャプテンでもっとも重要な選手。彼が戻るためにできることは何でもする。だが彼はここ数日難しい状況で家族をサポートせねばならなかった。

(オーバは外国へ行っているのかそれともUK内にいるのか?)彼は家族をサポートせねばならなくて、彼らと一緒にいなければならなかった。

(隔離の問題がある?)わからない。

(リース・ネルソンがスクワッドに加わっていない。デッドラインまでにローンに出る可能性?)長い時間ではないが選手とは話している。もちろん彼らをキープしたいがこの2-3日に決断することになる。われわれは選手たちともクリアで透明性を保とうとしている。何が彼らにとってベストか。

(エインズリーはイングランドでのポジションを維持できないと心配している?)イエス。懸念はある。エインズリーがもっとプレイしたがっていることはわかっている。彼に必要なことはファイトであり、チームメイツへのチャレンジであり。スターターズになれるとわれわれに示すことだ。

(ムスタフィは夏まで残るのか、あるいは契約破棄に合意できる?)繰り返す。現時点では彼の状況はオープン。内部では選手ともエイジェントとも話している。どうなるか見る。

(彼は残ると思う?)状況を見ている。それ以上は云えない。話はつづいていて、ウィンドウの最後に何がベストか見ていく。

以上。

アルテタはケイヒルとは親しいのか。そりゃそうか。

移籍ウィンドウがそろそろクローズ

トレイラのモナコ移籍については、先日Sky Sportsがそれを報じていて各所で引用されていたが、昨日の時点でファブリツィオ・ロマーノやRMC(Bouhafsi)といったトップTierがこれを否定。彼らは交渉すらもしてないそうである。なんなん。アルテタも現時点では彼はアトレチに残ると述べているし、どうなるか見てみるしかない。

ムスタフィについては、最近ソクラティスやエジルと同様の契約破棄で選手サイドと交渉中と伝えられていた。このアルテタの口ぶりだと今月退団の可能性は皆無でもないようだ。彼のパパはこの噂を否定していたようだが。それと、ディフェンダー危機のリヴァプールがさらにマティップを失ったということで、ムスティに動くという噂も。。。いずれにせよ、もし彼が去るようなことああれば、このウィンドウで余剰選手をかなり整理できてしまったことになる。

ネルソンとナイルズは、このところ試合でプレイできておらず。こうした噂が出るのも当然だろう。個人的にはネルソンはどんなチームであっても、ローンで出てプレイしたほうがいいと思うが、AMNについてはどうだろう。オーンステインによればウェストブロムがプッシュしているそうであるが、彼はあまりにも便利なため、この先のシーズンを考えると残したほうが無難ではある。KTはケガがちだし、セドリックに何かあればもうLBはいない。また右もさほどオプションがあるわけでもない。チェンバースやムスタフィを抜擢するような事態は避けたい。どうなるか。

追記:アルテタ「スミス・ロウとオーデガードは一緒にプレイできる」

金曜の『Evening Standard』より。

アルテタ:(ESRとMØの共存?)もちろんふたりは一緒にプレイできる。誰かが誰かをチームから追い出すなんてことではない。

エミールは彼のパフォーミングでプレイする権利を勝ち取った。そしてマルティンもそうせねばならない。

エミールも毎試合ではプレイできない。この前もそうだったろう。たとえば、FAカップ(サウサンプトン)では彼はケガをしていてプレイできなかった。また別の日(PLサウサンプトン)は、彼は一定の時間しかプレイできなかった。最後までつづけるのは難しかったんだ。

3-4ヶ月前の彼と、いま彼がやっていることを考えれば、彼にとってはこれはかなり大きなステップだ。オプションズが必要なんだよ。

あのチェルシーでの大抜擢&大活躍の日から、ESRの状況はほんとうに一変していて、彼には非常にハードな日々がつづいているだろう。変わったのはESR本人だけじゃなくチームもそう。あれ以来、完全に風向きが変わった。彼がアルテタを救ったみたいなものである。そして、これだけいきなりトップレヴェルでのプレイタイムが増えれば、燃え尽きが心配されても仕方がない。

オーデガードが来るとなったときには、ESRのプレイタイムも心配したものだが、このESRの活躍っぷりとアルテタからの信頼っぷりを見れば、杞憂だったのかもしれない。まあ実際にどういう起用法になるかはこれからを見ていかねばわからないが。

ふたりはポジションをシェアすることもあるだろうし、同時起用するオプションもある。そして同時起用のオプションこそ、4-3-3でミッドフィールドにクリエイターがふたりいるという、われらファンが首を長くして待っていた夢システムであり、ほんとうに楽しみしかない。ここにパーティをカウントするならミッドフィールドに3人のクリエイターがいるのだ。3DMすらためらわなかったエメリ時代からなんというポジティヴな変化よ。。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(30/Jan/2021)ダブルをかませ

  1. 年末は、この試合を迎える頃はどうなってるだろうか、おれたちはちゃんと息をしてるだろうかと思ったのもいい思い出です。
    かなり楽しみですね。ほんと待ち遠しい。
    ユナイテッドだけは勝ちたい。なんか今のあいつら例年以上にキライ。
    ペペはまさかの左で息を吹き返すとゆう、あのドリブルから回りが見えてパスが出始めたら、けっこうやばい感じになりそう。山王戦の流川くんみたいに。『さわきただどあほう。』
    ジャカのファインフォームも間違いないですね。今までと全く違う選手みたい。あんなラストパスが出せたんですね。パーティとのペアがいいのか。
    懸念はどっちつかずのキックオフタイム。
    ライブで見る価値は充分。
    まさにCOYG

  2. なんと言うか、上位にいるとはいえシティやリバプールと違ってマンUには勝てるような気がするというか、ホントに強いの?っていう思いがいつまでも拭えない…監督がアレだからでしょうか。変なPK取られないことだけ願います。もはやPKユナイテッドだし。

  3. ホームでどれだけ勝ちたいか、というスピリッツを、是非ピッチ上に出し切ってほしいですね。これはもう、出てきたプレイヤーを、アルテタを信じて最後まで応援するのみ。そろそろ、セットピースからの得点もみたいですね。ここで勝つか負けるか、で後半戦の勢いが異なるのは間違いないかと。勝てばオーバFCからの完全脱却だ!COYG

  4. ノウズ氏のホールディング評は同感。
    セットプレーでもう少しだけ枠に飛ばせば、3ポイント取るのがもっと楽になるはず。
    けっこうな確率で競り勝ってるからこそ、枠に飛ばさないと。

    非常にアーセナルっぽくない話だけど、今のPLでセットプレー以外にどれほどのチャンスがある?と考えると無視するわけには行かない課題だと思う。
    ホールディングがその点でルイスに追いついたら、やっとCBの後継者に安心できるんだけども。

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