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【マッチプレビューその2】22/23EPL アーセナル vs リヴァプール(9/Oct/2022)レヴェルを示すとき【試合展望】

リヴァプールについて

今シーズンのリヴァプールは、7試合消化して10ポインツの9位。

シーズン前はタイトル候補だったのに、これはさすがに期待はずれな位置。現在のシティが、期待どおりかそれ以上のパフォーマンスであることを考えると、よけいに残念だろう。

リヴァプールが不調の原因はいくつかあるのだろうが、とりわけ夏に大金を投じたDarwin Núñezがチームにフィットしていないのが痛い。一時はアーセナルともリンクされていたストライカー。いきなりのレッドカードもあり、PLでも4試合しかプレイしていないとはいえ、まだG1 A1。すぐにチームにフィットしたシティのハーランドとは比べるまでもない。

盛者必衰で、栄華を極めたクロップのリヴァプールはこのまま沈んでいくのか、あるいは何かをきっかけにして再生していくのか。アーセナルはこういうとき、いかにもバッドフォームなチームや選手をアシストをしてしまいがちなので、今回はそうならないように願いたい。Núñezに大活躍されて……みたいなのはマジ最悪である。

フォーム

今シーズンのPL7試合は、DDLWWDD。なんとまだ2試合しか勝っていない。その相手も、ボーンマスH、ニューカッスルH。

CLを含めた直近6試合のフォームは、WDLWDWとこちらも不安定。

また特筆すべきは彼らのアウェイフォームで、CLを含めてDLDLとここまでひとつも勝っていない。

今シーズン序盤のリヴァプールは、フォームを劇的に落としていると云ってもよい。

チームニュース

今シーズンずっとアウトだったCurtis Jonesがトレイニングに復帰。

Arthur Melo(ここにいたんかい)が手術で3-4ヶ月アウト。

Andy Robertson、Naby Keïta、Alex Oxlade Chamberlainもアウト。

キープレイヤーズ

この試合でもスタートが予想されている、フィルミーノ(31)が調子よさそう。PLでG5 A3。

いっぽう、モー・サラー(30)は7試合プレイしてG2 A3と、彼にしては冴えない。

ところで彼らは、ほかにもレギュラーの高齢選手が多く(チアゴ31、VVD31、マティップ31)、いずれにせよ数年以内にはチームのコアがごっそり入れ替わりそうだ。過渡期に突入して、苦しんでほしい。

新フォーメイション?

WhoScored.comの試合プレヴューによると、リヴァプールの基本システムは4-2-2が予想されている。

これは、ミドウィークに2-0で勝ったCLレンジャーズで採用したのと同じかたちで、リヴァプールにとっては新しいフォーメイションだそうで、選手にも好評なのだとか。

新フォーメイションについて、ヘンダーソンは「インテンシティのレヴェルが上がった」と述べている。

TAA:ぼくらは、よりベイシックな4-4-2に立ち戻って、とてもいいプレイができた。ピッチ全体をとてもよくシフトできていたし、コンパクトになった。彼らはぼくらを通り抜けることはできなかった。彼らはたくさんのロングボールを放り込んで、こちらはセカンドボールを拾った。

今日は戦術的な変更が完全に役立った。あれは4-4-2みたいではあったが、ジョタがダーウィンをちょっとだけ前に出していて、だからふたりの6がいる4-2-3-1みたいな感じでもあった。

そしてぼくらには、れっきとしたアウト&アウトのウィンガーたちがいる。ぼくらがふだんやっているインサイド・アウトサイドのFWではなく。

ピッチにはぼくらの4人のアタッカーがいて、それはつまりポゼッションもボールのコントロールもしていたということ。彼らはよくリンクアッププレイもしていた。流れるような動きで、4人とも楽しそうだった。

サラー:昨日ボスが違うフォーメイションについて話していて、ぼくらはそれに適応しようとトライし、うまくいったと思う。たくさんのチャンスもつくった。

あれは攻撃的なフォーメイションだと思う。ぼくらアプフロントの選手みんなにとってよかった。ぼくらはみんなゴールしたいから。今日はうまくいった。

これまでの4-3-3から、ふたりの6(DM)がいるシステムに変更したということは、中央の守備を厚くしようとしているということか。

マッチファクツ by Opta

『BBC Sports』より。

Head-to-head

  • アーセナルは、PLリヴァプールの直近14試合でたった1勝しかしていない
  • ガナーズはリーグでリヴァプールに5連敗の危機。そうなればクラブ史上初
  • リヴァプールは、アーセナルのホームでリーグ直近2試合に勝利。これは過去20回の試合と同じ。彼らはアーセナルとのアウェイ試合で3連勝したことは一度もない
  • アーセナルは、この対戦で13連続クリンシートなし。39失点
  • リヴァプールは、対アーセナルの300リーグゴールまであと2点

Arsenal

  • アーセナルの今シーズンPLスタートから8試合で21ポインツは、過去3位。これまでこのステイジで22ポインツが2回。2005(2位フィニッシュ)と2008(3位フィニッシュ)
  • ガナーズは現在PLホーム試合で7連勝中。今シーズンの4を含む
  • しかし、エミレーツでは9試合クリンシートなし。最後のクリンシートは3月のレスター
  • 昨シーズンのPLで、アーセナルはトップ3フィニッシュの相手に6試合で5敗。そのうち3試合はエミレーツ
  • ガブリエル・ジェズースはアーセナルで8リーグ試合でG5 A3。今シーズンこれよりゴール関与が多いのは、ハーランド(12)のみ
  • ジェズースはゴールした試合で51試合無敗(48勝)
  • エディ・エンケティアはアーセナルでスタートした15試合でG12(すべてのコンペティション)

Liverpool

  • リヴァプールは、PLスタートからアウェイ4試合で勝利を逃せば2010-11のロイ・ホジソンのチーム以来
  • レッズは、リーグの直近11試合のうち9試合でゴールを先に奪われている。が、敗けたのは1試合のみ。8月のマンU(2-1敗け)
  • 今シーズンはすでに7試合でポインツを落としている
  • リヴァプールのPL7試合終えての10ポインツは、2014-15のブレンダン・ロジャースのチーム以来最低
  • 今シーズンのリヴァプールの前半の記録は、リーグで最悪。7試合のうち5試合でHT時点で追いかける立場になっており、またアウェイ3試合では前半のゴールなし
  • ディオゴ・ジョタはリーグのアーセナル戦8試合でG6。ガナーズには67分に一回ゴールしている。対アーセナルで200分以上プレイした選手のなかでは最高率
  • ロベルト・フィルミーノは、今シーズンのリーグ6試合でG5。昨シーズンの20試合のゴールと同じ
  • クロップは、リヴァプールのマネジャーとしてアーセナルとの18試合で1敗しかしていない。ただしそのうちのドロウふたつ(コミュニティ・シールド、リーグカップ)はペナルティ戦での勝利

リヴァプールは、相手にリードを許しやすいが、結局ほとんど敗けていないということは、逆転するか、追いついている。アーセナルは、今回リードしても気が抜けない。

その他のファクツ。Optaグーナーの@Orbinhoのtweetsから。

アーセナル vs リヴァプールは、PL史上もっともゴールが入る試合(G175。NLDと同じ)。

アーセナルは、10時間と5分間、リヴァプールからゴールできていない。

今シーズンのPLでアーセナル(5)より多くショッツをポスト(バー)に当てているのは、リヴァプール(7)だけ。

こちらはOrbinhoがRTしていた。

アーセナルは、27試合ドロウなしのクラブ記録を更新中。。。勝つか敗けるか。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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