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【マッチレビュー】22/23EPL アーセナル vs リヴァプール(9/Oct/2022)最強チーム相手に観せたクオリティ

クロップのリヴァプールに勝利。。ミケルのアーセナルは、今回もリーグトップを守った。

今年ここまでのPLでは、世間の評価ではシティがトップで2番めがアーセナルとされることが多くなっているが、これまでは、いいプレイをしていても、こうしたビッグゲイムではなぜか不当にポインツを落としてしまったりするわれらだった。今シーズン唯一敗けたマンUもそんな感じだった。

だが、この試合はちゃんとトップチーム相手にクオリティで違いを観せた。追いつかれても、振り切った。

もちろん、この試合はレフの判断が結果に影響した部分は皆無ではない。彼のさじ加減で結果が変わっていた可能性はある。しかし、試合の内容からしても、一貫して危険な攻撃を繰り出しつづけたホームチームは、ちゃんと3ポインツにふさわしかっただろう。そこは間違いない。

イングランドのみならず、ヨーロッパ最強の一角にも互角に競った。これからもっともっと強くなれる。そんな予感すら感じさせるヤングガナーズのパフォーマンスだった。まったく、なんてチームだ!

試合を振り返ろう。

Saka double as Arsenal beat Liverpool to go top



アルテタの試合後コメント「選手とサポーターにただ感謝する」

試合直後のボスインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。

アルテタ:とてもハッピーだ。チームがとても誇らしい。チームのプレイに非常に満足している。

われわれは本物の渇望を観せた。落ち着き、クオリティ、プレイして勝とうという勇気があった。

フィジカリーにわれわれがやったこと、そして選手個人が生み出したものは、とてつもなかった。それ以外はない。リヴァプール相手なら、それに見合うか、あるいはそれ以上でやるしかなかった。

(ファンについて)グレイト。みんなに感謝したい。彼らの生み出したエナジー、チームとの一体感。彼らは、われわれとともにゲイムを生きている。それを観る日もあり、それを生きる日もある。チームといっしょに。彼らは、すべてのボール、すべてのアクションに反応していた。ただただすごすぎる。

Sky Sportsのインタヴュー。via BBC Sport

アルテタ:相手にはかなりオープンにさせられたが、われわれは落ち着きとキャラクターを示した。

(ガブリエルのいきなりゴール……)

最高のスタートだった。あれでステディアムに信念が生まれた。だから、みんなハッピーだ。(前半は)前へ行けなかったのは、われわれのビルドアップがよくなかったからだ。インサイドでボールをプレイするのはかなり難しかった。われわれはデュエルで敗けはじめ、ハーフタイムまでは辛抱が必要だった。

(HTのチームトークは?……)

活気があったが、われわれは自信を与えたかったので、この試合は行けると伝えた。(後半は)オーガナイゼイションやプレスのタイミングがよくなって、セカンドボールを毎回拾えるようになっていった。

わたしはとても満足していたよ。変更をくわえれば、誰しも疑いを持つものだし、相手がどれだけの人数をかけてきたか。だが、選手たちはそれによく対処した。成熟と落ち着きがあった。

(マルティネリについて……)

一年前の彼がどこにいたか。ブレントフォードでプレイをしていたあのときから考えれば、今日の彼はすごかった。だが、それが毎日のハードなトレイニングで観せている渇望なのだ。彼と対峙する選手は悪夢だろう。われわれは、アプフロントにマジな脅威があるとわかっている。

(サカのウィニングペナルティ……)

彼はあれを毎日練習している。だが、トレイニングと違うのは、今日は彼をプレッシャーにさらしたことだ。だが、彼を称賛する。とくに去年起きたことを考えれば。

試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプト

(フルタイムでのセレブレイション……)

アルテタ:選手たちにただ感謝。そしてあんな午後にしてくれたサポーターたちに。われわれの仕事に。なぜわれわれがここにいるのかに。わたしはとても楽しんだ。とくに勝ちかた。

