ミドウィークのリーグカップで2-0勝利して、8戦無敗(すべてのコンペティション)というグッドフォームなアーセナル。
今月に入ってからPLブライトン、パレスとふたつのドロウが連続したときは、そのあまりにも不甲斐ないパフォーマンスに、大いにアルテタの今後を悲観したものだが、ファンとしてはまた少し気分を持ち直してきたというところか。
こうして、また懲りずに「ミケルサイクル」にハマっていくという。。
さて、今回の対戦相手はレスター・シティ(A)。
もちろんレスターといえば、近年の成長いちじるしく、PLでも毎年の上位フィニッシュが当たり前になってきた。いまやビッグ6につづくセカンドグループの筆頭というチーム。ミッドテーブルに沈むアーセナルがトップ6を狙ううえでは、まさに直接のライヴァルで、シーズン序盤のハイライトになりそうな試合。伸るか反るかのビッグテスト。
この試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「ハッピーオーバがチームを導く」
さきほど行われていた試合前日のプレスコンファレンス。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。
(チームニュースについて……)
アルテタ:まだトレインできないのが何人かいる。リーズで何人かノックがあった。全員戻れば、それがいいニュースになる。
(誰がノックを……)
まだ云えない。
(キーラン・ティアニーについて……)
彼はトレイニングではよくなってきている。今日どうか観てみよう。彼はここ数日で良さそうだが、試合でスタートするには100%でない。この40時間でどうなるか観る。
(ヌーノ・タヴァーレスについて……)
先日の彼はインプレッシヴなパフォーマンスだった。PLデビューであれだけのインテンシティでプレイしたのだから。まだ慣れていないはずなのに。彼を称賛できる。わたしは彼がやっていることをとても好ましく思っている。まだとても若く、成長している。とてもよく馴染んできている。
(レスターについて……)
どちらのチームスも試合に勝とうとしてプレイすることになる。お互いにタフな試合になることもわかっている。こちらにも彼らに対して何人か経験ある選手もいるし、できるかぎりやれるよう、試合の準備をするだけだ。
(レスターに対する最近のいい記録……)
わからない。彼らも変わったし。彼らはいろいろなフォーメイションズでプレイできる。とてもよく尊重している原則がある。わたしはブレンダンがとてつもない仕事をしていると思っている。彼らは違う顔を見せることができるチームであり、それが難しさになる。
(平日の試合はどれほど週末に影響する?……)
お互いに90分プレイしている。ペナルティはあったが(※レスターはブライトンと2-2勝ち抜け)。ともにかなりインテンスなPLチームとタフな試合をした。われわれもそうだが、回復できていると感じているし、準備もしていく。
(アストン・ヴィラでのパフォーマンスについて……)
パフォーマンスにはとても満足している。エナジーがあり、最初からすべて意図があった。ヴィラを倒せるという信念があり、それが試合を通して継続された。それはさらなるステップだ。その試合はもう終わったものであり、これからレスターに完全に集中する。
(エディ・エンケティアについて……)
彼もまたチャンスがあれば毎回継続してプッシュしているひとり。チャンスをつかんでいる。もちろん、そのポジションにはほかの選手もいる。われわれにはヨーロッパもないので、試合の時間があまり得られない選手はほかにもいる。だから、今シーズンはその状況をなんとかしなければならないし、それに値する選手には報いなければならない。
(ベルント・レノ……)
彼はとてもよく競争しているし、先日も彼のレヴェルを見せた。それが彼であり、必要なときにベストレヴェルでプレイする。プレイしていないときは、チームメイツをサポートする。ほかのみんなと同じだ。
(4-4-2でプレイすることがアウェイフォームを改善させるカギ……)
われわれにはいろいろなプレイのオプションがある。いろいろなクオリティをもたらす選手がいて、試合のなかで、あるい相手によってやりたいことに適応できるフォーメイションズがある。それだけだ。そこからゴールをするかしないかは、自分たちがつくりだすチャンスの量の結果になる。だがときには残念ながら効率が問題になってしまう。
(バルセロナの状況……)
イェア。ここ数日でたくさんのことが起きている。もちろんCovidの影響もあるし、メッシの退団のような状況も乗り越えねばならない。何年も何年もキープレイヤーだった選手だったから。これからどうなるか。すべてうまくいくことを願ってる。
