アーセナルミニニュース
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アーセナルの新ストライカーはGyokeresかSeskoの二択、Rodrygoに興味はあれど実現するかは不明とオーンステイン
先日デイヴィッド・オーンステインが、The AthleticのQ&Aのなかでファンの質問に答えるかたちで述べていた。
ストライカー選びについては、たくさんの要素があり、いまだにGyokeresかSeskoのどちらに決めるかは不明ということ。いずれともそこまで実際の交渉が進んでいないこともあるようだ。
最近のファンベイスでも、このふたりのどちらがよりよい選択か、議論がますます加熱している。このふたりの比較はなかなかおもしろいので、まだ大きな動きが観られないようなら、来週あたりブログに書こう。
それとRodrygoについては、オーンステインはアーセナルの興味を認めつつ、この件もいまだ関わってくる要素がかなり多いため、アーセナルが実際に動くかもわからないということ。
一説によれば、Rodrygoの代理人がアーセナルにオファーをしているとも云われるが、クラブ間の取り引き、条件、そもそも選手自身がこの移籍を望んでいるか等々、さまざまな要素がある。
ちなみに昨日のSky DEのひとによれば、Rodrygoの側は移籍先クラブにNet(手取り)で€10mの年俸を求めているとして、アーセナルにはそれが大きな障害になっているという。
英国での選手給与の税金はたしかややこしい計算があるのだけど、ごく単純化して仮に50%taxとした場合、要求年俸は€20m。週給にすると€384k(£322k)。現状ハヴァーツの£280kがチーム最高給なので、いきなり最高給の選手になる。Nico Williamsどころじゃない。これは、マンUとかレアルみたいなメガクラブのサラリー水準。
さすがに、この約束は難しいように思える。ただでさえ、いまはサカやサリバを含めたキープレイヤーたちの新契約が待っていて、給与総額の大幅増は避けられない。クラブがサカに£320kpwの新契約を提示しても驚かないが、新しいウィンガーにいきなりその条件のオファーをするか。
もちろん、このリポートが事実かどうかもわからないので、そうでないことを祈るよりない。
トーマス・パーティの契約延長はファンのあいだで賛否両論
現在クラブとパーティの側で、2026年までの1年契約+1年延長OPで交渉中という。
今回のアルテタの会見では、「アルテタがパーティの契約延長を希望していることを認めた」ということだけでニュースになっていた。これが、ぼくの観測範囲(おもにredditやtw)では、かなり賛否両論で。というか、否定的な意見がかなり目立つ。純粋にスポーツ面で否定的な声もあるが、それよりもおもに例の件で。
あの件は、英国メディアでは完全に名前が伏せられているし、有罪が確定したわけでもないのだが、それでも彼を犯罪者だと認定しているファンがかなり多い。
もちろん、わざわざソーシャルな場所でご意見したい人たちという偏りはあると思うし、あるいは一部の声がでかいだけかもしれない。なので、そこでのバランス=ファンの総意だとも思わないが、少なくないアーセナルファンが現状に不満を持っているのは事実。もちろん、いまもアウェイのスタジアムでは、多少すくなくなったとはいえ、いまだに彼がボールを持つたびにブーも起きる。
事案の性質上、当事者の意見以外に証拠が揃いにくく、外部からは真実が非常にわかりにくいということもあるが(英国でも事案の数に対し有罪判決が数%しかないという話も)、少なくとも公に彼に有罪判定は下されていない。事実がわからない以上、犯罪者認定もできないと思うんだが。ぼくはできんなあ。
仮にそういう疑惑があっても、クラブが彼との契約を延長したいとすら考えているのだから、それが無罪の証拠にならんかね。それともクラブは選手の私的なことを観ないようにしてる? おれにはそっちのほうが信じがたい。
先日パーティがプレイできずスタンドから試合を観戦していたとき、隣には彼の家族らしき女性と子どもの姿もあった。彼がほんとうに犯罪者なら、そういう家庭も維持できないのではないかとそのとき思った。
純粋にスポーツ面だけから考えると、年齢やフィットネスにはやや不安もあるものの、適当なCMの代替がいないのだから、彼のもう1年キープは理にかなっているとは思う。
イングランドNTスクワッド発表。AFCからサカ、ライス、MLSが順当に選出、ホワイトは選外
Thomas Tuchel’s #ThreeLions squad for June is here! 👀🏴
— England (@England) May 23, 2025
今回招集されたイングランドスクワッドでは、Fodenの招集外と、サウジクラブでプレイしているIvan Toneyの復帰がサプライズだったらしい。サウジリーグでプレイしていても英国代表に呼ばれるというのは、サウジクラブには現役のスター選手を勧誘するうえではかなりいい実績になった。
先日もNTに戻りたいと云っていたベンジャミンについて、トーマス・トゥークルの会見コメントがある。