(エミレーツのなかのアトモスフィア……)

あんなのはかつて観たことがなかった。それがどれほど選手たちの役に立ったかは想像もできないだろう。どれほどの信念・自信・サポートを与えたか。最高にナイスなことのひとつは、われわれがここでみんなでいっしょにやったことだ。全員が団結し、みんなでやるように感じ、経験する。すばらしい。

(選手たちのやる気を維持させること……)

われわれが毎日やっていることをやることだ。それを理解すること。そしてできれば、彼らがより信じられるようになって、プレイできる自信を得て、このレヴェルで競えると。それが、もっとも重要なことだ。

謙虚になり、明日のトレイニングセッションに備える。改善すべきすべてのことをやる。熱意を持って、意識を共有させ、もっといいチームになろうとする。

(マルティネリのパフォーマンスについて……)

彼はグレイトな選手。今日の彼は、トップDF、トップチーム相手に際立ったパフォーマンスだった。彼はまた、ほかの選手たちと同様に違いをもたらした。それがこうした試合でステップアップすべきつぎのレヴェル。実際、彼はことを起こして勝ち取った。

(マルティネリの契約の進捗は?……)

パフォーマンスにはあまり引きずられない。ガビはもうわたしに、今日いいプレイをするかどうかで示す必要もない。彼にふさわしいことははっきりしている、彼のゲイムへの渇望があり、覚悟があり、愛情がある。彼がどこまで到達するかは、わからない。彼はつねに要求し、もっとやりたがる。

(トミヤスのパフォーマンス……)

とてもよかった。そして、あれこそがまさにわれわれが彼にやってほしかったことだ。サラーにやってほしかったこと。実際にそれをやるのはまた違う話だが、彼は、とんでもなくうまくやった。とくに木曜にプレイしたあとだったし、この数週間の彼を見ていれば。

(このアーセナルのチームはどこまで行ける?……)

現時点では、自分たちの場所を楽しんでいる。そして、あらためて自分たちがこのレヴェルでプレイできるという信念と覚悟を得た。だが、それはあのリズムで、セカンドハーフにやったように勇気をもってプレイしたときだけだ。ステップバイステップでやっていく。

(アーセナルは誰でも倒せると思う?……)

わたしが考えるのは、自分たちがベストでプレイする日のことだ。チャンスはある。だが、試合に勝つには、コントロールせねばならないたくさんのことが関係する。それをピッチでやらねばならないが、実際はそれはまた別の話だ。

(リヴァプールに勝利したマナー……)

勝利の気分というのは、わたしにとりとてもパワフルであり、とても意義深い。なぜなら、わたしはチームをとても特定の、困難なときもパーソナリティを示せるチームとして観ているから。いかに彼らがやるべきことにこだわったか。同時に彼らには、相手を攻撃しプレッシャーをかけようという勇気があり、自由なマインドがある。

(ドロウではダメだった……)

それが、われわれのチームの本性だ。われわれがチームをどうプレイするよう奨励しているか。勝てるなら、勝てだ。

(ガブリエル・ジェズースの頭部のケガについて……)

わからない。まだドクターを会っていない。当然検査はするだろうし、試合後の彼は問題なさそうではあった。実際起きたことはわからないが、彼のことは検査をしていく。

(アーセナルはタイトルレイスに加わっている?……)

わからない。自分たちのいる場所にはとても満足している。そこにいられるようトライしていくよ。

(ペナルティを蹴る自信がサカにあった?……)

(EUROの)あれは難しいときだった。彼のキャリアと経験には、とてつもない学習曲線がある。彼はそれを蹴ると決意し、イングランドNTのみんなが彼をサポートした。ギャレス(サウスゲイト)もチームのみんなも、彼をいかにサポートしたか。だから、彼は継続していくことに躊躇はなかった。彼は、プレッシャーがあってもそれができると信じているから。彼は責任をとても楽しんでいるよ。