(あなたの仕事についての憶測……)※クーマンを解任したバルサのマネジャー候補という噂が
わたしは完全にアーセナルでハッピーだ。ここにいることは特権だと感じているし、ここでのことだけに集中している。
(5人サブスティチューションズについて……)
わからない。いろいろな状況がある。もちろんCovid世界では、ひとつのやり方があった。われわれは大いに苦しんで、たくさんの試合がキャンセルされた。ワールドカップが2年ごとに行われるとか、変化が起きるとは思っていない。アフリカンカップスもあって、またふたつのカップスを毎年行うなんて不可能だ。われわれは選手をどう扱うかについても、真剣に考えねばならない。彼らが燃え尽きないために。
(われわれのグッドフォームの理由……)
われわれは毎試合で、一歩づつよくなろうとしている。ものごとがうまくいかないときもあり、よくなるときもあるが、スピリットとパースペクティヴを正しい場所にキープしようとしている。まだたくさんの進歩すべき余地がある。いまいるところも、われわれがほんとうにいたい場所ではないこともわかっている。われわれはベストになりたい。だからそれをやるためにまだたくさんのことを改善する必要がある。
(進歩できるのはどこでしょう?……)
どの箇所もよくなれると思う。ボールの使い方、試合の理解、状況のマネジ、プレッシャーがかかったときの対処。すべてだ。すべての箇所。われわれは大いに進歩した部分もあるとわたしは思っているが、もっと改善できるいくつかの基本的なものがあるし、それがもっとたくさん試合で勝たせてくれる。
(アストン・ヴィラから変更はしたくない……)
わたしがあの試合でとてもうれしかったのは、選手たちが正しいアティチュードでドアをノックしたからだ。それがわれわれにオプションズを与え、チームのレヴェルを向上させた。誰もいい訳しようなんてしていなかったし、なぜプレイしていないのかとか、誰かを責めようとしたりだとか。ただ、ベストなワークをしようとしていた。それはトレイニングでもやっていることで、ピッチ上でも話していること。それがいちばんいいやり方なんだ。
ピッチの外でそれについて話すのはとてもたやすい。なぜならいつだっていい訳できるし、誰かを責められるから。それはそれについて自分が話し、何ができるか示す機会なのだ。そのことをわたしはとても好んでいる。たくさんの例もある。そうしたときに選手たちがやってきたこと。
(オレ・ガナー・ソールシャールとヌート・エスピリート・サントのそれぞれのクラブでの立場……)
それはつねに結果だ。それはみんなわかっている。ほかのことは大した問題ではない。だから結果を得ることに苦しんでいれば、そういう立場になる。誰にとっても珍しいことじゃない。しかし、もちろん同情はする。何を乗り越えねばならないのかわかるから。だから、そういうときは、もちろんいい時期だとは感じない。
(クラブで病気が蔓延している……)
イエス。多少病気がある。ちょっとした腹痛とかそんなの。今日はみんな問題ないといいのだが。
(ベン・ホワイトも病気?……)
彼はまだトレインできていない。だから今日は彼の様子を見るために待たねばならない。そこで決断していく。
(オーバと彼の最近のチームへの献身について……)
われわれは何度か会話もしていて、当然チームとして期待どおりでなかったり、個人でもそうだったり、正しい理由が見つけられなかったときもあった。それをどう変えていけるか。どう進歩できるか、どう彼の進歩を助けることができるか。それはチームにかなりのインパクトを与える部分だから。
そして、彼はそれについて最初からかなり前向きだった。わたしはそれがとてもうれしい。なぜなら彼の役割というのは、2-3年前とは変わっているから。いまや彼はすべてのシーンでリードをする必要がある。そして彼はそれをやっている。だからとてもうれしい。
(オーバは彼の新しい役割を楽しんでいる……)
そう思う。ピッチのうえでそれが観られるだろう。彼は笑顔でプレイしているし、彼はエナジー、情熱、やる気を伝達している。そしてそれだけでなく、ピッチの外でもだ。それこそわたしが望んでいたもの。ハッピーオーバが彼のキャラクターでリードしていく。それが彼がみんなに伝達できるものであり、そのエナジーはつねにポジティヴだ。
(Paston Dakaはどうでしょう?……)
イエス。彼のことはわれわれも知っているよ。レスターは何年にも渡ってリクルートメントはとても力強く、賢いと思う。それが彼らのチームをつくっている。彼もとても力強い選手みたいだね。
(ベン・ホワイトがもたらしているもの……)