TT:(ホワイトについて)彼は先日アーセナルの試合にも出ていたが、彼とは話をして、いまは招集するときじゃないと決めた。彼はもうすぐにお父さんにもなるしね。
赤ちゃんが生まれる予定日はキャンプの日と丸かぶりだったよ。彼には初めての子どもであり、わたしたちも彼と彼の妻の幸せを祈っている。
われわれの考えとしては、彼が復帰するならクリアなマインドで来るべきだということ。フットボールに完全集中する。いまはそのときじゃない。これは彼とわれわれとでいっしょに決めたことだ。
なるほどなあ。元気な赤さんが生まれますように。なむなむ。
イングランドは、これからアンドラ、セネガルと対戦予定ということ。
それとイングランドは、すでに動いているU-17では昨日マックスボーイとセットフォードのふたりがイタリアU-21戦にスタートしたようだ。
🏴 Max Dowman vs Italy U17 🇮🇹 pic.twitter.com/39ZGlj7w2z
— N5Local (@n5local) May 23, 2025
試合には敗けてしまったようだが、この試合でもマックスボーイは15才にしてレヴェルの違いを見せるパフォーマンス。OMG. 相手が小さいのかなんだかえらい高身長に見えるな。
アルテタによれば、彼は夏のプリシーズンでもファーストチームに帯同するので、フレンドリーでは早くもファーストチームでプレイする彼の姿を観られそうだ。
あとはイングランドU-21。こちらはイーサン・ワネーリが招集された。DFにはブルック・ノートン・カフィの名前も(Genoa?)。
A list of #YoungLions players called up for a preparation camp ahead of this summer’s #U21EURO.
The final squad for the tournament is set to be announced on Friday 6 June.
— England (@England) May 23, 2025
今回パレスのAdam WhartonがシニアスクワッドではなくU-21招集だったことに一部ファンはざわついているようだ。たしかに。あのクオリティでトップチームに入れないとは驚き。
土曜は女子CLファイナル。バルセロナと
これはビッグマッチ。CLファイナルでバルセロナとは、なかなかの因縁じゃないか。
日本ではDAZN Japanで中継するようで、今回はYTなどの無料ストリーミングはなさげ。残念。
勝ってくれー。
アーセナルのチームニュース
ジェズース、トミヤス、ガブリエルがアウト。
ハヴァーツの復帰で、ケガ人が減ったと思ったら、今度はティンバーとサリバがあらたにアウト。ぎゃぼん。
メリーノはニューカッスルでのサスペンションから復帰。
ティンバーとサリバがまたケガの犠牲に
今シーズン、アーセナルの選手が手術するのはジュリティンで7人めらしい。ほんとうに、なんという呪われたシーズンなのか。
以前、ヴェンゲルさんの時代にチームが多数のケガに悩まされていたとき、ピッチの問題や、フィジオについて語られたこともあったが、現在のチームについては<ケガ人ゼロ>みたいなかなり良好な時期もあったりで、一概に何が悪いのかはっきりしない。ということはやはり運が悪いだけなのか? 誰かの黒魔術か。こっちもカウンターで黒魔術師を雇わないとダメなのか??
先週ハヴァーツの復帰がわかったとき、CLファイナルに残っていたらなあなどと思っていたが、もしほんとうにわれらがCLファイナルに残っていたら、このふたりの離脱でわれらファンは絶望のズンドコに落ちるところだった。
そして、今回のシーズン最後の試合がCL確保したあとでほんとうによかった。サリバとガブリエルのふたりともいなくなるとは。
サリバはさすがに大丈夫として、手術を行ったというティンバーは新シーズンのスタートにも影響があるかもしれない。
写真を観るとそこまでひどくないか?
アーセナルの予想ファースト11
4-3-3
マルティネリ、メリーノ、サカ
ライス、パーティ、オーデガード
MLS、カラフィオーリ、キヴィオール、ホワイト
ラヤ
バックラインはサリバとティンバーがいなくなってしまったため、ニューカッスルの後半と同じ4人。
ちなみに、カラフィオーリはLCBでスタートすれば、アーセナルに来てからこれが初めてらしい。彼の本来のポジション。LCBはキヴィオールのポジションでもあるが、アルテタのこれまでを観ているとRCBのほうはキヴィオールに任せそうだ。リッキーの機を見ての攻撃参加はなかなか期待できるし、この試合は左サイドがより活性化するかもしれない。
しかし、これバック4の4人とも90分もてばいいが、とくにホワイトやカラフィオーリはフィットネスがちょっとあやしいようにも思える。そうなるともうシニアDFはいないので、アカデミーのキッズが入るのかも。パーティのRBはあるか。
MFとFWはメリーノが戻る以外はいつもどおり。ハヴァーツはベンチスタートで予想した。彼が9でスタートでも驚かない。
LWはトロサールのスタートもありえると思う。