(リヴァプールに勝利したことは、アーセナルのマネジャーとしてあなたのベストの経験?……)

さあね。だが今日は、とてもとてもハッピーだ。

(フルタイムでユルゲン・クロップは何を云っていた?……)

彼はおめでとうと云ってくれたよ。握手して別れた。ふつう試合について議論している時間もないし。

(試合中、マイケル・オリヴァーは、タッチラインにいたあなたとクロップに何を話したので?……)

イェア、起きた事案についてだった。しかし、ピッチで何を起きようが、ピッチでのことはつづく。

(オーデガードのパフォーマンス……)

グレイト。しょっぱなにマルティネリに送った彼のボール。あれで試合はこちらに有利になった。グレイトだった。マーティンのプレイにはとても満足している。

(オーデガードを下げたのはなぜ?……)

5人サブが使えるから。そういう決断ができる。

以上

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

6 Comments on “【マッチレビュー】22/23EPL アーセナル vs リヴァプール(9/Oct/2022)最強チーム相手に観せたクオリティ

  1. チェンさんの UP 、めっちゃ速い!
    しかも、6ページ!
    熱いゲームでしたね。リヴァプールも簡単にはやられないし。
    確かにガブリエウのバンドは、アウトだと思いましたよ。(^_^;) なんだかんだ、あの判定は大きかったと思いますよ。
    そろそろホントに信じても良いのかと思う最近のアーセナル。
    リヴァプールを見て思う、ケガだけはしないようにと。
    北極のゲームは上手いことこなして、楽しい道のりを続けましょう! COYG!

  2. 更新お疲れ様です!

    5年ぶり?の勝利?痺れました!!

    前半の中盤くらいから競り負けてる印象がありましてが

    後半はメンタルもフィジカル的にも負けていませんでしたね!

    パーティーが自分的にはマンオブマッチでした!

  3. リバプールはやり方かわってましたね。4トップが裏ガンガンダイアゴナルに狙ってくる。砲台としてスーパー優秀なチアゴ相まって、これは失点はするわな~と思いました。ジョタとかアーセナル相手だと3割増しぐらいでいい選手に見える。。

    攻撃面はマルティネリ最高としかいいようがない!素晴らしい!
    守備面はほんとよく耐えた。。サリバ素晴らしかったよ~ ラムズデール、、慢性的なヤツっぽいが、かなりの頻度で治療受けてる気がして、いつも心配~~ 富安は個人のミッション完遂だけど、チームとしては失点防げなかったからな~
    でももし左SBの序列2位に上がったとすると、富安って、DFライン全てで序列2位とかいう訳わからん選手だな

    ヘンダーソンの奴はジャカが最初キレたんかと思ったら、徐々に雲行きかわってきて、リプレイでも最初ガビを小突いたときになんか言ったっぽいですよね。ブラジル選手たちなんか話してたし、チアゴ(ブラジルコミュニティには属してんのかな?)がめっちゃなだめてた。
    主審が監督呼び出したの、ロスタイム関連かな?と思ったけど、どうやらヘビーなインシデントっぽいですね。
    いやな遺恨が残らないことを願います。

    いや~しかし、今季期待しちゃう!ほんと、なんでW杯あるのか、、、、まあ楽しみだけど

    散文失礼しました。とにかくめちゃくちゃナイスゲーム!!

      1. 以前試合中ガビの怪我疑われてたときに富安がアップ命じられてたの覚えていて、かつサリバのとこも怪我とかしたら現状ベンジャミン動かさずにそのまま入るんじゃね?と思ってるんですが、どうですかね?
        ホールディングはあくまでもカップ戦要員だと思っているので。。

  4. ビッグガビのハンドは、ボールが一度胸にあたった後に手に当たったという判断で”意図なし”という見解のようで。(どっかにスロー映像あり)
    チームの流れや士気が良いと、ジャッジまで味方になる説、あると思います。(今までだったら今回も理不尽にジャカにイエロー出ていてもおかしくない)

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