われわれにもいろいろなオプションズがあるが、当然われわれがリクルートしたかったのは、われわれのやりたいプレイにすぐに自然に適応できる誰かだった。ベンにはわれわれが求めていたそのすべてのクオリティーズがある。彼は喜んで守るし、スペイスを開け、ジュエルズでもとてもいい。ボールを持ったときの要求においても、大きなパーソナリティでプレイできる。いろいろなプレスや相手であっても。
あるいはプレスがあまりないとき、彼にはボールを持って余裕があれば、そこで正しい決断ができる。彼は怒りもあり、わたしは彼のそんなキャラクターもとても好んでいる。わたしは彼に会ってそう思ったし、それが彼とサインしようと決めたときだ。
(ガブリエルとホワイトのパートナーシップではラングウェッジバリアの問題がある?……)
ことばは重要だ。ガビは今シーズンそこはかなり進歩している。どんなCBのパートナーシップでも、コーチングとコミュニケイションがカギになる。バックラインではそこが助けになるから。
(ウィリアム・サリバについて、ホワイトの獲得が彼がローンに出された理由なので?……)
すべてがリンクしている。もちろんわれわれがチームに抱えているCBの人数のこともある。かつてそれが問題だった。そのポジションでのアンバランスがあった。それと、ウィリアムがキャリアのなかでの決めたことでもある。成長するために彼にはプレイ時間が必要で、われわれもそれが正しいことだと確信している。
(サリバのPSG戦でのパフォーマンスについてと、それ以来彼と話している?……)
イエス。われわれはクラブとしてつねに連絡を取り合っている。試合も観に行っているし。エドゥとベン(※ローンマネジャーのBen Knapper)がそこに行っていたし、彼の成長を注意深く見守っている。彼はわれわれの選手だ。
(もしいまサリバがいたらリーズのスクワッドに入っていた?……)
現時点では彼はあそこにいて、彼は違う試合でプレイしていた。彼はやるべきことを継続していて、たくさんの試合でプレイしている。
(サリバのクラブでの未来について……)
それは夏にわれわれがする決断だ。もちろん彼はわれわれの選手であり、当然そういうことになる。そして彼にとってベストなつぎのステップについて膝を交えて決めねばならない。
(仕事以外でフットボールの試合を観ないというベン・ホワイトのコメントについて……)
フットボーラーのキャリアのなかにはフェイゼズがあるのだと思うよ。彼にはフットボールより集中するものがある時期だった。でも、わたしもたくさんのフットボールは観ないというひとにも会っている。だが彼らも自分がプレイした3試合は観ている。そしてそれ以外のひとは自分の試合は観たがらないが、ほかの試合は観る。
正しいバランスを見つけることだ。わたしにとって重要なことは、彼が試合のプレイで情熱を見せること毎日トレインして、フットボールをプレイする楽しみを持ち、それは彼はやっているが、そして彼の競いかた。成長のやりかた。
われわれはそれがよくなっていくと信じている。それは話し合えることでもあるが、現時点で彼は自分にとりうまくいくやり方でやっている。
(ヴィエラは試合観戦が必須の学習ツールになると語っている……)
わたしは、それは自然にやるべきことなんじゃないかと思う。ほかのことと同じように。選手に興味のないなにかを強制すれば、とても難しいものになってしまう。できれば、自分の身体のなかで生み出せるものが出てくるのがいい。「OK、違うやりかたで観てみよう。違うリーグ、違うチームを」そういうこともある。
(オーデガードはファイナルサードでのエンドプロダクトをもっと出す必要がある……)
そのとおり。アタッキングラインでプレイするすべての選手は、最高レヴェルでの貢献が要求される。リーグでベストのチームになるにはその数が求められる。それができないのなら、あとは単なる算数になる。そこにはたどり着くことはないということだ。
以上。
サリバなあ。PSG戦でメッシとエンバッペをおさえて注目度も急上昇。このままでは、PSGがリストアップしてしまいそう。
カラバオのとき体調不良が数人いるとの情報でもしかしてコロナか?とビクビクしましたが、少なくとも普通(?)の体調不良ということで、、
ホールディング、ソアレスはある意味リーズ相手にいつも通りのパフォーマンスでしたよね。
ホワイト欠場で冨安を流石に中央で起用はないと思いますが、、
ホールディングもし起用されたのならここで冨安センター待望論を掻き消す活躍を期待します。
サリバの話ってホールディング/チャンバースの序列に関わってると思うのでホームグロウン枠で。
売却しても驚きはないです最早。
Ballard君も一応控えてる訳ですし。
クラブの歴史に名を刻むってのは素晴らしいことですよねー
岡崎、中村俊輔、中田英、小野、香川とかは絶対その筋のサポーターの方達はクラブのタイトルと共に名前を挙げてくれて誇らしく思います。
願わくば富安もそうなりますよに!